トレパール

＜東レポリマー微粒子＞
®
高機能ポリマー微粒子「トレパール」
東レポリマー微粒子の特徴
○東レのコア技術である高分子化学・有機合成化学・ナノテクノロジーを
応用し、多様なポリマー粒子の素材開発を進めています。
○「微粒子」という形状の特徴と、「高機能樹脂」の持つ素材特性を活かし、
新エネルギー材料や高機能コーティング分野への展開を目指しています。
○東レの微粒子化技術は、幅広い樹脂素材に対し、サブミクロン～
数十ミクロンまでの広範な粒子径に対応できます。
トレパール®
エンプラ～スーパーエンプラまで広範囲の樹脂へ適用可能な、東レ独自の微粒子化技術に
より、平均粒径サブミクロン～数＋μｍレベルの球状粒子を提供します。
真球中実・多孔質・ナノ粒子などの設計が可能です。
トレパール®
トレミル
®
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東レポリマー微粒子とは？
【形状】１．球状（一部樹脂では多孔状）
®
[例）トレパール
TPC]
【サンプル形態】
１．分散体（ｻﾌﾞﾐｸﾛﾝ品）
－ＰＰＳ樹脂
－ＰＡＩ樹脂
－EP樹脂
２．ケーク（ｻﾌﾞﾐｸﾛﾝ品）
－ PPS樹脂
３．粉末（ﾏｲｸﾛ品）
－TPC樹脂
－PPS樹脂
－PBT樹脂
－PES樹脂
－EP樹脂
－PLA樹脂
－粉砕品
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東レポリマー微粒子の用途
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東レポリマー微粒子一覧
素材
品名
材質
TPC
トレパール®
熱可塑性
エラストマー
PPS
トレパール®
ポリフェニレン
スルフィド樹脂
平均粒径
（μｍ）※
ｻﾝﾌﾟﾙ形状
分散媒
開発段階
特徴
12
ケーク
水
製品：ASW-SS12
5-60
粉体
－
パイロット対応
耐衝撃性／
耐クリープ性
分散体
水
ｲｿﾌﾟﾛﾊﾟﾉｰﾙ
有機溶媒
ベンチ対応
ケーク
－
ベンチ対応
0.2-0.5
耐薬品性／
耐磨耗性
PES
トレパール®
ポリエーテル
スルホン樹脂
5-60
粉体
－
ベンチ対応
耐熱性／
耐傷性
PAI
トレパール®
ポリアミドイミド樹脂
0.2-0.5
分散体
水
ラボ対応
耐熱性／
耐摩耗性
EP
トレパール®
エポキシ樹脂
0.2-0.3
分散体
水
5-40
粉体
－
ラボ対応
耐薬品性／
電気特性
※平均粒径のｺﾝﾄﾛｰﾙ範囲を記載しています。粒度分布範囲ではありません。
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東レポリマー機械特性（バルク特性）
試験法
（単位）
（ASTM)
バルク物性
機械物性
TPC
PPS
PES
PAI
EP
PLA
N6
PS
アクリル
-
D792
1.28
1.34
1.37
1.42
1.11
1.11
1.13
1.05
1.19
吸水率
％
D570
0.10
0.02
0.43
0.24
0.09
0.10
1.8
0.05
0.05
引張強さ
MPa
37
80
84
157
27～89
52
85
45
70
引張伸び
％
10.3 40～80
7.6
3.0～6.0
10.0
150
2.5
5.0
曲げ強さ
MPa
-
125
129
196
89～145
70
120
95
110
曲げ弾性率
GPa
（0.6）
3.3
2.6
7.2
4.0
2.2
3.0
3.2
3.3
150
35
85
59
1.5～4.9
-
50
1.6
1.6
11～53
-
破断せず
-
-
-
160
225
-
-
76
85
1.59
1.49～1.53
融点
光学・電気
特性
比較
比重
アイゾットノッチ付 J/m
衝撃強さノッチ無 KJ/m2
熱的性質
東レ保有微粒子
熱変形
温度
1.82MPa
D638
D790
D256
℃
DSC
℃
D648
屈折率
誘電率
106Hz
D150
216
223
＞330 破断せず 7.8～13
278
156（※） 105
-
-
203
278
-
-
1.7
1.65
4.8
（103Hz)
4
3.7
149～260 81（※） 190（※）
1.55～1.61
3.8～4.1 3.3～4.0
1.4
1.53
-
3.9
2.4～2.7 2.2～3.2
※0.45MPa
各種資料からの参考値です。粒子物性との整合性は未確認です。
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東レポリマーその他特性
