地域仕事づくりチャレンジ大賞-北海道ブロック予選-実施報告書 合資会社 Neeth 1. 日時:2011 年 7 月 15 日(金)18:30~21:00 2. イベント名:「地域仕事づくりチャレンジ大賞―北海道ブロック予選―」 3. 事業名:内閣府地域社会雇用創造事業ソーシャルビジネスエコシステム創出プロジェクト (運営:合資会社 Neeth) 4. 参加者: 57 名(学生 37 名・社会人 20 名) 5. 場所:札幌エルプラザ中研修室 A・B(札幌市北区北八条西 3 丁目札幌エルプラザ 4 階) 6. 内容 ■主催者挨拶・趣旨説明 運営事務局の合資会社 Neeth 石井宏和より、趣旨を説明した。本イベントは、北海道各地の仕掛け人・担 い手が集い、仕事を創り出し、希望を生み出している地域での「物語」を広く共有することで、参加者の方々 の「希望沸出」を目的としている。【学生部門】【大学部門】【行政部門】【企業部門】の 4 つに分けられており、 北海道からは【学生部門】と【大学部門】へのエントリーが決定している。 ■審査員紹介 審査にあたり一人一言ずつご挨拶を頂いた。審査員は、下記 3 名。 ・大津晶氏(小樽商科大学商学部准教授) ・中野健氏(北海道経済産業局産業部産業振興課長) ・臼井純信氏(株式会社アドバコム代表取締役) ■プレゼンテーション【学生部門】 *プレゼンテーション① 『ダイレクトマーケティングでクライアントのニーズを共に解決する!』 発表者:金子哲君(道都大学 2 年)インターン先:フュージョン株式会社 *プレゼンテーション② 『北海道のビジョナリーカンパニーの魅力を発信!社長の右腕として、賑わいとビジネスを創出せよ!』 発表者:佐々木雄一君(札幌学院大学 3 年)インターン先:株式会社ベンチャーガレージ 上記の 2 つのプロジェクトがエントリーし、インターンの受入企業経営者やコーディネータなどの大人も含め た物語全体を発表した。審査は、Ⅰ学生(姿勢、学びの深さ、新たな挑戦意欲)Ⅱ大人(時間的・精神的コミッ ト、挑戦機会の提供、自身の変化)Ⅲ事業成果(定量実績、定性実績)Ⅳ社会性(地域の巻き込み度、社会 的意義)の 4 点から行った。参加者からは、「新たな考え方や仕事に対する姿勢を考えるきっかけとなった」 「色々なことに積極的にいこうと思う」という声が出た。 受入企業の 担当者も 応援に駆け つ 社長への感謝、仲間への感謝を伝え インターン中に成し遂げた成果に、同じ け、強い信頼関係を感じた。 る佐々木君。 学生から尊敬の声が出た。 ■プレゼンテーション【大学部門】 *プレゼンテーション③ 『学びのフィールドは街にあった!歴史ある港町をキャンパスへ』 発表者:大津晶氏(小樽商科大学商学部准教授) 1つのプロジェクトがエントリー。ゼミを通じて行っている地域と連携した実践的キャリア教育、社会人基礎 力向上の取り組みについてお話を頂いた。参加者からは、「教育支援と地域貢献の両立について濃いお話 が聞けてよかった」という声が出た。 ■特別ゲストによるプレゼンテーション *プレゼンテーション④ 『震災者の雇用をつくる!!笑顔創出プロジェクト』 発表者:中村高士氏(株式会社北前船代表取締役) 中村さんが 3.11 の被災者と共に実施している被災者自立支援活動についてお話を頂いた。参加者からは 「忘れかけていた震災を思い起こすことができた」という声が出た。 プレゼンテーターの熱意を感じ、自ら 審査員の質問によって、プロジェクトの 「来年は、私がこの舞台に立つ!」と張り も行動しようと決意する参加者。 魅力が引き出されていった。 切る学生もいた。 ■審査結果発表・総評 審査員長の大津晶さんより、審査結果の発表と総評を行った。 *【学生部門】北海道ブロック代表:プレゼンテーション② 『北海道のビジョナリーカンパニーの魅力を発信!社長の右腕として、賑わいとビジネスを創出せよ!』 発表者:佐々木雄一君(札幌学院大学 3 年)インターン先:株式会社ベンチャーガレージ *総評 実質引き分けだが、プロジェクトの地域全体への波及効果が大きい上記プロジェクトを北海道ブロック代表 とした。 佐々木君は、9 月に行われる東京での全国大会までにもう 2 度 3 度と、コーディネーターと共に振り返りを 行い、学びや気付きを定着させてほしい。 7. アンケート結果 *参加者からの声 ・学生の時に持っていたアツイ気持ちを思い出すことが出来ました。(行政機関職員) ・この夏インターンを予定しています。自分が何を学ぶのかも大切だが、インターン先の企業に何を与え られるかをもっと考えようと思いました。(大学生)
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