13 価の小児肺炎球菌ワクチンによる追加接種のお勧め 日本も 2013 年 11 月より 13 価の肺炎球菌ワクチンに切り 替わります。 世界では 2013 年 4 月時点で、126 ヵ国で承認され、 69 ヵ国で定期接種として使用されているワクチンです。 肺炎球菌には多くの型があります。2010 年から日本での 接種が始まった 7 価の肺炎球菌ワクチンは小児の重い 肺炎球菌感染症の約 7 割を予防でき、小児の肺炎球菌に よる髄膜炎は約7割、髄膜炎以外の肺炎球菌感染症も 3〜4 年前に、欧米で も 7 価から 13 価に切り 替わりました。欧米で は、5 歳までのお子様に 最終接種から 8 週以上 の間隔を空けて、1 回の 追加接種をしています。 約 5 割減少しました。 ワクチン接種には、適切な接種間隔があるため、今までに 7 価のワクチンを使用し、 接種スケジュールを終了された方がみえます。 しかし、最近ではこの 7 価でカバーできない型が増えていること、また薬剤耐性の 肺炎球菌が増えていることから、お子様をより守るため、13 価の肺炎球菌ワクチンの 1 回の追加をお勧めします。13 価のワクチンでは小児の重い肺炎球菌感染症の約 9 割を 予防できます。 13 価の肺炎球菌ワクチンは任意接種になるため、10,500 円かかります。 1 回の追加接種でお子様を重い肺炎球菌感染症からより守ることができます。 今までに 7 価のワクチンでスケジュールを終えた方に、ぜひ追加接種をお願いします。 だいどうクリニック予防接種センター
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