2010年度 魅力発信レポート ヘ イ ワ の は か り 平和衡機株式会社 http://www.heiwakouki.co.jp はじめに 日本の品質の考え方が変わってきています。 一つには、消費者の目が変わってきていることです。今日騒がれているさま ざまな偽装や内部告発のニュースをみるように、組織がどのように不正を隠 そうとしても内部で働いているのは、人であり消費者であります。そういった消 費者の目が組織の中に隅々に出てくるようになった、つまりは組織に参加し ても、ある意味では消費者としての自覚が出てきているのが今の時代といえ るでしょう。「計量」とは、安心安全な社会インフラの最も基本となるものです。 「はかり」の使用は適正に、維持管理も適格に行われなければなりません。 決して改竄や不正があってはなりません。 二つ目は、今日のグローバル化された社会の中で、国内企業においても、 国際規格に基づく要求が急速に広まってきているということです。「計量」は文 化であり、歴史や国によって異なります。経済の国際化が進む中で、取引の 基準となる計量においても国際規格に準拠した対応が求められる時代になっ てきました。海外との取引においては、いままでの国内法に基づく規格だけで は対応しきれなくなっているのです。当社では、地方の計量器の取り扱い業 者としては、いち早くJCSS登録を果たし、今日まで海外へ商圏を広げていく取 引先企業様のお手伝いをさせていただいております。 また、当社は「ISO9001:2008の品質システム」認証や、群馬県より「計量器 の検査・校正技術」で1社1技術の選定されております。「法規制から規格の 要求へ」を基本テ-マに業態改善を進め、こうした規格へのチャレンジが企業 体質の変革と業態の質的な向上をもたらしてくれる事を期待しております。 「ものを造ること」は、「はかること」から始まります。つまり、はかれるものは 造れることになります。また、八百屋さんやお肉屋さん等の規模から、自動車 や製鉄、セメント、製薬の製造設備ラインではあらゆる製品の製造過程の行 程で、「重さ(質量)」をはかるということが行われております。「計量」結果は、 製品の安全性に繋がります。こうして「計量」は日常生活に密接に繋がり、ま た生活の基盤をなすものだと考えます。私たちは日常生活の基盤を支え、社 会的責任を果たすべくプライドをもって当社の事業に取り組んでまいります。 (平成22年12月9日インタビューより) 代表取締役 横田 貞一 2 1.会社情報 企業概要 商 号 平和衡機株式会社 Heiwa Weighing Instruments and Machinery Co.,Ltd. 本 社 〒370-0006 群馬県高崎市問屋町3丁目5番地5 TEL :027-362-3351 FAX :027-361-3412 MAIL :[email protected] 工 場 〒370-0072 群馬県高崎市大八木町611番地 TEL :027-362-3352 FAX :027-362-3627 MAIL :[email protected] 代表者名 創 業 代表取締役 横田 貞一 1948年 7月31日 資本金 10,000,000 円 事業内容 計量器の製造、修理、販売、検査、校正 計量設備のメンテナンス 計量システムの設計、開発 分銅・おもり、はかりのJCSS校正 リサイクル処理機器の点検、修理、販売 営業品目 トラックスケール、フロアースケール、デジタル台秤、電子天びん 充填機、ホイストスケール、豚衡機、牛衡機、ラベルプリンター ロードセル・指示計、分銅、おもり 防爆型計量器、ホッパースケール、パッカースケール、タンクスケール コンスタントスクリューフィーダ、ポイドスケール、ベルトスケール 計量システム、計量出荷管理システム、放射能検出システム リサイクル処理機器、物流計測機器 カメラ監視システム、FA機器類など 所属団体 (社)日本計量振興協会 (社)日本計量機器工業連合会 (社)群馬県計量協会 (社)群馬県計量検査センター (社)高崎商工会議所 (社)高崎法人会 (社)高崎卸商社街協同組合 関連会社 株式会社 ヘイワ・サプライ 自動販売機・券売機の販売・修理・アフターサービス 有限会社 四反田 三井住友海上火災保険株式会社代理店 3 1.会社情報 理念・認証、資格 企業理念 顧客ニ-ズに「確かな技術」で迅速に応える。 1.私たちは、お客様の要望に対して適正、正確、迅速、丁寧、親切に 仕事をします。 2.私たちは、常により高い技術力と効率を求め、それによって生み出 される確実で満足を得られる仕事と報告をします。 3.