みかんの基礎知識

コープのみかん
みかんの基礎知識
みかんの栄養価
みかんの栄養面で最大の特徴は、なんといっても「ビタミンC」で、約 2 個食べれば、ビタミンC
の一日必要摂取量をまかなえるといわれています。
ビタミンCは、肌をきれいにするばかりでなく、育ち盛りの子どもたちの骨や歯ぐきを丈夫にする
働きがあります。また白血球の中のカゼに対する免疫力を強くする働きも知られています。意外な面
ではストレスを和らげる効果もあるようです。
みかんの皮や袋・白いスジには、ビタミンPが多く含まれています。ビタミンCとPは、お互いに
協力して血管を強くする作用があるといわれ、動脈硬化を防ぐ効果も期待できます。
みかんミニ知識
「食べるだけではない」みかんの利用法
ユズ湯はよく知られていますが、みかん湯も同様に皮から出る油分がさら湯の刺激を少なくし、甘
い香りとともに身体をしんから温めてくれます。冷え性の人には効果大。
まずワックス(生協みかんはノーワックスです)をよく落とし、切り刻んだ皮を少し日に干し、適
当な袋に入れて浴槽に入れたらOK!他の柑橘類も同様ですから色々な香りを楽しんでみてはいかが
ですか?
時期それぞれのみかんの味わい方
温州みかんは大きく分けて「極早生」
「早生」
「普通(奥手)
」があります。
極早生
早生
奥手
「青切り」ともいい、緑色を帯びておりやや酸っぱいですが、さわやかな味と香り
がします。
(~9 月)
平均して酸の抜けが早まり、皮も薄く実がピシッとしているのが特徴。酸味の苦手
な人はこの時期が食べごろ(10 月~12 月前半)
昔からの味わいのするみかんの時期。酸味は逆に早生みかんより強くなります。
(12 月後半~3 月)
上手なみかんの保存方法
酸味が少ないとみかんの保存性は悪くなります。最近特に甘いみかんが好まれる事、そして家庭内
暖房が昔に比べよく効いていることから、傷みやすくなっています。
可能な限り涼しい所に置く事。箱買いの時は、移送中に負担のかかった箱底のみかんから食べるた
め、箱を逆さにして開封し、食べ終わるまで風通しをよくするために、開けっ放しにされておいた方
がよいでしょう。