学生たちの力で100 年前の東京駅丸の内駅舎がよみがえる

学校法人 工学院大学
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報道関係各位
2014 年 11 月 10 日
学生たちの力で 100 年前の東京駅丸の内駅舎がよみがえる
~ 工学院大学が製作した「東京駅丸の内駅舎復原模型」を東京駅開業百年記念イベントで展示 ~
工学院大学の『東京駅丸の内駅舎復原模型製作プロジェクト』が製作した作品が、東京ステーションギャラリ
ーで開催される東京駅開業百年記念<スペシャル・オープン・ウィーク:駅の美術館で楽しむ 13 日間>で展示
されます。
東京駅の模型は他にも多く製作されていますが、本プロジェクトの模型は 50 分の 1 スケールの「復原前」と「復
原後」の 2 つの断面模型が特徴です。特に、躯体や屋根裏の断面部分は省略されている模型が多い中、通常は見
ることができない構造部分に着目して製作されています。
東京駅丸の内駅舎は、工学院大学のルー
ツとなる工手学校の創立者の一人、我が国
の近代建築の祖・辰野金吾博士が設計。ま
た、辰野が主宰する辰野葛西事務所にて松
本與作(工手学校造家科卒)が設計を担当
し、植村克己(工手学校造家科卒)が現場
の施工管理をつとめました。
<左側が復原前、右側が復原後>
『東京駅丸の内駅舎復原模型製作プロ
ジェクト』の作品は同期間中に展示され、
当時の製作に携わった在校生・卒業生のト
ークイベントへの参加も予定されています。
また、本学建築学部・大内田史郎准教授を
講師とした講座「東京駅丸の内駅舎保存・
復原工事の記録」も行われます。
■東京駅丸の内駅舎復原模型製作プロジェクト
工学院大学学園創立 125 周年記念事業として、2012 年に完成予定の東京駅丸の内駅舎の保存・復原工事とタイミングを合わせ
て同プロジェクトをスタートした。その前年となる 2011 年に日本初の建築学部を開設したことから、本学の後藤治教授の指導
のもと同学部の大学院生・学部生が中心となり活動を行った。
■東京駅開業百年記念イベント<スペシャル・オープン・ウィーク>
2014 年 12 月に東京駅が開業百周年を迎えることを記念して、駅舎創建当時のレンガ壁を活かした美術館の空間自体の面白さ
を、気軽に体感できる機会として東京ステーションギャラリー(公益財団法人東日本鉄道文化財団)
)が開催する催し。期間中
は、復原模型展示の他、多彩なイベントを開催。
(開催期間 2014 年 11 月 18 日(火)~30 日(日)
)
→詳細ページ http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/201411_SPECIAL_OPEN_WEEK.html
<本件に関するお問い合わせ>
学校法人 工学院大学 総合企画部広報課 担当:佐野・関根
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