��������� №��� 発 行 所 北 海 道 税 理 士 会 札幌市中央区北3条西20丁目 TEL011(621)7101 発行責任者 先 本 建 夫 編集責任者 早 津 善 行 印 刷 所 三塚印刷株式会社 札幌市東区北51条東4丁目 TEL011(752)0118 北海道税理士会ホームページ 登 別 温 泉 地 獄 谷 の 鬼 花 火 室 蘭 柴 山 太 一 北海道の古き建物たち№52 「ルーテル教会とめばえ幼稚園」 /4 シリーズ電子申告¢7 潮流 /2 会務のお知らせ /19 支部コーナー /21 「次期電子証明書の取得状況について」 /5 リレー随想 /26 第52回定期総会 /6 会員の平均年齢63.0歳 /37 函館市包括外部監査人に 税理士が登用にいたった経緯 支部会員の年齢分布一覧 /38 /29 協同組合だより /40 会員異動 /43 札幌南支部及び帯広支部に対し感謝状贈呈 /33 北 海 道 税 理 士 会 報 (2) 第454号 士 魂 を 胸 2008年(平成20年)7月15日発行 に 副会長 清 宮 純 時は早いもので、平成の時代も20年という区 切りの年を迎えました。私共の税理士業界の情 ほんろう 勢も時代の大きなうねりの中に翻弄されている ような気がいたします。 明治維新により、平安・鎌倉時代から続い てきた武士の役割を終えたのは、その能力が無 こた き故ではなく時代の要請に応えることができな ほか かったからに他なりません。 士業である税理士にも、そのような危機を迎 えております。 現在国が推進する電子政府の構築は、ひとり 日本だけの問題ではありません。日本を取り巻 く地球的な規模で劇的な力で推進され、それに 乗り遅れることは許されない状況にあります。 その波動は世界を駆けめぐり、私達税理士業界 にも当然のごとく変革を求めてまいりました。 それを受けて北海道税理士会も会を挙げて取 り組まねばならない緊急の課題となっておりま す。 税理士が電子申告を行うには、日税連電子認 証局が発行する税理士用電子証明書が必要とな ります。 今年の9月30日をもって旧税理士用電子証明 書は失効になり、現在認証者は全国の税理士の 66%すなわち7万450名中4万6,500人の会員が 認証を受けております。未だ全会員が取得され てはおりません。 ひるが 翻って北海道税理士会においては、これより かなり低い現状であると思われます。今回切り 替え時期を迎えておりますが、過去5年間のう ちにまったく利用しなかった会員が更新されな い事も考えられますので、さらに取得割合がお ちてしまう可能性もあるのです。 電子政府立国が宣言されて数年がたちました。 税理士業界も既に電子申告の時代に確実に 取り込まれております。ここで税理士が、その 対応を誤れば取り返しのつかない事態になりま しょう。ここは心を合わせてしっかりと推進し ていかねばなりません。 特に電子申告に対して苦手な会員には、合同 事務所、税理士法人を模索するのも一つの選択 肢であろうと思います。現実の問題として、一 層の事務所体制の強化が求められているのです。 電子申告推進の現状は、平成18年3月の国の アクションプランを受けて、税理士が申告する 際に0から5までのレベルを設定して、税理士 の関与先企業の申告をすべて電子申告で行う会 員を最低50%にするという目標を立てました。 その結果、平成18年分の利用率は3%105万件 であります。 そこで平成19年は8%を目標にスタートをし、 会を挙げての推進と法の整備を伴って法人を中 心に軌道に乗り、年明け後の確定申告に至る中 で340万件を突破をし前年の3倍以上の成績を あげることができました。 確定申告が一応終わりました3月17日の段階 では、約560万件にまで達し最終的には570万件 超17%の達成率となったのです。これも会員皆 様の努力の結果であると心より感謝しておりま す。 平成22年度には、その利用率50%の目標にお いても遠い夢ではなく、今後の展開によっては 税理士の力で達成できるような気もいたします。 そのためにも全会員が電子証明書を取得する 必要があるのです。私共は士業です。「士魂を 胸に」目的を一にして、誇りある輝ける税理士 会の構築を目指していかねばなりません。そ していま成すべきことをしっかりと心に秘めて 悠々と達成いたしたいものです。 2008年(平成20年)7月15日発行 北 海 道 税 理 士 会 報 第454号 (3) 国税局からのお知らせ ○納期限及び振替納付日について 平成20年分個人事業者の消費税及び地方消費税 区 分 課税期間 確定申告分 1ヵ月申告 H20.5.1∼H20.5.31 中間申告分 中間11回 5回目 1ヵ月申告 H20.6.1∼H20.6.30 3ヵ月申告 H20.4.1∼H20.6.30 中間1回 1回目 中間3回 3回目 中間11回 6回目 確定申告分 1ヵ月申告 H20.7.1∼H20.7.31 中間申告分 中間11回 7回目 確定申告分 中間申告分 法定納期限 振替納付日 平成20年7月31日㈭ 平成20年8月25日㈪ 平成20年9月1日㈪ 平成20年9月26日㈮ 平成20年9月30日㈫ 平成20年10月23日㈭ ※振替納税の利用勧奨及び期限内納付に向けた指導をお願いいたします。 総務部からのお知らせ 平成20年度版会員名簿は12月発行予定 ∼昨年度に引き続き自宅住所・電話番号も掲載∼ 北海道税理士会では、北海道税理士協同組合の組合員・賛助会員名簿を兼ねた自宅住 所・電話番号入りの会員名簿を10月1日現在で発行いたします。 つきましては、①自宅住所・自宅電話番号の掲載を希望しない方、②事務所ファックス 番号の掲載を希望しない方については、本紙に同封のご案内文に添付の「登録事項変更等 連絡票」により9月末までに本会へお申し出下さい。 また、登録事項に変更があった方で手続きがお済みでない方につきましても、至急手続 をお済ませ下さいますようお願いいたします。 (4) 第454号 北 海 道 税 理 士 会 報 北海道の古き建物たち No.52 2008年(平成20年)7月15日発行 札幌建築鑑賞会 ルーテル教会とめばえ幼稚園 札幌市中央区の西12丁目と13丁目を縦に貫く 西屯田通りは、山鼻地区に古くから残る商店街 である。この通りの外れに面した福音ルーテル 教会は昭和9年に会堂が建てられ、併設のめば え幼稚園は昭和12年に開園、園舎は創立時から ほとんど形を変えずに使われてきた。教会と幼 稚園は渡り廊下で結ばれており、園児のクリス マス会などは教会を使って行われている。 ルーテル派はフィン ランドからの宣教師に よって、札幌では大正 5年に伝道が開始され た。初代牧師はV・サ オライネン師。記録に よると当初の園児は24 名。山鼻を開拓した屯 田兵の子弟も多くいた ことだろう。水洗トイ レや暖房なども早くから据え付けられていた が、太平洋戦争が始まると鉄材拠出でスチーム が取り外されたという。戦後はコークスを使っ た温風ボイラーとなり、近年までレンガの煙突 が屋根から2本突き出ていた。 正面玄関入り口には右書きで「園稚幼えば め」とあり、中庭に回って見ると一階に張り出 したテラスの窓が特徴的である。創立50年を迎 えた改修の際も、窓枠や白い下見板の外壁な ど、なるべく外観を変えずに形状を保った。そ の甲斐もあり創立70年を迎えた平成19年には札 幌市都市景観重要建築物に指定された。卒園児 は5千人を数えるが、今でも全国から音信が届 くという。いつまでも同じ姿で佇む園舎は、彼 らにとって誇らしい出発点なのだろう。 【札幌市中央区南12条西12丁目】 絵と文・椎名 次郎 2008年(平成20年)7月15日発行 シリーズ 北 海 道 税 理 士 会 報 第454号 (5) ¢7 次期電子証明書の取得状況について ―― 下 位 低 迷 中 で す ―― 情報化対策部長 加 藤 惠一郎 5月中旬から、次期電子証明書(ICカー ド)の申請が始まっています。今回は、改めて、 この電子証明書取得の意義と、全国の単位会に おける取得状況をお知らせします。 ■電子証明書の意義と全員取得を目指す理由 電子申告を行える者は、申告納税制度のもと、 納税者本人と税理士業務を行う税理士に限られ ており、電子署名に用いる電子証明書を取得し ていることが前提となります。 そこで、日税連は、税理士が電子申告に対応 するために、税理士法の規定に従って日税連に 備える税理士名簿に登録された者に対して電子 証明書を発行するために「日税連電子認証局」 を組織しました。 日税連では、電子認証局の電子証明書は「電 子の世界における税理士証票」と位置付け、税 理士証票と同様、使う使わないに関係なく会員 全員が取得すべきものであると考えています。 ■なぜ発行手続きが厳格なのか 税理士であることを証明することができる のは、強制入会制度のもと、税理士登録事務手 続きを行っている日税連のみです。つまり、日 税連電子認証局の電子証明書の所有者は税理士 以外にはいないため、結果的に「所有者=税理 士」であることを証明することが可能となりま す。税理士資格を証明することは、住基カード に納められている公的個人認証等、他の電子証 明書では不可能なことです。 日税連電子認証局の電子証明書発行業務は、 税理士資格を証明する機能を持つこともあり、 電子署名法に基づいた厳しい審査を経て特定認 証業務の認定を受けています。この認定基準を 満たすために様々な条件が課されており、電子 証明書の取得には厳格な手続きが必要となって いるのです。 ■電子証明書の取得状況 上記のように、税理士にとって大変重要な電 子証明書ですが、残念ながら全国の中でも北海 道税理士会の取得率は下位に低迷しています。 表に示した数値は、日税連電子認証局が公表 した平成20年6月27日現在の電子証明書の発行 状況を単位会別に示したものです。 取得率が1番高い中国税理士会が55%に達し、 全国平均でも45%を超えている中、我が北海道 税理士会は下から2番目の取得率に甘んじてい ます。 厳格な手続きが面倒で、取得がまだの会員も いらっしゃると思いますが、電子証明書の趣旨 や全国の税理士の取得状況を勘案し、是非手続 きを取っていただきますようお願い申し上げま す。 また、すでに新しい電子証明書を入手された 会員の方は、手続き未済の会員の方々にお声が けいただければ幸いです。 次期電子証明書の発行状況 日税連電子認証局 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 税理士会 中 国 関東信越 東 海 北 陸 近 畿 四 国 東 北 東京地方 南 九 州 名 古 屋 九州北部 千 葉 県 沖 縄 北 海 道 東 京 合 計 平成20年6月27日現在 会員数 2,955 7,061 4,086 1,294 13,274 1,523 2,607 4,536 1,894 4,052 2,832 2,359 332 1,966 19,514 70,285 有効数 1,632 3,819 2,209 658 6,675 753 1,248 2,117 869 1,841 1,194 976 131 746 7,230 32,098 有効比率 55.23% 54.09% 54.06% 50.85% 50.29% 49.44% 47.87% 46.67% 45.88% 45.43% 42.16% 41.37% 39.46% 37.95% 37.05% 45.67% (6) 第454号 北 海 道 税 理 士 会 報 2008年(平成20年)7月15日発行 第 52 回 定 期 総 会 全6議案を承認可決 北海道税理士会は、6月19日㈭午後1時40分から、ロイトン札幌3階ロイトンホールにおい て第52回定期総会を開催、提案された6議案とも賛成多数で承認可決された。 午後1時40分、佐藤総務部長の司会で開会、 清宮副会長の開会のことばのあと先本会長から 本会招集のあいさつがあった。 ついで千葉副会長が来賓を紹介したのち、山 本副会長から本年6月21日までに入会した新会 員を議場に紹介、続いて斎藤副会長から6月18 日までに逝去された会員氏名を読み上げたのち、 全員起立して黙とうを捧げた。 続いて、表彰規程に基づく会員表彰が行われ、 会員表彰規程第3条第3号11人を代表して菅野 聖人会員(岩見沢支部) 、3条第4号27人を代表 して松本延夫会員(函館支部) 、第3条第5号48 人を代表して白岩征之会員(帯広支部)に先本 会長から表彰状と記念品を贈呈、会員表彰者を 代表して松本延夫会員から謝辞が述べられた。 ここで、杉下副会長から総会成立報告があり、 先本会長が仮議長席に着き議長の選任について 議場に諮った。出席者から「仮議長一任」の発 言を受け、仮議長は議長団構成員として池戸俊 幸(札幌北支部)、中原章博(北見支部)の両 会員を議場に諮りこれを決定した。 池戸・中原の両会員から議長就任のあいさつ が述べられ、議長が議事録署名人に菅野浩(札 幌中支部)、本間克彦(札幌東支部)の両会員 を指名し、直ちに議事に入った。 第1号議案 平成19年度事業報告及び 財務諸表並びに収支計算 書承認の件 斎藤副会長、安富経理部長から議案を説明、 山崎監事から監査報告が行われた。 議案説明後、議長から、書面により提出され ている質問から順に発言を得る旨が述べられ、 質疑が行われた。 【質問事項等要旨】 ○ アウトソーシング事業の取り組みについ て、事業への参入には賛成する。ただし、 道会が落札したものを下部組織である支部 に強制的に割り振る現在の方法には疑問を 感じる。会員の中には、自己の業務で目一 杯の者もいるであろうし、諸々の事情で参 加が困難な者もいると思われる。そこで提 案だが、道会にアウトソーシング事業部な るものを設置し、道会がすべての窓口にな 2008年(平成20年)7月15日発行 いか が 北 海 道 税 理 士 会 報 っては如何か。事業に参加したい会員は大 勢いるはずであるので、オール札幌として 事業に参加したい会員を道会に登録させて はどうか。 ○ 行政サービスのアウトソーシングを税理 士会が対応しなければならない理由は何か。 行政サービスを税理士会が国に代わってや らなければならないのか。1.5日を義務化 したのは無料相談を中心にした税務支援で あり、いつの間にかアウトソーシングが義 務化されている。その点の論議もなされて いないし明確になっていない。昨年12月に 突如、日税連が決定したことである。税務 支援とアウトソーシングが密着したものと して受け取られている感がある。現在アウ トソーシングとして出ているものは全て従 来税務署が行ってきた行政サービスである。 アウトソーシングをやるのであれば希望者 のみで実施すべきである。なぜ、当局の行 政サービスの下請けを税理士がやらなけれ ばならないのかを会員に説明し、納得した 会員のみでやってもらいたい。従来の税務 支援がどう変わったのかについての説明が 全く無く、情報が不足している。もっと情 報を出してくれなければ判断できない。 ○ 電話相談センターに電話を掛けてくる納 税者は税務署へ掛けて回されてくることか ら、税理士と名乗らなければ税務署員だと 思って相談している。アウトソーシング事 業では独立した公正な立場を保てないし、 行っていることは税理士法第2条に規定す る税理士の業務ではない。当局の行政サー ビスを下請けしているものである。 ○ 19年度のアウトソーシング事業に係る収 支計算のうち、その他諸経費9,704,000円 の内訳明細を明らかにしてもらいたい。 ○ 札幌国税局が発注したアウトソーシング 事業の入札に参加したとあるが、公益法人 であり事業者でない北海道税理士会がなぜ 入札に参加して落札に成功したのか。入札 すなわ に参加できるのは事業者、即ち、個々の税 理士等及び税理士法人等のみではないか。 また、落札価額は幾らを入れたか。また、 その価額はどのような根拠で決めたのか。 あらかじめ税務官庁から知らされていたの 第454号 (7) にお ではないか。