IMSL Fortranライブラリ Ver. 7.1 インストールガイド WINDOWS版

IMSL Fortran Numerical Libraries Ver7.1 for Windows
IMSL Fortran ライブラリ Ver. 7.1 インストールガイド WINDOWS 版
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2016 年 3 月 9 日
IMSL Fortran Numerical Libraries Ver7.1 for Windows
目次
1.対応環境............................................................................................................ 1
2.インストール .......................................................................................................... 2
3.ライセンスファイルの設定 ............................................................................................ 6
4. 環境設定 ............................................................................................................. 7
5.動作確認 ............................................................................................................. 8
6. Visual Studio を使用したコンパイル・リンク方法 ................................................................. 10
7. オンラインドキュメント ................................................................................................ 16
8.IMSL 製品に関するお問い合わせ ................................................................................ 17
※ 弊社の他の IMSL 製品、もしくは IMSL Fortran ライブラリの他のバージョンが入っているマシンに
IMSL Fortran ライブラリ 7.1 をインストールする場合は、各製品の使用時(Visual Studio 上
でのデバッグ実行も含む)に正しいライブラリを参照するよう、アプリケーション実行毎にバッチファイ
ル等を利用して環境変数 Path の設定を行う必要があります。
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1.対応環境
このインストールガイドが対応している開発環境および CD の媒体番号は、次の通りです。
Hardware Chip
Intel x86-64
OS
Windows8.1, 8, 7,
WS2012R2
Compiler
製品種別略称
媒体番号
Intel Fortran 14.0
Winin140x64
P10862
媒体番号は各 DVD の表面ラベルと、DVD ケースの裏側にあります。
ダウンロード版の場合はファイル名が fnl_<Version>_<CPU, OS, Compiler 情報>.zip となっています
(例:fnl_7.1.0_MSWin_x86-64_in_14.0.zip)
※Fortran ライブラリ Ver.6.0 以前のバージョンからのバージョンアップ時の注意事項
IMSL Fortran ライブラリ 7.0 以降では、リンク用環境変数($LINK_FNL など)や IMSL のライブラリ本
体の MKL 関連の規定値が、IMSL C ライブラリ 6.0 以前と変更になっています。
『5.動作確認』でのリンク用環境変数と、『6.Visual Studio を使用したコンパイル・リンク方法』での追
加するライブラリでの MKL の説明にご注意下さい。
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2.インストール
1) インストール前処理
①
ダウンロード版の場合
以下の手順で IMSL Fortran ライブラリをダウンロードし、ファイルを展開します。
A) 弊社のダウンロードサイト(http://ftp.roguewave.com/WebInterface/login.html)にアクセスし、弊
社からのダウンロードサイトのご連絡に書かれている Username、Password でログインして下さい。
B) イ ン ス ト ー ル す る 製 品 の フ ォ ル ダ を チ ェ ッ ク し 、 左 上 の ”ZipDownload” を ク リ ッ ク し て 下 さ
い。”ftp.roguewave.com から archive.zip を開くか、または保存しますか?”とメッセージが出るので、”保存
(S)”ボタンをクリックすると、ダウンロードが開始されます。
C) チェックしたフォルダは”ユーザ名\ダウンロード”フォルダに archive.zip ファイルという zip ファイルにまとめられてダウ