耐熱性
ガラス転移点（℃）
融点（℃）
熱分解点
（℃／５％分解温度）
＊各種資料からの参考値
TPC
ＰＰＳ
ＰＡＩ
ＰＥＳ
ＥＰ
５０
８５
２８５
２２５
１３０－２００
２２０
２８５
－
－
－
３６２
４８０
４５５
４４２
３００
耐薬品性
ＰＰＳ
ＰＡＩ
ＰＥＳ
苛性ソーダ
○
×
○
濃塩酸
○
○
○
トルエン
○
○
○
アセトン
○
○
×
ＮＭＰ
○
×
－
エチレングリコール
○
○
○
ガソリン・グリース類
○
○
○
＊統一した評価の結果はなく、参考情報。
＊ＰＰＳは溶解、膨潤はしないが、強酸、強ｱﾙｶﾘ、トルエン等のハロゲン化炭化水素、
高温下で常時接触するような環境下では強度が低下する。 Copyright 2007 Toray Industries, Inc. All Rights Reserved. 7
製品詳細
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®
トレパール TPC
【ＳＥＭ写真】
材質
ﾎﾟﾘｴｽﾃﾙｴﾗｽﾄﾏｰ
平均粒径（μｍ）
５－６０
サンプル形態
粉末、含水ケーク
比重
１．２８
ガラス転移温度（℃）
【粒度分布】
５０
融点（℃）
２２０
熱分解温度（℃）
３６２
耐摩耗性、摺動性の付与や使用環境温度、加
工温度幅改善などの可能性あり
ビ
カ
ッ
ト
軟
化
点
＜柔軟
・耐熱領域＞
TPC
ｳﾚﾀﾝ
ｱｸﾘﾙ
(Mｽｹｰﾙ)
(℃)
○通常は、平均粒径１２μmのサンプルを
ご用意しています。
硬度
Dスケール
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®
トレパール PPS
【ＳＥＭ写真】
材質
ポリフェニレン
スルフィド樹脂
平均粒径（μｍ）
０．２－０．５
サンプル形態
分散体※
比重
１．３４
ガラス転移温度（℃）
【粒度分布】
PPSの粒度分布
頻度（％）
累積（％）
累積（％）
10
100
8
80
6
60
4
40
22
20
0
0.01
0
0.1
1
10
100
1,000
８５
融点（℃）
２８５
熱分解温度（℃）
４８０
屈折率
１．７
※水、ｲｿﾌﾟﾛﾊﾟﾉｰﾙ、有機溶媒に対応可
※濃度は、水分散体で１０％、
ｲｿﾌﾟﾛﾊﾟﾉｰﾙ、有機溶媒で５％程度。
※有機溶媒は、ＭＥＫ、ＰＧＭＥ、
ＮＭＰ等に対応可能。
10,000
粒径 (μ ｍ)
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®
トレパール PES
【ＳＥＭ写真】
ポリエーテル
スルホン樹脂
材質
平均粒径（μｍ）
サンプル形態
比重
頻度（％）
融点（℃）
PESの粒度分布
累積（％）
粉末
１．３７
ガラス転移温度（℃）
【粒度分布】
５－６０
熱分解温度（℃）
屈折率
２２５
－
４４２
１．６５
○上述範囲で、平均粒径をｺﾝﾄﾛｰﾙ可。
○通常は、平均粒径３０μmのサンプ
ルをご用意しています。
粒径（μ
ｍ）
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®
トレパール PAI
【ＳＥＭ写真】
材質
ポリアミドイミド樹脂
平均粒径（μｍ）
サンプル形態
分散体※
比重
１．３８
ガラス転移温度（℃）
融点（℃）
【粒度分布】
０．２－０．５
２８５
－
熱分解温度（℃）
４５５
※分散媒のご要望については、お気軽に
ご相談ください。
○現在、ラボ対応レベルのため、ご提供
までにはお時間いただくことがござい
ます点、ご了承ください。
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®
トレパール EP
【ＳＥＭ写真】
エポキシ樹脂
（硬化物）
材質
平均粒径（μｍ）
(1)０．２－０．３
(2)５－４０
サンプル形態
(1)水分散体(2)粉末
比重
１．２５
ガラス転移温度（℃）
融点（℃）
【粒度分布】
EP の粒度分布
頻度（％）
10
累積（％）
100
80
6
60
4
40
2
20
%Channel
8
0
0
0.01
0.1
1
10
100
1,000
10,000
粒径 (μ ｍ)
－
熱分解温度（℃）
屈折率
１３０
３００
１．５５－１．６１
○マイクロ品は粉末、サブミクロン品は
水分散体でのご提供になります。
○水分散体の濃度は３０％程度です。
○現在、ラボ対応レベルのため、ご提供
までにはお時間いただくことがござい
ます点、ご了承ください。
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