株式会社アマナ 第36期 事業報告書 36>2005.1.1–12.31 表紙の写真 今回も、ひとつのキーワードからそれを表現す Cover Story るビジュアルをセレクトいたしました。言葉は ひとつでも、それを表 現するビジュアルは数 多くあることをご理解いただけると思います。 今回のキーワードは、 「期待」です。皆様それ ぞれに、当 社に対する期 待の仕 方があると 思います。業 績への期 待 、成 長への期 待 、 配 当・優 待への期 待など。デジタル化の進 展で、大きな変 革の時 期を迎え、より多くの 株主の皆様の期待にお応えできるよう邁進 してまいります。また、当社自身もM&Aや新 規 設 立したグループ会 社とのシナジー効 果 でさらなる成 長の加 速に期 待しております。 「期待」 というキーワードで、株主の皆様と意識 を共有したいという想いを込めて、今回の事業 報告書をお届けいたします。 詳細は当社ウェブサイトをご覧ください。 http://amana.jp/company/ 免責条項 この資料に記載されているいかなる情報も当社株式の購入や売却等の勧誘をするものではありません。 また、 この資料に掲載されている計画、戦略などのうち、過去の事実以外は将来の見通しに関する 記述であり、 これらは現時点で入手可能な情報から判断した仮定や確信に基づいています。実際の業績等は、当社および当社グループを取巻く経済情勢、市場の動向などさまざまな要素により、 これらの 見通しとは異なる結果となり得る可能性があります。 Contents 目次 To Our Shareholders 「変えてはならないもの」 2 3 4 Review 「フルデジタル化」に向けて― 大きなターニングポイント Our Value & Core Competency 「トータルビジュアルソリューション」 と 「人間力」 Business Frontier 「変わらなくてはならないこと」 9 10 販売チャネルの拡大 国内外企業との提携や子会社2社の新設により チャネルの拡大を実現 ソリューションアイテムの拡充 ビジュアルソリューションの総合力を高め、 より一層の優位性を確立 Strategy 「販売チャネルの拡大」 と 「ソリューションアイテムの拡充」 Data Section 12 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 決算の状況 連結>要約財務諸表 6 7 What’s Next 「表現力」 こそ最大の「競争力」― ウェブソリューションと3DCG Our Goal 究極のビジネスモデル― 「五感満足」の追求 14 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 決算の状況 個別>要約財務諸表 15 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . アマナグループ 16 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 株式の状況 17 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . コーポレートデータ . 17 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .「写真って面白い!」 Contents 1 To Our Shareholders 「変えてはならないもの」 長期的な成長を続けていくために必要なもの。 それは「表現へのこだわり」 です。 アマナは、最大の資源である 「人」 を通じて、 最良のサービスを提供し続けてまいります。 Review 「フルデジタル化」に向けて― 大きなターニングポイント 2005年度は、私たちアマナにとって、 「フルデジタル化」の加速に向けて大きく舵を 切ったターニングポイントであったと言えます。海外事業の一部を売却した一方で、国 内においてさまざまな業務提携、M&A、新会社設立によって業容を拡大するなど、 ビ *1 ジネスモデルの強化・再構築に向けて積極的な変革を行いました。 これら施策の効果もあって、 デジタル化 *2 推進による表現力の向上、制作・販売 の効率化とプロデューサーを中心とする営業体制の強化が順調に進み、2005年度 の当社の売上高は、前年比9.8%増の94億50百万円と4期連続増収となりました。 2 株式会社アマナ 第36期 事業報告書 しかしながら、人員増加やシステム関連の先行投資が影響し、営業利益は前年比 2005年度 ビジュアル企画制作事例 9.9%減の5億96百万円となりました。一方、海外事業の売却により、当期純利益は 前年比638.8%増の29億55百万円となりました。 