輸入混載貨物着払運賃料金精算処理システム 運 用 マ 2016 年 2 月 1 日 ニ ュ ア ル 第 15 版 カーゴ・コミュニティー・システム・ジャパン㈱ はじめに 「輸入混載貨物着払運賃料金精算処理システム」 (愛称:e-C.O.D.)の運用は「輸入混載貨 物着払運賃料金精算処理システム規約」のほか、この「輸入混載貨物着払運賃料金精算処 理システム運用マニュアル」によって行います。 第1章.システム利用開始までの手続き 1-1. 「輸入混載貨物着払運賃料金精算処理システム利用申込書」の提出 ・ 「輸入混載貨物着払運賃料金精算処理システム規約」の内容に同意の上,e-C.O.D. システムを利用する旨.必要事項を記載し、責任者名で利用申込書をCCSJ宛 提出お願いします。 1-2.専用銀行口座の開設 ・ e-C.O.D.システムを利用するために指定銀行に口座を開設して頂きます。 ・ 既に指定銀行に口座を開設して利用している場合は、これを併用することも可 能です。 1-3. 「預金口座振替依頼書」 (指定銀行専用帳票)の作成、CCSJ経由提出 ・ 確定した貸借尻金額を開設口座から収納企業口座(CCSJ専用口座)へ自動 振替する環境を指定銀行内に登録するために「預金口座振替依頼書」に預金口 座内容を記入し銀行届出印を押印してシステム利用予定日の一ヶ月前までにC CSJ宛提出して頂きます。 ・ CCSJは必要事項を付加記入して指定銀行に提出し銀行内の環境設定を依頼 します。 1-4. 「自動メール宛先登録表」の提出 ・ 処理の進捗状況やイレギュラー時の連絡は E-mailの利用を原則としており ますので各部署連絡窓口担当者情報を明記し提出して頂きます。 ・ 正確な情報の提出(および変更時の連絡)をお願いします。 1-5. 「他業者請求先(通関業者)一覧表」の提出 ・ e-C.O.D.システムでは「仕分業者」各社システムで個別に設定している請求先 コードをそのまま利用できるように CCSJ サイドでコード変換処理をします。 ・ このため新規登録・変更時には所定様式によりCCSJ宛提出して頂きます。 1-6.会社コード/ユーザーコード/パスワードの受領 ・ CCSJより郵送される「利用内容確認書」により利用開始期日、会社コード/ ユーザーコード/パスワードが付与され、システムの利用が可能となります。 ・ ユーザー社内の関連セクションでデータ照会等の必要がある場合は付与された ユーザーコード・パスワードをご使用ください。 1-7.システム利用者情報のWEBでの公開 ・ e-C.O.D.システムの利用者および新規加入者名、利用開始期日は、e-C.O.D.シ ステム内に開設される「掲示版」にその都度開示されます。 ・ システム利用者に利用の終了、利用の停止、変更等がある場合も同様に「掲示板」 に開示します。 1-8.システム試験の実施 ・ システム利用に先立ちデータ内容の精査を行うためシステム的な試行を行いま す。 詳細方法は別途 CCSJ より提示いたします。 1-9.通信回線利用によるシステム接続 ・ 現在、他のサービスで CCSJ システムと回線接続しているユーザーは、その環境 を変更なく利用可能です。 ・ 新たに「通信回線」でデータ送受信を実施する場合は、詳細接続仕様の調整を個 別にさせていただきます。 第2章.精算処理 (一括請求データ送信から入金まで) 2-1. 精算対象データ 2-1-1.精算処理の範囲 ・ 輸入混載貨物の仕分地(空港)単位で、輸入混載仕分業者と通関業者間に発生し た着払運賃・料金に関してCCSJが計算代行、相殺処理を行います。 2-1-2 . 精算対象金額 ・ 業者間で合意した内容に基づいて仕分業者より登録・送信されたデータに対して 処理をいたしますので、着払運賃金額によるシステム的な制限はありません。 2-2. 精算期間 ・ 成田地区および大阪地区は毎月15日及び末日締め切り の2回とします。 2-3. 着払精算カレンダー ・ 各月の処理期日を示した「着払精算カレンダー」を作成しWEBに掲示およびユ ーザーにメール配布します。 ・ 以下の処理は「着払精算カレンダー」に示された期日に従って行って下さい。 2-4. 計算代行処理 2-4-1. 仕分業者の一括請求データ登録(送信) ・ 15日、末日のデータ締日から起算して第3営業日までにデータ登録(送信)を 行って下さい。 このデータにより通関業者サイドで内容のチェックが可能とな ります。 ・ データの修正がある場合、仕分業者は、全てのデータを置き換えるかたちでデー タ送信するか又はWEBから直接データ修正を行うことが出来ます。 2-4-2. 一括請求データ登録・送信締切日 ・第3営業日が一括請求データ登録期限ですが、問合せ等ありましたら 弊社営業時間内にお願いします。 営業時間:9時-17時30分 2-4-3. データ登録・送信締切後の精算調整処理 ・ データ登録締切後2営業日の間に通関業者と仕分業者の間で請求・支払に関する 調整が必要となった場合には、両者調整・合意の下、仕分業者が登録された明細 データ(HAB 単位)に対しWEBから精算除外登録を行います. ・ 精算除外登録されたデータの内容は通関業者および仕分業者の関係窓口担当者宛 にE-mailで連絡されます。 ・ 精算調整・登録されたデータは当該精算処理から保留となり、自動的に次回処理 の対象となります。 ・ データ調整処理締切日当日18:00に仮計算の数値を基に精算予定内容を自動 メールにてお知らせします。 