しまくとぅばの日可決 「9月18日」

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しまくとぅばの日可決 「9月18日」
掲載日時 2006-3-29 16:02:00 | トピック: 政治
県議会(外間盛善議長)の2月定例会最終本会議が29日開かれ、ウチナーグチの普及促進を図
るため9月18日を「しまくとぅばの日」と定め、県に普及事業などを義務付けた条例案を全会一
致で可決した。都道府県議会で地域の方言を奨励する趣旨の条例は全国初。沖縄県議会の議員発議
による条例は復帰後3件目。総額5957億円の2006年度一般会計予算案を賛成多数で可決、
産婦人科医など県立病院の医師確保を求めた要請決議や沖縄科学技術大学院大学の早期開学に関す
る要請決議などは全会一致で可決する。
しまくとぅばの日を定めた条例は県に送付され、10日前後で手続きを終えて県が公布。公布の
日と同時に施行される。浦崎唯昭氏(県民の会)が「ドゥーヌシマクトゥバチカリスルクトゥワシ
レサンタメニ(自分らのしまくとぅばを伝え、忘れないために)」などと方言を交えて提案理由を
説明した。
タクシー事業等の沖縄本島営業区域を06年4月から07年8月末日まで「緊急調整地域」に指
定するよう配慮を求める意見書案は全会一致で可決する。
予算案は、06年度県一般会計と県病院事業会計について共産党が反対し賛成多数で可決、県中
城湾港(泡瀬地区)臨海部土地造成事業特別会計予算案は共産党と無所属議員が反対、護憲ネット
ワークが退場し、賛成多数で可決する。
条例案は、県職員の退職手当に関する一部改正や県病院事業企業職員の給与の種類および基準に
関する条例など6件は共産党が反対し、賛成多数で可決。県立社会福祉施設の設置および管理に関
する条例の一部改正条例は護憲ネットワークと共産党が反対したが、賛成多数で可決した。
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