B207 シラバス 一般生理学 一般生理学 学 年 科目分類 開 講 期 曜日・時限 単 位 数 Grade Compulsory / Selective Subjects Semester Class Schedule Credits 第2学年 必 修 前 期 金曜・3限 1単位 感覚生理学、運動生理学、さらに自律神経系と内分泌系の形態と機能について 授業概要・目的 学ぶ。 Course Description 到達目標 (コア・カリキュラム) Course Objectives 「C 生命科学」の「 1 生命の分子的基盤」に対応。 「C 生命科学」の「 2 人体の構造と機能」に対応。 ■ 授業計画 Course Schedule 回数 1 日程 担当教員 大項目 4/8 金- 3 本谷安正 Ⅰ 一般生理 A. 細胞膜 学 B. 浸透圧 4 /15 金- 3 本谷安正 C. 拡散電位 a. 選択的透過性 D. 細胞膜の電 b. 静止電位 気的特性 c. イオンチャネル d. イオンポンプ ①細胞膜のイオンの選択的透過性 を説明する。 ②細胞膜の電気的特性を説明する。 ③細胞内電位が生じる機構を説明 する。 4 /22 金- 3 本谷安正 E. 活動電位 a. ナトリウム説 F. 興奮の伝導 b. 脱分極 c. 局所電流 d. 跳躍伝導 e. 伝導速度 ①活動電位の発生機序を説明する。 ②活動電位の伝導機序を説明する。 5/6 金- 3 本谷安正 G. シナプス H. シナプス伝 達 I . 細胞内情報 伝達 a. 電気シナプス b. 化学シナプス c. 伝達物質 d. 受容体 ①シナプスの構造を説明する。 ②神経細胞間の情報の伝達機序を 説明する。 ③伝達物質と受容体の種類および 機能を説明する。 ④シナプス電位の発生機序を説明 する。 ⑤細胞内情報伝達機構を説明する。 5 /13 金- 3 本谷安正 Ⅱ 神経系 A. 脳の基本構 a. 中枢神経系 造 b. 末梢神経系 c. 神経線維 d. 伝導速度 e. 神経の投射路 ①中枢神経系および末梢神経系の 構成を説明する。 ②脳の構造を説明する。 ③神経線維の分類を説明する。 ④神経の上行路と下行路を説明す る。 5 /20 金- 3 本谷安正 Ⅲ 感覚機能 A. 感覚と受容 器 B. 味覚 C. 嗅覚 ①感覚全般を概説する。 ②味質(5基本味)の受容機序を説 明する。 ③味覚の中枢経路を説明する。 ④匂い物質の受容機序を説明する。 ⑤嗅覚の中枢経路を説明する。 2 3 4 5 6 中項目 小項目 学習目標 a. 細胞内液・外液 ①細胞膜の基本構造を説明する。 b. 半透膜 ②細胞内環境と外環境の大きな相 c. 濃度差エネルギー 違が一定に保たれる機序を説明 する。 a. 感覚の分類 b. 味覚受容器 c. 味覚の伝導路 d. 匂い物質 e. 嗅粘膜 90 担当教員 大項目 中項目 5 /27 金- 3 本谷安正 D. 視覚 a. 眼球 b. 遠近調節 c. 網膜 d. 視細胞 e. 視覚中枢 ①眼球および網膜の構造と機能を 説明する。 ②視細胞の光受容機構を説明する。 ③視覚の中枢経路を説明する。 6/3 金- 3 本谷安正 E. 聴覚 F. 平衡感覚 a. 音の受容器官 b. 聴覚中枢 c. 前庭器官 d. 中枢経路 ①外耳、中耳および内耳の構造を 説明する。 ②音の受容機序を説明をする。 ③前庭器官の構造と平衡感覚にお ける役割を説明する。 6 /10 金- 3 奥村 敏 G. 体性感覚 a. 触覚 b. 痛覚 c. 温度感覚 ①体表及び体内に存在する受容器 の役割を説明する。 ②中枢経路を説明する。 6 /17 金- 3 奥村 敏 Ⅳ 自律神経 系 a. 交感神経系 b. 