NIRA がボルボ⾞両にタイヤ空気圧 監視システムを供給予定 NIRA は、ボルボ・カーズが⾞両の安全性をさらに⾼めることを可能にする、 間接的タイヤ空気圧監視システムである TPI(タイヤ空気圧インジケーター) を供給する予定です。50%以上の世界市場シェアを持ち、TPI は誰もが認める ナンバーワン iTPMS です。ボルボ⾞が NIRA の TPI を使⽤することになれば、 TPI の世界的地位は強化されるでしょう。 「今回の受注はいくつかの観点から有益であり、その 1 つは、スウェーデンの ハイテク企業 2 社が提携することは⾃然なことだということ、もう1つは、次 世代での新しい機能⾰新分野においても、これがボルボ⾞とのより広い提携の 始まりとなることを当社は望んでいることです。」(NIRA Dynamics AB、 CEO Predrag Pucar 博⼠) TPMS は、EU において今年 11 ⽉ 1 ⽇より新規登録⾞両に対して義務化される 予定です。特にスタッドレスタイヤ装着が義務付けられている国では、TPI の 利点には説得⼒があります。夏⽤タイヤとスタッドレスタイヤの交換は TPI が あれば⾮常に簡単です。ボタンを押すだけで全ての作業が可能で、追加センサ ーを購⼊したり、追加部品を組⽴てたり、センサーを再配置する必要がなくな ります。TPI を使⽤すれば、固定式バッテリーを含む有害な電気・電⼦機器廃 棄物を⼤幅に削減できます。⾞輪の空気圧センサーを取り外すことで、ボルボ ⾞だけで年間 50 トンを超える削減になると推定されています。 技術的背景 無線伝送を介して⾞輪内のセンサーで機能するセンサーをベースとした、いわ ゆる直接式タイヤ空気圧監視システム(dTPMS)があります。間接的タイヤ空 気圧監視システム(iTPMS)のような TPI はそのようなセンサーを必要としま せん。TPI は、⾞両の電⼦制御ブレーキシステムまたは電⼦安定制御(ESC) で起動する⼩型ソフトウェアモジュールです。⾞両の情報バスシステムを通じ て受け取る様々なシグナルを永久的に監視します。先進アルゴリズムはそのシ グナルを結合・分析し、空気圧の減っているタイヤの特徴的パターンを検知し、 ドライバーに警告を出すことができます。短期学習フェーズの後、例えば、タ イヤ交換や空気圧確認の後、TPI は 4 個のタイヤを同時に監視して各⾞輪のパ ンクを検知したりするだけではなく、全タイヤの空気圧ロスを遅らせたりもし ます。 企業背景 2001 年に創設された NIRA は現在、主にエンジニアと試験専⾨技術者からな る、60 名以上もの社員を抱えており、本社をスウェーデンのリンシェーピン グに構えています。また、IAV オートモーティブ・エンジニアリングと提携し、 上海とミュンヘンに地域資源を持っています。 リンク: http://www.niradynamics.se
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