報道資料 平成19年8月21日 熊本近代文学館「神風連の乱・西南戦争と文学」展 石光真清生誕140年祭 記念シンポジウム 「三島由紀夫と『城下の人』」のご案内 1 2 3 4 日 場 主 内 ① ② 時: 平成19年 9月 2日(日)午後1時∼午後4時 所:熊本県立図書館 3階 大研修室 催:熊本近代文学館・熊本近代文学館友の会・向山校区歴史文化保存会 容: 講 演:阿部孝子氏(近代文学研究家) 「三島由紀夫と『城下の人』―石光真清の孫・東文彦を介して―」 独 唱: 閘 優子氏(ソプラノ歌手) 「神風連悲歌」 ③ シンポジウム 「神風連を巡って」 5 6 7 8 9 コーディネーター:中村青史氏(元熊本大学教授) パネリスト: 阿部孝子氏(近代文学研究家) 坂元昌樹氏(熊本大学文学部准教授) 永田満徳氏(熊本近代文学研究会員) 定 員:100名(入場 無料) 申込み:住所・氏名・電話番号を明記のうえ、 往復ハガキ・FAX・E-mail で申し込む。 宛 先:〒862-8612 熊本市出水2丁目5−1 熊本近代文学館「シンポジウム 三島と「城下の人」係」 FAX 096−385−4214 E-mail:[email protected] 問合せ:熊本近代文学館 Tel 096−384−5000 交 通:当日は駐車場がないため、公共の交通機関を利用することが条件。 お問い合わせ先 熊本県立図書館総務課企画広報係 担 当 馬場、木下 〒862-8612熊本市出水2丁目5−1 TEL096−384−5000 FAX096−385−4214 熊本近代文学館「神風連の乱・西南戦争と文学」展・石光真清生誕140年祭 記念シンポジウム 「三島由紀夫と『城下の人』 」 三島由紀夫の『奔馬』の成立には、熊本の研究者からは、蓮田善明の影響があったことが指摘され ていますが、同時に、三島の文通相手であった東文彦の影響も指摘されています。 東文彦は、『城下の人』の石光真臣の姉菊枝の子どもで、石光真清の孫にあたります。三島由紀夫 は学習院の5年先輩にあたる東と昭和15年から18年まで10 0通以上の手紙を交わしました。その大部分は『三島由紀夫 十 代書簡集』に収められており、近年また未公開の書簡等が発見さ れています。 結核療養中の東に三島が会えたのは一度だけであったといいま すが、三島の書斎には、東が表紙絵や挿画を描いた石光真清の『城 下の人』が遺されていました。『城下の人』は明治9年の神風連 の乱から翌10年の西南戦争に揺れる熊本城下の風景・群像が描 かれており、「奔馬」の着想を得たのではと言われています。 一方、蓮田善明は作家として雑誌「文藝文化」に三島由紀夫を 取り上げた一人であり、蓮田の〈神ながらの国〉の思想や、終戦 直後、上官をピストルで射殺して、自らも自害するという激烈な 最期は、三島の行き方そのものに深く影響を与えたのではないか とも言われています。 そこで、近年、東文彦研究家としてめざましい成果を挙げてい る阿部孝子氏を新潟よりお招きして、「三島由紀夫と『城下の人』 ―石光真清の孫・東文彦を介して―」と題した講演会を開催し、併 せて、在熊の三島研究家とシンポジウム「神風連を巡って」を開 催します。 三島が神風連に注目していった過程解明にご参加下さい 1 2 3 4 日 場 主 内 ① ② 時: 平成19年 9月 2日(日)午後1時∼午後4時 所:熊本県立図書館 3階 大研修室 催:熊本近代文学館・熊本近代文学館友の会・向山校区歴史文化保存会 容: 講 演:阿部 孝子氏(近代文学研究家) 「三島由紀夫と『城下の人』―石光真清の孫・東文彦を介して―」 独 唱: 閘 優子氏(ソプラノ歌手) 「神風連悲歌」 ③ シンポジウム「神風連を巡って」 5 6 7 8 コーディネーター:中村 青史氏(元熊本大学教授) パネリスト: 阿部 孝子氏(近代文学研究家) 坂元 昌樹氏(熊本大学文学部准教授) 永田 満徳氏(熊本近代文学研究会員) 定 員:100名(入場 無料) 申込み:住所・氏名・電話番号を明記のうえ、 往復ハガキ・FAX・E-mail で申し込む。 宛 先:〒862-8612 熊本市出水2丁目5−1 熊本近代文学館「シンポジウム 三島と「城下の人」係」 FAX 096−385−4214 E-mail:[email protected] 問合せ:熊本近代文学館 Tel 096−384−5000
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