らららん26号

野田学園幼稚園だより
らららん26号
あれ、大きくなった?
2014.1.17
冬休みに入ったのが、12月21日からでした。3学期がス
タートしたのは1月8日です。18日間の休みがありました。
全員というわけではないのですが、身長が伸びたと感じる
子どもたちが何名かいます。あっという間に子どもたちが
成長することがわかります。しかし、毎日見ているときっ
とわからないかもしれません。しかし、服の裾丈などを見
ると「あれ?」と感じるかもしれませんね。
1月9日、こあら組もはじめて子どもたちだけ
の活動になっていました。中をのぞいてみると、
マジックペンで絵を描いたり、シールを貼ったり
して遊んでいました。少し、涙が流れている子も
いましたが、子どもたちだけの世界もなかなかい
いなと感じました。次第にいい関係が出来上がっ
ていくといいなと思いました。子どもたちは、少し
ずつですが、着実に成長していることを感じました。
山口市消防出初式に参加して
1月12日(日)に名田島の山口市南総合センターで消防出初式が行われました。来賓とし
て出席してほしいという文書が年末に届きました。放水もあると聞いていましたので、参
加することにしていました。
出初式は最初、ホールで式典が行われま
した。この式典では、たくさんの消防団員
の皆さんが参加していました。地域の安心、
安全を守ってくれているのだということを
強く実感しました。中にはずいぶんお年の
隊員さんもおられました。使命感に燃えて、
職務に励んでいらっしゃる姿を見て、頭が
下がりました。本当に有り難うございます。
サンデー山口によると山口市の(H25)火災件
数は80件、前年が69件ですからかなり増え
てしまいました。この件数は、本当に他人
渡辺市長さんが消防隊員の皆さんへ訓示をされました。
事ではないという感じがしました。
私たちが子どもの頃には、マッチで火をつけることなど平気で出来ていました。火災に
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なりそうなケースも経験し、危ないことがわかっていました。私が心配しているのは、最
近の子どもたちは火を使うことがなくなりました。これは当然のことです。台所でも、火
を見ないケースも増えています。つまり、全然火に慣れていないのです。だから火のイメ
ージが、わかっていないのです。しかし、普段の生活ではイメージがわからなくてもまっ
たく構わないのですが、もしボッと火がついた場面に直面したら、どうなるのだろう?と
不安になります。万一、火災にでもなったら、どんな行動をとればいいのでしょうか?私
は、安全第一を考えてできるだけ早く避難してほしいのです。これを落ち着いて行動する
ことは、なかなか難しいと思います。
しかし、もしもこんな場合にはどうす
るか?というシミュレーションがある
程度出来ているだけで、子どもたちで
も適切な行動は出来ると私は信じます。
ですから、それぞれのご家庭で「もし
火事のときは、このように動こうね。
火には決して近づいたらダメだよ。」と
確認してほしいと思います。お願いし
ます。
式典後に運動広場で観閲行進や一斉放水がありました。穏やかな天候でしたが、じっと
していると足の指が冷たくなってきました。隊員の皆さんも大変だったと思います。本当
にご苦労様でした。
大活躍>ルーク先生>
1/15(水)「ルーク先生とあそぼう」と週案
に小さく書いてありました。どんなことをし
ているのか、のぞいてみました。青グループ
の年長の活動です。つまり、「ゆり」と「きく」
の年長さんたちになります。
ルーク先生が子どもたちに動物のカードを
示し、鳴き声や動作をさせ、動作を含めた英
語で表現をする内容でした。何より子どもたちがとても興味を持って取り組み、楽しそう
だったことが印象に残りました。羊のカードで、名前は?「シープ」と答えていました。鳴
き声は?「メエ、メエ」という感じです。鳥のカー
ド(大きなワシのような絵)では、名前は「バード」
これはよかったのですが、鳴き声は??ルーク先生が
機転を利かせて「カラスの鳴き声」というと、誰か
が「カラスじゃあ、ないじゃん」という声も聞かれ
ました。君の言うことはある意味正しいよ。
次にカードを部屋に広げ、“What animal do you
like?” 自分が好きなカードの所へ行きましょうと言
うことになりました。子どもたちはバラバラになりました。それぞれのカードのところで
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“I like penguin” などと子どもたちが話すのです。受けて立つ子どもたちも堂々として
いました。ルーク先生が話す言葉が、全部は分からないかもしれないのですが、迷いなく
どんどん行動している姿を見ると、早いうちに慣れておくほうがいいなと感じました。
