JBVTOUR 注目選手インタビュー インドアバレーボールの選手として活躍をしてきた大山未希選手。ビーチバレーに転向した理 由は?転向して3年目、ビーチバレーの楽しさと難しさとは? 新しいチャレンジをしたかったといのが大きいですね。周りか らも、いろんなプレーをこなせる自分のプレースタイルがビー チバレーに向いているのではと勧められたこともきっかけの一 つです。ビーチバレーは、風や暑さ、2人でプレーするなどイン ドアと違うことが多くてやはり難しいです。1人がずっと狙われ るということはインドアではあまりないですから。また、ワンブ ロックで体力的にもきついですね。でも逆に、キャッチもスパイ クもトスも全部のプレーをできるところがビーチバレーは楽し い。最初は大変という思いが強かったのですが、2年経ってだ んだん面白さがわかってきました。 大山選手の今季のペアは松村美由紀選手。第1戦、2戦とワイルドカードチームとして選出さ れ、JBVツアー初出場を果たしました。大山/松村チームはどんなチームですか? チーム結成は、美由紀さん(松村美由紀選手)が、新潟 から神奈川に出てくるという話を聞きつけて、私から電話 しました。それまで全く話をしたことがなかったんですが、 初めて会って話しをした時、頼んだメニューが一緒だった り、歳も同年代で、リズムや波長が合うペアです。 チームの持ち味はスピードです。インドア時代は、セッ ターをやっていたので、オーバーハンドでトスを上げて速 攻をどんどん使うプレースタイル。美由紀さんも機動力の ある選手なのでそこをいかしたいと思っています。私たち が先陣をきって、ビーチバレーの選手がもっとオーバー ハンドトスを使うようになればと思っています。 また、これだけ身長差があると、普通小さい方がトスをあげて大きい方がスパイク打ちますが、 私たちは逆で、大きい方がトスをあげて小さい方がスパイクを打つ、面白いチームだと思いま す。なので、しっかり勝って、もっともっと私たちのプレーを見てもらいたいです 大阪オープンへの意気込みを! 大阪オープンは東レの後輩もたくさん来てくれるので、「私は頑張っているよ」という姿を見せ たいです。昨年は肩の手術をして、ほとんど試合に出られなかったので、今季JBVツアーに出 られることが本当に嬉しいです。第1戦、2戦と出場しましたが、まだ1勝できていないので、どう してもJBVツアーで1勝したいです。サテライト大会などの経験を積んで、美由紀さんと2人で 作り上げてきたものをこの大阪オープンで発揮したいと思います。 大山未希(おおやまみき) 東京都 出身。生年月日1985年10月3日 生まれ。 身長178cm 小学1年よりバレーボールを始める。1997年全日本バレーボール小学生大会(ライオン カップ)で全国優勝。成徳学園中学時代にはさわやか杯優勝。成徳学園高校(現・下北沢 成徳高校)では、1年生からレギュラーを獲得し姉・加奈から主将を引き継ぎ、春高バレー 優勝、インターハイベスト4、国体準優勝を経験する。2001年アジアユース選手権準優勝、 世界ユース選手権に出場した。2004年、東レ・アローズに入団しセッターに転向する。 2010年ビーチバレーに転向し、今季よりJBVツアーに参戦。
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