これを踏まえ、2005年度は、1株 当たり12円の普通配当に加えて1株当たり12円の特別配当を実施し、期末配当を 1株当たり24円といたしました。 今後も売上高二桁成長と、営業利益率10%超の達成を当面の目標として、努力 をしていきたいと考えています。 をご参照ください。 *1: 詳細はP8-11「ビジネスフロンティア」 *2: アマナグループ(カブラギスタジオを除く)におけるデジタル撮影比率は昨年12月の段階で97% 撮影、画像制作/用途: 雑誌広告 (味の素株式会社 商品「クノール pota (ポタ) 」) Our Value & Core Competency 「トータルビジュアルソリューション」 と 「人間力」 私は常に、私たちアマナの企業価値向上を目指しています。私が「企業価値」 すなわ ち 「アマナのバリュー」 というとき、 それはステークホルダー個々の方々が、私たちに寄 せる 「期待の実現」 を意味しています。 そして、 「 期待」の最先端に顧客が存在すると 考えており、 その答えが「トータルビジュアルソリューション」 なのです。 「トータルビジュアルソリューション」 とは、写真を中心とするビジュアルの提供にと どまりません。 それらのパッケージ化、表現力の高い広告写真の企画制作といった従 来のサービスから、静止画に動画を交えた制作力やプロデュース力を必要とするウェ 撮影/用途: ポスター、雑誌広告、 リーフレット他 (花王株式会社) To Our Shareholders 3 2005年度 ビジュアル企画制作事例 ブソリューション、 さらにはビジュアル資産データベースの管理・運用、被写体の権利 関係のクリアランスや、 著作権の適正な運用サービスなど、 ビジュアルコミュニケーショ ンにおける顧客ニーズのすべてについて一貫したソリューションを提供することです。 私たちの仕事は、多くの先端技術に支えられていますが、 その技術を活用して顧客 ニーズに合わせて提供していくのはプロデューサーであり、 クロスメディア対応のさま ざまなビジュアルソリューションを創り上げていくのがビジュアルディレクターです。つま り、 いつの時代もアマナにとって最大の強みは 「人間力」 であることに変わりはありま 撮影、画像制作/用途: 新聞広告、雑誌広告 (富士通株式会社) せん。 なぜなら、私たちがこだわる質の高い「表現力」 は 「人間力」 なしには実現し得な いからです。 すでにアマナには国内他社を凌駕する多彩な表現力を持つ人材が多く存在して いますが、 これからもさらに多くのプロデューサー、 ビジュアルディレクターを育成してい く考えです。 Strategy 撮影 (テクスチャ) 、画像制作 (2D/3DCG) 用途: 雑誌広告、交通広告 (YKKアーキテクチュアプロダクツ株式会社) 「販売チャネルの拡大」 と 「ソリューションアイテムの拡充」 「販売チャネルの拡大」 と 「ソリューションアイテムの拡充」 を両輪に据えたトータルビ ジュアルソリューションの追及の戦略が、2008年度までの3ヵ年の中期経営計画で す。基本方針は、前回の計画と変更はありません。 4 株式会社アマナ 第36期 事業報告書 「販売チャネルの拡大」に関しては、2005年度より継続して 「プロデューサー戦力 2005年度 ビジュアル企画制作事例 の強化」、 「 amana.jp(当社ウェブサイト) の強化」に取り組んでいます。プロデュー サー戦力が売上増加に直結していることから、 引き続き増員と育成に力を入れてまい ります。 また、 ストックフォトの企画販売事業の根幹となっているamana.jpについて も、掲載コンテンツ、登録ユーザーともに順調に推移しており、今後もさらに注力して まいります。*3 「ソリューションアイテムの拡充」については、2005年度に、M&A、新会社設立 などを通じて、積極的に推進しました。今後は、早期に新グループ会社の合理化とデ ジタル化を図ってまいります。 そして、拡充・整備されたグループ会社との相乗効果に 撮影/用途: 交通広告、 ポスター (サッポロ・ギネス株式会社 商品「ドラフトギネス」) よってワンストップソリューションの実現を目指し、新たな収益構造を構築することで、 収益性の向上に繋げていきたいと考えています。 ■ グループ中期経営計画/シナリオ (単位:百万円) 営業利益 17,094 1,763 14,947 1,500 12,895 1,098 9,450 596 2,000 1,000 販売チャネルの拡大 売上高 トータルビジュアルソリューションの実現へ コーポレート市場 撮影、画像制作/用途: 雑誌広告、交通広告 (ハーゲンダッツジャパン株式会社) プロフェッショナル市場 639 500 ソリューションアイテムの拡充 2005実績 2006計画 2007計画 2008計画 0 2006 2007 2008 To Our Shareholders 5 2005年度 ストックフォト企画制作事例 これらの戦略をもとに、2008年度には売上高170億94百万円、営業利益率 10.3%を計画しています。 *3: 掲載コンテンツ数600,000点、登録ユーザー数60,000人、月間ページビュー1,200PV(2005年12月実績) What’s Next? 「表現力」 こそ最大の「競争力」―ウェブソリューションと3DCG 2006年度においても、既存マーケットシェアを確固としたものにするために、 引き続き 拡大路線を維持する必要があると考えています。 しかし、 マーケットシェアの拡大は、 新たなる分野へ飛躍するための前提条件に過ぎません。アマナは次なる注力分野を ウェブソリューションと3DCGに置いています。 ストックフォト使用例: 広告、 ポスター 現在、商業プロモーションの多くはウェブサイトを通じて、 あるいはウェブサイトへの 誘導によって行われています。つまり 「ウェブを制したものがプロモーションを制する」 ということです。 そのためには顧客に魅力的なウェブソリューションを提供し続ける必 要があり、魅力的なウェブソリューションの実現にはビジュアルコンテンツが必須なの です。TV-CM制作会社タンデムとの提携や、3DCG映像制作において最先端の技 術を持つナブラのグループ会社化、 エンターテインメント分野を専門とするエンタアー クスの設立を機に、 この新しい分野の開拓を目指しています。 ストックフォト使用例: カタログ、 パンフレット 6 株式会社アマナ 第36期 事業報告書 2005年度 ストックフォト企画制作事例 Our Goal 究極のビジネスモデル―「五感満足」の追求 メッセージを、写真だけ、 あるいは音だけで 「伝える」 ことが難しいように、私たちアマナ が目指す円滑なコミュニケーションのためには、紙だけでなく、 ウェブやTV、 イベントな ど、 あらゆるメディアで 「伝わる」 ための表現が必要です。 私たちは、我々の最も競 争力のある表 現力の追 求を続けていくことにより 「人々の五感を満足させる」 ことのできる 「トータルコミュニケーションビジネス」に到 達することができると考えています。 2006年12月期を、数年後に振り返ってみて 「あの時期がアマナグループの発展 への転換期だった」 と思えるような事業年度にしたいと考えています。 ぜひとも、 この事業報告書を通じて私たちへのご理解を深めていただき、今後とも ストックフォト使用例: 書籍、雑誌 変わらぬご支援をいただきますようお願いいたします。 2006 年 3 月 代表取締役社長兼 CEO 進藤 博信 ストックフォト使用例: 商品 To Our Shareholders 7 Business Frontier 「変わらなくては ならないこと」 8 株式会社アマナ 第36期 事業報告書 ビジネス環境は日々刻々と変化を続 けています。私たちアマナグループは、 社会に役立つビジュアルソリューショ 「変革による ンを提供するために、 を目指して、M&Aや海外 企業成長」 展開、新たな事業領域への進出を 進めてまいります。 販売チャネルの拡大 米ゲッティイメージズ社との 包括的提携(2005/5/13) 当社のロイヤリティフリー画像約3万点を 米アドビシステムズ社への コンテンツ提供(2005/7/7) ドの販売チャネルを構築することができ 海外から国内へと当社の経営資源をシフト 株式会社エンタアークスを 設立(2005/6/17) 提供することで、 より強固なワールドワイ キャラクターなどのビジュアルコンテンツを活 ました。 北京アマナを設立 (2005/9/21) し、全世界に向けたコンテンツ供給機能を 高めていくために、世界最大の販売力を誇 日系企業および大手広告会社が経済活 る米ゲッティイメージズ社との間に包括的 動を活発化させている中国マーケットに進 提携を行いました。 出することで、広告ビジュアル制作事業の さらに、米アドビシステムズ社の「Adobe 拡大に寄与するものと大きな期待を寄せ 用したプロモーションの企画・事業を行う同 社の設立により、企画・制作事業の領域を エンターテイメント業界へ拡大させました。 株式会社タンデムと 事業提携(2005/12/8) TV-CM制作会社のタンデムと 「tandem Stock Photos (アドビストックフォト)」に、 ています。 (注) 日付はすべて公表日 販売チャネルの拡大 米ゲッティイメージズ社の業務提携(5月) 米アドビシステムズ社へのコンテンツ提供(7月) 北京アマナ 設立(9月) タンデムプロジェクト始動(12月) エンタアークス 設立(6月) 2005年1月 3月 6月 9月 2006年1月 Business Frontier 9 + amana Project」 を立ち上げました。