私たちは、お客様の信頼に支えられた仕事をできることに誇りを持ち、 豊かで安全な地域、社会づくりに貢献します。 認証・資格 届出計量器製造(修理・販売)事業者 (計検 第200-1001号) 特定計量器型式承認製造事業者 (型式承認 3級 D1035・D1036 M級 D967・D9520・D9521) 質量標準管理マニュアル (計検 第27-1号) JCSS校正事業者:質量(分銅・おもり、はかり) No.0199 ISO9001:2008 認証 MOODY/UKAS No.00087 建設業許可 機械器具設置業 群馬県知事(般-18)第12562号 古物商許可 群馬県公安委員会 第421030398700号 群馬県1社1技術選定 「計量器の検査・校正技術」 4 1.会社情報 JCSS校正について JCSS校正とは? JCSSとは、Japan Calibration Service System の略称であり、平成5年11月より計量法に基づく校正事業者認定制度として運営して きましたが、平成17年7月1日より校正事業者登録制度となりました。本登録制度は、国際標準化機構及び国際電気標 準会議が定めた校正機関に関する基準(ISO/IEC 17025)の要求事項に適合しているかどうか審 査を行い、校正事業者を登録する制度です。JCSSの登録は公表されている登録区分において校正事業を実施する 校正事業者を対象として、登録を希望される事業所からの任意の申請に基づき、その事業者の品質システム、校正方法、不確かさ の見積もり、設備などが校正を実施する上で適切であるかどうか、定められたとおり品質システムが運営されているかを書類審査・ 現地審査により審査し、登録する制度です。 JCSSで登録された校正事業者は、その証(あかし)として特別な標章の入った校正証明 書を発行できることとなります。なお、国際MRA対応を希望される登録事業者に対して、別の任意な契約に基づき、その校正能力の 維持状況を確認するための定期的な検査及び技能試験(Proficiency test)を実施しています。国際MRA対応認定事業者は、その証と してILAC MRA付きJCSS認定シンボルの入った校正証明書を発行できることとなります。JCSS標章やJCSS認定シンボル付き校正証明書 は、そのマークによって日本の国家計量標準へのトレーサビリティが確保され、校正事業者の技術能力のあることが一目でわかると いうメリットがあります。国際MRA対応のJCSSは、これらの基準をもとに運営している実績を国際的に認められ、1999年12月にAPLAC (アジア太平洋試験所認定協力機構)の相互承認協定、2000年11月にILAC(国際試験所認定協力機構)の相互承認協定へ参加の署 名を行っています。これにより、一度の校正で世界中どこでも受入れられる状況(One-Stop-Testing)の達成に、更に一歩近づいたも のとなりました。 (独立行政法人 製品評価技術基盤機構より) 当社は北関東で唯一の認定業者です 当社は、認定基準としてJIS Q 17025(ISO/IEC 17025)を用い、認定スキームをISO/IEC 17011に従って 運営されているJCSSの下で認定されています。JCSSを運営している認定機関(IAJapan)は、アジア太 平洋試験所認定協力機構(APLAC)及び国際試験所認定協力機構(ILAC)の相互承認に署名していま す。当社JCSS校正室は、国際MRA対応JCSS認定事業者です。 JCSS 0199は当JCSS 校正室の認定番号です。 当社のサービス内容 平和衡機株式会社 校正室 ・ 「JCSS 0199 JCSS登録事業者」としてJCSS校正証明書を 発行できます。 ・ 分銅・おもり、はかりのJCSS校正を行うことが出来ます。 ・ 分銅・おもりは1mg~1,000kgまで、はかりは1g~100,000kgを校正を行うことが出来 ます。 ・ 特に分銅の現地校正、大型はかり(50,000kgを越える)校正は国内では弊社のみが 校正できます! ・ 正確な計測や計測値の信頼性(トレーサビリティ)の確保をお求めの場合はJCSS校 正が必要です! 5 1.