どこまで知ってる?「介護職の医療行為」

3
行政・団体 2011年(平成23年)7月22日(金曜日)
(第3種郵便物認可)
実地研修の結果
実地研修予定
実地研修で所定回数を
( )
はうち研修中止 満たせなかった人
ケアの種類(所定回数)
実地研修後ケアの
試行に進んだ人(※1)
141人(8人)
27人(20.3%)
103人(77.4%)
鼻腔内吸引(20回)
141人(13人)
53人(41.4%)
96人(75.0%)
気管カニューレ吸引
(20回)
141人(75人)
33人(50.0%)
33人(50.0%)
胃ろう・腸ろう(20回)
140人(5人)
63人(46.7%)
101人(74.8%)
経鼻経管栄養(20回)
140人(36人)
64人(61.5%)
69人(66.3%)
6人(0人)
6人(100%)
0人(試行中止※2)
26人(19人)
7人(100%)
0人(試行中止※2)
鼻腔内吸引
(人工呼吸器装着)
(20回)
7人(0人)
7人(100%)
0人(試行中止※2)
気管カニューレ吸引
(人工呼吸器装着)
(20回)
42人(22人)
17人(85.0%)
胃ろう・腸ろう(半固形)
(20回)
口腔内吸引
(人工呼吸器装着)
9人(45.0%)
特
に
厳
し
い
﹁
福
祉
系
﹁
﹂
在
宅
﹂
(※1)実地研修を行った人数(中止を除く)のうち、次の3つの条件をすべて満たした人の数と割合
(①3回以上連続して成功、②最終的な累積成功率が7割以上 ③最終3回で不成功が1回もない
こと)
。
(※2)実地研修の人数が少ないため安全性の評価ができず、ケアの試行を中止。
ケアの試行実施状況
参加した介護職員
さ
ら
に
広
が
り
そ
う
だ
。
(119人)
ケアの試行実施
88人
ケア試行中止
31人
対象者不在
23人
震災の影響
6人
その他
2人
の
問
題
も
考
え
る
と
、
課
題
は
指
導
者
の
確
保
な
ど
コ
ス
ト
す
る
考
え
は
な
さ
そ
う
だ
。
回
数
で
あ
り
妥
当
だ
﹂
と
緩
和
の
点
か
ら
も
﹁
最
低
限
必
要
な
数
に
つ
い
て
は
安
全
性
の
確
保
を
検
討
し
て
い
る
。
た
だ
、
回
ュ
ラ
ム
の
類
型
を
増
や
す
こ
と
は
、
最
も
多
い
せ
た
介
護
職
員
ア
回
数
を
満
た
と
、
所
定
の
ケ
地
研
修
に
な
る
し
か
し
、
実
な
っ
て
い
た
。
で
き
る
よ
う
に
職
が
問
題
な
く
%
以
上
の
介
護
回
目
ま
で
に
95
れ
の
ケ
ア
も
5
況
で
は
、
い
ず
演
習
の
達
成
状
を
使
っ
て
行
う
設
に
1
人
だ
け
と
い
う
状
況
で
え
る
。
対
象
者
が
い
て
も
1
施
し
い
﹂
︵
全
老
健
︶
と
口
を
揃
ア
対
象
者
を
確
保
す
る
の
は
難
つ
大
き
な
法
人
で
も
全
て
の
ケ
療
養
病
床
を
グ
ル
ー
プ
内
に
持
︵
全
老
施
協
︶
﹁
複
数
の
施
設
や
も
、
気
管
カ
ニ
ュ
ー
レ
は
ほ
と
内
吸
引
や
胃
ろ
う
は
あ
っ
て
問
い
合
わ
せ
た
と
こ
ろ
﹁
口
腔
示
さ
れ
て
い
な
い
が
、
個
別
に
で
は
実
施
団
体
ご
と
の
状
況
は
不
在
﹂
だ
。
厚
労
省
の
報
告
書
最
大
の
理
由
は
﹁
対
象
者
の
管
栄
養
を
除
い
た
研
修
カ
リ
キ
は
気
管
カ
ニ
ュ
ー
レ
と
経
鼻
経
な
い
結
果
を
受
け
、
厚
労
省
で
実
地
研
修
自
体
が
成
り
立
た
人
が
23
人
に
上
っ
た
。
者
が
確
保
で
き
ず
に
中
止
し
た
を
満
た
し
た
1
1
9
人
も
対
象
ん
ど
受
け
入
れ
て
い
な
い
﹂
ア
の
試
行
自
体
を
中
止
。
条
件
ま
り
に
も
少
な
か
っ
た
た
め
ケ
の
吸
引
は
実
施
す
る
人
数
が
あ
だ
け
だ
。
結
局
、
人
工
呼
吸
器
な
い
こ
と
﹂
を
ク
リ
ア
し
た
人
上
﹂
﹁
最
終
3
回
は
不
成
功
が
終
的
な
累
積
成
功
率
が
7
割
以