どうも何か官製談合の匂いが するが、如何か。また、北海道税理士会の ほか 他に誰がこの入札に参加したのか。少数の 事業者(事業者でないものをも含む)のみ であれば、明らかに独占禁止法に違反する 行為ではないか。 ○ 事業組合というのは事業をしている組合 であり公益法人は該当しない。団体につい ては必ず運営目的があり、北海道税理士会 にも第2条にあるが、ここに上記のような 事業を行うとどこに書かれてあるのか。書 かれていないとすれば、定款違反行為を行 っていることになり、民法、商法に違反し ていることになるのではないか。 え じき ○ このままでは公正取引委員会の餌食にな るので、早急に改めてもらいたい。 ○ 株式会社北海道税理士会館の株式の件に ついて、道会が株式を保有することになっ たが、会にとっては重要な資産であると思 われることから、株式会社北海道税理士会 館の決算状況を報告してもらいたい。また、 道会として議決権を行使する代表者も決め てもらいたい。また、株主である道会の意 向が反映できるように、株主総会を道会の 定期総会後にしてもらいたい。 ○ 会員が保有していた株式の多くが道会に 移っていることから、もっと道会において 株式会社北海道税理士会館の件について議 論があっても良いのではないか。 それぞれについて担当役員から回答、議 長が、討論・質疑を打ち切り採決に入る旨 を告げ、賛成する会員の挙手を求めたとこ ろ、挙手多数(委任状出席者賛成1,027人、 反対5人)により原案どおり承認可決され た。 第2号議案 北海道税理士会会則の一 部改正(案)承認の件 金坂制度部長から、提案内容を説明、質問が なかったことから採決に入り、賛成する会員の 挙手を求めたところ、挙手多数(委任状出席者 賛成1,029人、反対3人)により原案どおり承 認可決された。 (8) 第454号 北 海 道 税 理 士 会 報 2008年(平成20年)7月15日発行 第3号議案 北海道税理士会会務執行 規則の一部改正(案)承 認の件 質問に対して担当役員から回答、議長が、討 論・質疑を打ち切り採決に入る旨を告げ、賛成 する会員の挙手を求めたところ、挙手多数(委 任状出席者賛成1,023人、反対9人)により原 案どおり承認可決された。 金坂制度部長から、提案内容を説明、質問が なかったことから採決に入り、賛成する会員の 挙手を求めたところ、挙手多数(委任状出席者 賛成1,029人、反対3人)により原案どおり承 認可決された。 第6号議案 平成20年度事業計画(案) 並びに収支予算(案)承 認の件 第4号議案 北海道税理士会所在不明 確認調査事務取扱規則の 制定(案)承認の件 金坂制度部長から、提案内容を説明、質問が なかったことから採決に入り、賛成する会員の 挙手を求めたところ、挙手多数(委任状出席者 賛成1,028人、反対4人)により原案どおり承 認可決された。 第5号議案 株式の取得承認の件 佐藤総務部長から、提案内容を説明の後、議 長から質疑を求める旨が述べられ、質疑が行わ れた。 【質問事項等要旨】 ○ 協同組合が保有する株式を道会へ売却す るのであれば、出資金を戻してもらいたい。 ○ 道会が会員に対して会館の状況について 説明をすべきである。なお、協同組合が保 有する株式を一株500円で実際に道会が現 金を支払って購入したのか。 ○ 協同組合には現金を支払うのに、道会に す 譲渡した会員には、なぜ直ぐに支払わない のか。 ○ 協同組合が道会に株式を売却することに よって協同組合の決算において損失が出る と聞いたが、そうした場合、協同組合の存 続が危うくなるのではないか。 ○ 会員は協同組合に対して2万円しか出資 していない。株式の件とは別の話であり、 道会の総会で論議するべき内容ではないの ではないか。 斎藤副会長、各部・委員長、大谷役員選挙管 理委員長、金山審議室長、安富経理部長から議 案説明の後、議長から質疑を求める旨が述べら れ、質疑が行われた。 【質問事項等要旨】 ○ 20年度予算案のうち特別委員会費支出が 860万円も増加している理由と内訳を伺い たい。 ○ 社会的に問題になっている社会保障の財 源確保として消費税論議が脚光を浴びてい るが、19年11月に政府税制調査会、20年5 月に社会保障国民会議、最近では自民党財 政改革研究会や福田総理大臣の発言でも消 費税率アップが報道されている。当初は3 %、現在5%、次に10%と倍々ゲームで論 議されている。果たしてそれで良いのか。 我々税の専門家として、毎年の税制改正に 関する意見書においても根本的に手直しす わず べきという意見は18年度の改正意見に僅か に記載されている。今の消費税法は中身に からくりがある。5%そのものが全額国に 納入されていない制度であり、仕入れ控除 というからくりがある。いわゆる間接税で ありながら直接税の手法を用いている。こ こにそもそも国の財政が不足する原因があ る。したがって、専門家である税理士会で はどのように抜本的な税制改革をするよう に検討されているのか伺いたい。中身が整 理されて消費税の税率がアップされないこ とになれば、税理士会が国民から賞賛され るのではないか。 ○ 協同組合が保有する株式を道会が購入す る件について、会員からの質問に執行部が 適切に回答していないのではないか。今回、 2008年(平成20年)7月15日発行 北 海 道 税 理 士 会 報 協同組合の保有する株式を道会が購入する ことになったのは、法律が改正されて協同 組合が株式会社北海道税理士会館の株式を 保有できなくなったため、道会が購入する こととなったものである。会館建設の際に は、協同組合の保有する株式については将 来にわたって検討することとされ、会員が 保有する株式についてのみ、道会に譲渡又 は寄付してもらうということになっていた。 協同組合が保有する株式はプレミアムが付 いた価格で購入しており、会員が保有して いた株式とは異なるものであり、協同組合 が一株500円で道会に売却することによっ て当然マイナスが生じる。協同組合の2万 円の出資金の返還を求めるのであれば、協 同組合を脱退すれば良い。 ○ 他税理士会の会報には税政連の紹介や会 長が誰になった等の記事のみが掲載されて いる程度に対し、道会のように詳しく活動 内容が掲載されることは不愉快である。強 制加入の団体の広報誌に特定の政治団体の 記事が掲載されることは、支持していない 会員にとっては如何なものか。関連ある団 体の行動として、年に一度、定期大会を開 催して会長が誰になったとか方針がどのよ うになったかについて掲載することは結構 だが、中身の活動まで記事掲載することは 不愉快である。また、常務理事会において 監事が税政連の活動を常務理事会で検討し てはどうかと発言しているが、如何なもの か。便宜供与をはかるべきではない。 第454号 (9) ○ 登録調査委員会の事業計画において二ヵ 所事務所の記載があるが、三ヵ所であれば 良いように読み取れるので、次年度からは 表現を改めるべきである。 ○ 本部役員と支部会員との懇談会を開催し たとあるが、19年度はどの支部で実施した のか。なお、懇談会の内容においては、道 会からの報告事項に重きが置かれており、 会員からの質問・意見が少ないように聞い ていることから、今後、どのように方向付 けていくのか。開催回数を増やす方法につ いても検討すべきではないか。 それぞれについて担当役員から回答、議長が、 討論・質疑を打ち切り採決に入る旨を告げ、賛 成する会員の挙手を求めたところ、挙手多数 (委任状出席者賛成1,023人、反対9人)によ り原案どおり承認可決された。 ここですべての議事が終了し、議長団が退席 後、大谷役員選挙管理委員長から、札幌北支部 の区域を選挙区とする理事1人の辞任に伴う補 欠選挙の結果について報告が行われた。 続いて、池田日税連会長代理として出席の石 井幸夫日税連副会長から来賓祝辞の代読があり、 最後に齋藤副会長の閉会のことばをもって、第 52回定期総会は午後4時47分閉会した。 引き続き、午後6時から開催された懇親会で は、札幌国税局長ほか幹部、札幌市、関係民間 団体からも多数の来賓をお招きし、盛大な懇親 会が開催された。 規制改革対策特別委員からのお知らせ 日税連規制改革対策特別委員会 委 員 斎 藤 雅 昭 犯罪収益移転防止法に関するQ&Aが、日税連規制改革対策特別委員会から公表されま した。 詳しくは、税理士界第1246号(7月15日号)か、日税連HP(https://cool.joingear.jp/lf/ hkd/links.html)をご覧下さい。 (10) 第454号 北 海 道 税 理 士 会 報 2008年(平成20年)7月15日発行 教第52回定期総会教 先本会長あいさつ 本日は、会員の皆様におかれましては、全道 各地よりご参集をいただきありがとうございま す。 また、ご来賓といたしまして札幌国税局久保 税理士監理官様、日本税理士会連合会より副会 長でもあられます千葉県税理士会会長石井幸夫 様、さらに本会の関連団体の皆様にもご臨席を 賜っております。 高い席からではございますが、厚く御礼を申 し上げます。 総会に先立ちまして、一言ごあいさつを申し 上げます。 まず、先週発生いたしました岩手・宮城内陸 地震で、お亡くなりになられました方々、また 被災されました方々に、お悔やみとお見舞いを 申し上げます。 また、日税連顧問であります、関東信越税理 士会の平田公敏先生が去る16日、お亡くなりに なったとの悲報が届いております。 心から、ご冥福をお祈り申し上げます。 さて、日本経済は、昨年のサブプライムロー ンに端を発しまして、株安、石油高騰など、又 ミャンマー・中国での自然災害、更に国内政局 の不安定など、私どもを取り巻く環境は、大変 厳しいものがございます。 北海道の企業も、会計・税務の専門家として、 また企業のパートナーとしての私どもに、色々 と指導を求めているところでありますので、そ よろ の期待に添うべくご努力を宜しくお願い申し上 げます。 お陰を持ちまして、北海道税理士会の会務も 順調に推移し、本日第52回の定時総会を迎える ことができました。 会員の皆様方には、多大なるご理解とご協力 を得ましたことを、心から感謝を申し上げる次 第であります。 私どもを取り巻きます状況は、従来とは比較 にならない程大きく、また早いスピードで変革 しており、特に規制改革、グローバル化する経 きび 済への対応は、大変厳しいものがございます。 そのような中にありまして、執行部といたし ましては、税理士法の定める税理士の使命、国 民・納税者から信頼される「税理士」また「税 理士制度」を目指し、また会員から寄せられま こた した負託に応えるべく、積極的な活動をして参 りました。 特に19年度は、「電子申告」と「税理士業務 の受託事業いわゆるアウトソーシング」に明け 暮れた気がいたします。 電子申告に関しましては、会員各税理士事務 所におきましての申告手続きはもちろん、税務 支援の際にも、大変ご協力を得ましたことを、 改めて御礼を申し上げます。 お陰を持ちまして、全国の電子申告件数は、 577万件、この申告割合は17%と発表されてお ります。 平成21年度には、この申告割合の政府目標は 50%でありますので、更なる対応を進めてまい りますので、宜しくご協力のほど、お願い申し 上げます。 次に「税理士業務の受託事業いわゆるアウト ソーシング・公共調達」への対応であります。 これも、試行錯誤を繰り返しながら、なんと か税理士としての責任を果たすことができたも のと思っております。 ここで、会員皆様には、ご報告申し上げる事 項がたくさんあるわけでありますが、時間の関 係上、詳細は日税連及び当会の機関紙をお読み いただくことといたしまして、特筆すべき事項 の若干をご紹介申し上げたいと存じます。 その第一は 税務支援に関する対応でありま す。 2008年(平成20年)7月15日発行 北 海 道 税 理 士 会 報 税務支援に関し、現在大きな二つの事項がご ざいます。 その一つは、日税連では、税務支援の考え方 を時代に対応したものとすべく「税務支援制度 の再構築に関するプロジェクトチーム」を立ち 上げ、税理士が行うべき税務支援の在り方を再 検討いたしました。 税理士法では、「税理士・税理士法人でない 者は、税理士業務を行ってはならない」と定め られており、また税理士の公共的使命・社会貢 献からも、税理士業務に係わる受託事業には、 積極的に税理士会が対応すべきであり、また税 とら 務支援と捉えて、会員全員が対応すべきである との答申が出されました。 この答申に従いまして、今後短期間のうちに、 当面の方向性が出されるものと思っております。 その二つには、本会が検討している事項であ りますが、「税務支援センター」がございます。 税理士業務といえども「公共調達」の対象と なる時代であります。 同時に、従来から臨税の縮小を、国税庁や国 税局にお願いをしてまいりましたが、やっとそ の方向に動き始めました。 また、コンピュータの発達により、簡単な知 識で会計業務が可能となり、しかもコンピュー タには、会計と税務の区分けがないために、だ れでもが、税理士業務、取り分け申告書作成が 行える環境にあります。 これら「臨税縮小」・「IT環境」に加えて、 各種団体への税理士派遣、支部間の応援、税務 支援従事者の報酬等々税務支援に関する問題等 を一元化した対応とすべく「税務支援センタ ー」の設立を目的として「税務支援センター準 備特別委員会」を発足させ、検討を開始いたし ております。 今後、会員の声を聞きながら、構築を図って まいりますので、ご協力のほどよろしくお願い 申し上げます。 第二には、会員電話相談についてであります。 会員相談は、各単位会が独自に行っておりま すが、これを、全国統一した形での会員相談体 制ができないかを検討してまいりました。この 度、日本税理士会連合会が主催をし、日本税務 研究センターが運営、全国税理士共栄会の資金 協力を得まして、7月から9月を目途に、会員 第454号 (11) 電話相談センターが開設される見込みとなりま した。詳細は近日中にお知らせできるものと思 います。 第三には、書面添付制度の普及・定着に向け ての具体策が示されました。 従来より、より利用されやすいものとすべく、 ご当局との協議会を重ねてきた結果の具体策で あります。 まず、第一点は、記載様式をより記載しやす い形式に改めることとなりました。 第二点は、調査省略通知関係で、意見聴取後 実地調査を省略する場合には、文書による通知 をすることにしていただきました。 これらは、実施要領を作成し、税務職員の周 知を図っていただくことになっております。 その他、租税教育の推進・会計参与制度の普 及定着、研修制度の充実等々多くの課題に積極 的に対応してまいりますので、会員皆様方の、 ご理解とご協力を宜しくお願い申し上げます。 最後に、綱紀粛正のお願いをしなければなり ません。 何度も申し上げておりますが、綱紀問題は、 税理士自らが、襟を正すことしか解決の道はあ りません。 よろ 事務所職員を含めまして、綱紀粛正を宜しく お願い申し上げます。 これより後、重要事項のご審議を予定してお りますので、どうぞ、活発で有意義なご審議を いただきますようお願いを申し上げます。 終わりになりますが、会員皆様方の、ご健勝 と活躍を心からご祈念申し上げ、開会のあいさ つとさせていただきます。 (12) 第454号 北 海 道 税 理 士 会 報 2008年(平成20年)7月15日発行 祝 辞 日本税理士会連合会 会 長 池 田 隼 啓 (代読 副会長 石井 幸夫) 北海道税理士会第52回定期総会の開催に当た り、一言お祝いを申し上げます。 本日の総会において、平成20年度の事業計画、 予算をはじめ、すべての議案が滞りなく承認さ よろ れましたことを心からお慶び申し上げます。 ごろ また、会員各位には常日頃より、日税連の会 務運営に格別のご理解とご協力を賜り、この場 をお借りして厚く御礼申し上げます。 