1 VoIP/SIP 相互接続検証 タスクフォースとの連携に関して 2005年9月29日 VoIP/SIP相互接続検証タスクフォース事務局 2 VoIP/SIP 相互接続検証タスクフォース 「VoIP/SIP 相互接続検証タスクフォース」設立目的 • 活動目標 – SIPを用いたVoIPシステム間での相互接続性の確立を マルチベンダー/マルチプロバイダ環境において実現す るための技術的検証の推進 • SIP (Session Initiation Protocol) :RFC3261で定義されているシグナリ ングプロトコル(発信・着信などの通信をコントロールするためのプロトコ ル) – 相互接続性の確認と評価のための環境整備 – グローバルな協力体制とビジネスへの貢献 • 運営について – 主査:JPNIC理事・東京大学教授 江崎 浩 – 事務局:(株)三菱総合研究所・(社)日本ネットワークインフォメー ションセンター – KDDI大手町ビル21Fに実験室を設置 3 VoIP/SIP 相互接続検証タスクフォース 検証モデル 当TFでは、以下のモデルに基づく相互接続性検証を実施 1. ホーム用TE(Terminal Equipment)−プロバイダ間 2. 異なるプロバイダ間 3. キャンパスネット−プロバイダ間 2.プロバイダ間 キャンパスネット (オフィスなど) IP-PBX 3.キャンパスネット −プロバイダ間 ホーム オフィス サービス サービス プロバイダ プロバイダB B サービス サービス プロバイダ プロバイダA A ホーム ホーム 1.ホーム用TE− プロバイダ間 IP-PBX 4 VoIP/SIP 相互接続検証タスクフォース タスクフォース参加企業・団体一覧(50音順) 西日本電信電話㈱ <参加企業> 日本テレコム㈱ ㈱アズジェント 日本電気㈱ 伊藤忠テクノサイエンス㈱ 日本電信電話㈱ 岩崎通信機㈱ ㈱日本レジストリサービス インテック・ウェブ・アンド・ゲノム・インフォマティクス㈱ ㈱NTTPCコミュニケーションズ ㈱ネットマークス NTTレゾナント株式会社 東日本電信電話㈱ ㈱日立製作所 エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ㈱ NECアクセステクニカ㈱ ㈱フラクタリスト NTTコミュニケーションズ㈱ 富士通㈱ 富士通アイ・ネットワークシステムズ㈱ 沖電気工業㈱ KDDI㈱ フュージョン・コミュニケーションズ㈱ ㈱三菱総合研究所 サンテレホン㈱ 三菱電機情報ネットワーク㈱ シスコシステムズ㈱ ヤマハ㈱ ソフトバンクBB㈱ ㈱ソフトフロント <参加協力組織> ㈱東芝 IPv6普及・高度化推進協議会・ENUMトライアルジャパン (社)情報通信技術委員会・(独)情報通信研究機構 (社)日本ネットワーク・インフォメーションセンター HATS推進会議・VoIP推進協議会・WIDEプロジェクト VoIP/SIP 相互接続検証タスクフォース 設立からの検証試験実績 端末・プロバイダ間での相互接続検証試験(1) 実施期日:2005年1月20日 実施場所:VoIP/SIP相互接続検証TF Lab. 実施内容:プロバイダが用意するSIPサーバとIP電話端末間での 発着信試験 (発着信・発信キャンセル) 参加者(50音順): <プロバイダ> フュージョン・コミュニケーションズ㈱ <端末ベンダ> 岩崎通信機㈱、シスコシステムズ㈱、 ㈱ソフトフロント、㈱日立コミュニケーションテクノロジー、 ヤマハ㈱ <技術サポート> NTTアドバンストテクノロジ㈱、JGNⅡ、 WIDEプロジェクト プロバイダ(ISP)側 フュージョン コミュニケーションズ ) (端末側) ※当TFが行う検証の目的は、技術的見地からの問題点の把握であり、本検証の実施および 結果は、実際のサービスにおける相互接続の実現を保証するものではありません。 5 VoIP/SIP 相互接続検証タスクフォース 端末・プロバイダ間での相互接続検証試験(2) 実施期日:2005年3月4日 実施場所:VoIP/SIP相互接続検証TF Lab. 