プロジェクト管理計画書での「4.開発方式」

プロジェクト管理計画書での「4.開発方式」
プロジェクト管理計画書での「4.開発方式」
2008年 12月
TSコミュニケーション株式会社
Copyright(c)2008 TSCommunicationCo.,Ltd.
プロジェクト管理計画書での「 4.開発方式 」
概 要
●プ
●プロロジェ
ジェククト管理計画書での
ト管理計画書での「4.開発方式」
「4.開発方式」
開発方式を決め
開発方式を決めるるにに当た
当たっっててはは、種々デ
、種々デーータ根拠が
タ根拠がない
ない仮説や
仮説や錯覚に
錯覚にままどどわわされ
されない
ないここととがが、、
重要だ
重要だとと思い
思いまますす。今回の
。今回の開発に
開発に当た
当たっっててのの条件、制約、ス
条件、制約、ステテーーククホホルルダダーーのの関与等の
関与等の情報を
情報を
収集して
収集してデデーータ根拠を
タ根拠を作成して
作成して決定して
決定していいくべ
くべきです
きです。。
例え
例えばば、あ
、あるる開発方式を用い
開発方式を用いてて成功す
成功するるとと、こ
、これ
れががどどんんなプ
なプロロジェ
ジェククトでも「OK」と
トでも「OK」といいううよよううな勘違い
な勘違い
やや錯覚を
お
こ
す
エ
ン
ジニ
ア
は
少なくない
し、大規模開発での
開発が
「少人数に
適す
る
開発方式」に
錯覚を お こ す エ ン ジニ ア は 少なくない し、大規模開発での 開発が 「少人数に 適す る 開発方式」に
も当て
も当てははままるる、と
、と早合点す
早合点するるケケーーススも多い
も多いとと思い
思いまますす。。
開発方式を決め
開発方式を決めるるポポイン
イントを
トを次に
次に示しま
示しますす。。
①プ
①プロロジェ
ジェククトの
トの条件、制約を列挙して
条件、制約を列挙してままととめめ、把握す
、把握するる。。
②ス
②ステテーーククホホルルダダーー関連図をま
関連図をまととめめ、テ
、テスストへ
トへのの参画等プ
参画等プロロジェ
ジェククト関与を
ト関与を把握す
把握するる。。
③プ
③プララッットホ
トホーームムのの種類、開発ツ
種類、開発ツーールルを検討す
を検討するる。。
④開発規模と
④開発規模とププロロジェ
ジェククト体制を
ト体制を検討す
検討するる。。
⑤適応パ
⑤適応パッッケケーージを検討す
ジを検討するる。。
⑥上記①~⑤を十分検討して
⑥上記①~⑤を十分検討して、生産性向上施策を
、生産性向上施策を検討す
検討するる。。
開発方式は
開発方式は、上記の
、上記のポポイン
イントを十分に
トを十分に検討して
検討して選択す
選択するる必要が
必要があありりまますす。。
ポポイン
イントに
トにつついいててままととめめてていいきま
きますすのので、皆様の
で、皆様のごご参考に
参考になれ
なればば幸い
幸いです
です。。
1
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プロジェクト管理計画書での「 4.開発方式 」
ププロロジェ
ジェククト管理計画書での
ト管理計画書での「4.開発方式」の
「4.開発方式」のポポイン
イントと
トとして
して、概要を
、概要を次に
次に示しま
示しますす。。
<<<
<<<「プ
「プロロジェ
ジェククト管理計画書」
ト管理計画書」を作成して
を作成して「プ
「プロロジェ
ジェククトの
トの見え
見えるる化」を
化」を実践しま
実践しましょ
しょうう!>>>
!>>>
4.開発方式
4.開発方式
開発手順/
/技法、支援ツール、生産性向上施策の
開発手順
開発手順/技法、支援ツール、生産性向上施策の
「見える化」です。
「見える化」です。
前ページに示した①~⑥のポイントを十分検討して開発方式を決定、そして内容を
前ページに示した①~⑥のポイントを十分検討して開発方式を決定、そして内容を
ま
まととめ
めて
て、開発方式の
、開発方式の見え
見える化を
る化を実践して
実践してい
いきま
きましょ
しょうう。
。
実は・・・、わたしも失敗は何度も・・、ここでの判断/決定ミスは修復が困難ですよ!