ルーク先生は、オーバーアクションで子どもたちには、大受けでした。カードを落とす
ことでも、「落ちている様」の擬音を大きな声で言うのです。「ルルルルル‥‥」これがなん
か面白いんです。子どもたちが好きになるのも、分かるような気がします。ルーク先生は、
子どもたちの前でも手を抜きません。絶えず全力で取り組んでいました。子どもたちも大
好きな活動でした。
ひよこのコマ
1/15(水)ひよこ組の子どもたちは、コマまわしをし
ました。ひよこの子どもたちが本当にコマを回すこと
が出来るのか?疑問でした。木でできた大きめのコマ
を回します。長めの軸を両手ではさみ、前後に手を勢
いよく動かします。ある程度、年齢が進めばみんなで
きるようになるのですが、この日の朝、始めて触った
と聞きました。
しかし、驚きました。私が行ったときは、半数近く
の子どもたちが回すことができていました。見様見真
似ですが、友だちの様子も参考にしながら、自分で試
してみることを真剣に取り組んでいました。また、俵
田先生が「すごい、できたねー」と大きな声で言うと、
そちらの方へゴソゴソねじり寄っていく2~3名の子
もいました。先生近くだと自分もできるかもと思った
のか、求心力を感じました。
この日、ひよこ組には山大医学生さんも幼児の活動
をサポートしてくれました。たはらクリニックでは、
医学生さんの小児科実習を行っています。そのとき、
学生さんに、生き生きとした子どもの姿を体験してもらう時間を設けています。今回は、
ひよこ組に入ってもらいました。学生さんたちのまわりに子どもたちが集まり、楽しそう
にコマを回す場面は、微笑ましい光景でした。
コマまわし大会
1/16(木)年中、年長のコマまわし大会がホールで
行われました。これは本当にエキサイトしました。
各組ごとに代表者を決め、本戦で一番長く回ったコ
マが優勝になるのです。この戦いにそなえて、それ
ぞれが本気で練習したと聞きます。コマは、ひよこ
組のものとは違い、軸の所に紐を巻き付け、思いっ
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切り引っ張るタイプです。
みんなが見守る中、どんどん転けていくコマ、子どもたちの落胆の声、生き残った持ち
主の歓声、応援の声など、盛り上がりました。
年中組のチャンピオンは、難波心温さんでし
た。年長組のチャンピオンは、山本琉之祐君で
した。賞状を貰ったときの表情がとても誇らし
げでした。逆に練習ではうまくできたのに本番
では力が入りすぎてミスをし、呆気ない結果に
なった子もいました。コマに八つ当たりする子
もいました。このようなことを経験し、人生を学
んでいくのかもしれません。
なお、最後に先生たちも子どものコマを借り
て誰がチャンピオンかやってみました。私は、あっという間に終わってしまいました。貸
してくれた人には、申し訳なかったのですが、私も焦って失敗しました。先生のチャンピ
オンは、村上先生でした。
振り返ってみると、優勝するようなコマは、回してもまったく軸がぶれません。まるで
静止しているみたいでした。その方が、回っている時間が長いようでした。
この日、子どもたちはそれぞれのコマを持って帰ると聞きました。お家でも、ぜひ一緒
に遊んで下さい。コツもあれば、教えてあげて下さい。
女優キャメロン・ディアス
保護者の皆さんは、女優のキャメロン・ディアスさんを知って
いますか。ハリウッドの売れっ子女優で結構いろいろな映画に出
ています。私が覚えているのは「イン・ハー・シューズ」です。
全く性格が違う姉妹が織りなす物語が何故か印象に残っています。
彼女はとてもスタイルがよく、絵になる女優さんです。
実は、1~2年前、彼女が本気で栄養教諭を目指しているとい
うニュースを知ったのです。もちろん自分の女優としての仕事を
続けながら、栄養教諭を志しているということでした。
キャメロンは、このように話していたそうです。
「誰でも目標を持つべきだと思います。
私の場合、栄養教諭になることが人のためになることだと考えています。私は、健康的な
食習慣を教える機会を持ちたいのです。女性は栄養に関する基礎知識を持っている人が少
ないので、自分の体についていろいろと悩むことがあるはずです。こういう話題をいろん
な人と話せば話すほど、その教育の必要性を感じています」
キャメロンはアウトドアスポーツを日ごろから行い、健康的な食生活を続けているそう
です。長年に渡ってこのような努力を重ねているからこそ、美しく整った体を維持できて
いると記事のコメントにあったような気がします。
栄養教諭としてはまだ途中段階かもしれませんが、その志は「すごいな」と思います。
がんばってほしいです。彼女が栄養教諭になって、どのような指導をしてくれるのか気に
なるところです。
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