2-4-4. 代金差額計算処理 ・ データ調整処理締切日の翌営業日に計算処理を行います。 ・ 確定した貸借尻金額はWEBにて照会可能となります。 支払分金額を専用口座に用意! 2-4-5. 口座引落し(支払) ・ 代金相殺処理から第3営業日後に貸借尻金額が借方(支払)となったユーザー の専用銀行口座から該当金額がCCSJの専用口座へ振替されます。 ・ 口座資金不足の場合、その後の入金までの処理が遅れ他のユーザーに多大な迷 惑をかける事になりますので、くれぐれも十分留意ください。 2-4-6. 振込入金(受け取り) ・ CCSJ専用口座に全ての振替(入金)が確認された後、貸借尻金額が貸方(受 取)のユーザーの銀行口座に該当金額を振り込まれます。 第3章.精算処理のイレギュラー対応 3-1.自動メールでの連絡 ・ システムの処理や銀行口座振替処理で不慮の事態が発生した場合は、登録してあ る窓口担当者宛にE-mailで連絡します。 3-2.口座引落し(支払)が 「遅れた場合」の処理 ・ 貸借尻金額が借方(支払)となったユーザーの専用銀行口座から該当金額をCC SJの専用口座へ引落ししようとした時、資金不足の場合は処理不能となります。 ・ CCSJ よりE-mail及びTELにて入金依頼の連絡をします。 ・ 同時に各ユーザーに“入金遅れがあるため全体処理スケジュール遅れる可能性あ り”の旨E-mailを配信します。 ・ 入金依頼があった場合、ユーザーは該当金額を直ちに次の「CCSJの専用口座」 へ振込処理をお願いします。 ・ 【CCSJ専用銀行口座】 A. 「成田地区用」 三菱東京 UFJ 銀行 東京営業部 (銀行コード/店コード: 0005/321) 口座番号 : 普 4776656 口座名 : カーゴ・コミュニティー・システム・ジャパン株式会社 B. 「大阪地区用」 三菱東京 UFJ 銀行 東京営業部 (銀行コード/店コード: 0005/321) 口座番号 : 普 1815341 口座名 : カーゴ・コミュニティー・システム・ジャパン株式会社 ・ 連絡当日に入金処理が完了すれば、全体スケジュールに影響せずに処理可能です。 その後入金が遅れた日数分全体処理が後ろに延びていきます。 ・ 入金処理依頼してから第2営業日までに入金が確認されない場合は「利用規約9 条」に従い即時システム利用除外となります。 3-3. 口座引落し(支払)が 「不能と判定された場合」の処理 ・ 入金処理依頼してから第 2 営業日までに入金が確認されない結果となった場合は、 入金できなかった業者の取引分を除外して再計算処理を行い、新たに貸借尻金額 を算出します。 ・ 自動引落し済みの金額を元の口座に戻し入れし、今までの処理は無かった事にし ます。 ・ 以降の処理は2-4-4から2-4-6および3-2、3-3の繰り返しとなり ます。 第4章 WEBシステムオペレーション 4-1.WEB環境 ・ ユーザーは自社のインターネット環境を利用してCCSJのWEBサーバーに 接続します。 ・ SSL 対応のブラウザ(Microsoft Internet Explorer 8,9,10,11)にてご利用下さい。 ・ PDFは Acrobat Reader 4.05 以上にてご利用ください 4-2.WEB でのデータ照会、アップロード、ダウンロード ・ 該当精算期間のデータ処理可能な日時はWEBの「カレンダー照会」にて開示し ます。 ・ 精算処理終了後の各種データ照会、ダウンロードは3ヶ月間可能です。 4-3.WEB オペレーションマニュアル ・ WEBに用意されている各機能の操作方法は「WEBオペレーションマニュア ル」に記載します。 4-4.WEBシステムの運用時間 ・ WEBシステムは原則、一年365日稼動いたします。 但し、2:00~5:00の間はデータ保守のため停止となります。 ・ 定期保守等でシステムを停止する場合は、予め連絡いたします。 4-5.WEBシステムの運用・障害対応 ・ 平日(月曜~金曜) 9:00~17:30 (以降翌朝9:00までおよび土日祝祭日は E-Mail での受付となります。) ・ 連絡先 : CCSジャパン 「e-CODへルプデスク」 TEL: 03-6435-2690 E-Mail: [email protected] 第5章 5-1. 通信回線利用によるデータ送受信 インターフェース仕様書 ・ 通信回線利用によるデータ送受信の通信方式およびフォーマットはCCSJが 提示する「CHS:FTP/JCA 手順の導入インターフェース仕様書」によるものとしま す。 5-2. EDI接続に係わる費用負担 ・ データ送受信のために必要なソフトウエアの開発および通信回線の敷設はユー ザー各社、CCSJそれぞれの費用負担にて行います。 ・ データ送受信によって生じる通信回線の通信料はCCSJが全額負担します。 5-3 EDI接続運用・障害対応 ・ 平日(月曜~金曜) 9:00~17:30 連絡先 : CCSジャパン 「e-CODへルプデスク」 TEL: 03-6435-2690 E-Mail: [email protected] ・ 平日(月曜~金曜)の17:30以降~翌朝9:00までおよび土日祝祭日 別紙-1 「通信障害連絡票」に障害状況を記載しFAXして下さい。 FAX 送信先:さくら情報システム CHS 担当者(FAX №:03-3779-9468)
© Copyright 2024 Paperzz