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Bライセンスモータースポーツ応援マガジン CLUB B vol.10

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 入門者にオオスメなのはJMRCが開催しているシリーズ。
JMRCはJAF登録クラブが集まって地域ごとに立ち上げた団体
で、初中級者を対象としたラリーから、JAF地方選手権とWタ
イトルとなる中上級者向けラリーまで各地区でシリーズを設定し
ている。各地区のJMRCのHPを覗いて出たいラリーを見つけて
みよう。
また全日本のように色んなエリアの道を走りたいという人に
は、全国を転戦するTRDラリーチャレンジがオススメ。ヴィッツ
のワイメイクとして誕生したラリーだが、現在はトヨタ車以外で
も出られるようになっているので、ぜひチャレンジしてみよう。
ニッポンのラリーって、こうなってます!
ラリーは舗装、ダート、そして雪道などの公道を使って行う
モータースポーツだ。ドライバーとナビゲーター(コ・ドライバー
とも言う)が決められたルートを りながら、途中、スペシャル
ステージ(SS)と呼ばれるタイムトライアル区間で速さを競う。
もちろんSSは占有の許可を得た林道などの公道を使うわけだ。
ラリーのルート上には、TC(タイムコントロール)というゾー
ンが設置され、そこに入る時間が予め設定されている。SSもこ
のTCの中に設定されるわけだが、基本的にはこのTCには遅れ
て入っても早めに入ってもダメ。決められた時間を守ってルート
を ることがラリーの基本なのだ。
こうしたWRCでも行われている形のラリーを一般的にはSSラ
リーと呼び、全日本選手権もこれに従っているが、国内では、こ
のほかクイズラリー的な要素を持つ計算ラリー的な競技や、計算
ラリーとSSラリーの要素を併せ持つ形のラリーも行われている。
国内ラリーの最高峰は全日本ラリー選手権。3日間の開催が基
本で初日はコースを下見するレキ、車検等が行われ、実際の競
技は基本的には土日の2日間で行われている。全日本の下に位置
するJAF地方選手権は北海道、東日本(東北・関東)
、中部・近
畿、中国・四国、九州の5つのシリーズが行われている。こちら
はほとんどが2日間が基本。全日本ラリーでは、SSの総距離が
100kmを超えることもあるが、地方選手権は最長でも30km程
度で争われる。
WRC
(世界
ラリー選手権)
FIA 地域ラリー選手権
(アジアパシフィック
ラリー選手権等)
JAF 全日本ラリー選手権
JAF 地方ラリー選手権
JMRC チャンピオンシリーズ
JMRC ラリーシリーズ
ラリーでは参加者達は予め配布されるルートブック 長い距離を走るラリーではサービスでの補修、メン まず地元で行われている地区戦、JMRCシリーズに
に従ってラリーを走る。ミスコースは厳禁だ。
テナンスなどの作業も重要になってくる。
チャレンジしよう。ステップアップはここから始まる。
みをかけられるかが注目されるところだ。
年しばしば天野に迫る速さを見せている石
新 設 のJN2クラスは1,600cc以 下 の
川昌平らは何とかその前に一矢報いたいと
2WDのRPN車両が対象。スイフトスポー
ころだ。
ツを持ち込んだ北海道の大ベテラン田中
RPN対象のもうひとつの新設クラスが
伸幸に対して、愛知の高橋悟志は昨年ま
JN4クラス。ここは1,600 ∼ 2,000ccの
で乗っていたヴィッツをRPN仕様に変え参
2WD車両が対象で、ともにBRZを駆る若
戦。二人のチャンピオン経験者によるマッ
手の竹内源樹と、ダートラドライバーとし
チレースとなりそうだ。
ても知られる平塚忠博が同ポイントで並
JN3クラスは1,400 ∼ 1,500ccの2WD
んでおり、後半戦で雌雄を決する形だ。
車が対象のクラス。ここは昨年タイトルを
1,500 ∼ 3,000ccまでの車両が対象の
取り逃したヴィッツマイスター、天野智之
JN5クラスは、開幕から3戦すべてウィナー
が開幕5連勝と無敵の速さを見せている。
が入れ替わる展開となったが、昨年から
JN6クラス前半戦トップ3の戦績
他に全国転戦のTRDラリーチャレンジあり
第1戦
第2 戦
第3戦
第4 戦
第5戦
勝田範彦
優勝
3位
2位
2位
優勝
奴田原文雄
2位
優勝
優勝
3位
リタイヤ
新井敏弘
3位
2位
リタイヤ
優勝
リタイヤ
舗装、ダートと路面を選ばぬオールラウン
BRZを駆る鎌田卓麻が第4, 5戦と連勝し、
