Trueflownet導入事例 理想的なワークフローで、 顧客が求めるツールづくりを 幅広く支援。 商圏を東京の都心部に絞り込み、20カ所の店舗と充実した生産工場 の機能を駆使して、オフセット印刷、オンデマンド印刷からサイン・ディ スプレイ系の出力・加工までさまざまなサービスをスピーディーに提供 する「東京リスマチック」。2004 年春にTrueflow の1 台目を導入して からは段階的に増設し、今では全拠点にTrueflowシリーズを配置。 安定した2サイト運用で高い実績を上げている。 ニスコーターユニットを備えた全判印刷ライン 東京リスマチック 株式会社 エリアの特性に合わせたサービスを提供 東京リスマチックは当初、印刷物のオフセッ ト製版を目的に設立。その後、出力業務、サー ビスビューロー事業などに取り組み、着実に成 長過程をかけのぼる。 豊富なDTP 知識と経験でお客様の要求に対応 2サイト運用に不可欠な Trueflow Trueflow を最 初に導 入したのは 2004 年 2001 年からはオンデマンド印刷サービスを 春。全社的なワークフローを統括する事業本 刷工場を建設。さらに、2005 年には大型のサ かりはCTPを効率的に活用するためでした」と 開始し、2002 年以降、立て続けに3 つの印 イン・ディスプレイ工場を完成させ、サイン事 業を本格化させていく。 現在は印刷、サイン、オンデマンドを事業の 部マネージャー、中村豊さんによれば「取っか のことだ。 「RIP 処理については店舗と工場間で CTPを 効率的に活用する上で PDFでの 2 サイト運用 3 本柱に、都心部に開設した20 店舗と4つの を考えていましたが、当時使用していたRIP の に活用して、クライアントが求めるツールづくり 店舗と工場の 2 サイト運用をしようとすると、 生産拠点兼店舗、4 つの自社生産工場をフル を幅広くバックアップしている。 特筆すべきは、20 店舗がそれぞれ 24 時間 体制などを含め、エリアの特性に合わせたサー ビスを提供していることだ。 例えば、神保町・九段周辺は出版関連企業 互換性が当社の運用に適していなかったため、 合が続出しました。何とかしなければならない と思い、ある店舗で試験的にTrueflow(バー ジョン2)を徹底的に検証してみた結果、他社 の RIPより再現性に優れていることが確認でき たため、導入に踏み切りました」 (中村さん) エーター、虎の門・日本橋の近辺は金融機関、 舗が一気にRIPをTrueflow(バージョン3)に が多い。クライアントの近くで便利に利用して になった。 地の色合いに応じてオンデマンド系を充実させ 導している技術統括室の瀧沢哲さんは、 「当時 新宿・内神田近辺は一般企業や流通店舗など もらうことをモットーにする同社は、店舗所在 約 3カ月間の試行期間を終えた後は、全店 更新し、工場のCTP 側もほぼすべてTrueflow はフィルム下版からPDF データ下版に切り替 かく対応。もちろん、各店舗とも充実したイン クフローにもフィルムにも使えますので、ベスト 印刷に特化したクライアントにまで、どんな要 データどおりのものがそのまま出力できるのが フラを活用して、ビジネス系のクライアントから 望にも応えられるようになっている。 事業本部 CMS統括 マネージャー 福田 敏行 様 店舗スタッフに最新ソフトの使い方などを指 たり、イメージセッターや面付けのプロフェッ ショナルを配置するなど、顧客ニーズにきめ細 事業本部 マネージャー 中村 豊 様 文字が抜けたり画像が飛んでしまうなどの不具 が立ち並び、早稲田・入船八丁堀近辺は歴史 ある印刷関連企業、青山・恵比寿周辺はクリ 住 所 東京都荒川区東日暮里 6-41-8 代 表 者 代表取締役社長 鈴木隆一 設 立 1972 年 従業員数 780人(平成18年12月31日現在) 事業本部TEL 03-3256-6221 サービスサイト http://www.lithmatic.net/ わりつつある時期で、Trueflow は工場のワー のタイミングでした。確実にデータを処理して、 一番のメリットです」と導入効果を話す。 事業本部 技術統括室 瀧沢 哲 様 Trueflownet 導入事例 オペレーターのストレスをなくし、 スピードアップを実現 舟 TrueflowのSE化にも早期に取り組み、2007 場 封筒印刷・製袋 現在同社で稼働するTrueflowシリーズは、 圧着はがき・展開型封筒 Rite10 台とPDF 作成用のPPP(Trueflow SE 封入封かん PDF Polisher Pro)15 台を含めてSE が 28台 発送代行・内職請負 のトータル 38 台。ワークフロー的には、まず 付けし、PDF を作成。PPP からアウトライン 工 メーリング・宛名印字 年夏のリリースと同時に導入した。 店舗側のオペレーターがネイティブ処理して面 渡 敷地面積 :1818.69 ㎡ 延床面積 :3629.75 ㎡ 投げ、大貼りしてCTPに出すという流れだ。 