さて、現在わが国においては、行政の効率 化・簡素化や財政の健全化を図るため、さまざ まな施策が講じられており、税務行政について もe-Taxの利用促進、税務相談体制及び公共調 達方法の見直しなどが推進されております。ま た、政府は、行政の各分野において、規制改革 を推進しており、税理士制度についても、情報 開示の推進などの措置が求められております。 このような社会状況の変化に的確に対応する ため、日税連においては、国民・納税者の信頼 に応え得る税理士制度の確立に向け、諸施策を 講じているところであります。この機会に、そ の一端をご報告し、会員の皆様の更なるご協力、 ご支援をお願い申し上げたいと存じます。 その第1は、電子申告制度の利用促進につい てであります。 会 員 各 位 の ご 協 力 に よ り、 平 成19年 度 の e-Tax利用実績は、目標を上回る17%を達成し ました。しかし、平成22年度の数値目標である 50%達成まで道半ばであり、税理士一人ひとり が真剣に取り組まなければこの数値目標を達成 できません。そこで、日税連ではe-Taxの更な る利用促進を目指し、国税庁に対し「電子申告 利用者に対する次年度の案内」など、利用者の 視点に立ったシステムの整備、サービスの改善 について24項目の要望を提出したところであり ます。電子政府の実現に貢献し、税理士制度の 維持、発展を図るため、会員各位には一層のご 理解、ご協力をお願いいたします。 第2は、税務支援制度の再構築であります。 国税当局の税理士業務にかかる委託事業の発注 方式については、税理士制度の根幹にかかわる 重要課題であることから、粘り強く当局の理解 を求め、昨年10月、確定申告期の無料税務相談 及び電話相談については、公募方式により入札 が実施されることになったところであります。 これを受け、日税連ではプロジェクトチームを 設置し、国税当局からの受託事業への対応を含 め、税務支援制度の再構築について検討してま いりました。その結果、国税当局からの受託事 業については、すべて税務支援事業と位置づけ、 今後、所掌部において、年内を目途として規則 等の改正作業を進めることとしております。会 員各位には、税務支援事業が税理士の社会公共 的使命及び社会貢献に基づく事業であることを 是非ともご理解いただきたく、お願い申し上げ ます。 第3は、税理士法改正への取り組みについて であります。 本年3月21日に、制度部から「税理士法改正 要望項目」(タタキ台)についての具申が提出 されました。税理士法改正に関しては、内閣に よる法律案提出を目指しており、まず国税庁と の協議を行う必要があります。そこで、このタ タキ台について、国税庁との協議を行うための 資料とするため、タタキ台における問題点を指 摘するとともに、タタキ台では取り上げられて いない検討項目を示したうえで、制度部に対し、 再検討を諮問したところであります。今後、こ の諮問に対する答申を待って、税理士法改正プ ロジェクトチームの設置を検討することとして おります。 このほか、税務相談体制の見直し、規制改革 への対応、会計参与制度の普及、書面添付制度 2008年(平成20年)7月15日発行 北 海 道 税 理 士 会 報 の普及・定着、税制改正建議の実現、登録政治 資金監査人への税理士の就任などにも鋭意取り 組むこととしておりますが、いずれも重要な課 題であり、全国15税理士会及び7万人会員の支 えがなければ解決し得ない課題ばかりでありま す。 第454号 (13) 本日ご出席の皆様はもとより、会員各位の一 層のご理解とご協力を衷心よりお願い申し上げ る次第であります。 結びに当たり、北海道税理士会のますますの ご発展と会員各位のご健勝とご活躍をお祈り申 し上げ、祝辞といたします。 総 会 出 席 者 人 数(最終人数) 支 部 6月19日 本 人 会 員 数 出 席 委任状 出 席 出 席 総 数 支 部 6月19日 本 人 会 員 数 出 席 委任状 出 席 出 席 総 数 札幌中 215 29 90 119 釧 路 65 7 29 36 札幌西 441 51 234 285 帯 広 64 4 35 39 札幌北 286 35 147 182 岩見沢 38 6 19 25 札幌東 149 14 86 100 滝 川 20 1 10 11 札幌南 252 32 126 158 北 見 52 7 24 31 小 樽 48 12 21 33 室 蘭 28 5 15 20 函 館 85 13 59 72 苫小牧 50 6 30 36 旭 川 171 10 107 117 合 計 1,964 232 1,032 1,264 第36回日税連公開研究討論会開催 1. 日 時 平成20年10月10日(金) 午前10時∼午後5時15分(受付開始 午前9時) 2. 場 所 ホテル日航熊本 熊本市上通町2−1 電話(096)211−1111 3. 主な内容 第1部「租税行政庁の権限行使における裁量」(九州北部税理士会) 第2部「わが国の新しい所得税のあり方 ――現行所得税の問題点の視点から基本的構 造を考える――」(南九州税理士会) 第3部「地方再生 ――税制と税理士の役割」(沖縄税理士会) 4. 参 加 費 5,000円(テキスト、昼食代を含む) 5. 懇 親 会 午後5時30分∼7時(会費10,000円) *参加希望者は、道会事務局までお申し込みください(8月14日(木)〆切) (14) 第454号 北 海 道 税 理 士 会 報 2008年(平成20年)7月15日発行 教第52回定期総会懇親会教 玉川札幌国税局長あいさつ 北海道税理士会の皆様には、日頃から税務行 政全般にわたりまして、深いご理解とご協力を いただいておりますことを、この場をお借りし て、厚く御礼申し上げます。 特に、先般の平成19年分所得税等の確定申告 期におきましては、税務支援等を通じまして、 適正申告・納税の指導はもとより、開設初年度 でありました「確定申告テレホンセンター」な どの受託いただいた各種業務を皆様のご協力に より円滑に実施することができ、お陰をもちま して確定申告事務を無事に終えることができま した。 このことにつきましても、この場をお借りし て、改めて、厚く御礼申し上げます。 また、国税庁の最重要課題として取組みして まいりましたe-Taxの普及につきましては、年 金受給者説明会や還付申告相談センター、税理 士会が独自に開催された相談会場等においての e-Taxにも積極的に対応いただき、当局の平成 19年度のオンライン利用促進対象42手続の利用 割合は、14.6%と、1年後の平成20年度の目標 値であります8%をも大きく上回ることができ ました。 国税庁企画課長として一昨年の秋に訪れて説 明会をさせて頂いた時は、代理送信をテコにし て何とか、前年の0.3%から2%、あるいは100 万件を達成したいと悪戦苦闘していたところで したが、まさに隔世の感があります。 皆さんが動き始めてくださったことに感動し ており、これも、税理士会並びに会員の皆様の ご協力の賜物と、この場をお借りして、感謝申 し上げる次第でございます。 そのようなこともあり、昨日、平成19年度に おいて、e-Taxの利用促進に顕著な功績が認め られました税理士(49人)、税理士法人(25法 人)及び支部(2支部)を含む、99の個人、法 人及び団体に対しまして、私から(国税局長)、 感謝状を贈呈させていただいたところでござい ます。 平成19年度は皆様のご協力により良好な結果 となりましたが、平成21年度の22%、最終目標 であります平成22年度の50%のハードルは、か なり高いものがあります。 当局といたしましては、納税者利便の向上を 図りつつ、目標達成に向け、次の22%も一年早 く達成できないかと、全力で取組んでまいりま すが、e-Taxの一層の普及・拡大のためには、 やはり、税理士の皆様のご利用が最も重要と考 えております。 会計・税務の世界が電子政府の分野でも最も 進んだ分野の一つになり、その中でIT化の進 む21世紀社会においても税理士事務所がより付 加価値の高いサービスを提供して、ますます繁 栄していただくことを共に目指しながら、税理 士事務所におかれてはe-Taxを活用した税務に 積極的に取り組んでいただけますよう、お願い を続けていきたいと考えておりますのでよろし くお願いします。 また、一般納税者に対しては、本年は国税庁 のHPの確定申告書等作成コーナーに馴染んで いただき、簡単な申告書なら「自宅のパソコン からでもできますよ。」ということを基本メッ セージとしつつ、さらに「e-Taxを使えばプリ ントアウトも不要で5,000円控除も受けられる こと。」あるいは、「事業を行っている方や複 雑な申告はぜひ税理士事務所に相談してくださ い。」ということなどを呼びかけていきたいと 考えています。 またこれを基本にして、来年の確定申告期に 向けては、税務署でも確定申告書等作成コーナ ーと同じ機能を備えたパソコンを活用した対応 を充実させたり、年金受給者等についての申告 2008年(平成20年)7月15日発行 北 海 道 税 理 士 会 報 相談会もアルバイト職員のサポートによって納 税者が利用しやすいものとし、市町村の相談コ ーナーでもe-Taxに対応したパソコンを活用し ていただくようお願いしていくことなどにも取 り組もうと考えております。 テレホンセンターの運営方法を含めた税理士 の税務支援のお願いにつきましても、前広に相 談させていただきたいと考えておりますので、 どうぞよろしくお願い申し上げます。 次に、臨時税務署類の作成等(いわゆる臨 税)の許可につきましては、農協・漁協・商工 会などのこれまでの許可団体に対して、機会あ るごとに記帳指導や経営指導は継続していただ く一方で、税務に関しては税理士事務所との提 携を推奨し、臨時税務署類の作成等の許可を必 要としない環境整備をお願いしてまいりました が、あと2年以内に完了させるようお願いして いくこととしております。 税理士会におかれましては、支援を必要とす る小規模事業者等に対して、支部間応援の施策 やそれに伴う予算措置を講じられ、全面的にフ ォローアップしていただけるということであり、 大変心強く思っております。 また、書面添付制度は、納税者のコンプライ アンスの維持・向上に資する制度であると位置 づけ、書面の記載内容の充実に重点を置きつつ、 その育成と定着に努めてまいりましたが、今後 は、添付割合の向上に軸足をおいた運営に移行 していくことを先般の署長会議でも指示したと ころです。 税理士さんがしっかりと関与されたことにつ いては、その旨を積極的に述べていただき、そ の度合いも踏まえてメリハリのある調査を行っ ていくよう、当該制度を従前以上に調査事務等 に活用していくことも指示しております。 このような重要な制度でありますから、局署 それぞれの段階に応じた協議会等を開催するな どして、添付割合の向上もお願いしていくこ ととしておりますので、ぜひ、多くの税理士の 方々に活用していただきたいと考えております。 税理士の皆様には、会計・税務のプロとして、 独立した公正な立場から申告納税制度の一層の 発展と税務行政の円滑な執行に対しましても多 大なご協力をいただいているわけですが、同時 に人口減少、超高齢化社会に入って、地域の活 第454号 (15) 性化あるいは地域での助け合いやボランティアが ますます重要になってきている中、健全な会計・ 税務や企業経営などに関する見識を活かし、また 地域社会から税理士に向けられた尊敬や期待に 応えて、ぜひ社会貢献活動もますます活発にして いただけるようにお願いしたいと思います。 例えば、公益法人改革では、公益認定を受け るためには経理がしっかりしていることが必須 であり、税理士さんが公益法人の理事・監事な どを勤めていただくことがますます必要になっ てくると思います。 租税教育も、税理士の方々のご活躍をぜひお 願いしたい分野であります。 「ようこそ先輩」といった形で、高校・大学 などを訪ねたり、地域の生涯教育の場、主婦・ 老人大学などでも講師を務めていただくこと、 また、法人会(税理士法人の場合)や間税会等 の会員にも積極的になっていただき、事業を行 っている方とともに、企業の健全な経営や地域 の活性化に貢献していただくことなど、いろん な地域への貢献の例が考えられます。 道内の2,000名近い税理士さんのパワーをそ のような分野でもぜひ発揮していただきたく、 よろしくお願い致します。 各部・委員会ニュース 部・委員会 総 綱 務 紀 監 開催日 主 な 協 議 事 項 部 7月1日 正副部長会議 察 部 7月1日 監察小委員会 7月2日 綱紀委員会 調 査 研 究 部 7月7日 正副部長会議 指 導 研 修 部 6月26日 第1回部会 7月4日 会員相談室会議 広 報 部 6月16日 正副部長会議 C班会議 7月10日 正副部長会議 校正・編集会議 業 務 対 策 部 6月18日 報酬小委員会 税 務 支 援 対 策 部 6月13日 正副部長会議 7月12日 正副部長会議 7月15日 第2回部会 アウトソーシング 小委員会 北 海 道 税 理 士 会 報 2008年(平成20年)7月15日発行 ∼定期総会来賓ご芳名∼ (敬称略) (16) 第454号 (敬称略) 札 幌 国 税 局 税理士監理官 久 保 満 男 日 本 税 理 士 会 連 合 会 副 長 石 井 幸 夫 北 海 道 税 理 士 協 同 組 合 副 長 森 下 敏 美 北 海 道 税 理 士 政 治 連 盟 会 長 喜 多 孝 男 会 理 事 ∼懇親会来賓ご芳名∼ (敬称略) (敬称略) 札 幌 国 税 局 局 長 玉 川 雅 之 札 幌 国 税 局 課税第一部長 西 聡 札 幌 国 税 局 課税第二部長 松 村 俊 一 札 幌 国 税 局 徴 長 岸 博 之 札 幌 国 税 局 調査査察部長 湯 淺 豊 生 札 幌 国 税 局 税理士監理官 久 保 満 男 部 財政局税務課長 坂 本 和 彦 日本公認会計士協会北海道会 会 長 森 川 潤 一 札 会 副 会 長 大 和 義 広 北 海 道 社 会 保 険 労 務 士 会 副 会 長 髙 村 健 次 北 会 総 長 江 谷 清 和 札 幌 土 地 家 屋 調 査 士 会 会 長 上 山 和 夫 北 海 道 不 動 産 鑑 定 士 協 会 会 長 井 上 勝 法 北 海 道 商 工 会 連 合 会 組織運営部長 塩 見 和 雄 北 海 道 法 人 会 連 合 会 専 事 霜 鳥 威 敏 北 海 道 青 色 申 告 会 連 合 会 会 長 小 田 幸 晴 北 海 道 間 税 会 連 合 会 会 長 高 橋 則 行 北 海 道 納 税 貯 蓄 組 合 連 合 会 会 長 南 榮 治 国 札 幌 支 店 長 菅 原 謙 一 北 海 道 幌 海 民 顧 司 道 生 総 法 行 問 書 政 活 務 金 士 書 融 弁 士 公 護 庫 収 部 務 部 務 理 士 林 裕 司 株式会社日税ビジネスサービス 取締役副社長執行役員 山 中 弘 株式会社日税ビジネスサービス 常務執行役員 園 山 光 男 株式会社共栄会保険代行北海道支店 支 長 大矢根 教 子 株式会社共栄会保険代行北海道支店 支 店 長 代 理 照 井 俊 司 株 式 会 社 日 税 サ ー ビ ス 代 表 取 締 役 青 木 宏 充 株 式 会 社 日 税 サ ー ビ ス 課 長 阿 部 孝 也 ㈶ 大 蔵 財 務 協 会 札 幌 支 所 支 長 森 本 清 オ 会 代 表 佐久間 重 行 伊 達 市 噴 火 湾 文 化 研 究 所 所 長 大 島 直 行 日 本 税 理 士 会 連 合 会 副 長 石 井 幸 夫 日 本 税 理 士 国 民 年 金 基 金 常 務 理 事 平 川 滋 日 本 税 理 士 厚 生 年 金 基 金 常 務 理 事 阿 部 弘 税理士事務所職員退職年金共済会 事業推進役理事 槙 島 凱 夫 日 会 副 長 多 賀 義 明 会 会 長 石 井 