ンロードされます。インストールを行うマシンの任意のフォルダに zip ファイルを置き、archive.zip ファイルを解凍し
て下さい。
D) 解凍されたフォルダ内の zip ファイル(fnl_7.1.0_< Version>_<CPU, OS, Compiler 情報>.zip ファイ
ル。トライアル版の場合このファイル名に_eval がつきます)をさらに解凍して下さい。
cd
IMSL_Fortran_Library_<CPU, OS, Compiler 情報>
② CD 版のインストールの場合
IMSL の CDROM を CD ドライブにセットして下さい。セット後、自動的にインストーラが立ち上がる場合があり ますが、
一旦終了させて下さい。
2) インストール
① インストーラの起動
Administrator 権限のユーザでログインし、zip ファイルを解凍したフォルダもしくは CD ドライブの直下にある
setup.exe を右クリックし、「管理者として実行」をクリックしてインストーラを起動して下さい(ダブルクリックで
起動しないで下さい。「管理者として実行」を指定しないとインストーラが途中で終了することがあります)。
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② インストールする製品を選択し、”Next>”をクリックして下さい。
③ “Yes”をクリックして下さい。
④ デフォルトは”Install MKL-enabled, and IMSL version of FNL 7.1.0”になっていますが、CUDA6.0
に対応した環境の場合は“Install CUDA-enabled, MKL-enabled, and IMSL version of FNL
7.1.0”を選択し直して”Next”をクリックして下さい。
※
IMSL Fortran ライブラリ 7.1 には
Intel Math Kernel ラ イ ブ ラ リ
(MKL)と CUDA BLAS が含まれて
いますが、 IMSL の利用規約にはこれ
らは含まれていません。
MKL の利用規約は Intel のホームペ
ージ、CUDA の利用規約は NVIDIA
のホームページにて御確認下さい。これ
らの利用規約に了承できない場合は、
下の”Only the IMSL Version”を選
択して下さい。
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⑤ 環境変数の自動設定について問い合わせがあります。通常は ”はい” をクリックして下さい。
⑥ “Next”をクリックして下さい。
⑦ “Yes”をクリックして下さい。
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⑧ ライセンス番号(LIC- + 12 桁の数字)を入力して下さい。解らない場合やトライアル使用の場合
は、”LIC-999999” を入力して下さい。
⑨ インストール先を選択して、”Next>” をクリックして下さい。インストール先のデフォルトは、C:\Program
Files (x86)\VNI です。
※インストール先の注意事項について
は、次ページ<注意事項>を参照して
下さい。
⑩ インストールが開始されます。
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⑪ インストールが終了したら、”Finish”ボタンを押して下さい。
※【注意事項】64bit 版のインストール先について
64bit 版の IMSL Fortran ライブラリは 64bit ライブラリですが、64bit OS でのインストール先の既定値は、64bit
用の C:\Program files ではなく 32bit 用の C:\Program files(x86)になっています。IMSL Fortran ライブラリ
の一部のファイルに 32bit 版のアプリケーションがあるため、Windows の仕様によって 32bit アプリケーションであると判
定されてしまうためです。
Windows の仕様では、32bit アプリケーションを 64bit OS の C:\Program files にインストールすることはできませ
ん。C:\Program files をインストール先に指定すると、C:\Program files(x86)に自動的にインストールされてしま
います。ご注意下さい。(C:\Program files 以外の環境には、自由にインストールできます)。
3.ライセンスファイルの設定
この作業はトライアル(評価版)をインストールした場合のみ行って下さい。正式版 IMSL C ライブラリをインストールする
際はこの作業は必要ありません。『4. 環境設定』に進んで下さい。
弊 社 よ り メ ー ル で お 送 り し た 下 記 の よ う な ラ イ セ ン ス フ ァ イ ル の テ キ ス ト を 、 <MAINDIR>\license フ ォ ル ダ に
imsl_eval.dat のファイル名で書き込んで下さい。
ライセンスファイル例:
# Rogue Wave ID/License:
IMSLF 7.1 Dec-17-2014
8JOBCAAHFHO7JD9OTFNX72W480A7KNYOMTL
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4. 環境設定
インストール時に環境変数を設定した場合( 『2.2)インストール』の ⑤ で”はい”をクリックした場合)は、この処理は
必要ありません。『5.動作確認』に進んで下さい。
インストール時に環境変数を設定しなかった場合( 『2.2)インストール』の ⑤ で”いいえ”をクリックした場合)は、次
