イスラム教徒の食卓

イスラム教徒の食卓
ねらい
日本国内にも多くのイスラム教徒がいること、イスラム教徒の生活がイスラ
ム教の考えに基づいていること、イスラム教徒の慣習は国や地域によって異な
ることを知り、イスラム教徒に対する偏見や画一的な物の見方を改める。
対象
小学校高学年以上
人数
10~60 名
時間
90分
基本的なワークショップの流れ
(1)イスラム教徒のイメージを書き出す。
グループ内で、イスラム教について知っていることをできるだけたくさ
ん書き出す。
(2)3つの食卓の写真を見る。
グループ内で、クウェート、ボスニア・ヘルツェゴビナ、マリのそれぞ
れの家族の1週間分の食材と家族の写真を見ながら、3つの写真の共通点
や気が付いたこと、疑問点などについて話し合う。
(3)イスラム教の教えを知る。
グループ内で、10枚のカードをイスラム教の教えと合っているカード
と合っていないカードに分け、その後解説を聞き正解を確認する。
(4)3つの食卓の写真をもう一度見る。
グループ内で、
(3)のイスラム教の教えが、3つの家族の生活に与えて
いる影響について写真を見ながら再度話し合う。
(5)日本のイスラム教徒の現状を知る
講師の話から、日本に暮らしているイスラム教徒の人たちの生活の現状
を知る。
(6)イスラム教徒に対する偏見等について考える。
グループ内で、イスラム教徒に対する偏見や新しく発見したことについ
て話し合う。
(7)今日の学習を振り返る。
振り返りシートを記入しながら、今後自分ができることを考える。