らぼ 第10回 どうなってるの!? -ボトルに入ったタンポポの綿毛

オガーレ!
人材育成情報誌
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写 ペットボトルの中に入っているのは、タンポポの綿毛です。 タ でしょうか。
真を見てください。
ンポポの種についている、ふわふわした毛はいつできるの
入り口に比べて、あきらかに大きく、そして繊細そうですね。無理
一つに見えるタンポポの花ですが、実は200個以上が集まって
やり詰め込んだら、多くは抜け落ちてしまいます。
できています。だから、タンポポには種がたくさんできるんですね。
「どうやって中に入れることができたの?」と、不思議に感じる人
何枚かを引き抜いてみましょう。
も多いのではないでしょうか。
根もとに種のもとになる「子房」がついています。目を凝らすと、
し ぼう
発行:宮城県(産業人材対策課)/ハリウ コミュニケーションズ株式会社
かんもう
で 意して、野山や公園などに材料となるタンポポを探しに出か
は、タネ明かしをしましょう。小さいペットボトルや瓶を用
周りには、たくさんの細い毛が生えています。これは、冠毛と呼ば
れるもので、花全体を支える「がく」にあたります。のちに成長し、
風の力を借りて、より遠くに種を運ぶ役割を担うことになります。
けてみましょう。
そんなタンポポの冠毛は、花になる前から形づくられ、種が成長
実験に使うのは、つぼみのように閉じていて、先端から白い綿毛
し、旅をする日に備えて着々と準備を進めているのです。
の一部が見えているものです(上イラスト②参照)
。これをつぶれ
ないよう慎重に摘み、ペットボトルの中に入れます。そして、ふた
を開けたまま1日、陽の当たる場所に置いておきます。
春 わたしたちもタンポポの種のように、世の中の風をうまくつ
は、進学や就職など新しい環境に飛び出す季節です。
すると、翌日には綿毛が開き、丸くふわふわした状態になりまし
かみ、新天地で花を咲かせたいものですね。そのためには目立たな
た。タンポポが綿毛になる前に一度、花が閉じる習性を利用して、
いところで、事前から準備を進めておくことが大切だということを
すっぽりと納めることができたのです。
タンポポは、教えてくれています。
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