回
以
上
連
続
し
て
成
功
﹂
﹁
最
ア
の
試
行
に
進
め
る
の
は
﹁
3
さ
ら
に
、
実
施
研
修
か
ら
ケ
実
地
研
修
に
課
題
山
積
人
は
少
数
に
と
ど
ま
っ
た
。
た
せ
ず
ケ
ア
の
試
行
に
進
ん
だ
の
介
護
職
員
は
所
定
回
数
が
満
で
1
4
1
人
。
基
本
研
修
で
、
管 カ
栄 ニ
養 ュ
で ー
36 レ
人 で
も 75
い 人
る 、
。 経
鼻
経
参
加
し
た
介
護
職
員
は
全
部
﹁
中
止
﹂
と
な
っ
た
人
も
気
管
グ
ル
ー
プ
ホ
ー
ム
で
も
単
独
型
で
研
修
す
る
こ
と
自
体
無
理
﹂
人
形
な
ど
の
シ
ミ
ュ
レ
ー
タ
ー
と
話
す
。
同
じ
よ
う
に
認
知
症
大
の
課
題
と
い
え
る
。
︵
関
連
記
事
が
っ
た
。
確
実
に
実
施
で
き
る
体
制
づ
1 く
面 り
︶ が
最
=
口腔内吸引(10回)
施 本 会 本 全 全 体 か
研 し 訪 、 認 国 国 ︵ ら モ
修 た 問 日 知 老 老 全 今 デ
は 。 看 本 症 人 人 国 年 ル
講
護 介 グ 保 福 社 5 事
義
振 護 ル 健 祉 会 月 業
と
興 福 ー 施 施 福 に は
シ
財 祉 プ 設 設 祉 か 、
ミ
団 士 ホ 協 協 協 け 昨
ュ
︶ 会 ー 会 議 議 て 年
レ
が 、 ム 、 会 会 7 11
団 月
ー
実 日 協 日
、 、
に し 記 時 タ
利 て 試 間 ー
用 か 験 の を
者 ら で ﹁ 使
を 施 習 基 っ
相 設 得 本 た
手 ・ 度 研 演
に 在 合 修 習
医 宅 い ﹂ を
行 で を 後 行
為 実 確 、 う
を 際 認 筆 50
も
実
地
研
修
が
成
り
立
た
な
い
実
態
が
浮
か
び
上
者
が
い
な
い
、
回
数
が
こ
な
せ
な
い
な
ど
そ
も
そ
い
る
。
全
国
で
実
施
し
た
モ
デ
ル
事
業
で
は
対
象
の
編
成
作
業
が
現
在
厚
生
労
働
省
で
進
め
ら
れ
て
行
為
を
行
え
る
よ
う
に
す
る
研
修
カ
リ
キ
ュ
ラ
ム
来
年
度
か
ら
介
護
職
が
た
ん
の
吸
引
な
ど
医
療
医療ケアモデル事業
ら
れ
て
い
る
の
が
条
件
だ
。
ア
に
つ
い
て
必
要
回
数
が
決
め
20 10
回 回
以 以
上 上
﹂ ・
と そ
そ の
れ 他
ぞ の
れ 医
の 行
ケ 為
が
、
こ
の
間
に
﹁
口
腔
内
吸
引
う
。
研
修
期
間
は
約
2
カ
月
だ
実
習
す
る
﹁
実
地
研
修
﹂
を
行
な
ど
よ
り
重
度
の
対
象
者
で
所
工
呼
吸
器
を
付
け
た
人
の
吸
引
と
い
う
結
果
に
。
さ
ら
に
、
人
達
成
者
の
割
合
の
ほ
う
が
多
い
管
栄
養
で
は
4
割
を
切
っ
て
未
部
の
吸
引
は
5
割
台
、
経
鼻
経
鼻
腔
内
と
気
管
カ
ニ
ュ
ー
レ
内
口
腔
内
吸
引
で
も
79
・
7
%
。
人
も
2
人
。
本
人
・
家
族
と
の
関
3
人
が
亡
く
な
り
、
入
院
し
た
事
業
に
挑
ん
だ
が
、
期
間
中
に
国
3
地
域
で
在
宅
で
の
モ
デ
ル
日
本
訪
問
看
護
振
興
財
団
は
全
声
も
あ
っ
た
。
ろ
め
た
さ
も
感
じ
た
﹂
と
い
う
こ
と
が
浮
き
彫
り
に
な
っ
た
。
に
、
実
地
研
修
に
進
ん
だ
の
に
研
修
に
課
題
が
集
中
し
て
い
る
結
果
報
告
書
で
は
、
こ
の
実
地
先
月
30
日
に
国
が
ま
と
め
た
だ
。
表
を
見
て
も
分
か
る
よ
う
定
回
数
を
満
た
せ
た
人
は
ゼ
ロ
ら
ず
﹁
施
設
と
同
じ
ス
キ
ー
ム
も
慎
重
に
対
応
し
な
け
れ
ば
な
係
性
や
訪
問
看
護
と
の
調
整
に
在
宅
で
は
さ
ら
に
厳
し
い
。
対
象
者
な
し
、
回
数
満
た
せ
ず
⋮
体
実
験
を
し
て
い
る
よ
う
な