幸 夫 北 海 道 税 理 士 協 同 組 合 理 長 齋 藤 孝 志 北 海 道 税 理 士 政 治 連 盟 会 長 喜 多 孝 男 千 コ 本 葉 ン 税 県 シ 理 ベ 士 税 共 理 の 済 士 店 所 会 理 事 事 2008年(平成20年)7月15日発行 北 海 道 税 理 士 会 報 第454号 (17) 表 彰 会 員(敬称略) 表彰規程第3条第3号 表彰規程第3条第5号 通算満10年以上本会の役員等として本会の発展に 尽力した者 満20年以上税理士の業務に従事し、その職責を果 たし、かつ、本会の会員たる本分を全うした者 佐藤 伸泰(札幌中)、 齋藤 孝志(札幌西) 大谷 荘一(札幌中)、 木村喜代藏(札幌中) 村田 賢一(札幌西)、 谷 幹夫(札幌北) 慶松 幹也(札幌中)、 佐川 彰浩(札幌中) 田中 和子(札幌東)、 大西 静志(小 樽) 田中 利男(札幌中)、 浅野 正敏(札幌西) 杉下 清次(小 樽)、 花田 秀雄(函 館) 阿部 真澄(札幌西)、 石川 信之(札幌西) 田中 義之(釧 路)、 菅野 聖人(岩見沢) 江川 末松(札幌西)、 大森 敏夫(札幌西) (計11名) 木之内利彦(札幌西)、 後藤 敬三(札幌西) 宮崎 英彰(滝 川) 本間 克夫(札幌西)、 松井 克彦(札幌西) 表彰規程第3条第4号 松谷 英俊(札幌西)、 三上 忠司(札幌西) 満30年以上税理士の業務に従事し、その職責を果 たし、かつ、本会の会員たる本分を全うした者 山谷 隆史(札幌西)、 吉川 孝(札幌西) 石川 郁夫(札幌中)、 森村 文雄(札幌中) 稲垣 正彦(札幌北)、 佐藤 範夫(札幌北) 川上 博道(札幌西)、 田家 康孝(札幌西) 細谷 二郎(札幌北)、 本間 武男(札幌北) 竹崎 梅雄(札幌西)、 中井 実(札幌西) 大志田正男(札幌南)、 門脇 敏嗣(札幌南) 本元 タケ(札幌西)、 吉岡 和守(札幌西) 狩野 守(札幌南)、 千葉 廣(札幌南) 竹野 喜世(札幌北)、 福地 功(札幌北) 塚田 勇治(札幌南)、 内藤 知昭(札幌南) 藤田 時人(札幌北)、 升田 清一(札幌北) 中村 陽子(札幌南)、 高橋 幸雄(函 館) 三上 豊(札幌北)、 宮下 清孝(札幌北) 八戸 啓喜(函 館)、 岩城 壽(旭 川) 山口 春雄(札幌北)、 内山 恒男(札幌南) 薄井多賀子(旭 川)、 兼廣 昭雄(旭 川) 大坪 静司(札幌南)、 小関 益美(札幌南) 神田 英一(旭 川)、 田邉登代二(旭 川) 弘中 正利(札幌南)、 山口 穆隆(札幌南) 坪沼 一成(旭 川)、 橋本 宗敏(旭 川) 松本 延夫(函 館)、 池田 守(旭 川) 早坂 睦弘(旭 川)、 細川 美子(旭 川) 石田 栄作(旭 川)、 間丈 光雄(旭 川) 谷内 尚明(釧 路)、 平木喜久男(釧 路) 佐藤 正二(釧 路)、 清水 貞明(北 見) 白井 嘉矩(帯 広)、 白岩 征之(帯 広) (計27名) 富士道昭憲(帯 広)、 三崎 勉(岩見沢) 松尾 良一(北 見) 米重 武志(札幌西)、 渡部 康雄(札幌西) (計48名) 北 海 道 税 理 士 会 報 (18) 第454号 2008年(平成20年)7月15日発行 定 時 株 主 総 会 を 開 催 ㈱北海道税理士会館 ㈱北海道税理士会館では、6月19日㈭午後1時から、ロイトン札幌において、第50回定時株 主総会を開催し、提案された2議案とも、賛成多数により承認可決された。 第1号議案 第50期計算書類承認の件 第2号議案 監査役全員任期満了に伴う改選の件 新監査役:山崎幹雄、弘中正利(いずれも留任) *任期は第51回定時株主総会終了の時まで 貸借対照表の要旨 損益計算書の要旨 (単位:千円) (平成20年4月30日現在) (単位:千円) 自 平成19年5月1日 至 平成20年4月30日 資産の部 科 目 金 額 科 目 (単位:千円) 金 額 科 目 産 37,894 流 動 負 債 7,104 現 金 ・ 預 金 37,839 固 定 負 債 231,700 売 238,805 売 流 動 未 固 負債の部 資 収 金 54 産 588,536 有 形 固 定 資 産 588,502 定 入 資 建 上 原 総 利 28,909 価 0 益 28,909 29,019 販売費及び一般管理費 金 370,356 営 6,356 資 本 剰 余 金 54,394 54,394 建物附属設備 52,249 物 上 高 387,625 173,214 築 売 純資産の部 上 本 物 構 負債の部合計 金 額 株 主 資 資 本 業 損 失 110 営 業 外 収 益 140 営 業 外 費 用 0 益 30 品 727 資 本 準 備 金 地 355,955 利 益 剰 余 金 △ 37,124 無 形 固 定 資 産 34 その他利益剰余金 △ 37,124 電 話 加 入 権 34 別 途 積 立 金 1,000 税 引 前 当 期 純 利 益 30 繰越利益剰余金 △ 38,124 法人税、住民税及び事業税 1,127 当 1,097 什 器 備 土 (うち当期純損失金額) 資産の部合計 626,430 1,097 純資産の部合計 387,625 負債及び純資産合計 626,430 北海道税理士会は、第52回定期総会の決議に基づ き、6月20日付で北海道税理士協同組合が保有する㈱ 北海道税理士会館の株式187,566株を一株当たり500円 で購入する売買契約を締結し、株式を取得した。 これにより、6月30日現在における㈱北海道税理士 会館の株式の状況は次のとおりとなった。 経 常 期 利 純 損 失 ※千円未満切り捨て ◎株式の状況(平成20年6月30日現在) ① ㈱北海道税理士会館が発行する 株式の総数 1,173,000株 発行済株式の総数 740,713株 ② 株 主 数 300人 ③ 株 主 北海道税理士会 657,761株 個人株主(299人) 82,952株 2008年(平成20年)7月15日発行 北 海 道 税 理 士 会 報 第3回常務理事会 (平成20年6月12日) 株主総会の議決権行使等を協議 第3回常務理事会(平成20年6月12日) 6月12日㈭午後1時30分から、北海道税理士 会館2階会議室において第3回常務理事会が開 催され、定期総会当日に開催される㈱北海道税 理士会館定時株主総会における株主である本会 の議決権の行使等について協議した。 ◎議決事項 1. 株式会社北海道税理士会館株主総会におけ る議決権の行使について 6月19日に開催される株式会社北海道税理士 会館第50回定時株主総会において本会が株主と して議決権を行使するため、佐藤総務部長を出 席させるとともに、各議案に賛成としたい旨の提 案があり、協議の結果、原案どおり承認された。 2. 紛議調停委員会委員の追加委嘱について (追加議案) 在札5支部から推薦を受けた委員候補者5名 について提案があり、協議の結果、原案どおり 承認された。 戸川善晴(札幌中)、大西 勲(札幌西)、 関原忠男(札幌北)、岩崎 勝(札幌東)、 大平禮司(札幌南) 3. 事務局職員の定期昇給について 事務局職員給与基準第5条第2項に基づき昇 給したい旨の提案があり、協議の結果、原案ど 第454号 (19) おり承認された。 4. 会員相談室相談員の委嘱について(追加議案) 相談員候補者10名について提案があり、協議 の結果、原案とおり承認された。なお、相談員 の任期は役員の任期と同一であることから、今 回委嘱する相談員の任期は平成21年定期総会終 了後に新たに相談員が委嘱されるまでの間とな る旨の補足説明があった。 ◎協議事項 1. 第52回定期総会の運営について 総会当日のタイムスケジュール等について説 明の後、会員からの質問事項に対する対応等に ついて協議した。 2. 第1回支部長会の開催について 7月22日に北海道税理士会館で開催する第1 回支部長会の次第案について説明の後、具体的 な運営について協議した。 3. 第1回税理士協議会の開催について 9月10日㈬午後3時30分から、ロイトン札幌 において開催する本年度第1回税理士協議会に ついて説明があり、本会提出議題の提出方につ いて要請があった。 ◎報告事項 1. 日税連報告 日税連常務理事会における審議概要について 報告があった。 2. 監査報告 山崎・千葉両監事から、5月26日に行った監 査の結果について報告があった。 3. 成年会員懇談会の開催について 実施要領案について報告があった。 4. 各支部総会報告 支部総会に出席した副会長からそれぞれ状況 についての報告があった。 5. 関連団体報告 山本副会長から、北海道税理士政治連盟の最 近の活動概要について報告があった。 6. 各部・委員会報告 佐藤総務部長から、主要会議等長期日程案、 第2回常務理事会並びに第1回理事会議事録 案、6月16日∼9月15日までのクールビズ実施 について報告があった。 前田綱紀監察部長から、監察小委員会におけ (20) 第454号 北 海 道 税 理 士 会 報 る事案審議状況、綱紀委員会における所在不明 確認調査事務取扱要領案の審議状況、日税連綱 紀監察部における「綱紀監察関係資料集」の作 成予定について報告があった。 金坂制度部長から、各支部総会における規約 の改正結果について報告があった。 小木田調査研究部長から、日税連調査研究部に おける財務省主税局との相続税の課税方式に関す る意見交換会開催予定について報告があった。 岩本指導研修部長から、研修受講カードの支 部別提出状況、近畿会研修受講システム視察結 果について報告があった。 早津広報部長から、本会会報の企画・編集体 制に関する見直し等の検討予定、日税連におけ るホームページの運用に関する意見交換会の開 催予定について報告があった。 先本会長から、会の機関紙として、会報に掲 載する記事に関する内容の検討・確認等につい て要請があった。 村田業務対策部長から、日税連における書面添 付制度に関する取り組み、独立行政法人中小企業 基盤整備機構からの事業承継支援ネットワーク会 議への委員推薦依頼等について報告があった。 米重税務支援対策部長から、6月10日に行わ れた札幌国税局長との意見交換会及び記帳指導 2008年(平成20年)7月15日発行 専門官との協議内容について報告があった。ま た、税理士業務に係る受託事業等への対応方針 について説明があった。 加藤情報化対策部長から、日税連電子認証局 が発行する次期電子証明書の申請手続きに関す る対応、札幌市内に支店のあるソフトベンダー による在札支部会員を対象とした実践的研修の 企画・実施予定について報告があった。 加藤紛議調停委員長から、第1回委員会開催 予定について報告があった。 武田登録調査委員長から、新規登録及び変更 登録に関する問題点等について報告があった。 櫻井日税連会計参与普及推進特別委員長か ら、会計参与就任会員に対するアンケート調査 実施予定、税理士資格証明書発行件数等につい て報告があった。 斎藤税務支援センター準備特別委員長から、 常任委員会における実施要綱の審議概要及び今 後の審議予定等について報告があった。 斎藤副会長から、日税連規制改革対策特別委 員会及び制度部における審議概要等について報 告があった。 先本会長から、ベトナム税理士会会長の日税 連訪問に関する予定について報告があった。 平成20年度第1回 マルチメディアによる全国統一研修会 ◎テ ー マ 「平成20年度税制改正について」(仮題) ◎講 師 高宮 裕介 氏(財務省主税局総務課課長補佐) ◎聞 き 手 高田 住男 氏(日本税理士会連合会専務理事) ◎配信開始予定日 平成20年8月1日 ◎研修時間 60∼90分 ・受講方法・ 1 インターネットによる受講 ①視聴方法 日本税理士会連合会ホームページ(http://www.nichizeiren.or.jp)トップページ画面右 のボタンより「研修ホームページ」に入り、本研修の ボタンをクリックします。画面下の ボタ ンをクリックすると、ID・パスワード入力画面がでるので、下記を入力してください。 ID:taxnz パスワード:taxnz ②テキスト 研修画面からダウンロードできます。 2 DVD、CDによる受講 税理士会に研修を収録したDVD、CDを提供する予定です。詳細は、税理士会へお問合せください。 ・研修の種類・ この研修は日本税理士会連合会研修規程第2条第1号の研修となります。 研修ホームページ(URL):http://lms.fre-learn.jp/nichizeiren/web/index.php 2008年(平成20年)7月15日発行 北 海 道 税 理 士 会 報 札 幌 中 札幌中支部第29回定期総会 去る6月4日㈬午後3時より札幌東急インに おいて会員総数214名中125名(うち委任状58 名)が出席し、第29回定期総会が開催されまし た。 佐野総務部長の司会により開会され、坂巻副 支部長の開会の辞のあと、檜支部長の定期総会 招集のあいさつ、大谷副支部長より来賓の紹介 と続きました。 もくとう 逝去会員1名に対する黙祷のあと、大谷副支 部長より4名・1法人の新入会員及び10名の転 入会員の紹介がありました。 議長に山崎幹雄会員、菅原忠司会員が選出さ れ、議事録署名人に戸川善晴会員、金崎ルミ子 会員が指名され、議案の審議に入りました。 第1号議案 平成19年度事業報告及び収支決 算承認の件 第2号議案 平成20年度事業計画(案)及び 収支予算(案)承認の件 第3号議案 規約の一部改正(案)承認の件 第4号議案 成年部の新設に伴う業務執行規 則の一部改正(案)承認の件 第5号議案 部会の地域区分変更に伴う業 務執行規則第14条の別表の改正 (案)承認の件 第454号 (21) 以上の議案につき質疑を求めたところ、出席 会員より「成年部名称決定の由来についてお聞 かせ願いたい」との質問があり、佐野総務部長 が回答いたしました。以上をもって質疑が終了 し、原案どおり承認可決されました。また、報 告事項として、佐野総務部長より、1. 常務幹 事及び幹事の補充選任について、2. 札幌五支 部連絡協議会運営要領の一部改正についての報 告がありました。 10分間の休憩のあと、引き続き来賓の紹介が あり、慶弔規定による記念品の贈呈、永年表彰 を行なったあと、相楽札幌中税務署署長、清宮 北海道税理士会副会長、斎藤北海道税理士協同 組合理事長からの来賓あいさつがあり、午後5 時過ぎ、中山副支部長の閉会の辞をもって第29 回定期総会は閉会しました。引き続き行われた 懇親会には多数の来賓も見えられ、和やかの雰 囲気の中で、午後7時過ぎに散会となりました。 (菅原 一朗 記) 札 幌 西 札幌西支部第29回定期総会を開催 去る6月5日午後3時から、ロイトン札幌に おいて149名の会員が出席(ほか委任状出席172 名)し、第29回定期総会が開催された。総会は、 平田清悦副支部長の開会の辞で始まり、石丸修 太郎支部長が「この1年間、会話の弾む西支部 を合言葉に、できるだけ多くの会員に支部活動 に参加してもらえるよう活動を進めてきました。 今後も積極的な参加をお願いしたい」とあいさ つした後、佐賀忠雄副支部長から来賓の紹介が (22) 第454号 北 海 道 税 理 士 会 報 あり、逝去会員への黙祷、新入会員と転入会員 の紹介、総会成立報告などがあり、小柳岩男会 員と三上勝美会員を議長に選任し、久保英樹会 員と瀧谷和隆会員を議事録署名人に指名して議 事に入った。 第1号議案 平成19年度事業報告及び収支決 算承認の件 第2号議案 平成20年度事業計画案及び収支 予算案承認の件 第3号議案 規約の一部改正案承認の件 上記議案について、提案説明され質疑応答が された。その結果、いずれも原案通り賛成多数 により承認可決された。その後、会員の20年の 永年表彰が行われ、さらに、森竹文札幌西税務 署長、千葉寛樹北海道税理士会副会長、齋藤孝 志北海道税理士協同組合理事長から祝辞をいた だき、立川常雄副支部長の閉会の辞で、第29回 (成田 昌彦 記) 定期総会を終了した。 