3月号 - 観音寺市立観音寺東小学校

観音寺市立観音寺東小学校
平成24年度学校だより 第11号
2013年3月18日
いよいよ29名の子どもたちの旅立ちの時が近づいてきました。門出という喜ばしいことですが、見送
る私たちは別れの寂しさを感じます。今、この地球上には約60億人もの人々が生活しているわけですが、
この観音寺東小学校という「点」で巡り会い、共に学び合うことができたということに不思議な縁も感じ
ています。子どもたちは、これからも様々な人との出会いを重ねていくことになります。どうか、出会っ
た多くの人と生活を共にする中で、美しく・豊かに、そしてたくましく成長し、自分の夢と希望の実現に
向けて、さらに大きく飛躍されることを心から願っています。
さて、間もなく平成24年度が幕を下ろします。この1年間、私たちは、教育目標である“夢の実現に
向けて、心豊かにたくましく生きる子どもの育成”に迫るため、
「基礎・基本を身に付けた、ひとり立ちの
できる子ども」を育てることを重点課題に掲げ、全教職員の熱意・誠意・創意で、取り組んで参りました。
その成果と課題(自己評価結果)について、一部ではありますが下記のとおりご報告させていただきます。
意欲的に学ぶ子【届け「声玉」!】
1 基礎・基本の定着
評価:A
○ 月末テストを通して意欲化が図れた。(二極化に対応できた)
○ 児童アンケート結果から「授業が分かる」と答えた児童が99%、
「授
業中大きな声で発表できる」と答えた児童が93%と大変多い。
2 豊かな表現力
評価:A
○ 読書目標が達成できた。
「23が60読書運動」では、全学年が達成。
○ 友だちの発言につないだ発表がよくできるようになってきた。
3 基礎的な学習習慣づくり
評価:A
○ 「ホームワークノート」では、全学年が目標を達成(達成率100%)できた。また、文字をてい
ねいに書く習慣も身についてきている。(文字の美しさ・ていねいさと学力は相関関係がある)
思いやりのあるやさしい子【光れ「みがけ玉」!】
1 あいさつ運動の推進
評価:A
○ あいさつや校内での会釈に加え、言葉遣いが大変丁寧になってきている。
2 望ましい生活習慣の確立
評価:A
○ 名札着用、ベル着、靴箱の靴の整頓等、凡時徹底を合い言葉に指導してきた
ことで、「きまりはみんなで守る」という学校風土が生まれてきている。
3 自尊感情を高める指導の工夫
評価:A
○ 「音声化」に向けた取り組みや観音寺南小学校との交流活動、また意図的・
計画的な体験的活動などが、子どもたちの自信とやる気につながっている。
健康でたくましく生きる子【きたえ「元気玉」!】
1 運動習慣・基礎体力づくり
評価:A
○ 年間を通した“異学年色別競技”により、楽しみながら体力づくり
ができた。
“トリプルチャレンジ”合格者も現在41名と増えてきた。
2 健康良習慣の育成
○ “すこやかセルフチェック”
(早寝・早起き・朝食・排便・つめ)の
うち、早起きが目標を達成できた。
(91%)
評価:A
○ 毎月の残菜0デー調べでは、残菜が減ってはきているものの食事マ
ナーも含め課題は残る。
評価:B
本校の教育活動に対し、側面からもご協力・ご支援いただきましたPTA役員の皆様をはじめ、学校支
援ボランティアとしてご協力をいただきました地域の皆様並びに関係団体の皆様には、大変お世話になり
ました。皆様方の献身的なご支援に対し、紙面からではありますが厚くお礼申し上げます。誠にありがと
うございました。次年度も、本年度同様皆様の温かいご理解とご支援・ご協力をお願いいたします。
本年度最後の「なかよし集会」を、2月27日(水)に実施
しました。集会では、まず“なかよし目標”に対する成果と反
省をそれぞれの学級の代表者が発表しました。続いて、過日親
子で学んだ映画「プレゼント」の視聴後の感想を、3年生の中
村圭佑さんと6年生の齋藤遥佳さんの二人が発表してくれまし
た。そして最後には、新児童会役員のリードで、みんなでなか
よしゲームを楽しみ、東小のよさである全校生の一体感を味わ
うことができました。
5年生代表 圖子雄介さん、井原法子さんの“なかよし目標”についての発表内容
自分のことだけを考えて「相手の立場に立つ」ということができないこともあったけど、屋島集団
宿泊学習で「男女関係なく仲良くする」ことの楽しさを学んでからみんながとても仲良くなりました。
例えば、「一人でいる友だちを誘う」
「困っている人を助ける」など、自分で考えて相手を思いやり、
相手の立場に立って考え、その人の役に立つ人になれるようにがんばってきました。これからも、も
っともっと仲良くなっていきたいです。
3月4日(月)の2・3校時、新児童会役員や5年生がリーダーとなり、「6年生を送る会」を実施し
ました。お世話になった6年生に対し、6年生とのふれあいゲームや全校生が心を合わせて歌った「大切
なもの」の合唱、また手作りの“まごころプレゼント”などで感謝の気持ちを表しました。ゲームでは、
6年生と下級生が協力し合う姿や6年生に挑戦する姿などがたくさん見られました。
6年生からは、お礼の言葉に続きサブリナの曲に合わせた創作ダン
スの披露や下級生へのクリアホルダーのプレゼントがありました。会
が進むにつれ、6年生と下級生との心
が通い合った温かい空気が会場を包み
ました。6年生の退場時には涙ぐむ児
童の姿も見られました。当日は、社会
福祉協議会の瀧本様もご臨席され、協議会から6年生への卒業記念品の
贈呈も行われました。ありがとうございました。
また当日の給食は、
「ありがとう給食」を実施しました。6年生全員が
下級生の各教室に分かれて訪問し、下級生と一緒に食事をするという楽しい一時を過ごしました。
閉校記念事業実行委員会の立ち上げ
観音寺東小学校が閉校するまで後1年あまりとなりました。60年の歴史に感謝するとともに、小
学校時代を懐かしむための記念行事等を計画実践するために、このほど「閉校記念事業実行委員会」
が組織されました。青少年育成会や社会福祉協議会、歴代PTA会長の皆様が中心となって開催され
た第1回の会議では、組織づくりと主な活動内容について話し合われました。今後ともご理解とご協
力をよろしくお願いいたします。なお詳細については、次年度の「落羽松」でもお知らせします。