絵画と文学科目名専門科目授業目標文化芸術学科選択科目担当者開講２年次後期講義 2 単位文学作品の多くは、そのまま読まれただけでなく、絵画化されて視覚的にも読まれました。視覚化された情報は文学作品そのものと全く同じものではありません。絵画は、その文学作品を、絵画化した人々がどのように解釈していたかを知る指標となることがあります。又、絵画は、ある作品のダイジェスト版のように、特徴的な部分を切り取って、そこだけを強調していくような側面も持ちます。例えば、ある僧は子を持つ破戒僧でありながら、法力を保っていたという話が絵画化され、それが定着すれば、その絵だけで、背景にある話そのものを想起できるといったような場合などです。この授業は、文学と絵画の関係性を探ることで、文学・絵画それぞれの特性を掘り下げることを目標とします。授業計画第 1 回第 2 回第 3 回第 4 回第 5 回第 6 回第 7 回第 8 回第 9 回第 10 回第 11 回第 12 回第 13 回第 14 回第 15 回第 16 回小林　加代子ガイダンス絵画と文学の関係について長恨歌の絵と和歌源氏物語絵巻① 源氏物語絵巻② 紫式部日記絵巻伊勢物語絵巻似絵と歌仙絵隆房卿艶詞絵巻当麻曼荼羅縁起北野天神縁起八坂法観寺塔曼荼羅酒呑童子絵巻弁慶物語まとめ単位認定試験授業方法パワーポイントやビデオ等、視覚資料を多用して、講義を行います。評価方法出席及び単位認定試験で評価します。教科書資料を配布します。参考書用　具履修上の注意事項単位認定試験授業回数の３分の２以上の出席がないと受験資格を失います。受験資格前もって修得しておくべき（前提）科目関連のある科目（積み上げ科目含む）資格関係科目