授業改善プラン 教科【保健体育】

授業改善プラン
教科【保健体育】
担当者氏名【野中速也人・海老原千恵子・久保田
浩
】
■第 1 学年:意欲的に運動に取り組む生徒が多くみられる。しかし、特に男子の
集団にリーダー的存在少なく指導者の指示を待っての行動が多くみられる。新体
力テストの結果から長座体前屈(柔軟性),20m シャトルラン(全身持久力)
、ハ
ンドボール投げ(瞬発力・投能力・巧ち性)の種目が他の種目より劣っている生
徒多い。集団行動では「気をつけ」でかかとが付けられない生徒が多い。
生徒の現状
■第 2 学年:活発な生徒が多く、運動にも積極的に取り組む。運動が苦手な生徒
(結果・分析)
も一生懸命取り組んでいる。運動能力には差が見られ、得意な生徒はいるものの、
全体としてはC評価である。男子に関しては 50m走と立ち幅跳びが低く、スプリ
ント能力に劣る。長所はシャトルランと上体起こしで、特に上体起こしは毎回の
授業で補強運動として継続して行ってきた成果が出ているように感じる。
■第 3 学年:男女ともに運動が好きな生徒が多く意欲的に取り組んでいる。
特に女子は活発であり運動能力が高い生徒が多い。1年次より体力テストではB
の評価を得ているが、全国平均と比較するとハンドボール投げ・握力・持久力が
他の種目よりやや劣っている。
男子については握力が極端に劣っている結果となった。持久力も全校平均を下
回っている。
■第 1 学年:体育委員、係の生徒の育成を図りリーダーを中心とした授業展開が
行われるようする。そのためにグループや班、チームの活動集団を意図的に計画
する。学習カードやビデオ教材などを利用し各自の課題を明確にさせ、互いに教
え合う集団を育成し、より意欲的に取り組む生徒集団を目指す。新体力テストの
結果を受け毎時間の授業の中にストレッチ運動(柔軟性)や球技での単元では投
手立て
力を向上させるため遠投を多く取り入れる。
(授業改善プラン)
■第 2 学年:準備運動に力を入れ、その時々の単元の特徴に合わせたストレッチ
を取り入れる。補強運動に瞬発力やスピードを伸ばす種目を継続して取り入れ、
脚力の向上を目指す。また、結果の良し悪しとは別に、地道な活動を根気強く続
けていく精神面も鍛えていきたい。中学生の時期が一番身体能力が伸びる時期だ
という自覚を持たせて取り組ませていきたい。
■第 3 学年:授業では体育委員の指示を中心として準備運動を行っている。
ランニングから体操、ストレッチ、筋トレ、ダッシュまでを一連のパターンとし
て10~15分かけて実施している。男女ともに、腕筋力の弱さを克服する方法
として、腕立て伏せを始め、工夫した補強運動を取り入れ、適当に行ってしまわ
ず、筋肉を育てる指導をしていく。また、女子においては球技の単元で投げる動
作を向上させたい。