尿流量測定システム 仕 様 書

尿流量測定システム
仕 様 書
平成28年7月
地方独立行政法人
大阪府立病院機構
大阪府立成人病センター
Ⅰ.仕様書概要説明
1.調達物品及び構成内訳
(調達物品)
尿量測定装置及び尿流量・尿量管理システム
一式
(構成内訳)
1 尿量測定装置
7
2 尿流量・尿量管理システム
1
尿流量・尿量管理ソフトウエア
尿流量・尿量管理専用ハードウエア
2.技術的要件の概要
(1)本件調達物品に係わる性能、機能及び技術等(以下「性能等」という。)の要求要件(以
下「技術的要件」という。)は以下に示すとおりである。
(2)以下に示す要求要件は、当センターが必要とする最低限の要求要件を示している。
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Ⅱ.調達物品に備えるべき要件
(性能・機能に関する要件)
1 尿量測定装置は以下の要件を満たすこと。
1-1
尿量測定装置とトイレが一体型であること。
1-2
1 回尿量、排尿時刻、排尿回数を記録できること。
1-3
1 回尿量は 800mL まで測定可能であること。
1-4
測定開始、測定中、測定終了等の液晶画面表示が可能であること。
1-5
測定開始、測定終了を音声で知らせる機能を有していること。また、音量調節が可能であ
ること。
1-6
測定結果は LAN インターフェイスで取り出し可能なこと。LAN ケーブルはカテゴリ 5 が使
用可能なこと。
1-7
物理スイッチもしくはバーコード読み取りで測定操作が可能なこと。
1-8
リストバンドに印刷されているバーコードを読みとり、患者毎の個人認証が可能なこと。
1-9
リストバンドを認識することにより、測定が自動開始されること。
1-10
CODE128 と QR コードが読み取り可能なこと。
1-11
消費電力は最大 1500W 以内であること
1-12
温水洗浄便座は「おしり」
「ビデ」洗浄と便座の電動開閉が可能であること。
2 尿流量・尿量管理システムは以下の要件を満たすこと。
2-1
尿流量・尿量管理ソフトウエア
2-1-1 尿流量・尿量管理ソフトウエアは、入札時点で製品化されていること。
2-1-2 尿流量・尿量管理ソフトウエアは、尿流量測定装置専用ソフトウエアであること。
2-1-3 尿量測定装置で測定した項目(1 回尿量、排尿時刻、排尿回数)を LAN 回線で集計可能
なこと。
2-1-4 LAN 回線で接続された外来及び各病棟の複数台の尿流量測定装置の測定結果を集計管理
できること。
2-1-5 集計された測定結果は Web ブラウザ(Internet
Explorer9 以上)にて閲覧・修正・削除
が可能であること。
2-1-6 オペレーティングシステムは、Windows とする。データベースは特に制限を設けないが、
受注者が責任を持って保守サポートができるものとする。
2-1-7 患者入力及び尿流量測定装置への患者設定が可能であること。患者毎の測定結果は、当
センターが決める仕様により電子カルテへデータ出力及び取り込みが可能であること。
2-1-8 電子カルテシステムとの接続に要する費用は本調達に含めること。
2-2
尿流量・尿量管理専用ハードウエア
2-2-1 尿流量・尿量管理ハードウエアは、入札時点で製品化されていること。
2-2-2 尿流量・尿量管理ハードウエアは、尿流量・尿量管理システムの専用ハードウエアであ
ること。
2-2-3 専用ハードウエアはサーバとし、キッティングから稼動確認、電子カルテとの接続テス
ト、本番立会いまで行うこと。
2-2-4 設置場所は、発注者が準備するサーバラック内 5U 以下とする。ネットワークケーブル、
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電源はあるものとする。
2-2-5 接続している電源喪失になった時に備え、サーバをシャットダウンする時間まで電力を
供給し、瞬時電圧低下や停電が機器に対して起こらないような構成をとること。
2-2-6 ラック及びコンソールは本調達には含めない。但し、作業に必要な場合はあらかじめ用
意すること。
2-2-7 導入ソフトウエアの仕様、バージョン、相互関係、各サーバ、端末装置の設定状況等の
ドキュメントを 1 部提出すること。
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Ⅲ.その他
(性能・機能以外に関する要件)
1.設置条件等は、以下の要件を満たすこと。
1-1
機器の配置、レイアウトについては、当センター職員及び PFI 事業者と協議のうえその指
示によること。
1-2
機器の設置に伴い室内の改修工事等を行う場合は、事前に図面及び施工計画書を作成し、
当センター施設担当職員及び PFI 事業者の承認を得ること。また、撮影室内の床や壁は当セ
ンター職員及び PFI 事業者と協議のうえ改修を行うこと。
1-3
当センターが用意した設備(電気設備、空調設備、給排水設備)以外に必要となる設備が
ある場合は、当センター職員及び PFI 事業者と協議し、その指示に従い、費用は本調達に
含むものとする。
2.搬入、据付及び調整
2-1
本調達機器の設置に関し、機器の搬入、据付、配管、配線、調整は、本調達に含むものと
する。
2-2
配線工事等において防火区間を貫通配線する場合は、貫通個所に適法な処置を施すこと。
2-3
機器の搬入、据付、配管、配線及び調整については、当センターの開設準備スケジュール
及び PFI 事業者の施設整備業務に支障をきたさないよう、当センターの担当者及び PFI 事業
者と協議のうえその指示によること。
2-4
設置工事は、納期、工事期間のスケジュールに従い完了すること。また、工事期間中に機
器の搬入、据付等の作業を行う場合は PFI 事業者と協議し、その指示に従い、それにかかる
費用は本調達に含むものとする。
2-5
サーバの設置場所
(サーバラック)ネットワーク環境は発注者側にて支給するものとする。
また、尿流量測定装置の IP アドレス、サブネットマスクの情報の開示をするものとする。
3.保守体制等は、以下の要件を満たすこと。
3-1
尿量測定装置は機器納入後 1 年間、通常使用により故障した場合の無償保証に応じること。
尿流量・尿量管理システムは 1 年目より 24 時間 365 日対応のシステム保守プランを提示
すること。
3-2
機器の円滑な運用を実現するための点検、調整および技術的なサポートを行える体制を有
すること
4. 職員研修、技術支援
4-1
当センター職員が操作方法を熟知し、確実に使用が出来るまで受注者が責任を持って研
修・技術支援を行うこと。
4-2
機器の日本語による操作マニュアルを1部以上提供すること。
4-3
障害発生時のマニュアルを日本語で 1 部提供し、納入時に運用担当者に対して説明するこ
と。
5. 納入期限
5/6
平成 29 年3月 24 日
6.
設置場所
大阪市中央区大手前三丁目
地方独立行政法人大阪府立病院機構
大阪府立成人病センター(平成 29 年 3 月に移転)
8階から 13 階の指定する場所
7.
7-1
その他
入札機器のうち医薬品医療機器等法に基づく製造承認が必要な医療機器に関しては、入札
時点で同法に定められている製造の承認を得ている物品であること。
7-2
装置の運搬、据付調整及び職員研修にかかる諸費用は全て受注者の負担とし、装置の運搬、
設置及び据付調整は所定の位置に納入期限までに速やかに行うこと。
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