今日の特集 教室訪問 その1 1年 「ひつじかいのいたずら」 平成 28 年 1 月 15 日号 日号 後期の教室訪問は道徳の授業の様子をお伝えします。道徳の時間は人間としての生き方を考える 時間、人間としての基盤となる道徳的な価値観を形成する時間です。発達段階に応じた考え方や価 値観を身につけるのは学校だけでは無理です。是非家庭とも連携を図りながら進めていきましょう。 ❖資料名「ひつじかいのいたずら」 ❖ねらい「うそをつかないで正直で明るい心で生活する」 イソップ童話「おおかみがきた」を道徳用の資料に作り替えたものです。 ○「おおかみがきた」とウソをついた時の気持ちは ・村の人たちがだまされている。 ・いたずらをしていい気持 ・みんながだまされていて楽しい ・大きな声を出して騒いだので、すっきりした ○この時の村人たちの気持ちは ・いやな気持 ・カンカンに怒っているぞ ・あやまってほしい ・あやまったって許さないぞ! ・もう「おおかみがきた」と言っても出ていくのはよそう ○すると、本当におおかみがきてしまいましたが、誰も助けてくれま せんこの時の気持ちは ・ぼくが嘘をついたからみんな来てくれないな。本当なのにみん な信じてくれない。嘘をつくのが悪いな。(齊藤玲奈) ・助けて、助けて。食べられちゃうよ。誰か―。嘘じゃないよ、 助 けてってばー。もうしないから。(黒川雄大) ・やっぱり、ぼくか悪かったよ。ごめんなさい。本当におおかみ が来たんだよ。助けてよー、怖いよー。(佐藤芽衣) ・助けて、もういたずらしないから。許して、もう嘘をつかない か ら。助けて。(新倉悠理くん) ・早く助けてくれないとおおかみにたべられちゃう。もう二度としないから助けて。(小足健士郎) ・あんなに嘘をつかなければよかったなぁ。本当なのに。羊も食べられてしまうし、どうすればい いのかな。もう嘘をつかないのに。お願いだから助けて。食べられるよー。(穴澤こころ) ・いたずらしたからって、なんで助けてくれないの。いたずらなんかしなければよかった。もう、 しないから助けて。(野村安里) ※順不同、スペースの関係で敬称略 1年生も道徳的な価値がしっかり考えられています。いたずらをしてしまった羊飼いの少年の悲 痛な叫びがよく表現されています。原作を家族で読んで、正直で誠実に生きることの素晴らしさ、 それによって周りにいる人たちが明るい気持ちで生活できることを話し合ってみてください。
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