こ せたクロスメディア対応の効果的プロモー のプロジェクトでは、 ウェブ、TV-CM、各種 ション提案を行います。 紙メディアなど、 すべてのメディアを連動さ ソリューションアイテムの拡充 株式会社ネオビジョンのコンテンツ例 株式会社カブラギスタジオ をグループ会社化(2005/1/21) 株式会社ネオビジョンを グループ会社化(2005/9/21) 撮影グループ会社5社を 設立(2005/2/18) 株式会社オリオンを グループ会社化(2005/12/15) 広告写真の企画制作分野における国内 大手のカブラギスタジオの営業権を東急 株式会社セブンフォト (旧称:世界文化フォト) を グループ会社化(2005/12/27) エージェンシーより譲り受け、当社のデジタ 株式会社オリオンのコンテンツ例 株式会社セブンフォトのコンテンツ例 10 株式会社アマナ 第36期 事業報告書 ル対応力と融合させることで、 ビジュアル 国内外で高い評価を受けている最先端の コンテンツの企画制作における競争力の ライフスタイルを表現したストックフォトの企 強化を図りました。 画・制作会社ネオビジョンを迎え入れたこと さらに、 フォトグラファーが経営的観点を は、国内でのストックフォト企画販売事業 持ちながらグループ企業価値の向上を図 の強化だけでなく、 海外戦略の強化にも繋 るために、社内組織を独立させる形で広告 がっています。 写真制作会社5社*を設立しました。 また世界各地からのニュース、女優・男 * 株式会社アキューブ、株式会社スプーン、 株式会社ディップ、株式会社ヒュー、株式会社ボォワル 優、 ミュージシャン、 王室、 映画スチールなど、 幅広いコンテンツを保有し、 特にニュースな ションの総合力を高め、 より一層の優位性 どで使用される即時性の高いコンテンツに を確立してまいります。 おいて、業界内で競争力のあるオリオンを グループに迎えました。 さらに、 オリオンと時 期を同じくして、世界各国の観光地の風景 や史跡、動物等の写真を200万点以上取 販売チャネルの拡大 株式会社ナブラの制作事例 株式会社エイ.アンド.エイを グループ会社化(2006/1/17) 株式会社ナブラを グループ会社化(2005/12/20) り扱う世界文化フォトをグループに迎え入 セールスプロモーションツールの企画制作 米ゲ ッティイメ ージズ社の業務提携 (5月) CM制作における 3DCG業界の老舗であ れ、 セブンフォトに名称変更いたしま した。 およびデザイン、広告企画立案、広告グラ この3社が加わったことで、当社グループ るナブラ をグループに迎え入れました。 (7月) 米アドビシステムズ社へのコンテンツ提供 フィ ック、各種イベン ト・キャンペーン等に 北京アマナ 設立(9月) はストックフォトの企画販売事業においてコ 当社とエンタアークスを含めたグループ 高い競争力を持つ制作会社エイ.アンド.エ ンテンツの質・量ともに国内で突出した存在 会社3社とタンデムとのシナジーにより、広 イをグループに迎えることで、 ビジュアル制 エンタアークス 設立(6月) エンターテイメント業界、出版業 となりました。各社のブランドを活かしながら、 告業界、 さ らなる して3まいり 2005 年シ 1ェアの拡大を推進 月 月 ます。 界、一般企業に向けたビジュアルソリ ュー 6月 タンデムプロジェクト始動(12月) 作機能のさらなる高付加価値化を目指し ます。 9月 2006年1月 (注) 日付はすべて公表日 ソリューションアイテムの拡充 アスカネットと業務提携(9月) カブラギスタジオ グループ会社化(1月) ネオビジョン グループ会社化(9月) 撮影グループ会社5社 設立(2月) オリオン グループ会社化(12月) セブンフォト グループ会社化(12月) ナブラ グループ会社化(12月) エイ.アンド.エイ グループ会社化(1月) 2005年1月 3月 6月 9月 2006年1月 Business Frontier 11 Financial Information 決算の状況 ■ 連結>要約貸借対照表 (単位:千円) Point (資産の部) 当期 前期 (2005.12.31 現在) (2004.12.31 現在) 流動資産 7,590,410 4,823,108 固定資産 3,406,935 1,921,861 有形固定資産 1,506,796 424,059 無形固定資産 1,312,003 869,417 投資その他の資産 588,135 628,384 繰延資産 ー 10,966 資産合計 10,997,346 6,755,937 (負債の部) 流動負債 4,424,460 2,695,682 固定負債 930,657 1,475,322 負債合計 5,355,117 4,171,005 100,144 ー 資本金 1,096,246 1,064,746 資本剰余金 1,334,064 1,302,468 利益剰余金 3,131,898 245,969 △20,126 △28,252 5,542,084 2,584,931 10,997,346 6,755,937 資本合計 負債、少数株主持分 及び資本合計 (注) 記載事項は、千円未満を切捨てて表示しております。 