CMS 統括マネージャーで、全社的な印刷・ サイン系のカラーマネジメントの構築と運営・ 管理を担当する福田敏行さんは、「各店舗で 1 度色校正を出力し、それをRIP に流して工場 に渡すようにしているのですが、Trueflow を 1.3㎞(徒歩約15分) 西 台 工 場 東 坂 下 工 場 敷地面積 :4517.36 ㎡ 延床面積 :6761.74 ㎡ 敷地面積 : 796.69 ㎡ 延床面積 :1483.81 ㎡ 全判・半裁 枚葉オフセット印刷 菊四裁オフセット印刷 後加工(製本) ・抜き・箔押し A3寸延びUV4色印刷 倉庫棟 なるよう体制を整えました。お客さまの信頼 製品在庫 用紙ストック に応えられる安定した品質を提供できるのは 1.1㎞(徒歩約12分) ※SDS板橋は、舟渡工場の 敷地内に隣接しております。 導入してからは、どの店舗で出しても同じ色に なるようにし、店舗と工場で出した色も同じに 敷地面積 :1972.74 ㎡ 延床面積 :1317.26 ㎡ 大型サインディスプレイ 後加工 内照式検品 PDF を出す。そしてクライアントに校正を確認 してもらい、OK がとれれば PDF だけを工場に SDS板橋 PP加工 CTP刷版 シール印刷・CTP刷版 2.4㎞(徒歩約27分) Trueflowの大きな導入効果です」と語る。 サイン系の仕事にも積極的に活用 Trueflow SE が搭載している Adobe PDF Print Engine(APPE)もフルに活用している。 「実は ADOBE CREATIVE SUITE 3(CS3) で CMS(Color Management System)をか けて出力したい。今後はそんな計画を持ってい て、すでにできるところから着手しているところ です」と福田さん。 顧 客 サ ービスの 一 環として、IC カードの 直接出力した PDF/X-4 をそのままRIPしたい 「Suica」による決済を今年 1 月からスタート 導入した面もあります」 と中村さん。これにより、 入力処理のスピードは格段に向上した。 れる東京リスマチック。その一方で、導入して と考えていました。そのためにTrueflow SEを 瀧沢さんは「品質面でもスピード性でも、ま たそれまでの RIPで感じていたオペレーターの させ、環境保全や個人情報の保護にも力を入 10 年以上経つフィルムセッターを新しい装置と 入れ替え、RIPをTrueflow Rite にしてニーズ がある限り出力サービスも継続する。顧客が求 精神的負担を軽減するという面でも効果があり める最適なツールづくりに徹しながらさらなる なデータ処理ができる。いわば当社のワークフ と言えそうだ。 ました。それにTrueflow なら、1RIPでいろん ローの中で最適なツールだと言っても過言では 躍進を目指すのは、同社の普遍的な事業方針 大判出力の確認用に設置された 内照式検品ライン 全店舗・工場に導入されたTrueflow が 出力トラブルを低減 都内 20 店舗 24 時間の営業ネットワーク ありません」と総括する。 これからは、サイン系の仕事にも積極的に Trueflowを活用する予定だ。 「サイン系の仕事は、データをもらうと専用 RIPで演算をかけたり色付けなどの処理をして いるのですが、これだと透明機能やグラデー ションが抜けるなど、PDF のデータを完全に 演算できないという難点があります。ですから Trueflowを中心に据えて、完全なTIFFデータ にし、色付けだけをサインの専用 RIPで行い、 〒102-0074 東京都千代田区九段南2-3-14 靖国九段南ビル 東 京 支 店/03(3237)3111 (代) 大 阪 支 店/06(6268)6600(代) 名 古 屋 支 店/052(532)3200(代) 福 岡 支 店/092(436)7081(代) 北海道営業所/011(726)0707 (代) 東北営業所/022(224)1741(代) 新潟営業所/025(241)0112(代) 静岡営業所/054(281)0955(代) 長野営業所/026 (224)5770 (代) 金沢営業所/076(292)2345(代) 京都営業所/075(671) 1145(代) 中国営業所/082(264)6451(代) 四 国 営 業 所/087 (837)8151 (代) メディアテクノロジーカンパニー 〒602-8585 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目 ※本カタログは、 弊社のFairdot 2で印刷しています。 ※本カタログは、 弊社の千都フォントを使用しています。 ※本カタログの各商品名は各社の商標・登録商標です。 No.190-119 2008 年 2 月発行 040 3SI(R0-0)
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