アプリケーションマニュアル 第1.0版 平 成 2 7 年 8 東日本電信電話株式会 ビ ジ ネ ス 開 発 本 第 二 部 S M B ク ラ ウ ド 担 ⽉ 社 部 門 当 改訂履歴 年⽉ 平成27年8月 版 第1.0版発⾏ 主な変更内容など 初版発⾏ 1 目次 第1章 はじめに 第1節 本書の位置づけ 第2節 事前準備 第3節 STBの設定 第2章 初期設定編 第1節 アプリケーションのインストール 第2節 初期設定 第3節 設定変更 第3章 P3 P3 P7 P9 P10 P13 利⽤編 第1節 「ステータス」、「設定」の表⽰、変更 第2節 オンデマンドモード 第3節 アプリケーションの終了⽅法 P15 P19 P23 2 第1章 はじめに 第1節 本書の位置づけ 第2節 事前準備 ギガらくサイネージ(以下、本サービス)は、アプリケーションをセットトップボックス(以下STB)やタブ レットにインストールすることにより、STBに接続されるディスプレイまたはタブレットでサイネージ機能を提 供します。 クラウド上に画像や映像データをアップロードし、スケジュール設定を⾏うことで、好きな時間に好きな画像 (映像)を表示させることができます。 本書は、そのアプリケーションをインストールする手順について記述したものです。 ※本書のイメージ図は開発中のものです。実際画⾯と⼀部異なる表記となっているものがあります。 本サービスを利⽤するためには、以下の準備が必要です。 (1)本サービスに必要な環境 クラウド上のサーバ(CMS)と通信するためにインターネット利⽤可能なブロードバンド回線をご用意くだ さい。なお、回線によってはプロバイダの契約も必要です。 必須環境 推奨環境 STB ブロードバンド回線 ブロードバンド回線+Wi-Fi環境(※) タブレット ブロードバンド回線+Wi-Fi環境(※) ※ IEEE802.11a/g/n/acなどに準拠した無線LAN環境をご用意ください。また、STB、タブ レットの無線LANの規格をご覧いただき、規格にあったものをご用意ください。 (2)本サービスに必要な物品 クラウド上のサーバ(CMS)へのコンテンツのアップロードや設定のためのパソコンが必要です。 また、STB利⽤によりディスプレイ表示する場合とタブレットに表示する場合の2通りの方法があります。 なお、STBについては、あらかじめクライアントアプリがイントールされている「光BOX+」を推奨機器とし ています。 ・CMS操作用パソコン:OS Windows7以上 ブラウザ InternetExplorer10以上/Chrome44.0.2403.157m 以降/FirefoxESR38以降※1 ・STB :OS Andoroid4.2以上 推奨機器 「光BOX+」 ・タブレット :OS iOS7.0以上(iPad miniを除く) または Android4.2以上 ・ディスプレイ :HDMIケーブル接続可能であるもの(「光BOX+」利⽤時) ※1 Notβ版かつESR版のFireFox ESR版:企業向け延⻑サポート版 ギガらく サイネージ サーバ 配信 Wi-Fiアクセス ONU ・ルータ等 ポイント タブレット アップロード ディスプレイ CMS操作用パソコン STB 3 第3節 STBの設定 本サービスをご利⽤いただくため、STBの設定を⾏います。 <設定項目> ①ファームウェア⾃動更新OFF (必須設定) ②ディスプレイの連動(HDMI-CEC)設定のOFF (推奨設定) ③アプリの自動起動設定のON (推奨設定) ここでは、推奨機器である光BOX+を例に設定を記載します。 なお、③の設定については、第2章第1節に記載の「アプリケーションのインストールが終わってから設定し ます。 (1)ファームウェアの⾃動更新OFF(必須設定) ファームウェアの⾃動更新によりアプリケーション側の予期せぬ不具合を防ぐため、設定する必要があります。 ① STBのTOP画面です。 ⅰ <操作> ⅰ 設定ボタンをクリックし、設定画面を起動します。 4 ② 設定画面です。 