思いやりとありがとうの心で 草津市立草津第二小学校 道徳通信 平成28年6月28日 NO.1 1学期も残すところ1か月となりました。本校は、昨年度から「道徳教育の抜本的改善・充実に係る支 援事業」として文部科学省の推進校に指定されています。平成30年度から「特別な教科 道徳」として 実施されますが、それに先駆け研究を進めています。子どもたちがよりよく生きる力を身につけていく ために心の教育を大切にしていきたいと思います。特に、本校では『思いやりとありがとうの心で』の通 り、思いやり・親切の、感謝の心を大切にしています。学校、家庭、地域が連携し、子どもたちを育てて いけたらと思います。道徳通信では、学校での道徳の学習や子どもたちの姿を伝えていきたいと思いま す。 思いやりの心が育っています!! 心ぽかぽかニュース 6月23日うれしい電話が届きました。守山に住むおばあさんからの電話でした。草津税務署に用事が あり、道がわからず困っていたので、近くで遊んでいた3人の女の子に道を聞いたそうです。女の子たち は、税務署まで案内した後も、おばあさんがちゃんと入って行けるか見守っていました。おばあさんが、 出口と入口を間違えて入ろうとしていたので、 「入口はこっちです」と教えたそうです。帰りも心配だっ たので、近くで遊んでいました。おばあさんが出てこられて、 「一人で帰れるよ」と言われたので、別れ たそうです。おばあさんに「どこの学校」と聞かれ、 「草津第二小学校です」と答えたということで、次 の日の朝1番におばあさんから電話がありました。おばあさんは、 「本当に親切にしてもらってうれしか ったです」と喜んでおられました。 思いやりのある親切な友だちがこの草津第二小学校にいることをとてもうれしく思います。 道徳の学習から 1年生「ごろりんごろんころろろろ」 うさぎがみんなで使おうと大きな丸いテーブルを作っ た。出来上がったテーブルを、みんなが集まる丘の上まで 運ぼうとしているうさぎに気づいた仲間たちが、一人、ま たひとりとさりげなく手伝い、みんなで力を合わせて運び 上げ、協力し合ったお互いに感謝の気持ちを伝え合うとい う話です。 ろばのお面をかぶって、ろばの 気持ちを発表しました。 この学習では、「給食をこぼした友だちがいたら、ふき たい。」など友だちのために自分にできることを考えまし た。 4年生 「心の信号機」 主人公の「ぼく」は、横断歩道の近くにある信号機の柱につかまるように立っている目の不自由な男の人に気 づき、手をさしのべ横断歩道を渡るのを手伝いたいという気持ちをもつ。しかし、見知らぬ人に声をかけるこ とに戸惑い、どうしようかと葛藤する。そして、何とかしなければと思うようになり、最終的には意を固めて 声をかけ手助けをするという内容の話です。相手の置かれている状況に気づき、自分のこととして相手のこと を考えようという学習でした。学習の最後のふりかえりで、 「今日の学習をして、もしかしたら目の不自由な人 に出会ったら声をかけられるかもしれない。 」という子どもの声がありました。 5年生 「一人じゃない~長友佑都~」 世界で活躍するサッカーのトッププレイヤー長友佑都選手が一流のプレイヤーとして成長したのは、本人 の努力が第一であるが、そのような人こそ、まわりへの感謝は忘れない。長友選手を取り囲む井上先生、 母、スタッフなど様々な人々の思いを考え、長友選手自身がそれにどのような思い出答えているかを学習 しました。支える人、支えられる人、互いに支え合っていることに気づき、自分自身が誰に支えられてい るのか、それに対して、自分はどんなことができるのかを考えました。 「見守り隊の人に、ただいまとありがとうの感謝の気持ちを伝えたい。」「友だちに自分が学習を教えても らっているから、自分も教えたい。 」 「旗当番の人にあいさつをしたい。 」などたくさんの発表がありました。 『心ぽかぽかフラワーを育てよう』 人権の花(サルビア)と共に思いやりの心の花も 育てています。職員室前の掲示板に全校の子ども たちの育ちを掲示していますのでご覧ください。
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