12 株式会社アマナ 第36期 事業報告書 9,450 Point 2004.12 8,603 負債は、長期借入金の返済及び社債の償還が進む一 7,356 2003.12 方、 未払法人税等の計上により、前期比1,184百万円 増加となりました。 ■ 営業利益(単位:百万円) Point 2005.12 利益剰余金が1,334百万円となった他、 596 資本は、 新株 引受権の行使による資本金及び資本剰余金の増加が 662 2004.12 あり、前期比2,957百万円増加となりました。 451 2003.12 資産 (資本の部) その他 2005.12 ■ 財政状況 (少数株主持分) 少数株主持分 収入面では連結子会社及び持分法適用会社による収 ■ 売上高(単位:百万円) 入、定期預金の払戻による収入が主なものとなっており ます。 負債 69.0% 31.0% 40.2% (7.8%) 50.4% 8.5% (7.9%) 0.9% ※( )内は有利子負債 流動資産 固定資産 流動負債 固定負債 少数株主持分 資本合計 ■ 連結>要約損益計算書 (単位:千円) Point 当期 前期 (2005.1.1 ∼ 2005.12.31) (2004.1.1 ∼ 2004.12.31) 9,450,631 5,045,355 4,405,275 3,808,601 596,674 49,657 82,712 563,619 4,109,655 111,459 4,561,815 1,711,395 △106,790 1,986 2,955,223 8,603,785 4,189,607 4,414,177 3,751,858 662,319 51,976 138,462 575,832 19,460 15,608 579,684 198,210 △18,516 ー 399,989 売上高 売上原価 売上総利益 販売費及び一般管理費 営業利益 営業外収益 営業外費用 経常利益 特別利益 特別損失 税金等調整前当期純利益 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 少数株主利益 当期純利益 ■ 連結>キャッシュ・フロー計算書 (単位:千円) 前期 (2004.1.1 ∼ 2004.12.31) 現金同等物の増加 現金及び現金同等物の期末残高 Point 特別利益は海外子会社株式譲渡等により計4,109 百万円を、 特別損失は大阪府下の所有不動産売却に伴 う固定資産売却損等により111百万円を、 それぞれ計上 しています。 Point 投資活動の収入の主なものは、海外連結子会社の売 却によるものです。 ■ 売上高(単位:百万円) 2005.12 当期 (2005.1.1 ∼ 2005.12.31) 営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物に係る換算差額 現金及び現金同等物の増加額 現金及び現金同等物の期首残高 連結子会社増加に伴う現金及び 売上高は前年同期に比べ、9.8%増加したものの、営業 プロデューサー等の採用拡大による人件費増、デジタ ル化対応への積極投資による経費増、 ストックフォトコ ンテンツのウェブ掲載による減価償却費増やビジュアル 関連企業の買収に係わる費用増等により、営業利益は 596百万円と前年同期に比べ 65百万円減少しました。 9,450 8,603 2004.12 264,008 1,176,737 △762,753 4,621 682,614 1,439,361 596,079 △426,479 759,919 4,450 933,969 505,391 9,116 ー 2004.12 2,131,092 1,439,361 2003.12 2003.12 7,356 ■ 営業利益(単位:百万円) 2005.12 596 662 451 (注) 記載事項は、千円未満を切捨てて表示しております。 