札 幌 東 札幌東支部第13回定期総会 平成20年6月6日午後3時30分から、シェラ トンホテル札幌において会員総数149名中101名 (うち委任状出席41名)の出席のもと、第13回 定期総会が開催されました。 本間総務部長の司会で橘副支部長の開会の辞、 濱村支部長のあいさつに続き、来賓の紹介、逝 去された会員への黙祷、新入会員・転入会員の 紹介が行われました。 濱村支部長が仮議長となって総会の成立報告 2008年(平成20年)7月15日発行 があり、向瀬顧問を議長に選任しました。 議長あいさつの後、議事署名人2名を指名し、 議案の審議に入りました。 第1号議案 平成19年度事業報告及び収支決 算承認の件 第2号議案 本部の標準支部規約変更に伴う 当支部規約の一部改正(案)承認 の件 第3号議案 平成20年度事業計画(案)及び 収支予算(案)承認の件 各議案について各部長及び部会長からそれぞ れ説明と報告があり、賛成多数で原案どおり承 認可決されました。 議事終了後、2件の報告事項と会員表彰があ り、満15年及び25年以上当支部会員として職責 を果たした6名に支部長から感謝状と記念品が 贈呈されました。 引き続き、ご来賓として出席いただいた堀江 守札幌東税務署長、伊藤誉志久北海道札幌道税 事務所税務管理部長、先本建夫北海道税理士会 会長からあいさつがあり、篠岡副支部長の閉会 の辞をもって、定刻通り定期総会は閉会しまし た。 その後、会場を移し懇親会が開催され、盛会 (村上 久枝 記) のうち終了しました。 2008年(平成20年)7月15日発行 北 海 道 税 理 士 会 報 札 幌 南 第454号 (23) 岩 見 沢 第29回定期総会 去る6月10日㈫午後3時半からホテルライフォ ートにおいて第29回定期総会が開催されました。 金坂副支部長の開会の辞に始まり、塚谷支部 長の開会のあいさつに続き、高橋支部長による来 賓の紹介、逝去会員(5名)への黙祷、新入会 員(9名)及び転入会員(5名)の紹介の後、塚 谷支部長が仮議長となり、出席会員80名、委任 通知書96通、合計176名の出席により成立報告が なされ、議長に第2部会の松村宏会員を選出した。 また、議事録署名人に第3部会の村上順子会員 と第5部会の伊東徹会員を指名して議事に入った。 第1号議案 平成19年度事業報告及び収支決 算承認の件 第2号議案 本部の標準支部規約変更に伴う 当支部規約の一部改正(案)承認 の件 第3号議案 厚生部の廃止及び幹事の定数変 更に伴う業務執行規則の一部改正 (案)承認の件 第4号議案 平成20年度事業計画(案)及び 収支予算(案)承認の件 以上の議案について、執行部より提案説明、 質疑応答の後、採決に移り全議案が賛成多数に より原案通り承認可決されました。 引き続き、会員表彰が行われ、受彰者を代表し て信太秀夫会員から謝辞があり、志村一夫札幌 南税務署長、先本建夫北海道税理士会会長、齋 藤孝志北海道税理士協同組合理事長からご来賓 あいさつを戴き、中村副支部長の閉会の辞により 第29回定期総会を終了した。(内田 和明 記) 第28回定期総会開催 岩見沢支部の第28回定期総会が、去る6月9 日㈪午後3時25分から、岩見沢平安閣において 開催された。 あいさつ 定刻、谷勲支部長の挨拶に始まり、来賓の紹 介が行われた。渡辺孝一岩見沢市長が公務で忙 しい中、祝辞に駆けつけられた。 総会は、会員38名中37名(うち委任状7名) が出席し、議長に久井惠会員を選任し、以下の 議案について審議に入った。 第1号議案 平成19年度事業報告並びに収支 決算承認の件 第2号議案 平成20年度事業計画(案)並び に収支予算(案)承認の件 第3号議案 北海道税理士会岩見沢支部規約 の一部改正(案)承認の件 第4号議案 岩見沢支部役員選挙規程の一部 改正(案)承認の件 各議案について谷支部長、木村聡副支部長か ら説明及び報告があり、質疑応答の後、賛成多 数をもって承認可決され、議事を終了した。 引き続き、先本建夫北海道税理士会会長、山 本辰勇副会長、石川信之北海道税理士協同組合 副理事長より、祝辞、道会・組合の報告があり、 総会は終了した。 その後、会場を移し、住友勝彦岩見沢税務署 長をはじめとする関係官公署並びに関係団体の 役員出席のもと懇親会が開催された。懇親会は 盛会のうちに終了した。 (佐藤 幹夫 記) (24) 第454号 室 北 海 道 税 理 士 会 報 蘭 室蘭支部平成19年度定期総会 2008年(平成20年)7月15日発行 苫 小 牧 第43回定期総会開催 岩瀬支部長挨拶 平成20年4月18日、桜前線がまだ津軽海峡を 越えていないこの日に室蘭支部の定期総会が開 催されました。 当支部の定期総会は道内各支部の中で最も早 く開催されることがここ数年続いています。お そらく本年度も一番乗りの開催となったのでは ないでしょうか。これも現執行部が滞りない支 たまもの 部運営を行っている賜物……とちょっと自画自 賛しておきます。 さて、総会は三浦室蘭税務署長をはじめとす る5名の来賓と多数の支部会員の出席のもと開 会されました。 多田支部長からの平成19年度決算と平成20年 度予算案の説明後、会員との質疑応答が行われ ました。その後の議事もスムーズに進行し、決 算・予算案も全会一致で承認を受けることとな りました。 総会後は恒例のチャリティ募金が行われ、来 賓並びに会員からの多くの善意をいただきまし た。紙面ではありますが協力して下さった方々 にこの場を借りて御礼申し上げます。 その後は来賓も交えての懇親会が開かれ、税 さかな 務実務を肴にした談義が各所で行われ、参加者 は親睦を深めました。 来年も桜前線よりも早い道内最速総会(?) が行われる見込みです。 (柴山 太一 記) 6月6日㈮午後3時30分より登別第一滝本館にお いて、出席会員数49名(うち委任状出席14名)のも と、苫小牧支部第43回定期総会が開催されました。 小関副支部長の開会宣言の後、岩瀬支部長の あいさつ 挨拶、来賓紹介に続き、小林義則会員が議長に 選出され、議事録署名人には小見山会員、本田 会員が指名され議案の審議に入りました。 第1号議案 平成19年度事業報告並びに収支 決算承認の件 第2号議案 平成20年度支部運営方針(案) 承認の件 (案)承認の件 第3号議案 平成20年度収支予算 第4号議案 苫小牧支部規約の一部改正 (案) 承認の件 第5号議案 苫小牧支部慶弔規程改正(案) 承認の件 以上の議案について満場一致で承認可決されました。 議事終了後、杉下清次北海道税理士会副会長、 石川信之北海道税理士協同組合副理事長より祝 辞を賜り、小関副支部長の閉会の辞をもち第43 回定期総会は閉会しました。 総会当日の恒例のゴルフ大会は、前夜から降 り続いていた大雨にもかかわらず、誰からも中 止の声は上がらずスタートしましたが、全ての 組がリタイアし、ハーフまで終えたのはたった 一組だけでした。大雨でもクローズにしなかっ たゴルフ場のたくましい商魂と風邪でも引いた ら仕事に差し支えるといった税理士の商魂 (?) を垣間見た一日でした。 (高橋 正浩 記) 北 海 道 税 理 士 会 報 2008年(平成20年)7月15日発行 第454号 (25) 無料電話相談開始 ∼7月16日㈬から∼ ㈶日本税務研究センター ㈶日本税務研究センターででは、日税連との共催により、全税共の支援のもと、 税務相談室を設置し、無料の電話税務相談を7月16日㈬から開始する。 ・対 象 者 一般納税者及び税理士会会員 ・相 談 税 目 法人税・所得税・消費税・資産税 (相続税・贈与税及び譲渡所得を含む) ・相 談 日 月曜日∼金曜日 (休日、祝日、夏期休暇、10月末日、年末年始などを除く) ・相談受付時間 10:00∼11:30及び13:00∼15:30 ・相談用電話番号 03−5435−0921(電話代は利用者負担) ・相 談 料 無 料 ・相 談 内 容 一般的な税務相談(具体的個別事案は不可) 詳しくは㈶日本税務研究センターのホームページをご覧下さい。 http://www.jtri.or.jp/ ㈶日本税務研究センターでは、賛助会員を随時募集しております。 詳しくは㈶日本税務研究センターのホームページをご覧ください。 仔会計参与の行動指針を改正仔 日本税理士会連合会及び日本公認会計士協会は、平成20年5月1日付けで公表 された「中小企業の会計に関する指針(平成20年版)」と整合性を合わせるため、 平成20年7月9日付けで「会計参与の行動指針」の一部改正した。(詳細は日本税 理士会連合会ホームページを参照) 北 海 道 税 理 士 会 報 (26) 第454号 2008年(平成20年)7月15日発行 明日では遅すぎるか 札幌北 中 岡 正 史 最近、自分の体に関しお腹が出てきたこともさる ことながら、足腰の弱りが目立つようになってきた。 さかのぼ 考えてみると、明治まで遡らなくても、確か に昔の人は皆歩いていた。 なのに今は、車社会である。以前ならば2キ ロや4キロの道程は、通学であれ、通勤であれ 歩くのが普通で、徒歩以外といえば公共交通機 関と自転車がその交通手段といえた。 ところが、車は排気ガスが問題になるまでに 普及し、通勤通学はもとより、歩いて数分のシ ョッピングにも利用される時代なのだ。 私も、幸か不幸か20代で車を持ち、以来、常 に車が傍らにある。 「う∼ん、どうしょう」 しんらつ 「だからいってたでしょう」と家内の辛辣な声 じ だ が耳朶を打つ。 そんな折、雑誌で“ウォーキングで身体を守 る”という記事が目に留まった。それによると、 病気にならないための攻めの生活習慣の一つに ウォーキングがあり、ロンドン交通局のバスの運 転手と車掌の心臓疾患の調査を例に引き、車掌 は割合軽い狭心症が多いのに対して、運転手は より重症な心筋梗塞が多いという。それは、車 掌は運動量が多いのに比べ、運転手は座席に座 りっぱなしで動きがない。ストレスの違いなどと ともに運動量の違いが、この二つの職種の被患 率に差が現れたと結論付けられていた。 若い(せめてそういう気持でいたい)ころ、 「成人病」という言葉があった。この語源から、 まだまだ先の話と思って(思おうとして)いたの だが、この言葉、もう死語化しているとか、今で は「生活習慣病」に改められているという。 厚生労働省によると、成人病はもともと主に 20∼40歳の壮年期に多い病気、つまり年を取る ことにより発症する病気を指していたものだそ うだが、成人すると発症するというより、むし ろ子供のころからの生活習慣によるところが大 きいということから、平成8年12月に改名した のだという。 さて、私が自覚するようになった足腰の問題 は、正に、これまで車依存という生活習慣がス トレートに現れた……これも生活習慣病の一種 であろう。 では、遅ればせながらこの生活習慣病から少 しでも脱却するために、先ずはウォーキングなり、 とにかく体を動かすことから始めるとするか。 「何時から?」「明日から」「そう思ったら、 直ちに始めないでどうする。明日からというの は、100年後にやると同じだ!」それに「明日 からというのは、真に思っていないということ だぞ!」…… いやはや、そういえば、過去の経験から自分 がそれを決意する前にやらなければならないこ とがあった。そう、この自問自答に対する「決 意」である。 次筆の千葉先生(札幌西) 、どう思われますか。 表紙のことば 登別温泉 地獄谷の鬼花火 室 蘭 柴山 太一 登別温泉は今年で開湯150年を迎えますが、 その記念特別イベントとして始められたのが、 この地獄谷の鬼花火です。地獄谷を守る6人の 「湯鬼神」達が、手に持った火筒から大迫力 の花火を吹き上げます。6月1日から8月27日 の登別地獄祭りの最終日までの期間、毎週金 曜日・土曜日にこの鬼花火が行われます。 この開催期間に登別温泉へ来る機会がある ならば、是非ご覧になってください。 2008年(平成20年)7月15日発行 北 海 道 税 理 士 会 報 第454号 (27) 本会役員等会議出席状況 (平成20年3月∼5月) 日税連会議出席状況 会務執行打合せ会 3月21日㈮ 日本税理士会館 先本会長出席 4月16日㈬ 日本税理士会館 先本会長出席 5月13日㈫ 日本税理士会館 先本会長出席 6月11日㈬ 日本税理士会館 先本会長出席 正副会長会 3月25日㈫ 日本税理士会館 (第17回) 先本会長出席 4月24日㈭ 日本税理士会館 (第1回) 先本会長出席 5月22日㈭ 日本税理士会館 (第2回) 先本会長出席 6月4日㈬ 日本税理士会館 (第3回) 先本会長出席 6月25日㈬ 日本税理士会館 (第4回) 先本会長出席 常務理事会 3月25日㈫ 日本税理士会館 (第5回) 先本会長、斎藤(雅)副会長、杉 下副会長出席 6月5日㈭ 日本税理士会館 (第1回) 先本会長、斎藤(雅)副会長、杉 下副会長出席 理 事 会 3月26日㈬ 日本税理士会館 (第4回) 先本会長、斎藤(雅)、杉下副会 長、宮路専務理事出席 6月26日㈭ 日本税理士会館 (第1回) 先本会長、斎藤(雅)、杉下副会 長、宮路専務理事出席 監 事 会 4月1日㈫ 日本税理士会館(現金監査) 山本副会長出席 部・委員会 【3月】 3日㈪ 会務制度委員会(第5回) 日本税理士会館 金坂制度部長出席 18日㈫ 制度部会(第4回) 日本税理士会館 先 本 会 長 、 斎 藤 (雅)副会長、金坂部長出席 18日㈫、19日㈬ 登録調査部会(第8回) 日本税理士会館 武田委員長出席 20日㈭ 調査研究部会(第6回) 日本税理士会館 小木田部長出席 21日㈮ 税務支援制度の再構築に関するプロ ジェクトチーム会議(第4回) 日本税理士会館 斎藤(雅)副会長 出席 24日㈪ 情報システム委員会(第4回) 日本税理士会館 先本会長、加藤部 長出席 24日㈪ 税務支援対策部会(第4回) 日本税理士会館 米重部長出席 28日㈮ 総務部会(第4回) 日本税理士会館 佐藤部長出席 【4月】 3日㈭ 調査研究部会(第1回) 日本税理士会館 小木田部長出席 4日㈮ 業務対策部会(第1回) 日本税理士会館 村田部長出席 14日㈪ 会務制度委員会(第1回) 日本税理士会館 金坂制度部長出席 14日㈪ 研修部会(第1回) 日本税理士会館 岩本部長出席 14日㈪ 情報システム委員会 正副委員長会 先本会長、加藤部長出席 15日㈫ 公益活動対策部会(第1回) 日本税理士会館 杉下副会長出席 21日㈪ 登録調査部会(第1回) (28) 第454号 北 海 道 税 理 士 会 報 日本税理士会館 武田委員長出席 23日㈬ 規制改革対策特別委員会(第1回) 日本税理士会館 斎藤副会長出席 23日㈬ 広報部会(第1回) 日本税理士会館 早津部長出席 30日㈬ 調査研究部会(第2回) 日本税理士会館 小木田部長出席 30日㈬ 綱紀監察部会(第1回) 日本税理士会館 前田部長出席 【5月】 2日㈮ 税務支援制度の再構築に関するプロ ジェクトチーム会議(第1回) 日本税理士会館 斎藤 (雅)副会長出席 13日㈬ 業務対策部会(第2回) 日本税理士会館 村田部長出席 15日㈭ 会務制度委員会(第2回) 日本税理士会館 金坂制度部長出席 19日㈪ 総務部会(第1回) 日本税理士会館 佐藤部長出席 19日㈪ 登録調査部会(第2回) 日本税理士会館 武田委員長出席 20日㈫ 情報システム委員会 正副委員長会 日税連会館 先本会長、加藤部長出席 20日㈫ 情報システム委員会(第2回) 日本税理士会館 先本会長、加藤部 長出席 【6月】 3日㈫ 会計参与普及推進特別委員会(第2回) 日本税理士会館 櫻井副会長出席 6日㈮ 規制改革対策特別委員会(第2回) 日本税理士会館 斎藤副会長出席 14日㈯ 税務支援対策部会(第2回) 沖縄ハーバービュークラウンプラザ 米重部長出席 16日㈪ 調査研究部会(第3回) 日本税理士会館 小木田部長出席 23日㈪ 登録調査部会(第3回) 日本税理士会館 武田委員長出席 23日㈪ 制度部 正副部長会 日税連会館 先本会長、斎藤副会長出席 23日㈪ 制度部会(第5回) 日税連会館 先本会長、斎藤副会長、 金坂部長出席 30日㈪ 業務対策部会(第3回) 日本税理士会館 村田部長出席 2008年(平成20年)7月15日発行 関連団体等出席状況 3月25日㈫ 日本税理士厚生年金基金 先本会長出席 4月14日㈪ 国税庁との打ち合わせ 先本会長出席 5月21日㈬ 日本税理士厚生年金基金理事会 先本会長出席 5月22日㈭ 税理士事務所職員退職年金共済会 理事会 先本会長出席 6月20日㈮ 関東信越税理士会定期総会 パレスホテル大宮 先本会長出席 6月24日㈫ 日本税理士共済会総代会 先本会長出席 6月25日㈬ 税理士事務所職員退職年金共済会 総代会 先本会長出席 道内関連団体等出席状況 5月17日㈯ 札幌司法書士会定時総会 北海道厚生年金会館 杉下副会長出席 5月19日㈪ 北海道青色申告会連合会定時総会懇親会 ホテルニューオータニ札幌 先本会長出席 5月21日㈬ 全日本不動産協会北海道本部通常 総会懇親会 札幌後楽園ホテル 斎藤(雅)副会長出席 5月23日㈮ 北海道法人会連合会通常総会懇談会 札幌パークホテル 清宮副会長出席 5月29日㈭ 北海道納税貯蓄組合連合会定時総 会懇親会 ホテルライフォート札幌 先本会長出席 6月3日㈫ 北海道間税会連合会通常総会懇親会 札幌後楽園ホテル 杉下副会長出席 6月6日㈮ 日本公認会計士協会北海道会記念祝賀会 札幌グランドホテル 宮路専務理事 2008年(平成20年)7月15日発行 北 海 道 税 理 士 会 報 第454号 (29) 函館市包括外部監査人に 税理士が登用にいたった経緯 公益的業務対策特別委員会 委員長 杉 下 清 次 函館市は平成17年10月1日中核市に移行した もので北海道税理士会として平成17年5月、外 部監査人に税理士の登用をお願いするため函館 市を訪問した。