vol.51「 vol.51「相次ぐ 相次ぐ企業進出」 企業進出」 平成 24 年 7 月 6 日 ユミコア日本触媒 ユミコア日本触媒( 日本触媒(株)が りんくう町 りんくう町へ 6 月 14 日(木)ヒルトン大阪において、ベルギー王国フィリップ皇太子殿下の ご臨席の下、ユミコア社マーク・グリンバーグ CEO と大村愛知県知事との間で、 りんくう町に研究開発センターを建設する覚書が締結され、私も同席させてい ただきました。 ユミコア社は、従業員 15,000 名、資本金 553 億円、売上高 1 兆 5,000 億円超 のベルギーを代表する非鉄大手メーカーで、金属資源開発、自動車用触媒、バ ッテリー材料等の研究、開発、生産を行っています。 常滑市には、自動車触媒の研究開発センターを開設するもので、日本触媒(株) との合弁会社「ユミコア日本触媒(株)」として新たに会社を興しての進出とな ります。スタッフは数年のうちは 40 人体制ですが、最終的には 100 人規模とな る計画です。研究開発センターは、現在建設中の(株)東京かねふくの「めんた いパークとこなめ」と、常滑市民病院に挟まれた 1.5 ヘクタールの区画に建設 されます。 中部臨空都市計画図(593KB) 進出の 進出の決め手は 立地の 立地の良さ 調印式で同じテーブルに着いたユミコアジャパン(株)のルック・ゲレンス代 表取締役社長は、「世界の自動車産業の集積地であるデトロイト、フランクフ ルト、上海と結ばれている空港セントレアが間近にあり、日本の自動車メーカ ーの集積地域の中心地であることが、常滑市への進出の決め手だった。」と話 されました。当日は、日本の自動車メーカーであるトヨタ、日産、ホンダ、三 菱の企業の方も招待を受けていました。 空港直近という立地の良さが、今後の企業進出の決め手になると確信しまし た。これを機に自動車関連産業のさらなる進出を期待します。 相次ぐ 相次ぐ 企業進出 この 1 年半の間に中部りんくう都市に進出が決まった企業は、マリーナ事業を手掛 ける「名古屋トヨペット(株)」(りんくう町)、携帯電話の移動通信用 SAW(表面弾性波)フ ィルター用素材で世界シェアの 30 パーセントを占める「(株)山寿セラミックス」(空港島)、 辛子明太子の「かねふく」としてのブランドイメージを確立している「(株)東京かねふく」 (りんくう町)があります。 そして、イオンモール進出予定地の東側 10.8 ヘクタールには、愛知県企業庁が「広 域集客が可能な非日常型商業施設」を 7 月 6 日まで公募しています。応募があれば、 事業者提案を審査し、10 月下旬には事業者が決定される予定です。今年中には、り んくう町の近い将来の姿が見えてきますのでご期待ください。
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