会社情報 沿革 • 1948年 7月 • 群馬県高崎市飯塚町にて創業 1950年 8月 高崎市本町へ本社及び工場移転 1963年 4月 高崎市大八木町へ工場移転(大八木工場開設) 1967年 4月 高崎市問屋町へ本社移転 1976年10月 大八木工場に第一工場棟新築 1988年 7月 株式会社ヘイワ・サプライの設立(自販機部門) 1995年 1月 特定計量器型式承認製造事業者 型式承認 D9520・D9521 1996年 1月 特定計量器型式承認製造事業者 型式承認 D967 1998年11月 ISO9002:1994 認証 MOODY/UKAS NO.10782 2001年11月 ISO9001:2000 認証 MOODY/UKAS NO.00087 2004年 6月 群馬県より経営革新計画承認(中小企業法) 2005年 1月 大八木工場 第二工場棟新築 群馬県より「計量器の検査・校正技術」で1社1技術選定 2006年 8月 平成18年度第一回中小企業庁の知的基盤整備補助事業認定 2007年 9月 平成19年度第二回中小企業庁の知的基盤整備補助事業認定 JCSS校正事業者の登録 登録番号 0199 質量 はかりの校正 2008年 7月 平成20年度経済産業省 中小企業への計量標準供給基盤強化事業認定 2009年 8月 JCSS校正事業者の登録 登録番号 0199 質量 分銅・おもりの校正 質量 はかり校正範囲の拡大 2009年12月 ISO9001:2008 認証 MOODY/UKAS NO.00087 2010年 8月 特定計量器型式承認製造事業者 型式承認 D1035・D1036 6 2.事業内容と取扱商品、サービスの特徴 当社では、計量器を売って終わりという考えではなく、計量器 のメンテナンスや、検査、修理などのアフターサービスこそが大 切であると考えております。 法定検査、社内検 査、ISO検査、JIS検 査、税関検査など に対応可 メーカーを問わず修 理可能 国内全メーカーの 製品、消耗品を取り 扱いします 群馬県内はもとより、 関東、甲信越、東 北、東海地方にわ たり出張検査します 当社の自慢 はサービス 力にあり! リサイクル処理機 器、物流計測機器、 カメラ監視システム、 FA機器類、自動販 売機、券売機の修 理・販売を行ってい ます 作業は休日、祝日 でもおこないます 様々な計量器・は かり・分銅をレンタ ル致します 7 2.事業内容と取扱商品、サービスの特徴 自社の強み すべての 国内メー カーとの 協力関係 計量器へ の深い知識 があります! 製造メー カーとし ての強み 製品・修理部品 の供給、技術的 支援、情報が集 まってきます! サービス業 者として の強み 卸業者と しての強 み 主要サービス 部品のストック を常時保持。 修理、メンテナ ンス、検査等々 計量器のことな ら何でもお任せ ください! 国内すべて のメーカーに対 応していま す! お客様のあらゆる要望を総合 的に応えられる仕組みの構築 8 3.業界分析 (1)SWOT分析 強み ・老舗としてのブランド力 (お客さんの長年の支持) ・JCSSやISOなどの国際認証 ・計量器の部品をストック →対応範囲、スピードが売り 弱み ・技術の継承、人材の教育に時間 がかかる ・作業の分業化がしづらい 機会 脅威 ・取引企業の海外進出 →国際規格の認証を受けている 当社への受注増 ・北関東自動車道の整備 →サポートエリアの拡大 ・景気停滞による取引先企業の県 外への撤退 (2)業界地図 計量器業界は古くから度量衡法・計量法による規制下にあり、免許・登録制がとられていた ため、特に地方の計量事業者等々の体質は古く、そのため新規の参入はほとんどない業界 でした。しかし近年、企業活動が国際化していく中で、従来までの国内だけの仕組みでは、 対応できなくなってきています。顧客の要求に対応する為に、計量管理においても国際規格 に整合した計量トレサビリティがもとめられてきております。 もとより、計量器は、販売して取引が終わるのではなく、計量器の正確な性能を発揮させる ために、定期的な検査、点検、メンテナンス、管理が必要であり、継続的な取引に対応できる 企業業態が求められております。 計量器の故障は企業にとって製造や営業活動に直接影響を与えるため、速やかに連絡が 取れ、復旧、修理にあたれる組織体制と確かな技術と迅速な対応が求めています。 9 4.ビジネスモデルと自社のこだわり 平和衡機ならではの、お客さんの計量業務を滞らせない仕組みとは? 工場 修理 さらに、部品取り寄せ・・・ 検査 一般的な 場合 一つの工場で使用 する計量器は数十 種類にも及ぶ。 校正 購入 メーカーはバラバラ 種類もバラバラ 工場は、それぞれの業者に依頼しなくてはならない・・・ 計量の種類、目的ごとに業者が異なり、工場側に負担と問題 解決までの日数がかかる!!計量器の管理負担増となり、計 量器の管理台帳の整備及び計量トレサビリティの確保に不安 修理 工場 平和衡機 ならば! 検査 校正 一つの工場で使用 する計量器は数十 種類にも及ぶ。 購入 平和衡機なら、すべて1社で対 応できます。主要パーツも常時 在庫として持っていますので、お 待たせしません!! 平和衡機株式会社は お客様の計量業務を滞らせません!! 10 4.