実は・・・、わたしも失敗は何度も・・、ここでの判断/決定ミスは修復が困難ですよ!
十分に検討しないと、どうなるか。
十分に検討しないと、どうなるか。
【例えば・・】
【例えば・・】
一般論としていえば、大規模開発にはウォーターフォール型が向いていると言われて
一般論としていえば、大規模開発にはウォーターフォール型が向いていると言われて
います。本来ウォーターフォール型にすべきところを非ウォーターフォール型にして
います。本来ウォーターフォール型にすべきところを非ウォーターフォール型にして
実行した場合、必ず開発コストは膨れ上がります。
実行した場合、必ず開発コストは膨れ上がります。
非ウォーターフォール型のRADやインクリメンタルによる開発だと、後になって
非ウォーターフォール型のRADやインクリメンタルによる開発だと、後になって
システム全体のインタフェース不整合で、出戻り作業が多発してしまいます。
システム全体のインタフェース不整合で、出戻り作業が多発してしまいます。
2
このようにならないように、
このようにならないように、
プロジェクトの失敗に繋がらない
プロジェクトの失敗に繋がらない
ために、十分な検討、識者を含めての
ために、十分な検討、識者を含めての
レビュー等にて決定していきましょう!
レビュー等にて決定していきましょう!
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プロジェクト管理計画書での「 4.開発方式 」
開発方式を決めるためのイメージを次に示します。
開発方式を決めるためのイメージを次に示します。
①プロジェクトの条件、
①プロジェクトの条件、
制約を列挙してまとめ、
制約を列挙してまとめ、
把握する。
把握する。
②ステークホルダー関連図を
②ステークホルダー関連図を
まとめ、テストへの参画等
まとめ、テストへの参画等
プロジェクト関与を把握する。
プロジェクト関与を把握する。
④開発規模と
④開発規模と
プロジェクト体制を検討する。
プロジェクト体制を検討する。
③プラットホームの種類、
③プラットホームの種類、
開発ツールを検討する。
開発ツールを検討する。
開発手順/技法の メ リ ッ ト /デ メ リ ッ ト を 検討、 分析を 行う !
・ ウ ォ ータ ーフ ォ ール
・ プロトタイピング
・ ス パ イ ラ ル ( 渦巻型)
・ イ ン ク リ メ ン タ ル ( 増殖型)
・ イ タ ラ テ ィ ブ ( 繰り 返し 型)
・ R A D ( Rapi d Appl i cat i on Devel opment )
⑤適応パッケージを検討する。
⑤適応パッケージを検討する。
開発方式決定
<注意>
<注意>
どんな開発手順/技法でも
どんな開発手順/技法でも
「要件定義工程」は必須ですよ!
「要件定義工程」は必須ですよ!