後
な
け
れ
ば
な
ら
ず
﹁
ま
る
で
人
わ
り
立
ち
替
わ
り
実
習
を
行
わ
キリトリ
制度改正アンケート
第
1
弾
本紙をA4判にコピーしてファクス
どこまで知ってる?「介護職の医療行為」
返信先ファクス
03‐3351‐1939
4月から始まります。介護職の仕事はもちろ
ん、教育や資格の取得、事業運営にも影響する
大きな見直しです。果たして現場の皆さんはど
こまでご存じでしょうか?緊急アンケートを企
画しました。ご協力ください。
①改正介護福祉士法では、介護福祉士の業務に
医療行為が位置づけられました。業務として
診療の補助ができるようになります。法律の
条文では、
「介護」の中に医療行為が含まれ
るという位置づけになっています。このこと
について。
(複数回答可)
1.
重度者が増加している中では、介護の中にあ
る程度の医療行為が入るのは仕方ない。
2.
医療行為を行うことで社会的地位が高まる。
3.
生活を支えるのが「介護」であり、医療行為
は本来の業務ではない。
4.
看護師の下働きになりかねない。
5.
よくわからない
6.
その他(
)
②4月から介護職が合法的にできるようになる
医療行為は正式には決まっていませんが大枠
は固まっています。では、以下の行為は対象
になるでしょうか。○×でご回答下さい。
(今の知識でお答え下さい)
1.
口腔内の吸引(○ × 知らない)
2.
鼻腔内の吸引(○ × 知らない)
3.
気管内の吸引(○ × 知らない)
4.
胃ろう、
腸ろうの栄養注入(○ × 知らない)
5.
鼻からの栄養注入(○ × 知らない)
1.
医療療養病床
2.
介護療養病床
3.
老人保健施設
4.
特別養護老人ホーム
5.
認知症グループホーム
6.
小規模多機能型居宅介護
7.
在宅
8.
わからない
9.
その他(
)
④吸引等が行えるようにする基本研修は50時間
で、実地研修も必要です。この費用は誰が負
担すべきだと思いますか。
1.
ヘルパーなど個人
2.
事業所
3.
行政
4.
わからない
5.
その他(
)
⑤施設で介護職が行う医療行為について新たに
介護報酬上の評価は必要だと思いますか。
1.
これまで違法だったのが合法になっただけで
有難い。報酬は不要
2.
報酬は必要
3.
わからない
4.
その他(
)
⑥ヘルパーが在宅で行う医療行為の介護報酬上
の評価は。
1.
不要 2.
必要。当然、身体介護で
3.
必要。身体介護より高く 4.
わからない
4.
その他(
)
⑦業務として行うには、事業所が都道府県に登
録する必要があります。また、事業所が研修
機関となることもでき、事業所の考え方によ
り取組に差が出るものと思います。お勤めの
事業所(又は経営する事業所)の対応は。
きます。本紙ホームページ(http : //
www.silver­news.com)からどうぞ。
締め切り…8月19日
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
きるようになる「改正介護福祉士法」が、来年
……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
研修を受ければヘルパーも医療行為が実施で
で返信するほか、メールでの回答もで
1.
研修について
1.
実施する予定
3.
わからない
4.
その他(
2.
医療行為について
1.
実施する予定
3.
わからない
4.
その他(
2.
実施しない
)
2.
実施しない
)
⑧今回の合法化により、
医療行為が必要な人の
生活の場の選択肢が増えることになるでしょ
うか。
1.
そう思う
4.
その他(
2.
思わない
3.
わからない
)
⑨上記のように答えた理由や、制度定着のため
の提言などご自由に記入して下さい。
<回答者>
③同じ介護職でも、勤めている場所によっては
できない場合も。看護師が十分に配置されて
いる場合は看護職が対応すべきという考えか
らです。次のうち、
除外される予定の勤務場
所はどこでしょう。
(今の知識でお答えくだ
さい)
氏名
勤務先
職業
年齢
ご住所
(※)
※ アンケート結果の掲載紙を希望する場合は詳細にご記入ください。希望しない場合は県・市町村のみご記入ください。
は
、
複
数
の
介
護
職
が
入
れ
替