山口清司も勝ちを狙ってくるはずだ。
特に得意とする勝田が新井を抑えこみ、4
ドな速さが天野の強さに繋がっている。
シリーズリーダーに躍り出た。
そして今年の全日本ラリーで最も注目を
年連続チャンピオンの貫禄を見せた。
2位以下にダブルスコア以上の大差を
鎌田の最大のライバルとなりそうなの
集めているのが最速マシンが揃うJN6クラ
ランサーエボXでインプレッサ2台に立
つけている天野は早々にタイトルを決めて、
が、昨年、ヴィッツでチャンピオンを獲り、
ス。PWRC
(プロダクションカー世界ラリー
ち向かう奴田原は、グラベルの2戦でしっ
シーズン途中からでも、恐らく全日本ラ
今年は名門ラックチームの86のステアリン
選手権)で2度の王座に輝いた新井敏弘
かり優勝を果たしてランキング2位につけ
リー初登場となるヴィッツ・ターボでJN5ク
グを託された若手の川名賢。
が全日本に復帰したことで、勝田範彦、奴
る。残るグラベルの一戦「ラリー北海道」
ラスに移籍する構えだ。
後半戦の舗装でどこまで鎌田を追い込
田原文雄という昨年までの2強の戦いが一
も、昨年、最後にパンクに泣いたものの、
デミオを駆るベテランの岡田孝一や、今
めるかが、このクラスの焦点になりそうだ
気に三つ巴にヒートアップしたからだ。
ゴール直前までリードを奪った。
が、他にも今年、全日本に復活、速さ健在
その新井は久々の国内ラリーにマシンの
このラリーはSSの距離が長く、ポイント
をアピールしている石田雅之や、AE111レ
セッティングを合わせきれず、第4戦で復
が2.0倍されるという、稼ぎどころの一戦に
ビンで86/BRZを脅かす速さを見せている
帰後初優勝を飾ったが、第5戦では舗装を
なるだけに、このラリーを制して、勝田にプ
第5戦群馬/ 14.ギャラリーステージは写真のパルコール嬬恋のほか、オールドファンには懐かしい浅間サー
キットのステージも行われた。15.デイ1は 差の戦いを強いられたものの、見事に開幕5連勝を飾ったJN3天野
智之ヴィッツ。16.舗装に限定して参戦している近畿の中村晃規は今回も図抜けたスピードを見せて2勝め獲得。
17.JN6の高山仁はトップ3に割って入るタイムを奪う健闘で2位に入った。18.勝田範彦はジワリジワリと、新井、
奴田原を引き離して開幕戦に次ぐ2勝めをマーク。19.JN4はRPN車両のBRZを駆った平塚忠博が今季初優勝を
飾った。20.JN2田中伸幸は3勝めを上げてシリーズのリードを広げた。
レッシャーを賭けたいところだ。いずれにし
14
15 16
17
ても、このクラス、今後も三つ巴の熱いバ
トルが展開されることは必至。日本を代表
する3人の男達の走りに注目しよう。
2014 全日本ラリー選手権カレンダー
第1戦
4/11-13
ツール・ド九州2014in唐津(佐賀県)
第2戦 5/3-5
久万高原ラリー(愛媛県)
第3戦 6/6-8
がんばろう!福島MSCCラリー 2014(福島県)
第4戦 7/4-6
2014ARKラリー洞但(北海道)
第5戦 7/25-27
モントレー 2014in群馬(群馬県)
第6戦 8/29-31
丹後半島ラリー 2014(京都府)
第7戦 9/26-28
RALLY HOKKAIDO(北海道)
第8戦 10/17-19
第42回M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ 2014(岐阜県)
最終戦 10/31-11/2 新城ラリー 2014(愛知県)
18 19
2014 全日本ラリー選手権 ポイントランキング(第5 戦終了時)※車名は主な参加車種
JN6クラス 1位 勝田範彦(インプレッサ)63.4 2 位 奴田原文雄(ランサー)54.2 3 位 新井敏弘(インプレッサ)44.6 JN5クラス 1位 鎌田卓麻(BRZ)55.2 2 位 川名賢(86)41.4 3 位 筒井克彦(ミラージュ /S2000)18.6
JN4クラス 1位 竹内源樹(BRZ)
、平塚忠博(BRZ)28.0 3 位 山岸健(86)8
20
JN3クラス 1位 天野智之(ヴィッツ)83.0 2 位 岡田孝一(デミオ)36.2 3 位 石川昌平(ヴィッツ)31.2
JN2クラス 1位 田中伸幸(スイフト)63.6 2 位 高橋悟志(ヴィッツ)43.6 3 位 浜岡卓也(サトリアネオ)12
JN1クラス
1位 中西昌人(スイフト)49.6 2 位 鷲尾俊一(ストーリア)37.2 3 位 宇田圭佑(デミオ)35
5
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