先本会長をはじめ公益的業務対 策特別委員会のメンバー、そして、函館支部か ら高田支部長、名取先生、また、税政連からも 応援を願った。当時の第一助役(現市長)に面 接し、包括外部監査人の登用について要請書を 提出した。また、同様に函館市議会にも要請書 を提出し税理士による包括外部監査人の実現を めざした。その後、初年度においては総務省と 相談の結果、公認会計士が登用されることにな り、補助者として函館支部の和仁恭介税理士が つくことになった。 その後も函館支部は毎年地方自治体の外部監 査の研修会を重ね、函館市を訪問して要請活動 を続けてきた。その結果、3年間の公認会計士 の外部監査が終了した今年4月から函館支部の 北川勝弘先生が包括外部監査人に任命された。 補助者にも函館支部の税理士がなり今後の活躍 が期待される。 包括外部監査は全国的には公認会計士の独壇 場であるにもかかわらず、北海道においては弛 みない要請活動と地道な研修が北海道、旭川市 に続き函館市においても実現するということに なったと思料される。残るは札幌市だけである が、今後は、市町村の財政再建化計画、財政健 全化計画の個別外部監査の税理士登用にも力を 注いでいかなければならない。 包括外部監査人の仕事は激務であると考えら れ、それを支える北海道税理士会函館支部の強 い支援が必要である。今後も、公益的業務対策 特別委員会へのご協力願いたい。 包括外部監査人を経験した感想 旭 川 西 俊 輔 平成18年度と平成19年度の過去2年間、旭川 市の包括外部監査人をつとめた感想を述べたい と思います。 包括外部監査は地方自治法の規定により行わ れるものですが、地方自治法第252条の37第1 項には、「包括外部監査人は、包括外部監査対 象団体の財務に関する事務の執行及び包括外部 監査対象団体の経営に係る事業の管理のうち、 第2条第14項及び第15項の規定の趣旨を達成す るため必要と認める特定の事件について監査す るものとする。」と規定されています。そして、 地方自治法第2条第14項は、「地方公共団体は、 その事務を処理するに当たっては、住民の福祉 の増進に努めるとともに、最少の経費で最大の 効果を挙げるようにしなければならない。」と 規定され、第15項は、「地方公共団体は、常に その組織及び運営の合理化に努めるとともに、 他の地方公共団体に協力を求めてその規模の適 正化を図らなければならない。」と規定されて います。これをもって、包括外部監査は合規性 と効率性、経済性の監査と考える意見もあるよ うですが、最近はこれに有効性、すなわち、多 額の費用をかけて建築されたものが有効に活用 されているかといったような視点も求められる ようになってきていると感じています。ただ、 この有効性を追求すると、例えばその橋を建設 (30) 第454号 北 海 道 税 理 士 会 報 することが妥当だったかどうかという政策その ものの評価につながることにもなり、包括外部 監査にそこまでの判断が求められているのかど うか、大変難しいところではあります。 また、細かい話ではありますが、実際に監 査報告書を作成する際に問題となるのが、地方 自治法第252条の38第2項の「包括外部監査人 は、監査の結果に基づいて必要があると認める ときは、当該包括外部監査対象団体の組織及び 運営の合理化に資するため、監査の結果に関す る報告に添えてその意見を提出することができ る。」という規定に基づいて作成する「意見」 と、「監査の結果」との区分です。私自身は、 規則等に違反しているといったエラー項目や、 効率性、経済性の観点から明らかに問題がある 項目については「監査の結果」として記載し、 それ以外の項目を「意見」として記載しまし 2008年(平成20年)7月15日発行 たが、他自治体の監査報告書を読んでも、この 辺りの明確な区分は確立されていないように思 われますし、記載方法そのものも、「監査の結 果」と「意見」について報告書自体を分けてし まうものから、ひとつの報告書の中に混在させ るもの、そもそも「監査の結果」と「意見」と を分けていない(ように見える)ものまで、さ まざまです。実際に監査報告書を作成する際に は、いつもどちらにすべきかで大変悩んでいま した。 包括外部監査は、対象となる自治体の市民 (あるいは道民、県民)のために行われるもの ですが、そうした方々の顔が見えない中で、場 合によっては自治体側の抵抗にあう中で行わな ければならない、大変タフな仕事であるという のが正直な感想です。 会員相談室の利用について 相談日程表 【会員相談室の利用にあたっての留意点】 1 相談内容は、法人税・資産税・所得税・消 費税に関する事項を受け付けています。 2 相談方法は、電話または面談によります。 3 相談場所は、北海道税理士会館3階です。 4 相談日時は、水曜日の午後1時∼4時までです。 5 相談申し込みは、相談申込書の提出(郵 送・FAX等)により、随時受け付けていま す(相談申込書は、会員名簿154頁、税理士 業務ガイドブック168頁をコピーいただくか、 「税理士ネット・北海道」より取得できま す)。相談当日に予約なしにいらしても、相 談内容によっては、回答できない場合がござ いますので、必ず相談日の前日までに相談申 込書でお申込下さい。 6 回答は、口頭によります。原則として、書 面による回答または相談事項にかかる書類の 作成は行いません。 7 相談料は、1件につき3,000円です。 日 時 相談内容 担当者 8月6日 所得税・資産税 飯田 紀行 宍戸 和夫 8月20日 法人税・資産税 池野 正敏 黛 正廣 8月27日 法人税・資産税 今村 尚司 大中 英敬 (相談申込及びお問い合わせ先) 北海道税理士会 電 話 011−621−7101 FAX 011−642−0476 2008年(平成20年)7月15日発行 北 海 道 税 理 士 会 報 第454号 (31) 書 面 添 付 制 度 の 普 及・ 定 着 に つ い て このたび日税連より、書面添付制度の普及・ 定着に関する国税庁との合意内容について通知 がありましたのでお知らせいたします。 日連20第306号 (業2第36号) 平成20年6月17日 税理士会会長 殿 日本税理士会連合会 会長 池田 隼啓 書面添付制度の普及・定着について 本会と国税庁は、書面添付制度の普及・定着 を図るため、平成19年8月に「書面添付制度の 普及・定着に関する協議会」を設置し、その具 体的な改善策について協議を重ねてまいりまし たところ、このほど、当該協議会において、別 紙「書面添付制度の普及・定着」の措置を講じ ることで合意に達しましたので、通知いたしま す。 ついては、平成20年度の貴会定期総会におい て、会員に対して、当該合意事項について周知 を図っていただきたく宜しくお願いいたします。 また、貴会においては、国税局との間で、ま た、貴会支部においては、税務署との間で、こ の合意事項に基づき、書面添付制度の普及・定 着に関する協議会を実施していただきたく、併 せてお願いいたします。 なお、今後、国税庁において、「調査省略通 知実施要領」を策定するための検討が行われる こととなりますので、この旨申し添えます。 「書面添付制度の普及・定着」 1. 様式関係 税理士法第33条の2第1項又は第2項に 規定する添付書面(以下「添付書面」とい う。)の様式等について、次に掲げる事項に 関して改訂する方向で速やかに検討を進め、 所要の措置を講じる。 ① 添付書面の様式に税務署の収受印欄を設 けること。 ② 添 付 書 面 の 様 式 の「 3 計 算 し、 整 理 した主な事項」又は「3 審査した主な事 項」欄の記載要領を改正すること。 ③ 添 付 書 面 の 様 式 の「 3 計 算 し、 整 理 した主な事項」又は「3 審査した主な事 項」欄にできるだけ多くの内容が記載でき るようにすること。 2. 調査省略通知関係 ① 記載内容が良好な添付書面について、意 見聴取後、調査省略を行った場合には、文 書による調査省略通知(以下「調査省略通 知」という。)を行う。 (注)次の場合は調査省略通知の対象とな らない。 ・記載内容が良好でない添付書面について、 意見聴取後、調査省略を行った場合 ・記載内容が良好な添付書面であっても、 意見聴取を行わない場合 ② 調査省略通知は、次の準備が整い次第、 実施する。 イ 調査省略通知実施要領(通知書様式を 含む。)の作成 ロ 調査省略通知を円滑に実施するため、 税理士会内の調査省略通知に関する相談 窓口等を設置 ハ 職員及び税理士に対する書面添付制度 及び調査省略通知の実施に関する考え方 等の周知 3. 職員及び税理士会会員に対する広報 国税当局及び日税連は、書面添付制度及び 調査省略通知の実施等に関して次の取り組み を行うなど、職員及び税理士会会員に対し、 その普及・定着に努める。 ① 日税連においては、マルチメディアを利 用した研修会等による制度の周知及び「一 税理士一税目の書面添付運動」の推進 ② 国税当局においては、会議・研修等を活 用した制度の周知 4. その他 国税局と税理士会、税務署と税理士会支部 との間における書面添付制度に関する協議会 の実施 (32) 第454号 北 海 道 税 理 士 会 報 2008年(平成20年)7月15日発行 総務部・業務対策部からのお知らせ 職務上請求に係る委任状の作成について 税理士事務所職員が税理士の使者として、 戸籍謄本、住民票の写し等の交付を請求する場合、 税理士が使者に請求の権限を委任したことを示す委任状が必要となることから、日本税理士会 連合会では法務省及び総務省と協議を行い、委任状のひな型を作成いたしましたので、お知ら せいたします。 2008年(平成20年)7月15日発行 北 海 道 税 理 士 会 報 第454号 (33) 札幌南支部及び帯広支部に対し感謝状が贈呈される 平成19年度のe-Taxの利用促進に寄与したとして、札幌南支部と帯広支部に対し、玉川札幌 国税局から感謝状が贈呈された。 贈呈式は、6月18日㈬、49名の税理士、25の税理士法人を含む99の個人及び団体が出席し、 札幌国税局において行われた。 札幌国税局長『感謝状』を受けて 札幌南支部 支部長 塚 谷 哲 彦 近年、税務行政のIT化への動きは予想をは るかに超える早さで進み、特にe-Taxによる申 告体制は平成22年度には50%を目指すとされて います。 しかし、当支部においては会員の高齢化、 e-Taxの基本となるインターネット環境を持た ない会員が多いのも現実であります。 このような状況の中にあっても、税務を業と する団体としては強力に推進していかなければ なりません。 当 支 部 で は、 昨 年 新 執 行 部 発 足 と 同 時 に 「電子申告検討特別委員会」を設置し、札幌 南税務署との意見交換、在札5署と5支部での 「e-Tax情報交換会」への出席、会員への個別 指導研修会の開催等、会員の利便性を基本とし た取り組みをしております。 また、当支部独自会場での税務支援として平 成14年から実施している「税理士記念日行事税 の無料相談会」会場においても積極的にe-Tax による申告を推進し、会場での代理送信を行っ ています(平成18年からは2会場で無料相談 会を実施しており、今年は2会場で計3日間 e-Taxによる申告を実施)。 この程、6月に入って札幌南税務署から、札 幌国税局長より当支部に対して「感謝状」が贈 呈されることになった旨の連絡があり、6月18 日に国税局に出向いて国税局長から直接「感謝 状」を受取りました。 無料相談会々場での実施等が評価されたもの と思いますが大変光栄なことであり、支部に対 しての「感謝状」だけに喜びは大変大きなもの であります。 このことは、会員の積極的な協力の結果であ り、改めて結束の強さと支部会員のエネルギー を感じております。支部会員の皆様に対し心か ら感謝を申し上げます。 当支部は、若い会員と女性会員の積極的な会 務参加と、先輩会員の協力と理解により活発な 会務運営がなされており、税理士記念日行事が 定着して7年間も継続されて年毎に盛大になっ ているのは、これら叡智の結集が生み出したも のと考えております。 今回の「感謝状」は、e-Tax推進に向けて大 変大きな励みであり、今後においては強い原動 力になるものと確信をしています。 最後に、機会を与えていただいた札幌南税務 署、札幌国税局の関係者各位に改めてお礼を申 し上げます。 (34) 第454号 北 海 道 税 理 士 会 報 2008年(平成20年)7月15日発行 国税局長からのe-Taxに対する感謝状 帯広支部 支部長 後 藤 政 則 3月決算佳境の時期に「支部長、道税理士会 の総会前日に国税局においてe-Tax意見交換会 がありますが、その時に帯広支部へ国税局長よ り感謝状が贈呈されます。」と、干場帯広税務 署長が満面の笑みを持って来訪されました。 署長からは、支部会員のe-Taxへの取り組み に対し、支部総会等お会いする度に感謝の言葉 を頂いておりました。 当日は、 個人として贈呈される支部会員四名、 帯広地方法人会様と共に、国税局の玄関で干場 署長の出迎えを受け、会に臨みました。 玉川局長は在任中、しばしば帯広・十勝を訪 れていたようですが、私も二度程、帯広税務署 の署長室でe-Taxはもとより書面添付制度、税 務調査のあり方等に関し支部役員と共に懇談さ せていただいておりましたので、感謝状受贈の 際には、ことさら「おめでとう」との表情を示 してくだされました。 意見交換会では、電子申告の受付時間の延長 への質問もありましたが、平日の時間延長より 土曜日の受付を実施していただく方が利便性が 高いように私考致します。 支部会員への報告は、7月16日の例会時です が、この贈呈を一番喜んだ方は札幌以外の署長 で唯一人出席され、今回の異動を機に退職され る干場帯広税務署長かも知れません。 あっ、私、電子証明書発行申請書兼利用同意 書が未送付なのを思い出しました。皆様も、電 子申告への第一歩をお忘れなく。 