実施内容:プロバイダが用意するSIPサーバとIP電話端末間 での発着信・拡張機能試験 (発着信、発信キャンセル、着信拒否、セッションの保留・保 留解除) 参加者(50音順): <プロバイダ> KDDI㈱ <端末ベンダ> 岩崎通信機㈱、シスコシステムズ㈱、 ㈱ソフトフロント、富士通㈱、ヤマハ㈱ <技術サポート> NTTアドバンストテクノロジ㈱、JGNⅡ、 WIDEプロジェクト プロバイダ(ISP) (KDDI) ※当TFが行う検証の目的は、技術的見地からの問題点の把握であり、本検証 の実施および結果は、実際のサービスにおける相互接続の実現を保証するも のではありません。 6 VoIP/SIP 相互接続検証タスクフォース 端末・プロバイダ間での相互接続検証試験(3) 実施期日:2005年4月20日 実施場所:VoIP/SIP相互接続検証TF Lab. 実施内容:プロバイダが用意するSIPサーバとIP電話端末間での発着信・拡張機 能試験 (発着信・発信キャンセル、着信拒否、セッションの保留・解除、100rel、Sessiontimer、番号通知・非通知) 参加者(50音順): <プロバイダ> NTTグループ (NTTサービスインテグレーション基盤研究所、 東日本電信電話㈱、西日本電信電話㈱、 NTTコミュニケーションズ㈱) <端末ベンダ> 岩崎通信機㈱、シスコシステムズ㈱、 富士通㈱、ヤマハ㈱ <技術サポート> NTTアドバンストテクノロジ㈱、 JGNⅡ、WIDEプロジェクト ※当TFが行う検証の目的は、技術的見地からの問題点の把握であり、本検証の実施および結果は、 実際のサービスにおける相互接続の実現を保証するものではありません。 7 8 VoIP/SIP 相互接続検証タスクフォース 異なるプロバイダ間での相互接続検証試験 実施期日:2005年4月20日∼22日 実施場所:VoIP/SIP相互接続検証TF Lab. 実施内容:各プロバイダ配下に接続するIP電話端末間での 発着信試験(発着信・発信キャンセル・着信拒否) 参加者(50音順): <プロバイダ> NTTグループ、KDDI㈱、日本テレコム㈱、 フュージョンコミュニケーションズ㈱ <端末ベンダ> ㈱アズジェント、岩崎通信機㈱、沖電気工業㈱ シスコシステムズ㈱、富士通㈱、ヤマハ㈱ <技術サポート> NTTアドバンストテクノロジ㈱、JGNⅡ、 WIDEプロジェクト プロバイダA ※当TFが行う検証の目的は、技術的見地からの問題点の把握であり、本検証の実施および結果は、 実際のサービスにおける相互接続の実現を保証するものではありません。 プロバイダB 9 VoIP/SIP 相互接続検証タスクフォース INTEROP2005(6/8∼6/10)でのデモンストレーション <展示内容> • 本TFが4月に「異なる通信プロバイダ間相互接続検証試験」で行った検証実験の一部を ライブ・デモンストレーション <参加プロバイダ> • NTTグループ(NTTサービスインテグレーション基盤研究所、東日本電信電話㈱、西日 本電信電話㈱、NTTコミュニケーションズ㈱ ) • KDDI㈱ • 日本テレコム㈱ • フュージョン・コミュニケーションズ㈱ <参加端末ベンダ> • ㈱アズジェント、岩崎通信機㈱、 • 沖電気工業㈱、シスコシステムズ㈱、 • ㈱ソフトフロント、富士通㈱、ヤマハ㈱ (50音順) <構成> • 通信プロバイダ(ISP)間をまたがるSIP相互接続性のNNI(Network-to-Network Interface)検証試験のデモンストレーション • デモにおけるISPの組み合わせ – NTTグループ⇔フュージョン・コミュニケーションズ㈱ – KDDI㈱⇔日本テレコム㈱ 10 VoIP/SIP 相互接続検証タスクフォース INTEROP2005デモンストレーション ‒ 機器構成 KDDI ISP C NTTグループ SIP Server SIP Server SIP Server INTERNET