⑥上記①~⑤を十分検討して、
⑥上記①~⑤を十分検討して、
生産性向上施策を検討する。
生産性向上施策を検討する。
是非参考にしてみて下さい。
是非参考にしてみて下さい。
検討の一つとして、開発手順/技法の併せ技として、次の例も
参考にしてみて下さい。
プログラミングの必要が少ないビジュアル開発ツールや
クラス・ライブラリなどのソフトウエア部品の活用を前提に
ウォーターフォール型と非ウォータフォール型の工程を組み合
わせることも検討として如何でしょ う か 。ご 参考です 。
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プロジェクト管理計画書での「 4.開発方式 」
ウ ォ ータ ーフ ォ ール型
開発手順/技法と
開発手順/技法として
して最初に
最初にモモデデルル化され
化されたたもの
ものです
です。汎用機での
。汎用機での開発の
開発の時代か
時代からら大きく変わ
大きく変わららない
ない
手法で、大規模シス
テ
ム
開発など
多くの
プ
ロ
ジェ
ク
トで採用され
て
い
ま
す
。開発手順/技法の
基本中の
手法で、大規模シス テ ム 開発など 多くの プ ロ ジェ ク トで採用され て い ま す 。開発手順/技法の 基本中の
基本です
基本です。。
プロトタイピング
開発に
開発に入る
入る前に
前にシステムのプロトタイプ(試作品)を作り、ユーザーの評価をもとに、
システムのプロトタイプ(試作品)を作り、ユーザーの評価をもとに、
これを修正しながら開発を進める方法。
これを修正しながら開発を進める方法。
もともとは手法を指す言葉だが、開発工程のタイプととらえることも多い。
もともとは手法を指す言葉だが、開発工程のタイプととらえることも多い。
「要件定義」や「外部設計」といった上流工程にプロトタイピングを組み込んで、
「要件定義」や「外部設計」といった上流工程にプロトタイピングを組み込んで、
「プロトタイピングを伴うウォーターフォール型」として推進していくこともできる。
「プロトタイピングを伴うウォーターフォール型」として推進していくこともできる。
プロトタイピングは、比較的小さなシステム開発において、イタラティブやRADと
プロトタイピングは、比較的小さなシステム開発において、イタラティブやRADと
ともに推進していくことも検討できる。
ともに推進していくことも検討できる。
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プロジェクト管理計画書での「 4.開発方式 」
ス パ イ ラ ル ( 渦巻型)
もともとは,ウォーターフォールとプロトタイピングの両方を組み合わせた方法。
もともとは,ウォーターフォールとプロトタイピングの両方を組み合わせた方法。
「計画」や「要件定義」、「外部設計」といった上流工程でプロトタイプを作成し、
「計画」や「要件定義」、「外部設計」といった上流工程でプロトタイプを作成し、
有効性やリスクを検証・確認。十分リスクが小さくなったと判断した段階で、
有効性やリスクを検証・確認。十分リスクが小さくなったと判断した段階で、
ウォーターフォールに入る。
ウォーターフォールに入る。
イ ン ク リ メ ン タ ル ( 増殖型)
システム開発の対象をサブシステムやコンポーネントに分割し,
システム開発の対象をサブシステムやコンポーネントに分割し,
優先順位の高い部分から順次完成させていく方法。
優先順位の高い部分から順次完成させていく方法。
イ タ ラ テ ィ ブ ( 繰り 返し 型)
開発対象を小部分に分割し,各部分ごとに複数の開発サイクルを
開発対象を小部分に分割し,各部分ごとに複数の開発サイクルを
繰り返して修正や改良を加えながら完成させていく方法。
繰り返して修正や改良を加えながら完成させていく方法。
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プロジェクト管理計画書での「 4.開発方式 」
RAD( Rapi d Appl i cat i on Devel opment )
短期間・高品質・低コストを目指して提唱された開発方式のことだが、
短期間・高品質・低コストを目指して提唱された開発方式のことだが、
開発工程の種類としてこの言葉を使う場合もある。
開発工程の種類としてこの言葉を使う場合もある。
システムの目的や範囲が明確で、リスクの少ない比較的小規模のプロジェクトを対象と
システムの目的や範囲が明確で、リスクの少ない比較的小規模のプロジェクトを対象と
しており、少数精鋭チームでの開発、エンドユーザーの十分な参画が必須。
しており、少数精鋭チームでの開発、エンドユーザーの十分な参画が必須。
小規模な新規開発プロジェクトおよび、既に稼動しているシステムに対して機能追加して
小規模な新規開発プロジェクトおよび、既に稼動しているシステムに対して機能追加して
していく期間内開発を優先させるプロジェクトに向いている。
していく期間内開発を優先させるプロジェクトに向いている。
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