授業科目名 環境と技術 (Environment and Tech nology) 必修の区分

授業科目名
環境と技術 (Environment and Tech
nology)
必修の区分
※
単位数
2.0
開講年次
1
講師名
福井 啓介
鈴木 道隆
岸肇
前田 光治
所属
工学研究科
オフィスアワー・場所
※
連絡先
※
講義目的及び到達目標
工業とそれにともなう経済の発展により,CO2の排出に起因する温暖化現象に代表され
るように地球規模での環境問題が深刻化しつつある。文化,社会,科学,技術,さま
ざまな分野で環境問題が論じられ政策や対策が提言されている。本講では,技術的な
視点にたち,エネルギー技術,大気汚染問題や汚染物質の除去,水質浄化,高分子と
リサイクルなど科学的・技術的な現状とそれへの対策について講述する。
到達目標
エネルギーと環境の問題,大気汚染や汚染物質の除去問題,水質汚染の現状,高分子
とリサイクルなどに対する科学的・技術的現状と対策を理解すること。
講義内容・授業計画
科目の位置付け,教育内容・方法
経済成長に伴う科学技術の発展は、化石燃料の大量消費を加速的に増加させ、エネル
ギー問題、水圏・気圏での環境破壊をますます深刻化させている。技術的な視点に立
ち、その問題点と解決策の現状と将来について、学習する。授業計画の1∼3は前田が
、4∼6は本田が、7∼9は福井が、10∼12は鈴木が、13∼15は岸が担当する。
授業計画
1.バイオエネルギーの紹介とメタン発酵 2.バイオエタノール技術
3.バイオディーゼル技術 4.エネルギー資源と環境問題
5.自然エネルギーの利用技術 6.水質汚染の現状と対策
7.ものの収支
8.大気の運動
9.環境関連政策
10.浮遊粉塵の現状と対策
11.浮遊粉塵の集塵技術
12浮遊粉塵の測定技術
13.高分子材料の特徴
14.高分子とリサイクルⅠ
15.高分子とリサイクルⅡ
テキスト
使用せず,資料・プリントを配布する。
参考文献
成績評価の基準
講師の担当分野ごとに、レポート提出と小テストを実施し、全分野の総合的理解度(
合計100点)で評価する(全講師の評価合計が60点以上を合格とする)。
履修上の注意・履修要件
環境問題に対する公害防止や保全に関する図書にて、予習・復習を行うこと。
備考