Data Section 13 ■ 個別>要約貸借対照表 (資産の部) (単位:千円) 当期 前期 (2005.12.31 現在) (2004.12.31 現在) 流動資産 6,202,982 3,986,043 固定資産 3,917,717 2,510,799 有形固定資産 1,294,039 356,198 無形固定資産 223,142 235,611 投資その他の資産 2,400,535 1,918,990 繰延資産 ー 10,966 資産合計 10,120,699 6,507,809 (負債の部) 流動負債 3,855,292 2,177,402 固定負債 840,300 1,473,500 負債合計 4,695,592 3,650,902 1,096,246 1,334,064 1,302,468 利益剰余金 3,014,998 509,894 △20,201 △20,201 5,425,107 2,856,907 10,120,699 6,507,809 資本合計 負債・資本合計 当期 売上高 売上原価 売上総利益 販売費及び一般管理費 営業利益 営業外収益 営業外費用 経常利益 特別利益 特別損失 税引前当期純利益 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 当期純利益 14 株式会社アマナ 第36期 事業報告書 7,423,425 4,303,302 3,120,122 2,858,535 261,587 213,651 83,675 391,563 3,982,384 107,902 4,266,045 1,659,000 38,389 2,568,655 6,361,037 3,516,275 2,844,761 2,522,744 322,017 155,658 128,498 349,177 22,537 12,308 359,406 164,000 △108,401 303,807 (単位:千円) 当期 前期 (総会承認日:2006.3.25) (総会承認日:2005.3.26) 当期未処分利益 利益処分額 利益配当金 2,599,371 2,529,622 129,622 344,267 303,551 63,551 任意積立金 別途積立金 次期繰越利益 2,400,000 2,400,000 69,748 240,000 240,000 30,715 Point (注) 記載事項は、千円未満を切捨てて表示しております。 前期 (2005.1.1 ∼ 2005.12.31) (2004.1.1 ∼ 2004.12.31) 1,064,746 資本剰余金 自己株式 (単位:千円) ■ 利益処分 (資本の部) 資本金 ■ 個別>要約損益計算書 利益配当金は特別配当を含んでおります。これは海外 子会社売却に伴う特別利益によるものです。 アマナ連結対象グループ会社(2006年2月末) フォトグラフィー ソリューション 株式会社アウラ 株式会社アキューブ 株式会社スプーン 株式会社アン 株式会社ディップ 株式会社ボォワル ストックフォト ソリューション 株式会社カブラギスタジオ 株式会社ヒュー 株式会社ネオビジョン 株式会社オリオン 株式会社セブンフォト その他の ソリューション 株式会社ニーズプラス 株式会社エンタアークス モデルのキャスティング会社 エンターテイメント業界向け ビジュアルコンテンツの企画制作 bin株式会社 株式会社ナブラ 企業の商品ビジュアル企画 CG映像制作会社 株式会社エイ.アンド.エイ 北京阿瑪納諮詢有限公司 SP中心の企画デザインを行う 中国市場向け 制作会社 ビジュアルコンテンツの企画制作 Data Section 15 Stock Information 株式の状況(2005年12月末) ■ 大株主状況 ■ 株式数 株 主 名 持 株 数 比 率 会社が発行する株式の総数. . . . . . . . . . . . . . . . 21,200,000株* 1 有限会社生活情報研究所 941,100 17.41% 発行済株式数 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5,405,000株 2 進藤 博信 586,000 10.84% シー・シー・シーインベストメント株式会社 * 21,620,000株に増加(総会承認日: 2006年3月25日) 3 360,000 6.66% 4 日本マスタートラスト 信託銀行株式会社 (信託口) 330,500 6.11% 5 野村信託銀行株式会社 (投信口) 150,900 2.79% 6 日興シティ信託銀行株式会社 (投信口) 130,000 2.41% 7 株式会社堀内カラー 120,000 2.22% 8 日本トラスティ ・サービス 信託銀行株式会社 (信託口) 111,400 2.06% ノーザントラストカンパニーAVFCリミテッド 101,100 1.87% 9 10 株式会社UFJ銀行* 合計 100,000 1.85% 2,931,000 54.23% *株式会社UFJ銀行は、株式会社東京三菱銀行との合併により、平成18年1月1日付で株式会社三菱東京UFJ銀行となっております。 ■ 株主数 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1,959人 ■ 株式分布状況 持株数比率 4.91% 個人 21.37% 法人 41.85% 金融機関 外国人、その他 ■ 株式のご案内 31.87% 決算日................................ 12月31日 定時株主総会 毎年3月 基準日................................ 定時株主総会については毎年12月31日 その他必要ある場合は、 あらかじめ公告して定めます 配当金受領株主確定日 ....... 毎年12月31日および中間配当金の支払を行うときは 株主数比率 1.38% 2.96% 0.76% 毎年6月30日 名義書換代理人 ................. 東京都中央区八重洲一丁目2番1号 みずほ信託銀行株式会社 同事務取扱場所 ................. みずほ信託銀行株式会社 本店証券代行部 法人 郵便物送付先 ..................... 〒135-8722 東京都江東区佐賀一丁目17番7号 金融機関 電話照会先 ........................ みずほ信託銀行株式会社 証券代行部 Tel: 03-5213-5213 外国人、その他 同取次所............................ みずほ信託銀行株式会社 全国各支店 16 個人 株式会社アマナ 第36期 事業報告書 みずほインベスターズ証券株式会社 全国各支店 94.90% Corporate Data コーポレートデータ 写真って面白い! 会社名 .................................. 株式会社アマナ 企業は今、テレビCMや新聞・雑誌広告では伝えきれない情報をウェ 〒140-0002 東京都品川区東品川2-2-43 IRお問合せ先 ........................ コーポレートコミュニケーション室 Tel: 03-3740-3500 E-mail: [email protected] ホームページアドレス ............... http://amana.jp 事業の内容 ........................... ビジュアルコンテンツの企画制作事業 ストックフォトの企画販売事業 ブサイトで伝えるべく、商品やサービスの魅力を伝えるためのあらゆる工 夫を凝らしています。このウェブサイトにおけるコミュニケーションでも写 真が活躍しています。例えば、躍動感のある料理シーンの写真やおいし さの伝わる 「シズル」写真に音や動きをつけて料理のワクワク感を共有 させたり、 さまざまな空間を写真で表現することで、商品やサービスを顧客 資本金 .................................. 10億9,624万円 のライフスタイルに同調させたり、写真や動画によって五感を刺激する 上場証券取引所 .................... さまざまな演出をしています。 東証マザーズ (証券コード:2402) ■ 取締役・監査役 代表取締役社長 兼 CEO 進藤 博信 取締役 閑野 欣次 取締役 児玉 秀明 取締役 岩永 行博 取締役 高橋 進 取締役 藤井 正敏 取締役 佐藤 成男 社外取締役 堀内 洋司 (株) 堀内カラー 代表取締役社長 社外取締役 山内 悦嗣 ソニー (株) 取締役 1 常勤監査役 中野 雄 1 味の素株式会社 「レシピ大百科/お弁当づくりのコツ」 http://www.ajinomoto.co.jp/recipe/ bentou/kotsu/ (株) ミュージック・プラザ監査役 監査役 長沢 勝利 企画制作:アマナ 2 株式会社ウテナ「 caly-labo 」 http://www.caly-labo.jp/ (株) テーオーシー監査役 ダイムラー・クライスラーサービス日本 (株) 監査役 監査役 塩崎 晴美 塩崎会計事務所代表 2 企画制作:アマナ 3 3 ソニー株式会社 「フラットパネル液晶ディスプレイ」 http://www.sony.jp/products/ Professional/FPD/presentation/ 企画制作:アマナ Data Section 17 古紙配合率100%再生紙を使用しています Printed in Japan All photographs are the copyright of individual photographers.
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