の環境変数の設定が必須です。環境変数は『コントロールパネル』→『システム』→『詳細設定』→『環境変数』で設定し
て下さい。
環境変数 path に <MAINDIR>\imsl\fnl710\<ENV>\lib
環境変数 INCLUDE に
DLL リンクの場合は<MAINDIR>\imsl\fnl710\<ENV>\include\dll
Static リンクの場合は<MAINDIR>\imsl\fnl710\<ENV>\include\static
環境変数 VNI_F90_MSG に<MAINDIR>\imsl\fnl710\<ENV>\BIN
※<ENV> は 1 ページの表の『製品種別略称』を参照して下さい。
環境変数 FNL_VERSION に 7.1.0
環境変数 FNL_LICENSE_NUMBER に 製品の LIC- +12 桁のライセンス番号
(不明の場合は LIC-999999 で結構です)
同じ環境変数がすでに存在する場合は、セミコロン( ; ) でつないで値を追加して下さい。
インストール時に設定される環境変数はこれ以外にも多数ありますが、IMSL Fortran ライブラリを使用する際、最
低限必要な環境変数はこの 5 種類です。
上記以外の環境変数を確認したい場合は、<MAINDIR>\imsl\fnl710\<ENV>\bin\fnlsetup.bat
および <ENV>.bat を参照して下さい。
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5.動作確認
コマンドモードでコンパイル・リンク・実行を行い、IMSL のインストールとライセンスの設定を確認します。
1) スタートメニューから、コンパイラのコマンドプロンプトを開きます。
『スタート』→『すべてのプログラム』→『Intel Parallel Studio XE2013』→『Command Prompt』→『インテル(R) コン
パイラーXE 14.0』を選択。この時、IMSL ライブラリが C:\Program files (X86)以下にインストールされている場合は、
右クリックして『管理者として実行』を選択して下さい。
2) インストール時に環境変数の設定を行っていない場合(『2.2)インストール』の ⑤ で”いいえ”を選択)は、IMSL
Fortran ライブラリの環境変数を設定します。
> cd
<MAINDIR>\imsl\fnl710\<ENV>\bin
※ <ENV> は『1.対応環境』の表にある『製品種別略称』の値を指定して下さい。
> fnlsetup.bat
Setting environment for IMSL C Numerical Library
と表示されます。
3) 検証プログラムで動作の確認を行って下さい。
① 下記のコマンドで検証プログラムのコンパイル・リンクを行って下さい。
> cd
<MAINDIR>\imsl\fnl710\<ENV>\examples\validate
> %FC%
%FFLAGS% imslmp.f90 %LINK_FNL%
※ IMSL Fortran ライブラリには数種類のリンク方法があります。上記コマンドの環境変数
%LINK_FNL%を他の環境変数に変更することによって、別の方法でリンクすることが可能です。リンク用の環
境変数とそれぞれの内容は次のとおりです。 また、Static リンクの時は環境変数%FFLAGS%の代わり
に%FFLAGS_STATIC%を使用して下さい。
リンク用環境変数
内容
LINK_FNL
DLL リンクで BLAS、LAPACK 部分に MKL を使用。SMP によるパラレ
ル化に対応。
LINK_FNL_STATIC
※(注)
スタティックリンクで BLAS、LAPACK 部分に MKL を使用。SMP のパラレ
ル化に対応。
※(注)
LINK_FNL_IMSL
DLL リンク。SMP によるパラレル化に対応。
LINK_FNL_STATIC_IMSL
スタティックリンク。SMP のパラレル化に対応。
※一般的に MKL を使用すると性能が向上することがあります。MKL を呼び出すリンク方法は、各ユーザの環境
で評価の上ご使用ください。リンク内容についての詳細は
<MAINDIR>\imsl\fnl710\<ENV>\notes\README.txt をご参照下さい。
※パラレル化する場合、実行時に環境変数 OMP_NUM_THREADS に使用するスレッド数を指定する必要が
あります。環境変数はコマンドラインでは次のように指定します。
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4 スレッド使用する場合の例 : set
OMP_NUM_THREADS=4
② 次のように例題を実行し、下記の内容が出力されれば正常終了です。”TERMINAL Error” が出力されます
が、これはエラーメッセージファイルの参照可否を確認するためにわざと起こしているエラーなので、特に問題はあり
ません。
>
imslmp.exe
Library version:
IMSL Fortran Numerical Library, Version 7.1.0
Customer number:
LIC-インストール時に入力したライセンス番号
X
1-
5
9.320E-01
7.865E-01
5.004E-01
*** TERMINAL ERROR 526 from s_error_post.
***
5.535E-01
9.672E-01
s_/rand_gen/ derived type option
array 'iopt' has undefined option (15) at entry (1).
