(資料6)(PDF:334KB)

資料6
園庭遊具について
設置する遊具の案
園庭遊具は、遊びながら、そして楽しみながら 0 歳児から各年齢ごとの運動機能を伸ばすことができる。立つ、座る、寝転ぶ、回る、転がる、渡る、ぶ
ら下がるなどのバランスを取る動きや、歩く、走る、はねる、跳ぶ、登る、下りる、這う、よける、すべるなどの身体を移動する動きを伸ばしたい。
また、4・5 歳児ぐらいになると運動機能の充実だけではなく、友だちとの集団遊びに発展し、役割分担することを身につけることができる。
以上のような目的をもって、下表の園庭遊具を整備する。
名称
高年齢児
向け
個数
ねらい
鉄棒(3連)
1
・瞬発力、筋力、平衡感覚、逆さ感覚等を養う。
・保育・教育観察記録(児童票)に鉄棒の項目がある。
ブランコ(2連)
2
・判断力、決断力、体力がつき、チャレンジしようとする気持ちを培う。
・体のバランス、揺れに対するコントロールが身につく。
・順番を守ること、交代で使用することを教える機会となる。
ジャングルジム
1
・自分で「ここまで登ることができる」
「もう一段登ることができる」等
の判断をしながらチャレンジでき、また、身体の範囲を理解する空間認
知も発達する。
・運動能力面以外にジャングルジムそのものが様々に活用でき、集団での
ごっこ遊びにも活用できる。
枕木クライミング
(10 本セット)
1
・園生活では高めることが難しい腕や足腰の強化につながる。
・高年齢になると競争心も高まり、切磋琢磨、励まし合って遊ぶことがで
きる。
レリーフ時計
1
・時間の流れや日々の生活が繰り返しであることを意識するようになり、
ポール式時計
1
時計を見ながら行動していくための練習となる。そして、毎日の生活を
通じて、日課は子どもの体に刻み込まれ、その結果、安定した生活を送
るようになる。
キンダーアニマル
5種
5
・平衡性、空間認知力、スピード感、器用さ、筋力、瞬発力、協応性が育
つ。
・主に2歳児からの歩く、走る、跳ぶの基本的な運動機能が伸びる時期に
※高さ 1.5~2m
低年齢児
向け
好奇心を誘い、遊びながらその機能が十分に発達する。好奇心から想像
して何かに見立てて遊んだりでき、自然と体力や運動能力が高まる。
共通
砂場
2
・砂や泥の感触を味わい、感覚機能を高め、開放感を味わう。
・一人遊びができ、一人遊びから集団遊びへ移行しやすい場でもある。そ
して、ままごと遊びや、トンネル・川づくりなどをみんなで行うことで、
協調性を養うことができる。
1
・動きの感覚、おもしろさや味わい、平衡性やスピード感覚を養う
・順番を守ることを教える機会となる。
・避難時の滑り台を怖がらないようにする。
・年齢にあわせて高低があることが望ましい。
東屋の下に設置
共通
すべり台
※ 当初に配置を予定していた複合遊具については、見通しが悪い。そこで、本施設では広い園庭を有効に活用し、複合遊具のように1箇所に園児が集中
するのではなく、人数的にも分散して遊ぶことのできるような配置とする。
【参考】
幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営に関する基準
第8条 幼保連携型認定こども園には、学級数及び園児数に応じ、教育上及び保育上、保健衛生上並びに安全上必要な種類及び数の園具及び教具を備え
なければならない。
幼稚園施設整備指針
第3 遊具
(1) 固定遊具等は、幼児期の心身の発達にとって重要な役割を果たすことを踏まえ、自然の樹木や地形の起伏等を遊具として活用することや衛生面
も考慮しつつ、幼児数や幼児期の発達段階、利用状況、利用頻度等に応じ必要かつ適切な種類、数、規模、設置位置等を検討することが重要である。