低カロリー食品について

低カロリー食品について
摂取カロリーの推移は?
飽食の時代と言われて久しくなります。
しかし、統計を見てみると、日本人の摂取カロリーは
1970年頃をピークに減少を続け、最近では終戦直後の時代より
低くなっているとも言われています。
生活習慣病が増えている?
摂取カロリーが減少しているのに糖尿病などの生活習慣病が増えている原
因としては、食事の“質”が変化していると考えられます。
昔は穀類やイモ類から多くのカロリーを摂取していましたが、
近年では脂分が占める割合が増え、穀類が減少しています。
また、食事のバランスが悪くなっていたり、食事の回数を
減らす人が多いことも、食事の“質”を低下させています。
食養生の原則って?
食養生の原則は
①適正な食事量(カロリー)を守ること
②栄養バランスに気を配ること
③1日3食を規則正しく食べること
の3つです。適切な食事を長く続けることで、肥満の解消や、
血糖・血圧・血中脂質を改善することが出来ます。その結果、
インスリン治療が不要になったり、飲むお薬を減らすことが
出来る場合もあります。
ただし、食養生は長く続けることが大切。食習慣は長い間に身についたも
のですから、改善にも根気よく、気長に取り組む必要があります。
また、糖尿病の方や腎臓病などの合併症がある方などで、食事療法の指示
のある方はその指示に従って下さい。
低カロリー食品でサポート
適切なカロリーって?
食事は健康や生活習慣病対策に最も重要な要素と言えます。体に良いと言
われるものばかりを食べたり、極端なカロリー制限は、食のバランスを損な
い、かえって悪影響になることもあります。まずは適切なカロリーを知ること
が大切です。
糖尿病の治療を受けている方など、病院で摂取カロリーの指示を受けてい
る方はその指示に従ったカロリー摂取に努めて下さい。
身長(m)×身長(m)×22=適正体重
適正体重×体重1kgあたりに必要なカロリー量
必要カロリー量は以下の通りです。
・事務職など軽度な活動・・・25~30kcal
・製造業など中度の活動・・・30~35kcal
・農業漁業など重い活動・・・35~40kcal
・スポーツ選手等重労働・・・40kcal~
適切なカロリーを守ってバランス良く、3食きちんと食べる。
理想的な食養生ですが、食の欧米化が進み、高カロリーで脂肪分も多い食
事が簡単に口に出来る現代では、理想的な食事を摂り続けるのは大変です。
我慢ばかりで食養生が辛くなってしまうと長続きしません。
きちんと継続できる食養生を行うために、低カロリー食品を
上手に使ってみるのもお勧めです。
低カロリー食品はカロリーコントロールしやすく作られている
ものも多く、糖尿病の方には強い味方です。しかし、それらは
あくまでもサポート。食養生の原則をしっかり守りましょう。
天心堂梅崎薬局
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