4) CUDA を使用した検証プログラムの動作確認
NVIDIA CUDA6.0 が使用可能なシステムの場合は、CUDA を使用したプログラムの動作確認を行って下さい。
① コンパイル・リンク方法
> %FC%
%FFLAGS%
nvidia.f90 %LINK_FNL_NVIDIA%
CUDA を使用したリンク方法も Shared、Static の二種類があります。リンク時の環境変数で変更が可能です。
リンク用環境変数
内容
LINK_FNL_NVIDIA
DLL リンクで CUDA と IMSL の BLAS を使用
LINK_FNL_STATIC_NVIDIA
スタティックリンクで CUDA と IMSL の BLAS を使用
② 実行方法
> nvidia.exe
次のように表示されれば正常動作です。
THE NVIDIA DEVICE SGEMM WAS USED.
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6. Visual Studio を使用したコンパイル・リンク方法
Visual Studio を使用して IMSL Fortran ライブラリをコンパイル・リンクする方法を説明します。
ここでは Visual Studio2012 を使用して説明していますが、2010 でもコンパイル・リンク方法は基本的に同じです。
1)『スタート』→『すべてのプログラム』→『Microsoft Visual Studio 2012』から、 『Visual Studio 2012』を立ち上げ
て下さい。
2) Visual Studio のメインメニューから、『ファイル』→『新規作成』→『プロジェクト』を選択してクリックして下さい。
3) 下記ウィンドウの『プロジェクトの種類』で、『インテル(R) Visual Fortran』→『コンソールアプリケーション』→『空のプロジ
ェクト』を選択して下さい。任意のプロジェクト名を入力し、プロジェクトの場所を選んで『OK』を押して下さい。
4)
メ イ ン メ ニ ュ ー か ら 『 プ ロ ジ ェ ク ト 』 → 『 既 存 項 目 の 追 加 』 を 選 択 し て 、
<MAINDIR>\imsl\fnl710\<ENV>\examples\validate にある imslmp.f90 を追加して下さい(CUDA6.0
が使用可能な環境の場合は、nvidia.f90 も同様にテストして下さい)。
5) ソリューションエクスプローラ内の『ソースファイル』→『imslmp.f90』をそれぞれダブルクリックして imslmp.f90 のソースコー
ドを表示させ、imslmp.f90 のコードの先頭にリンクパス指定のためのインクルードファイルを追加します。リンク用インクル
ードファイルの種類は次のとおりです。
用途
DLL リンク
Static リンク
IMSL BLAS を使用
link_fnl_shared_imsl.h
link_fnl_static_imsl.h
BLAS、Lapack に MKL を使用。
link_fnl_shared.h
link_fnl_static.h ※(注)
※(注)
DLL リンクは SMP パラレルに対応
CUBLAS(CUDA NVIDIA) link_fnl_shared_nvidia.h
を使用
※(注2)(注3)
10
link_fnl_static_nvidia.h
※(注2)
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一般的に MKL を使用すると性能が向上することがあります。MKL を呼び出すリンク方法は、各ユーザの環境で評価の
上ご使用ください。
※(注)SMP パラレルの場合、実行時に環境変数 OMP_NUM_THREADS に使用するスレッド数が指定されている
必要があります。
※(注2) NVIDIA CUDA6.0 が使用可能な環境で、”CUDA-enabled versions”をインストールした場合のみ
使用可能です。このインクルードファイルでの動作を確認する場合は、前ページ 4)の『プロジェクト』→『既存項目の
追加』で、<MAINDIR>\imsl\fnl710\<ENV>\examples\validate の nvidia.f90 を選択して下さい。
<リンク用インクルードファイルの指定例>
include 'link_fnl_shared.h'
← プログラムの先頭に
! Use files
インクルードファイルの指定を追加
use rand_gen_int
use show_int
6) 『ファイル』→『imslmp.f90 の保存』を選択して、修正したコードを保存して下さい。IMSL Fortran ライブラリを
C:\Program files (x86) 以下にインストールした場合は、Visual Studio を『管理者として実行』 しない限り元ファ
イルには上書きできません。その場合はプロジェクトディレクトリに新規に保存して下さい。
7) ソリューションエクスプローラ中のプロジェクトソリューション名を右クリックして、『プロパティ』を選択して下さい。プロパティペー
ジの左側で『構成プロパティ』→『Fortran』→『全般』を選択し、右側の『追加のインクルードディレクトリ』に
shared リ ン ク の 時 は “<MAINDIR>\imsl\fnl710\<ENV>\include\dll” 、 Static リ ン ク の 時 は