副交感神経系 ①恒常性維持における自律神経系 の役割を説明する。 ②交感・副交感それぞれの神経系 の形態と機能を説明する。 6 /24 金- 3 本谷安正 Ⅴ 運動機能 A. 脊髄反射 B. 姿勢調節 a. 運動神経 b. 伸張反射 c. 脳幹と前庭神経 d. 錐体路と錐体外路 ①脊髄の構造と機能を説明する。 ②反射の種類を説明する。 ③姿勢調節の仕組みを説明する。 ④随意運動に関する脳部位の構造 と機能を説明する。 7/ 1 金- 3 本谷安正 Ⅵ 高次機能 A. 大脳辺縁系 a. 大脳辺縁系 と視床下部 b. 情動と本能行動 c. 動機づけ d. 摂食と飲水行動 ①大脳辺縁系の定義を説明する。 ②情動に関わる脳部位を説明する。 ③動機づけの役割および形成機序 を説明する。 ④摂食と飲水行動の機序を説明す る。 7/ 5 火- 3 本谷安正 Ⅶ 内分泌系 A. 視床下部− a. ホルモン b. ストレス 下垂体系 B. 各内臓分泌 器官 ①ホルモンとは何か理解する。 ②視床下部−下垂体系の役割を理 解する。 ③内分泌器官の機能とホルモンの 作用を理解する。 14 7/ 8 金- 3 本谷安正 Ⅷ 睡眠と覚 醒 15 7 /15 金- 3 奥村 敏 Ⅸ 総まとめ 吹田憲治 7 8 9 10 11 12 13 小項目 a. 脳波 b. 脳幹網様体 c. モノアミン仮説 学習目標 ①脳波の発生機序を理解する。 ②睡眠と覚醒の機構を理解する。 感覚運動の生理学および自律神経 系の生理機能を説明する。 コーディネータあるいは責任教員:奥村 敏 Coordinator サブ・コーディネータ:本谷安正 Sub-coordinator 授業時間外学習:授業の理解を図るため、必ず復習すること。ノート等を見直し、理解が不十分な場合は Supplementaly Activities 教科書等を参照し補うこと。 91 一般生理学 日程 シラバス 回数 シラバス 指 導 方 法:講師による講義の他、ポストテストを用いて授業の理解度を深め、次回以降の講義にお Teaching methods 評 価 方 いてフィードバックを展開する。 法:定期試験の評点、受講態度、出席状況などを総合して合否を判定する。 Evaluation method 一般生理学 評 価 基 準:出席点と課題提出(10%)、定期試験(90%)をもとに総合評価として 60 点以上を合格 Grading テ キ ス とする。 ト:①「基礎歯科生理学」第 6 版 Te x t b o o k 森本俊文、山田好秋、二ノ宮祐三、岩田幸一 編 医歯薬出版 ¥10,000(税別) ISBN:978- 4 -263-45611- 8 参 考 書:①「神経科学カラー版 ー脳の探求ー」 Supplementaly Reading M.F. ベアー 著 加藤宏司 訳 西村書店 ¥7,980(税込) ISBN:978- 4 -89013-356- 7 ②「人体機能生理学」改訂第 5 版 杉 晴夫 編 南江堂 ¥10,500(税込) ISBN:978- 4 -524-25364- 7 問題集:生理学問題集(CBT 準拠) 日本生理学会教育委員会 ISBN:978- 4 -8306-0222- 1 参 照 U R L:なし Supplementaly URL 教 員 連 絡 方 法:オフィスアワー参照 Contact with Instructor 備 考: Other Information 備考 2(担当教員):奥村 敏、本谷安正、吹田憲治 Other Information 2 キ ー ワ ー ド: Keyword 92 ¥3,888(税込)
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