参考図-5 非常用ディーゼル発電機B号機潤滑油ヒータ電源の短絡 概 要 11月28日、非常用ディーゼル発電機定期検査工事において、協力会社社員が非常用ディーゼ ル発電機Bの潤滑油ヒータ※1の電流を測定したところ、当該ヒータの回路が短絡し、電源装置内の スイッチが損傷しました。 原因は、工事要領書では専用の電流測定器を用いて測定すべきところ、デジタルテスタ※2を用い て測定したためと判明しました。 対策として、関係者に対し、電流測定方法や的確な作業指示等を周知徹底するとともに、電源装 置を交換し復旧しました。 なお、本事象による非常用ディーゼル発電機への影響はありませんでした。 ※1:非常用ディーゼル発電機の潤滑油温度を一定に保つためのヒータ。 ※2:電圧や電流を測定する装置。当社では当装置を用いて電流を測定することは作業安全上禁止している。 非常用ディーゼル発電機潤滑油ヒータ電源装置状況 非常用ディーゼル発電機概略系統図 潤滑油冷却器 潤滑油ヒータ電源装置 電気結線図 デジタル テスタ 非常用ディーゼル機関 変圧器 潤滑油ポンプ 潤滑油 ヒータ 電流測定箇所 潤滑油タンク 潤滑油プライ ミングポンプ ヒータ投入用 スイッチ 「入」 (非常用ディーゼル発電機待機中は潤滑油温度を15~20℃に保っている) 黒く変色 480V配電盤 電源装置内部 損傷したスイッチ 電流測定箇所 専用の電流測定器を使用して測定 すべきところ、デジタルテスタを 使用して測定したため短絡し、ス イッチが損傷した。 デジタルテスタ
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