ニュースレター - 全国家族調査 (NFRJ)

発行:NFRJ-08パネル実行委員会
ニュースレター
NO.3
発行日 2010年11月
1 ごあいさつ
フォローアップ調査へのご協力、ありが
また、来年1月ごろに次回のフォローアッ
とうございます。今年の初めに調査させて
プ調査を行います。郵送でアンケート調査
いただいたデータの整備も終わり、本格的
票を送らせていただきますので、よろしく
な分析に向けて、鋭意準備を進めておりま
ご協力ください。今後も、アンケートの回
す。みなさまの毎年の状況を把握するフォ
答および、みなさまのお名前やご住所と
ローアップ調査によって、今までの調査で
いった個人情報は、調査会社が厳重に管理
はわからなかった家族の実態をとらえるこ
し、他所にもれることはありません。
とができるようになります。今後ともご継
今回のニュースレターでは、2時点のデー
続いただけますよう、よろしくお願いいた
タがそろったことから、みなさまの変化に
します。
ついても少しだけ紹介したいと思います。
2 内閣府のメールマガジンに取り上げられました
本調査の活動が、内閣府・仕事と生活の
されています。記事では、親と離れて暮ら
調和推進室が配信しているメールマガジン
した経験と、「男性は外で働き、女性は家
「カエル!ジャパン通信」のVol.13に掲載
庭を守るべきである」という家族観につい
されました。
ての調査結果が紹介されています。
今回のメールマガジンのテーマは「家
族」で、統計・調査トピックスとして紹介
内閣府・仕事と生活の調和推進室「カエル!ジャパン通信」バックナンバー
http://www8.cao.go.jp/wlb/e-mailmagazine/backnumber/013/index.html
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ニュースレター NO.3
3 調査結果のご紹介
生活満足度の変化
毎回の調査で、生活全体の満足度について質問させていただいておりま
す。さて、第1回から第2回にかけて1年間でどの程度変化したでしょうか。
男性
60-74歳
13
70
17
45-59歳
15
66
19
上昇
変化なし
低下
18
29-44歳
0%
60
20%
40%
21
60%
80%
100%
上の図は男性の数値をグラフにしたものです。年齢が上がるほど「変化な
し」が多くなることがわかります。若い世代では「上昇」も「低下」も多
く、生活満足度の変動が大きいことがわかります。
女性
60-74歳
14
45-59歳
12
73
13
上昇
71
17
変化なし
低下
12
29-44歳
0%
68
20%
40%
20
60%
80%
100%
では、女性はどうでしょうか。上の図は女性の数値をグラフにしたもので
す。女性も年齢が上がるほど「変化なし」が増えます。また、「変化なし」
の割合は男性よりもやや多めです。29-44歳の「上昇」が同年代の男性に比べ
て少ないのが目につきます。
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夫婦間のコミュニケーション
配偶者は、わたしの心配ごとや悩みごとを聞いてくれる
49
男性60-74歳
36
28
男性45-59歳
12 2
56
14
男性29-44歳
34
女性60-74歳
34
43
12
10
女性45-59歳
34
42
14
10
女性29-44歳
36
37
21
7
0%
20%
52
2
40%
60%
あてはまる
どちらかといえばあてはまらない
10 5
80%
100%
どちらかといえばあてはまる
あてはまらない
配偶者は、わたしの能力や努力を高く評価してくれる
28
男性60-74歳
51
23
男性45-59歳
27
男性29-44歳
19
55
20
女性60-74歳
16
53
5
5
14
54
18
8
17
52
20
11
女性29-44歳
19
46
28
7
80%
100%
20%
40%
あてはまる
どちらかといえばあてはまらない
60%
どちらかといえばあてはまる
あてはまらない
配偶者は、わたしに助言やアドバイスをしてくれる
男性60-74歳
26
男性45-59歳
24
男性29-44歳
25
48
0%
19
53
20%
11
47
30
女性29-44歳
あてはまる
どちらかといえばあてはまらない
9
15
18
49
40%
9
20
47
21
女性45-59歳
17
45
31
女性60-74歳
心配ごとや悩みごと、能力
や努力については、男性のほ
うが女性より聞いてもらった
り、評価してもらったりして
いるようです。ただし、大き
な差とはなりませんでした。
4
女性45-59歳
0%
第2回の調査から夫婦間の
コミュニケーションに関する
3つの質問を取り上げてみま
した。
60%
15
80%
7
7
5
100%
どちらかといえばあてはまる
あてはまらない
助言やアドバイスについて
は、女性のほうがしてもらっ
ている割合が少し高いようで
す。こちらも男女差がそれほ
ど大きいというわけではない
ようです。
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ニュースレター NO.3
4 NFRJ-08パネル実行委員会から
NFRJ-08パネル実行委員会では、みなさ
まからいただいた貴重なデータを有効に
利用するため、定期的に研究会を開催し
ています。
右の写真は9月の研究会の様子です。そ
の他の活動については、NFRJ-08パネル実
行委員会 ホーム ペー ジで紹介 していま
す。今後ともご協力のほど、よろしくお
願いいたします。
NFRJ-08パネル実行委員会ホームページ
http://www.wdc-jp.com/jsfs/committee/contents/followup.htm
★
転居なさった時は、お手数ですが、
下記までお知らせください。
社団法人
中央調査社
〒104-0061
東京都中央区銀座6-16-12
0120-48-5351(フリーダイヤル)
http://www.crs.or.jp
<実行委員会メンバー>
西野理子(東洋大学)<委員長>
永井暁子(日本女子大学)<事務局長>
田中慶子(家計経済研究所)
田中重人(東北大学)
筒井淳也(立命館大学)
松田茂樹(第一生命経済研究所)
水落正明(三重大学)
本調査でお送りする郵便物にはこのロゴがつ
いています
三輪
哲(東北大学)
保田時男(大阪商業大学)