INTERNET 日本テレコム SIP Server 上位プロバイダ 上位プロバイダ 上位プロバイダ 日本テレコム ISP A NTTグループ 上位プロバイダ ISP C 2 5 8 8 端末 TE B Y 端末 TE Z C 上位プロバイダ 上位プロバイダ ISP B フュージョン 上位プロバイダ KDDI 上位プロバイダ ISP D TLAD T 端末 TE Z C デモ展示会場 R T 33 66 99 ## D 22 55 88 88 端末 TE BY R ST 端末 TE XA AK A TLK /DA DA A TA CS TLK A RS RC S CS R R T TR R DT DD DT D DC C D D 端末 Y TE B 11 44 77 ** S C T DD D 33 66 99 ## AK DATA TA L /D AK R C ST DC TD TL RS SRRD TC 端末 TE X A 2 5 8 8 TL K / AT A L 1 4 7 ** 端末 TE C Z 3 6 9 # A D RC R TD RS C ST RR DT DC CD SSR D T 端末 TE A X S T DT 1 4 7 * A 端末 TE B Y AK/DA DT TL TA L TA A LK 3 6 9 # A TK 端末 TE A X 2 5 8 8 LK LK DA /DA TT A A/D TTA A TC RCS D C D TLK A D LK K RS RS CS R TTRR D DT DC D T K/ 1 4 7 * LK A/ A T TLA フュージョン・ コミュニケーションズ 端末 TE C Z 11 VoIP/SIP 相互接続検証タスクフォース 現在の活動について <TE-ISP試験>プロバイダが用意するSIPサーバとIP電話端末間での 発着信・拡張機能試験 • • 2005年9月6日 日本テレコム(株) vs 岩崎通信機、インテックW&G、シスコシステ ムズ, NECアクセステクニカ、ソフトフロント 2006年9月16日 フュージョンコミュニケーションズ(株)(2回目) vs 岩崎通信機、インテックW&G、シスコシステムズ、NECアクセステクニカ <試験シナリオの検討> • コアメンバーで、試験シナリオの検討中 – 異常系試験について • 「異常」の定義 – IPv6対応 • V6hrの準拠状況把握・v6関連シナリオ – ISP-ISP試験シナリオの内容 • 何を満たして「相互接続」と定義するか – ISP-Campus(PBX)の試験シナリオ 12 VoIP/SIP 相互接続検証タスクフォース 相互接続試験について <現状> • 相互接続試験については事業者によりサービス展開されているIPv4での確認 が主体であった • 相互接続の検証については一定の成果が得られつつある <今後の展開> • グローバルな展開 • IPv6への適用 • SIP on DNS • ENUM 13 VoIP/SIP 相互接続検証タスクフォース ETJPとVoIP/SIP相互接続検証タスクフォースについて <前提> • 真のVoIP間の相互接続ならびにPSTNとの透過な接続のためにはENUMは必 須である • VoIPについての優位性を維持するにはENUMにも遅滞なく取り組む必要があ る <役割分担と協調> ETJP: ENUMが利用できるためのテストベッドの構築と環境の提供 VoIP/SIP相互接続検証タスクフォース: テストベッド上での相互接続性の検証 ⇒ENUMという切り口でより密な連携が今後必要! 14 VoIP/SIP 相互接続検証タスクフォース お問い合わせ先 本活動に対するお問い合わせ先 VoIP/SIP相互接続検証タスクフォース事務局 [email protected] http://www.nic.ad.jp/ja/voip-sip-tf/
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