第2学年 学年通信 第6号 H28.5.13 【家庭で取り組むメディア依存対策】」 「ネットに奪われるこどもたち」少年写真新聞社発行より スマホが乳幼児期から普及してきた世代にどんな変化が起こりつつあるのか。警鐘を鳴らす著書を紹介してそ こに潜む問題点について考えてみたいと思います。 著書は、こう指摘しています、メディア依存に陥りやすい子どもの特徴として①自己表現が苦手、②直接的な 人とのコミュニケーションが苦手、③家族との関係が希薄、④自己コントロールの能力が育っていない。と。で はどうするのか。こどもがメディア機器への要求を出してきた時が、子どもが成長するチャンスとしています。 「黙認」や「放任」はもちろんだめですが、 「完全拒否」や「恫喝」も親子関係を険悪なものにして,結果 的に「黙認」につながるので、こどものメディア依存を防げなくなるそうです。ではどうするのか。 ポイント①「約束」-メディア使用について親子で約束づくりをすること。ポイント②約束を守るた めの「イエローカードとチャンスゲーム」ルール違反をしたらイエローカードを出します。累積する とレッドカードで厳しい罰にします。チャンスゲームは、復活の努力です。楽しい遊びなどを通じて 成長を促すことができます。ポイント③「親の聞く力」ポイント①②を実現するためには、親の「聞 く力」が大切です。○親が話す時間より子どもが話す時間が多くなるように。○子どもの話に批判や アドバイスをせず、ひたすら聞く。○こどもの要求も話の材料にする。○意見を求められたら、I(私) は、で答える。○こどもは自分の話している自分の言葉から結論を発見します。自分自身が問題を感 じて解決しようと考えなければ、問題は解決できないでしょう。 メディア接触については、乳幼児からの取り組みが重要です。①テレビを消して家族で楽しむ時間 をつくる。②食事中はテレビを消す。③スマホ・タブレットをこどもの遊び道具にしない。④電子ゲ ームを買い与えない、させない。⑤毎日外遊び時間をつくる。 今日の話は、保護者向けの話が多かったかもしれません。ここまで読んだ生徒の皆さんは、大人の 話として片付けてはいけないと思います。親と会話をしながら、自分が依存症になっているなあと思 ったら、そこから抜け出す手立てとして試してほしいです。また、乳幼児期のメディア接触は何年か 後に親となった時、もっとメディアが日常生活に入り込んでいる時代だと思います。是非、心に留め ておいてほしいと思います。スマホを 1 日 2 時間使用すると、1 年間で 730 時間になります。すごい 時間ですね。今一度、自分がメディア(スマホ・タブレット)依存症になっていないか。考えるきっ かけにして下さい。 2 年 3 組副担任 S・T ★保護者の皆様へ いよいよ、来週から、中間考査です。とても大切なテストです。こどもたちが、全力で取り組 めるよう、見守りと励ましをお願いします。 週行事予定表 2学年関係のみ掲載 月 5 日 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 曜 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 行 事 予 ⑦高校総体壮行式 朝課外 備考 × 考査3日前 中間考査①数学前半②現代文③化学基礎(※物理基礎) 中間考査①コミュ英Ⅱ②数学後半③地歴B 中間考査①自習②英表Ⅱ③古典 服装容儀検査 部活動生集会 内科検診(2年・午後) 火曜校時 生徒会役員選挙立会演説会・投票 × × × ○ ○ 45分授業 45分授業 45分授業 45分授業 45分授業 × × × × × 眼科検診(午後) 主権者教育 統一LHR(EX祭) 定 (5/13~5/27) 部活動活性化週間 ※朝課外のある日は7時25分校門通過、朝課外のない日は8時15分校門通過を厳守しましょう。
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