ⅰ <操作> ⅰ システム設定を選択し、システム設定画面を起動します。 ③ システム設定画面です。 ⅱ ⅰ ⅲ <操作> ⅰ メンテナンスを選択します。 ⅱ ファームウェアの⾃動更新のチェックを外します。 ⅲ リモコンの戻るボタンまたはマウスの右クリックで、設定画面に戻ります。 5 (2)ディスプレイの連動(HDMI-CEC)設定のOFF (推奨設定) ディスプレイと連動することで、ディスプレイをOFFにした際にSTBもOFFになるなど、便利な反⾯、管理者 側が深夜等のコンテンツ更新を⾏う場合にSTBの電源が切れていて更新されないなどの事象を防ぐために設定し ます。 ① STBのTOP画面です。 ⅰ <操作> ⅰ システム設定を選択し、システム設定画面を起動します。 ② システム設定画面です。 ⅰ ⅱ <操作> ①ディスプレイを選択します。 ②テレビ⇒HB-1000連動機能を選択し、ディスプレイ設定画面を表示します。 6 ③ ディスプレイ設定画面です。 ⅰ ⅱ <操作> ⅰ テレビ⇒HB-1000連動機能のチェックを外します。 ⅱ リモコンの戻るボタン2回クリックまたは、マウスの右クリック2回で、設定 画面に戻ります。 (3)アプリの自動起動設定のON (推奨設定) アプリの自動起動設定を「ON」にすることで、STBを起動した後他の画⾯を⾒せずに本サービスの画⾯を表⽰ できるようになります。なお、この設定は、第2章第1節に記載の「アプリケーションのインストールが終わっ てから設定します。 ① 設定画面です。 ⅰ <操作> ⅰ システム設定を選択し、自動起動アプリ設定画面を起動します。 7 ② 自動起動アプリ設定画面です。 ⅰ ⅱ ⅲ <操作> ⅰ ユーザ設定を選択します。 ⅱ プルダウンメニューからサイネージを選択します。 ⅲ 完了をクリックし、設定画面に戻ります。 ③ 設定画面です。 ⅰ <操作> ⅰ リモコンの戻るボタンまたは、マウスの右クリックで、STBのTOP画面に戻り ます。 8 第2章 第1節 初期設定編 アプリケーションのインストール 利⽤するプレーヤー(STBまたはタブレット)にアプリケーションをインストールします。アプリケーション の入手先は以下のとおりです。 プレーヤー 入手先 Andoroid端末(光BOX+) アプリ市場 ※ Andoroid端末(その他STB/タブレット) Google Store iOS端末(iPad) App Store ※ 光セレクトショップでご購入頂いた光BOX+は初期状態で「おすすめ」に直接リンクアイコンが表示されています。ア プリ市場で検索することなくインストールすることができます。(表⽰されていない場合は、左下の“アプリを探す”か ら、「ギガらくサイネージ」で検索してください。) アプリケーションを入手すると自動でインストールされ、画面上にアイコンが表示されます。 <光BOX+ のリモコンについて> ① ② ※ 画面は、光BOX+のものです。 ① ポインタボタン ポインタ( )を表示したり、隠したり します。 ② メニューボタン サイネージのメニューバーを表示 したり、隠したりします。 ③ ③ 戻るボタン ⼀つ前の画⾯に戻ったり、終了画⾯ を表示させたりします。 ④ 決定ボタン マウスの左クリックの役目をします。 ④ 9 第2節 初期設定 ※ 光BOX+の画面で説明します。基本的に設定方法はどのプレーヤーでも同じです。 ① STBのTOP画面です。 ⅰ <操作> ⅰ ギガらくサイネージのアプリアイコンをダブルクリックし、起動します。 ② 初期登録画面が表示されます。 ⅰ <操作> ⅰ 「プレーヤーを登録」をクリックし、プレーヤー登録画面に移ります。 10 ③ プレーヤー登録画面です。 ※サーバアドレスが記載さています ⅰ ⅱ <操作> ⅰ 登録キーにカーソルを合わせます。 ⅱ CMSのプレーヤー登録にて払い出された「登録キー」(8桁の数字)を⼊⼒ し、右下のリターンキー「 」をクリックします。 ※登録キーについては、別冊の「CMS操作マニュアル」の[11.3 登録キーを確認 してみよう」を参照ください。 ※サーバアドレスが記載さています ⅲ ① <操作> ⅲ「登録」ボタンをクリックします。 11 ④ プレーヤー登録画面(登録中)です。 CMS側との接続、登録を⾏っている画⾯です。 ⑤ 待機画面です。 ・登録が成功すると、待機画面が表示されます。 ・CMS側で該当のプレーヤーにオートプレイのコンテンツ配信登録がされ、プレ ーヤー側の受信が完了すると、コンテンツが流れ始めます。 ・配信の登録がされないうちは、この画面を表示し続けます。 ※この画⾯にならない場合は、登録キーが間違っている可能性があります。再度 ご確認の上、⼊⼒しなおしてください。 12 第3節 設定変更(STB編) ① 待機画面が表示されます。 ⅰ <操作> + ⅰ光BOX のリモコン(以下、リモコン)の「メニュー」ボタンを押すか、STB に接続したマウスを左クリックすると、メニューバーが現れます。 ② メニューバーが表⽰された画⾯です。(コンテンツが流れている画⾯で表⽰したものです。) ⅰ ⅱ <操作> ⅰ にカーソルを合わせて「決定」を押す(リモコン)か、マウスを左クリッ クすると「ステータス」「設定」が表示されます。 ⅱ「設定」を選択し、設定画面を表示させます。 13 ③ 設定画面です。 ⅰ ⅴ この4項目は 第3章利用編 で説明します。 ⅵ ⅶ ⅷ ※サーバアドレスが記載さています ⅱ ⅳ ⅲ <操作> ①自動表示 OFF/ON STBの電源を入れるとSTBの画⾯を表⽰することなく、アプリを⽴ち上げるよ うにする機能です。 「ON」にします。 ②プロキシ設定 OFF/ON お使いのインターネット環境にプロキシが設定されている場合は、ここで設定 します。 「ON」にすると 部分が⼊⼒できるようになります。 ③SDカード使用 OFF/ON 使用しません。「OFF」のままです。 ④操作を終了する場合は、リモコンの「戻る」を押すか、マウスを右クリックし ます。 これで、初期設定が完了しました。プレーヤー側から自動でサーバにアクセスし 、コンテンツをダウンロードしてコンテンツ表示がスタートします。 (サーバへのアクセス同期間隔は10分です。) 14 第3章 第1節 利⽤編 「ステータス」、「設定」の表⽰、変更 ① オートプレイ再生中の画面です。(配信されていない場合は、P.7の待機画面が表示されます。) ⅰ <操作> + ①光BOX のリモコン(以下、リモコン)の「メニュー」ボタンを押すか、STB に接続したマウスを左クリックすると、メニューバーが現れます。 ② メニューバーが表⽰された画⾯です。(コンテンツが流れている画⾯で表⽰したものです。) ⅰ ⅱ ⅲ <操作> ⅰ にカーソルを合わせて「決定」を押す(リモコン)か、マウスを左クリッ クすると「ステータス」「設定」が表示されます。 ⅱ「ステータス」を選択してステータス画面を表示します。・・・③へ ⅲ「設定」を選択して設定画面を表示します。・・・・・・・・・④へ 15 ③ ステータス画面です。 ※サービスお申し込み時に申請いただいたお客様名が表示されます。 ※CMSの管理者がプレーヤーを管理しているCMS上のフォルダが表示されます。 ※CMSに登録されているプレーヤー名が表示されます ⅰ ・管理組織やプレーヤー名など、ステータスを確認することができます。 <操作> ⅰ 元の画面に戻るには、リモコンの「戻る」を押すか、マウスを右クリック します。 16 ④ 設定画面です。 ⅰ ⅴ ※ ⅰⅱⅲは 初期設定編 で説明して います。 ⅵ ⅶ ⅷ ⅱ ⅳ ⅲ <操作> ⅴ 自動再表示 アプリを終了させずにSTBやタブレットのホーム画面などに移動した場合、設定した時間が経つとアプリが ⾃動で表⽰される、という設定を⾏います。 ここにカーソルを合わせ、リモコンの「決定」または、マウスで左クリックをすると、次ページの「自動再 表示」画面が現れます。本サービス「再表示しない」で問題ありません。 ⅵ 同期を開始 ここにカーソルを合わせ、リモコンの「決定」または、マウスで左クリックを すると、CMS側と同期を始めます。 CMS側で配信するコンテンツが更新されている場合、定期同期間隔(10分毎)を待たずにCMS側から更新 されたコンテンツをダウンロードすることができます。 