“<MAINDIR>\imsl\fnl710\<ENV>\include\static” を入力し、右下の『適用(A)』ボタンをクリックして下さ
い。
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8) プロパティページの左側で『構成プロパティ』→『Fortran』→『言語』を選択し、右側の『OpenMP 宣言子の処理』を 並列コ
ードの生成(/Qopenmp)に変更し、右下の『適用(A)』ボタンをクリックして下さい。
9) プロパティページの左側で『構成プロパティ』→『Fortran』→『浮動小数点』を選択し、右側の『浮動小数点例外処理』がデフ
ォルトの “非数(NaN)、符号付き無限大、デノーマル結果を生成する” になっていることを確認して下さい。値がデフォルトで
なかったら設定しなおして、右下の『適用(A)』ボタンをクリックして下さい。
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10) プロパティページの左側で『構成プロパティ』→『Fortran』→『コマンドライン』を選択し、右側の『追加のオプション』に
“/F60000000” と入力して、右下の『適用(A)』ボタンをクリックして下さい。
11) プロパティページの左側で『構成プロパティ』→『リンカー』→『全般』を選択し、右側の『追加のライブラリー・ディレクトリー』
に “<MAINDIR>\imsl\fnl710\<ENV>\include\lib” を入力して、右下の『適用(A)』ボタンをクリックして下
さい。
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12) プロパティページ右上の『構成マネージャ』をクリックして、構成マネージャ画面を表示させ、右上の『アプリケーションソリュ
ーションプラットフォーム』で “新規作成…” を選択し、『新しいプラットフォームを入力または選択してください』で、”x64”
を選択して、『OK』ボタンを押して下さい。『プロパティページへの変更を保存しますか?』と確認が出た場合は『はい』をクリ
ックして下さい。
13) 『プラットフォーム』が”x64”に変わっていることを確認して、『閉じる』をクリックして下さい。
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14)
プロパティページ上部の『プラットフォーム(P)』が ”アクティブ(x64)” に変更になっていることを確認してから、
『OK』ボタンを押してプロパティページを終了させて下さい。
15) 『ビルド』→『ソリューションのビルド』を選択してプログラムをビルドします。
16) 『デバッグ』→『デバッグなしで開始』を選択してプログラムを実行します。「5.動作確認」と同じ結果なら正常動作で
す。
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7. オンラインドキュメント
「スタート」→「すべてのプログラム」→「Rogue Wave Software」→「IMSL Fortran Library’s Users Guide」から、
HTML と PDF ファイルのユーザーズガイドを参照できます。以下のファイルも参照できます。
QuickStart
インストール、使用方法などの概要
README インストール、使用方法等詳細
README.<ENV> その環境特有の情報について
Release_Notes
7.0 新規ルーチン、バグ修正情報など
また、弊社ホームページには日本語版のユーザーズガイドを始め数種の日本語ドキュメントがあります
(http://www.roguewave.jp/help-support/documentation)。
また、弊社米国ホームページ(http://www.roguewave.com/)から、White Paper やユーザーフォーラム(英
語)もご参照いただけます。
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8.IMSL 製品に関するお問い合わせ
本インストールガイドに関するご質問及び IMSL 製品のインストールトラブルに関するご質問は下記まで、E-mail、FAX、
または弊社ホームページの技術サポートフォームよりお問い合わせください。
尚、その際弊社発行のライセンス番号をお知らせくださいます様お願いいたします。
[お問い合わせ先]
ローグウェーブ ソフトウェア ジャパン株式会社
カスタマーサポートセンター
E-mail [email protected]
FAX
(03)5211-7769
技術サポートフォーム
http://www.roguewave.jp/help-support/support-request
[受付時間]
年末年始 (12/30~1/3)、祝祭日、弊社創立記念日(7 月第 2 月曜日)を除く
月曜日~金曜日の 10:00~17:00
[お知らせ頂く内容]
・ ライセンス番号
・ 所属機関、部署名
・ ご担当者名
・ ご連絡先:E-mail、電話番号
・ お問い合わせの内容、トラブル内容
・ ご使用環境(OS の種類、バージョン)
以上
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