税理士表彰伝達式(6月12日(木)) 2008年(平成20年)7月15日発行 北 海 道 税 理 士 会 報 第454号 (35) 課 一 資 料 調 査 課 長 柏 樹 正 一 審 課 平成20年度 札幌国税局人事異動 法 消 理 一 人 官 明 珍 英 一 訟 課 務 費 税 税 課 課 官 宮 森 弘 治 長 松 平 章 長 早 川 清 札幌国税局等及び、各署の主な人事は以下の 課 二 資 料 調 査 課 長 川 上 和 夫 とおり。 酒 税 課 長 辰 巳 孝 一 酒類業調整官(旭川中派遣) 田 中 巌 (敬称略) 【札幌国税局関係】 局 総 務 部 鑑 定 官 室 主 任 鑑 定 官 倉 光 潤 一 管 理 課 長 住 友 勝 彦 長 横 山 恒 美 特 別 徴 収 官( 特 整 3 ) 西 山 義 一 長 青 木 隆 徴 収 第 一 部 長 岡 根 秀 規 調 課 税 第 二 部 長 田 島 伸 二 特 長 川 上 健 治 統 括 調 査 官( 調 査 2 ) 工 藤 秀 男 長 長 原 繁 幸 統 括 調 査 官( 調 査 4 ) 中 谷 宏 紀 課 税 第 一 部 次 長 輪 島 誠 特別査察官(札幌中派遣) 平 賀 信 一 酒 官 草 間 久 雄 特別査察官(札幌西派遣) 木 葉 秀 人 調 査 査 察 部 次 長 佐 藤 節 雄 統 括 査 察 官( 査 察 1 ) 岡 本 晃 一 総 統 括 査 察 官( 査 察 2 ) 平 田 健 総 人 務 部 部 類 次 監 務 事 理 課 2 長 鈴 木 友 康 課 別 理 調 課 官 大野木 三 夫 税 収 管 務 課 徴 査 訟 査 長 草 堵 金 矢 官 武 田 亮 長 西 川 宏 彰 【そ の 他】 会 計 課 長 林 俊 一 企 画 課 長 丸 尾 典 由 札 幌 審 判 所 長 中 山 繁太郎 厚 生 課 長 高 橋 松 雄 税 大 札 研 所 長 舟 山 和 晴 官 清 野 敏 嗣 札 幌 審 判 部 長 審 判 官 東 野 登代次 営 繕 監 理 総 括 税 務 相 談 官 金 沢 浩 美 税 務 相 談 室 副 室 長 内 海 司 【税務署関係(署長)】 主 任 税 務 相 談 官 高 橋 徹 札幌中 伊東 和範、 札幌北 福士 力 主 任 税 務 相 談 官 沢 田 和 秀 札幌南 中村 勝次、 札幌西 大舘 政男 主 任 税 務 相 談 官 浜 野 敏 美 札幌東 保浦 孝充、 函 館 岡田 力雄 主 任 税 務 相 談 官 吉 田 高 志 旭川中 松田 和夫、 旭川東 中川美千穂 主 任 税 務 相 談 官 佐 藤 英 一 釧 路 加藤 敏夫、 帯 広 中西 忠良 主 任 税 務 相 談 官 梅 田 勇 北 見 菊地 紀之、 岩見沢 高橋 秀則 主 任 税 務 相 談 官 谷地田 満 網 走 木 正明、 留 萌 高岸 秀俊 主 任 税 務 相 談 官 門 田 昭 稚 内 旭 輝雅、 紋 別 宮本 克己 税 務 相 談 官 羽二生 泰 範 名 寄 武田 裕二、 根 室 上村 剛 税 務 相 談 官 加 藤 良 三 滝 川 高田 耕示、 深 川 上坂 安史 税 務 相 談 官 土 田 昌 司 富良野 長尾 勝博、 八 雲 鮎川 順司 税 務 相 談 官 本 島 泰 行 江 差 杉尾 充茂、 倶知安 井原 政人 余 市 小澤 茂、 浦 河 山下 義文 課 税 総 括 課 長 山 本 和 雄 個 人 課 税 課 長 川 原 満左志 十勝池田 清水 一夫 北 海 道 税 理 士 会 報 (36) 第454号 2008年(平成20年)7月15日発行 【 認 定 研 修 の お 知 ら せ】 本会が認定した研修についてお知らせします。 (平成20年7月15日現在)(申請届出順) 認定№ 20−024 団体名 税務研究会 テーマ 税効果会計と税務申告書の実務 講 師 平山昇公認会計士 日 時 9月17日 10:00∼16:30(認定時間:5.5時間) 場 所 すみれホテル 受講料 29,000円(会員25,000円) 連絡先 税務研究会 TEL221−8348 認定№ 20−025 団体名 税務研究会 テーマ 取引相場のない株式の評価 講 師 笹岡宏保税理士 日 時 9月18日 10:30∼17:00 9月19日 9:30∼16:00(認定時間:11時間) 場 所 チサンホテル 受講料 53,000円(会員45,000円) 連絡先 税務研究会 TEL221−8348 認定№ 20−026 団体名 中小企業基盤整備機構北海道支部 テーマ 中小企業のための経営計画策定支援研修 講 師 西野光則税理士 日 時 8月19日 9:30∼16:30(認定時間:6時間) 場 所 北ビル 受講料 15,000円(会員15,000円) 連絡先 中小企業基盤整備機構北海道支部 TEL747−8080 認定№ 20−027 団体名 ミロク情報サービス テーマ 財政と税制 講 師 福田進日本損害保険協会副会長前国税庁長官 日 時 9月11日 16:30∼18:00(認定時間:1.5時間) 場 所 札幌グランドホテル 受講料 0円(会員0円) 連絡先 ミロク情報サービス TEL231−3602 認定№ 20−028 団体名 税務研究会 テーマ 印紙税の実務 講 師 永利良二税理士 日 時 8月19日 10:00∼16:30(認定時間:5.5時間) 場 所 道特会館 受講料 29,000円(会員25,000円) 連絡先 税務研究会 TEL221−8348 認定№ 20−029 団体名 税務研究会 テーマ 法人税節税対策の徹底的研究 講 師 野口邦雄税理士 日 時 8月26日 10:00∼16:30(認定時間:5.5時間) 場 所 道特会館 受講料 29,000円(会員25,000円) 連絡先 税務研究会 TEL221−8348 認定№ 20−030 団体名 エッサムファミリー会 テーマ 超実務相続税対策 講 師 木村金蔵税理士 日 時 9月16日 13:30∼16:45(認定時間:3時間15分) 場 所 京王プラザホテル 受講料 5,000円(会員0円) 連絡先 エッサムファミリー会 TEL222−4321 認定№ 20−031 団体名 ミロク情報サービス テーマ 貸倒損失、個別引当金とDESの実務 講 師 宮崎仟治税理士 日 時 9月16日 13:30∼16:30 北農健保会館(札幌) 9月17日 13:30∼16:30 道北経済センター(旭川) 9月18日 13:30∼16:30 道新ホール(帯広) 9月19日 13:30∼16:30 商工会議所(北見) (認定時間:3時間) 受講料 7,000円(会員3,000円) 連絡先 ミロク情報サービス TEL231−3602 ※会員とは研修実施団体に所属する会員 税務支援対策部からのお知らせ 税理士業務に係る受託事業について 札幌国税局から公告のありました下記の事業について、本会が受託者となりましたので、 お知らせいたします。 記 「各種説明会講師等」の受託事業 「臨戸方式による記帳指導」の受託事業 2008年(平成20年)7月15日発行 北 海 道 税 理 士 会 報 第454号 (37) 会員の平均年齢63.0歳 年代別会員状況 支部名 20代 30代 40代 50代 60代 70代 平成20年7月1日現在 80代 上段:会員数等 下段:構成比% 90代 100代 合計 平均年齢 内女性 札幌中 6 2.8 22 10.1 32 14.7 35 16.1 61 28.1 45 20.7 16 7.4 0 0.0 0 0.0 217 59.4 23 10.6 札幌西 1 0.2 22 5.0 50 11.3 79 17.9 121 27.4 135 30.6 33 7.5 0 0.0 0 0.0 441 63.1 25 5.7 札幌北 3 1.1 21 7.4 20 7.0 57 20.1 61 21.5 92 32.4 30 10.6 0 0.0 0 0.0 284 64.0 19 6.7 札幌東 0 0.0 7 4.7 16 10.7 21 14.1 35 23.5 58 38.9 12 8.1 0 0.0 0 0.0 149 65.0 16 10.7 札幌南 0 0.0 13 5.1 26 10.3 35 13.8 64 25.3 91 36.0 23 9.1 1 0.4 0 0.0 253 64.8 18 7.1 小 樽 1 0.0 6 12.0 7 14.0 6 12.0 11 22.0 14 28.0 5 10.0 0 0.0 0 0.0 50 61.4 6 12.0 函 館 0 0.0 5.0 10.0 6 7.1 21 24.7 22 25.9 23 27.1 8 9.4 0 0.0 0 0.0 85 63.3 2 2.4 旭 川 0 0.0 5.0 10.0 15 8.9 30 17.8 52 30.8 53 31.4 13 7.7 0 0.0 1 0.6 169 64.4 8 4.7 釧 路 0 0.0 9 13.8 6 9.2 15 23.1 11 16.9 15 23.1 9 13.8 0 0.0 0 0.0 65 61.2 0 0.0 帯 広 0 0.0 3 4.7 13 20.3 15 23.4 16 25.0 14 21.9 3 4.7 0 0.0 0 0.0 64 59.2 2 3.1 岩見沢 0 0.0 1 2.6 6 15.8 6 15.8 12 31.6 10 26.3 3 7.9 0 0.0 0 0.0 38 62.8 0 0.0 滝 川 0 0.0 0 0.0 2 10.0 3 15.0 5 25.0 8 40.0 2 10.0 0 0.0 0 0.0 20 65.6 1 5.0 北 見 0 0.0 2 3.8 5 9.6 11 21.2 17 32.7 14 26.9 3 5.8 0 0.0 0 0.0 52 63.2 0 0.0 室 蘭 0 0.0 1 3.6 2 7.1 10 35.7 4 14.3 8 28.6 3 10.7 0 0.0 0 0.0 28 62.7 1 3.6 苫小牧 0 0.0 6 12.0 6 12.0 8 16.0 13 26.0 13 26.0 4 8.0 0 0.0 0 0.0 50 61.0 3 6.0 総合計 11 0.6 123 6.3 212 10.8 352 17.9 505 25.7 593 30.2 167 8.5 1 0.1 1 1,965 0.1 63.0 124 6.3 札幌計 10 0.7 85 6.3 144 10.7 227 16.9 342 25.4 421 31.3 114 8.5 1 0.1 0 1,344 0.0 63.2 101 7.5 地方計 1 0.2 38 6.1 68 11.0 125 20.1 163 26.2 172 27.7 53 8.5 0 0.0 1 0.2 62.6 23 3.7 621 北 海 道 税 理 士 会 報 (38) 第454号 2008年(平成20年)7月15日発行 資料 支部会員の年齢分布一覧(合計表) 平成20年7月1日現在 年 齢 札幌中 札幌西 札幌北 札幌東 札幌南 小 樽 函 館 旭 川 釧 路 帯 広 岩見沢 滝 川 北 見 室 蘭 苫小牧 合 計 27 3 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 28 0 0 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 29 3 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 30 1 1 2 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 6 31 1 1 1 1 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 6 32 2 0 3 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 6 33 2 2 3 1 0 1 0 1 0 0 1 0 0 0 1 12 34 2 1 2 2 0 0 1 1 2 0 0 0 1 0 0 12 35 4 4 1 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 11 36 2 3 2 1 4 1 0 2 1 1 0 0 0 1 1 19 37 2 5 1 1 3 1 1 0 1 2 0 0 0 0 0 17 38 2 4 4 1 2 0 1 1 2 0 0 0 0 0 2 19 39 4 1 2 0 1 2 1 0 1 0 0 0 1 0 2 15 40 1 4 0 1 6 0 0 4 0 2 0 0 0 0 0 18 41 3 3 1 1 3 1 0 1 0 0 1 0 0 0 0 14 42 3 1 1 2 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 2 10 43 1 6 8 1 4 0 0 1 1 2 1 0 1 1 0 27 44 6 6 1 1 1 0 2 1 2 0 1 1 0 1 0 23 45 0 12 0 4 3 1 2 0 0 2 1 0 1 0 2 28 46 3 7 2 1 1 2 1 0 0 5 1 0 1 0 2 26 47 7 2 3 3 1 0 0 2 0 1 0 1 0 0 0 20 48 3 4 3 1 6 1 0 4 2 0 0 0 1 0 0 25 49 5 5 1 1 1 2 1 1 1 1 1 0 1 0 0 21 50 3 10 2 0 2 0 1 1 1 3 2 0 0 0 1 26 51 3 6 5 0 2 0 2 5 1 1 0 0 0 2 0 27 52 3 7 3 2 5 1 3 0 0 2 0 1 0 2 0 29 53 2 10 2 2 8 0 2 6 2 0 0 1 2 1 2 40 54 4 10 6 2 0 1 6 1 2 2 0 0 1 2 2 39 55 3 5 4 3 3 0 1 3 3 2 0 0 5 0 0 32 56 4 8 6 1 4 1 2 2 1 1 3 0 0 1 1 35 57 3 10 7 4 4 1 1 1 1 2 0 0 1 1 0 36 58 4 8 10 3 5 0 1 5 1 1 1 1 1 1 1 43 59 6 5 12 4 2 2 2 6 3 1 0 0 1 0 1 45 60 10 20 11 7 7 2 2 9 1 1 2 1 4 3 1 81 61 4 18 10 4 14 0 2 12 4 5 1 2 2 0 4 82 62 9 15 6 3 9 0 2 8 1 3 2 1 3 0 1 63 北 海 道 税 理 士 会 報 2008年(平成20年)7月15日発行 第454号 (39) 年 齢 札幌中 札幌西 札幌北 札幌東 札幌南 小 樽 函 館 旭 川 釧 路 帯 広 岩見沢 滝 川 北 見 室 蘭 苫小牧 合 計 63 2 10 3 5 4 1 1 4 1 2 1 0 1 0 1 36 64 4 9 6 4 7 0 5 3 1 1 2 1 0 0 0 43 65 10 11 8 2 12 2 0 5 0 3 1 0 1 0 2 57 66 4 12 6 0 1 2 4 6 0 1 1 0 3 1 1 42 67 5 8 6 3 4 0 1 1 1 0 1 0 0 0 0 30 68 10 9 4 5 3 1 4 1 1 0 0 0 0 0 0 38 69 3 9 1 2 3 3 1 3 1 0 1 0 3 0 3 33 70 3 10 3 3 3 1 0 5 4 1 0 1 1 0 0 35 71 3 6 7 4 3 2 4 4 1 1 2 1 2 0 0 40 72 6 14 8 5 6 2 2 5 1 1 0 2 2 0 2 56 73 8 22 7 4 12 1 5 11 1 4 1 0 0 2 5 83 74 7 19 14 10 15 3 3 9 1 2 1 2 2 0 2 90 75 6 13 12 13 9 1 1 6 1 0 0 0 1 2 0 65 76 5 11 8 