ⅶ 接続テスト ここにカーソルを合わせ、リモコンの「決定」または、マウスで左クリックを すると、CMS側と接続テストを始めます。 ⅷ サーバーアドレス CMSのアドレスが⼊⼒されています。通常は触りません。 ⅳ 操作を終了する場合は、リモコンの「戻る」を押すか、マウスを右クリックします。 17 ⑤ 自動表示画面 18 第2節 オンデマンドモード プレーヤーでコンテンツを再生する方法として、オートプレイモードとオンデマンドモードがあります。 オートプレイモード : プログラムにしたがって自動で再生する方式 オンデマンドモード : 再生(表示)するコンテンツをプレーヤー側で選択して再生する方式 双方共に、本サービス管理者がCMS上でプレーヤーに対してオートプレイ用またはオンデマンド用として プログラムを設定することで利⽤可能となります。 通常、オートプレイモードが再生されますが、オンデマンド用で登録されているコンテンツを選択して再生 する場合は、プレーヤー側をオンデマンドモードに切り替える必要があります。 その手順を説明します。 ① オートプレイ再生中の画面です。(配信されていない場合は、P.12の待機画面が表示されます。) ⅰ <操作> ⅰ リモコンの「メニュー」ボタンを押すか、マウスを左クリックすると、メニ ューバーが現れます。 19 (2)メニューバーが現れた画面です。 ⅰ 管理者が「オンデマンド」のほうにもコンテンツを配信設定している場合、「オ ンデマンド」の文字が白くなり、選択できるようになります。 <操作> ⅰ「オンデマンド」にカーソルを合わせて「決定」を押す(リモコン)か、マウ スを左クリックします。オンデマンド画⾯に切り替わります。 (3)オンデマンド画面です。 ⅰ オンデマンドでは、配信されているコンテンツを選択して表示することができま す。 <操作> ⅰ リモコンの上下ボタンで選択して「決定」ボタンを押すか、マウスで選択し て左クリックします。 20 ④ 選択したコンテンツが表示されます。(オンデマンド再生画面) ・表示されたコンテンツは、操作しない限り次のコンテンツには進みません。 ・リモコンの「戻る」ボタンを押すか、マウスを右クリックすることでオンデマ ンド画面に戻って選択し直すか、リモコンの「メニュー」ボタンやマウスの左 クリックでメニューバーを表示させて下部にある矢印ボタンをクリックするこ とで、コンテンツが変わります。 ⑤ オンデマンド再生画面で画面を遷移させます。 ⅰ ① ⅱ <操作> ⅰ オンデマンド再生画面で、リモコンの「メニュー」を押すか、マウスで 左クリックするとメニューバーが現れます。 ⅱ 画面下の矢印ボタンにカーソルを合わせ、リモコンの「決定」を押すか、 マウスで左クリックすることで画面が遷移します。 ⅲ オートプレイ画面に戻る場合は、リモコンの「戻る」を押すか、マウスを 右クリックします。 ⅲ 21 ⑥ オンデマンド画⾯を終了します。 ① <操作> ①右上の「オートプレイへ」にカーソルを合わせて決定を押す(リモコン)か、 マウスを左クリックすることでオートプレイモードに戻ります。 22 第3節 アプリケーションの終了⽅法 ① オートプレイ再生中の画面です。(配信されていない場合は、P.12の待機画面が表示されます。) ⅰ ① <操作> ⅰ リモコンの「戻る」ボタンを押すか、マウスを右クリックすると、終了を確 認するウィンドウが表示されます。 ② 終了ウィンドウが現れた画面です。 ⅰ <操作> ⅰ「OK」を選択し、リモコンの「決定」ボタンを押すか、マウスを左クリック し、終了します。 ※⼀度終了させたら、再起動までに60秒ほど時間を置いてください。 (終了処理が終わらないうちに起動の操作をすると起動しません。) 23 ギガらくサイネージ アプリケーションマニュアル 第1.0版 平成27年8月 発⾏ ビジネス開発本部 第二部門 SMBクラウド担当 24
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