2007年 1月号 ほけんだより

2007 年 1 月
あおぞら保育園
新しい年が始まりました。この一年がみなさまにとって
『こころ』も『からだ』も元気いっぱいの楽しい一年でありますように…。
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長い休みを終え、普段の生活に戻りましたが、休み中のリズムをひきずって
いませんか?ここで、もう一度生活リズムを見直し、元気な顔で登園できる
ようにしていきたいですね。
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早起き・早寝をしましょう
食事は 3 食バランスよくとりましょう
うがい、手洗い、歯みがきをしましょう
寒さに負けず戸外で元気にあそびましょう
テレビ・ビデオ・ゲーム機などは、子どもにとっては大変刺激的で面白いものです。
しかし制限しないと、視力低下・運動不足からの肥満などを生じてくる可能性が高くなり、脳の発
達や精神面への影響も懸念されるところです。
子どもたちの遊びの中で大きな位置を占めているテレビ・ビデオ・ゲーム機などをなくしてしまう
のは困難な状況にありますが、子どもの健康を守るために、親の責任で制限できたらいいですよね。
日本小児科医会の具体的提言
1.2歳までのテレビ・ビデオの視聴は控えましょう。
2.授乳中、食事中のテレビ・ビデオの視聴は止めましょう。
3.すべてのメディアへ接触する総時間を制限することが重要です。1 日 2 時間までを目安と考
えます。テレビゲームは 1 日 30 分までを目安と考えます。
4.子ども部屋にはテレビ、ビデオ、パーソナルコンピューターを置かないようにしましょう。
5.保護者と子どもでメディアを上手に利用するルールをつくりましょう。
厳しい寒さが続き、暖房器具が手放せないですね。
そこで気をつけたいのが『やけど』です。やけどは0∼4歳児に多く、熱湯によるやけどが最もお
こりやすいものです。また、使い捨てカイロやホットカーペットによる低温やけどにも注意が必要
です。子どもは大人と同じ範囲のやけどでも重症になりやすいです。大人が気をつけて事故防止に
努めていきましょう。
部屋・寝具で・・・
キッチン・食卓で・・・
* 沸騰したお湯が入ったやかん
* ストーブ、こたつ
* 煮立った鍋
* オーブン・ポットなど
* アイロン
* 使い捨てカイロ、湯たんぽ
予防対策
・ 子どもの手が届くところには、やかん・ポットなどをおかない。
・ ストーブには柵をする。ストーブの近くには行かないように話をする。
・ 使用しないコンセントは、専用の器具などでふさぐ。
子どもの手の届くところに危険なものはないですか???
手当て
やけどをしたら、とにかく冷水や氷水で最低でも 10 分は冷やすこと
・ 流水はあまり強く流さないようにしましょう
・ 服は無理に脱がせず、脱げないときは服の上から冷やしてあげましょう
・ 薬は塗らないこと
水ぶくれがあるときや触ると痛いときは、清潔なガーゼを当ててあげましょう
やけどの深さの見方
第 1 度・・・皮ふの表面が赤くなっている
第 2 度・・・水泡(みずぶくれ)ができている
第 3 度・・・皮下組織まで達するやけどで皮がむけていたり白くなっている
☆乳幼児はやけどの範囲がせまくても病院を受診しましょう。