9 12 1 3 2 3 2 3 1 1 1 1 63 77 1 15 10 3 8 1 0 4 0 3 2 0 1 1 1 50 78 2 13 13 3 10 1 0 3 2 0 1 1 1 1 0 51 79 4 12 10 4 13 1 5 4 1 0 0 0 3 1 2 60 80 3 13 9 3 12 1 1 5 2 1 0 1 1 1 3 56 81 4 9 3 3 3 2 2 0 1 0 1 0 1 1 0 30 82 4 4 1 2 3 1 2 1 0 0 1 1 1 1 0 22 83 0 2 6 1 1 0 1 1 2 0 1 0 0 0 0 15 84 2 1 2 1 1 0 1 1 1 2 0 0 0 0 0 12 85 1 0 1 0 2 0 0 1 1 0 0 0 0 0 1 7 86 1 0 2 1 1 1 0 2 0 0 0 0 0 0 0 8 87 1 3 4 1 0 0 1 0 1 0 0 0 0 0 0 11 88 0 1 2 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 5 89 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 90 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 91 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 92 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 93 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 94 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 95 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 96 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 97 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 98 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 99 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 100 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 会員数 217 441 284 149 253 50 85 169 65 64 38 20 52 28 平均齢 431 63.1 64.0 65.0 64.8 61.4 63.3 64.4 61.2 59.2 62.8 65.6 63.2 62.7 50 1,965 61.0 63.0 (40) 第454号 北 海 道 税 理 士 会 報 2008年(平成20年)7月15日発行 第 64 回 「 業 務 推 進 連 絡 会 議 」 を 開 催 平成20年6月18日㈬午後2時から札 幌後楽園ホテルにおいて、第64回「業 務推進連絡会議」を開催しました。 会 議 で は、「 業 務 推 進 委 員 の 役 割」について説明があり、続いて本 年度の北税協事業への普及推進につ いて協議しました。 特に、全税共「第23回全国統一キ ャンペーン」(9∼11月)の実施に 先立ち、生保各社とのより一層の連絡協調と、 各地区組合員・賛助会員への全税共事業の周知 徹底を図るとともに、昨年に続き重点施策とし て展開している「一人一件紹介運動」へのご理 解とご協力をお願いし、本キャンペーンの成功 に向け積極的に取り組むこととしました。 さらに、独自のキャンペーンを実施している、 全税共「所得補償保険」及び「ガン保険・医療 保険」についても、販売推進の協力をお願いし ました。 3. 全税共「第22回全国統一キャンペーン」の 結果について 4. 全税共「第23回全国統一キャンペーン」の 実施について 5. 各地区「全税共関係懇談会」の運営等につ いて 6. 全税共「地区会認印」取り扱いについて 7. 全税共「税理士VIP代理店」制度につい て 8. 全税共「北海道地区第11回所得補償保険強 化月間」の実施について 9. 全税共「ガン保険・医療保険(アメリカン ファミリー生命)」について 《主な協議連絡事項》 1. 業務推進委員の役割について 2. 北税協 全税共事業「平成20年度業務推進 計画」について 全税共第23回全国統一キャンペーンに向けて 札幌地区「全税共関係懇談会」を開催 平成20年6月18日㈬午後4時から札幌後楽園 ホテルにおいて、札幌地区の全税共提携生保幹 部及び北海道税理士会・札幌5支部役員に加え、 全道の業務推進委員が出席し、第23回札幌地区 「全税共関係懇談会」を開催しました。 この懇談会は、例年各地区で開催される「全 税共関係懇談会」の皮切りとして開催され、本 組合からは、全税共収入が好調に推移しており、 また第22回キャンペーンにおいても大幅に入賞 者が増加したことに対し、生保各社には感謝を 申し上げ、全税共「第23回全国統一キャンペー ン」の成功に向け、全税共「VIP大型総合保 障制度」のより一層の販売促進協力をお願いす るとともに、道会及び支部会員には、この全税 共収入が道会・支部との研修会等の共催事業を 通じ、組合員・賛助会員に大きく貢献している ことを理解のうえ、本年も重点施策として実施 している「一人一件紹介運動」に更なる協力を いただくようお願いしました。 2008年(平成20年)7月15日発行 北 海 道 税 理 士 会 報 第454号 (41) 「 北 税 協 研 修 会 」を 開 催 ∼北税協ニッセイ代理店業務推進協議会・日本生命が協賛∼ 本組合では、北税協ニッセイ代理店業務推進 協議会並びに日本生命保険相互会社の協賛によ り、日本生命保険相互会社代理店業務部課長井 上勝志氏を講師に迎え、平成20年7月2日㈬午 後4時から京王プラザホテル札幌において「関 与先のリスクマネジメントと生命保険活用法」 をテーマにセミナーを開催し、約110名の参加 がありました。 セミナーでは、10月1日に施行予定の「経営 承継円滑化法」、自社株の納税猶予、相次ぐ経 営承継を巡る法制・税制変更の動向、それに伴 う生命保険活用法の変化について、事例を交え た大変わかりやすい内容での説明がありまし た。 北税協ニッセイ税理士VIP登録 代理店業務推進協議会 第2回総会を開催 平成20年7月2日㈬午後5時30分から京王プ ラザホテル札幌において、北税協ニッセイ税理 士VIP登録代理店業務推進協議会第2回総会 を、全国税理士共栄会大手泰治会長、日本生命 本社より執行役員代理店営業本部松山保臣本部 長をお招きし開催しました。 総会では、北税協ニッセイ税理士VIP登録 代理店業務推進協議会池戸俊幸副会長、北税協 齋藤孝志理事長の挨拶に続いて議事に入り、平 成19年度事業報告等3議案について審議し、す 本組合では、今後も皆様の実務に役立つセミ ナーを企画してまいりますので、ご参加のほど よろしくお願いいたします。 べて満場一致で可決され、役員改選では、同協 議会春野守夫会長が再選されました。 続いて、全税共大手会長、北海道税理士会杉 ちょう だい 下清次副会長よりご祝辞を 頂 戴し、日本生命代 理店営業本部大江和男代理店開発推進部長より あいさつ ご挨拶があり、第2回総会は終了いたしました。 なお、本総会で選出された役員は次のとおり です。 【役 員】 ・会 長 春野 守夫 ・副会長 池戸 俊幸、 石川 信之、 舟橋 健市 ・顧 問 齋藤 孝志 おすすめ図書ご案内 〔定 価〕 ○平成20年6月改訂株式評価実務必携 清 文 社 2,520円 ○平成20年版中小企業の会計に関する指針ガイドブック 清 文 社 2,625円 ○法人税基本通達逐条解説(五訂版) 税 務 研 究 会 7,140円 ○平成20年度版税務ハンドブック コントロール 1,850円 ○実務消費税ハンドブック(三訂版) コントロール 1,680円 お知らせ 平成20年8月28日㈭は、京王プラザホテ ル札幌において、北海道税理士協同組合第 36回通常総代会及び創立35周年記念行事が 開催されるため、協同組合事務局は午前11 時より休業とさせていただきます。 北 海 道 税 理 士 会 報 (42) 第454号 2008年(平成20年)7月15日発行 《協同組合行事のご案内》 組合員・賛助会員皆さまのご参加をお待ちしています! 北税協創立35周年記念行事 本組合創立35周年を記念し、平成20年8月28日㈭第36回通常総代会にあわせて記念行事を開催いた します。組合員・賛助会員の皆さまのご参加をお待ちしております。 ◎日 時 平成20年8月28日㈭ 午後3時30分から ◎場 所 京王プラザホテル札幌 ◎創立35周年記念行事 記念講演会 3:30∼4:30 講 師 医療法人渓仁会 理事長 秋 野 豊 明 氏 テーマ 「よりよい医療を目指して」 祝 う 会 4:40∼5:20 懇 親 会 5:30∼7:00(懇親会費3,000円) ※別紙ご案内の「参加申込書」にてお申込みください。 北税協研修会のご案内 1. 開催日時 平成20年9月3日㈬ 午後2時∼午後5時(研修受講時間3時間) 2. 場 所 札幌コンベンションセンター「小ホール」 (札幌市白石区東札幌6条1丁目 電話011−817−1010) 3. テ ー マ 「平成20年度税制改正のポイント」∼新たに創設される事業承継税制の概要∼ 4. 講 師 税理士 平 川 忠 雄 氏(税理士法人平川会計パートナーズ代表社員) 5. 定 員 200名(定員になり次第締め切ります) 6. 受 講 料 無 料 7. 対 象 者 北税協組合員及び賛助会員と事務所職員 主 催 北海道税理士協同組合 協 賛 損保ジャパンひまわり生命保険株式会社 札幌支社 ※別紙ご案内の「北税協研修会」申込書にてお申込みください。 北税協創立35周年記念 全税共チャリティーゴルフ全道大会のご案内 1. 日 時 平成20年9月5日㈮ 午前7時スタート(午前6時30分集合) 2. 場 所 廣済堂札幌カントリー倶楽部 新・旧コース (北広島市島松641 TEL011−377−3111) 3. 定 員 120名(先着順受付) ※別紙ご案内の「参加申込書」にてお申込みください。 2008年(平成20年)7月15日発行 北 海 道 税 理 士 会 報 会 員 ◎税理士会員 清 忠 鉢 繁 造(札幌北)6.27 業務廃止 和 嶋 幸 吉(旭 川)6.30 〃 の 野 なお 直 み 美(111006) (札幌中) 6月25日入会 060−0001 札幌市中央区北1条西5 丁目3 北一条ビル5階 375−7666 1(011) (開業税理士) わた 渡 動 《 退 会 》 《 入 会 》 きよ 異 第454号 (43) なべ 邉 よう 洋 こ 子(111007) (小 樽) 6月25日入会 044−0031 虻田郡倶知安町南1条西 2丁目4番1 税理士法人中野会計 事務所 倶知安事務所 22−0875 1(0136) (社員税理士) 訃 報 尾 川 正 殿(北 見) 6月11日没 享年78歳 峨 家 慧 殿(札幌南) 6月13日没 享年76歳 岩 垣 修 一 殿(旭 川) 6月18日没 享年48歳 あい 相 た 田 ひろ 浩 し 志(111008) (札幌中) 6月25日入会 060−0054 札幌市中央区南4条東4 丁目2番地1 税理士法人道央会計 事務所 271−1417 1(011) (補助税理士) よこ 横 た 田 ひで 英 き 喜(111009) 謹んでご冥福をお祈り申し上げます。 《 変 更 》 (釧 路) 6月25日入会 085−0015 釧路市北大通14丁目5番 2号 横田誠一税理士事務所 25−2211 1(0154) (補助税理士) 北原 敏 007−0841 札幌市東区北41条東15丁目 (札幌北) 2番12号 トーダビル4F 558−5568 1(011) 下野竹次郎 007−0849 札幌市東区北49条東9丁目 ※掲載住所はすべて事務所所在地 (札幌北) 3番10号 731−0741 1(011) 佐藤 亮司 060−0063 札幌市中央区南3条西12丁 (札幌西) 目320番地20 札幌森ビル3・703号 222−3212 1(011) 北 海 道 税 理 士 会 報 (44) 第454号 大石 俊彦 040−0011 函館市本町8番18号 五稜 (函 館) 郭本町ビル7F 56−0142 1(0138) 2008年(平成20年)7月15日発行 ◎税理士法人会員 《 入 会 》 上田 陽介 064−0810 札幌市中央区南10条西14丁 税理士法人小樽会計 (札幌西) 目1番22号 (税理士法人番号1675)6月2日入会 561−3436 1(011) 047−0032 小樽市稲穂1丁目11番8号 笈田 裕俊 047−0032 小樽市稲穂1丁目11番8号 (小 樽) 税理士法人小樽会計 1(0134) 24−6010 24−6010 1(0134) 常駐する社員 笈田 裕俊、宮達 誠七 《 変 更 》 宮達 誠七 047−0032 小樽市稲穂1丁目11番8号 (小 樽) 税理士法人小樽会計 1(0134) 24−6010 早坂 睦弘 076−8666 富良野市朝日町3番1号 (旭 川) 22−3463 1(0167) 本間 清二 33−5115 1(0134) (小 樽) 塚谷 哲彦 822−0350 1(011) (札幌南) 税理士法人アグス 函館事務所 (所在地の変更) 041−0812 函館市昭和1丁目12番4号 86−7294 1(0138) 紙 本格的な夏がおとづれ、世界 の首脳が集まった洞爺湖サミッ ト終了翌日の編集会議、中身の 濃い文章のボリュームが多く通 常より多くの時間が経過、広報 部の仕事も大変だと実感する今日このごろで す。 (岡田) 蛭子井眞市 041−0812 函館市昭和1丁目12番4号 (函 館) 税理士法人アグス 函館事務所 86−7294 1(0138) 陰山 稔 067−0015 江別市5条5丁目5番地 紙 夏の甲子園出場を懸けた南北北海道大会が 間もなく開催です。元高校球児としては、朝 一からじっくり観戦といきたいところです が、時間的に厳しいかな……。 (大西) (札幌東) ル・ゴシュラン江別808号 382−7139 1(011) 塚田 良二 511−0415 1(011) (札幌南) 【7月15日現在支部別会員数】 ( )内は税理士法人会員数 札幌中支部 217¡9人 釧 路 支 部 652人 札幌西支部 442¡8人 帯 広 支 部 647人 札幌北支部 283¡5人 岩見沢支部 373人 札幌東支部 1492人 滝 川 支 部 202人 札幌南支部 2542人 北 見 支 部 527人 小 樽 支 部 507人 室 蘭 支 部 285人 函 館 支 部 854人 苫小牧支部 501人 旭 川 支 部 1697人 合 計 1,965(101) 紙 7月10日㈭、洞爺湖サミットが終わった翌 日である。予想最高気温は27度であったが編 集室は涼しかった。記事は、道会と支部の定 期総会報告が多く、初校は比較的楽であっ た。 (下野) 紙 地球の気温は、数年ごとに「温暖化」と 「寒冷化」を繰り返していると聞いていた。 だから、現在は「温暖化の真っただ中」に あると思いきや、全く逆の「寒冷化の真った だ中」にあるという。データも示された。 一方、洞爺湖サミットでは、主要八ヵ国が 温室効果ガス削減に努めるとの決意を示し7 月9日に閉幕した。 寒冷化と温室効果ガス……関係なしね!? (川浪)
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