ビジネスモデルと自社のこだわり ・公正な計量 ・お客様のあらゆる要望に対応 ・国際規格ISO、JCSSの認証取得 ・すべてのメーカーに対応できる 技術力レベル ・計量士の資格取得 者(累計7名)。 (会社として資格取得の 支援あり) ・関東一円を網羅で きるサービス工場 ・豊富なサービス部 品のストック ・修理の依頼にはい つでも対応ができる スキルを持った従業 員がいる。 ・社会的インフラを 担うというプライド。 (よく使われる消耗品、交 換部品から、生産中止機 種まで、国内有数の在庫 量を誇る) 人的資産 構造資産 ・メーカーからの講習 会を開催(適宜) 卸業者として 取扱メーカー の拡大 ・創業62年の安定した 経営が取引先より支 持されている ・各メーカーの指定 サービス工場 ・計量器の製造メー カーとして、他の国内 メーカーと同じ目線で コミュニケーションが図 れる→協力関係の構 築 関係資産 (技術的背景) 11 5.将来へ向けた事業展開 (1)これまでの実績 国内すべてのメーカーを取 り扱っている実績 お 客 様 の 要 望 ・要 求 平 和 衡 機 株 式 会 社 過去の取引先はすべて取 引先カルテにて管理。本 社と工場にはグループウ エアを導入して情報共有 担当者にすぐに連絡がつく 体制 24時間体制で稼働する工場 などは、メンテナンス契約に て対応体制をとっておく 計量器の町医者として、メーカーを問わず、いつでも 対応できる体制 12 5.将来へ向けた事業展開 (2)将来ビジョン 物をはかる計量器を製造、修理、販売、検査、校正 するということが、当社の大きな柱 データーの信頼性を期待する社会の目 計量法という規則法に順守した作業 中国、欧米を舞台にした仕事の発注、 JISを超えた国際規格対応への要望 計量器のアフターフォローへの需要と メーカーからのアウトソーシングへの対応 (対応できる企業体力/人材力への担保) 北関東自動車道の開通で広がるエリア 計量とは社会インフラのもっとも根本で あるという自負 急激な進歩を望むのではなく、お客さんから信頼される、 やるべきことを着実にやっていく。 安定した経営を目指すことが、お客さんの利益につながる と考えます。 13 6.人材育成方針 全ての国内メーカに対応できる プロになるまでおよそ10年 応用力ある人材へ ・メーカよりも幅広い知識 ・お客さんとの人間関係 ・信頼される人物として OJT メーカーから 講師を招い ての講習会 (年1~2回) 工場での研 修 (1年ほど) 入社 (継続的に 現場には積極的に 出してゆく体制) 「計量士」の国家資格習得 の支援 (現在 全従業員33名中4名取得 累計7名) フォークリフト、玉掛け等の 技能講習の教育 (1)風土・文化 当社では、修理、検査などのメンテナンス業務が中心ということもあり、営業部、工場を含 めて全体としてチームワーク良く業務を行っています。また、社員会を中心に忘年会、新年会 を始め旅行など企画しています。従業員の自主的な活動としては、ゴルフ、自転車などが盛 んです。 (2)研修制度、身につく専門スキル 検査、修理、メンテナンスの業務は、成果が見えづらい仕事ですが、計量は社会の経済活 動の根幹をなす、必要とされている分野です。当社は、国内すべてのメーカー取り扱っている こともあり、機種も多く、機械、電気、法律(規格)にまたがる広い専門知識も必要とされます。 その分、社会インフラの一翼を担うという仕事の社会的意義や役割について理解し、専門知 識が身についてくると、やりがいを感じ、面白く感じられることでしょう。 14 6.人材育成方針 (3)先輩社員の声 私が感じるやりがいは、お客様のもとに緊急修理に伺って、計 量器を修理してお客様に喜んでいただいたときですね。また、私 たちは計量器のメーカーでもありますので、自分たちが製作した 計量器を納品し、お客様に実際に使っていただいているときも充 実感を感じます。さらに、私は現在、工場長として工場全体を見 る立場にいるので、各部署の者が一人前のプロとして育っていく のを見守る職務としての喜びもあります。お客さんから「〇〇君 が来てくれて助かったよ。また何かあったら頼むよ。」というお褒 めの声を頂くと、自分のことのようにうれしいですね。 修理にまつわる一番の思い出は、山奥の砕石工場が、砕石を積み込むダンプを載せる計量器 が故障したということで当社に連絡があり、急いでお客様が用意してくれたヘリコプターに乗り込 み、修理に向かったことですね。砕石工場までの山道を上空から眺めると、計量を待つダンプの 渋滞が何百メートルにも列をなしており、自分を待っている仕事への責任と重さを、肌で感じまし た。 これからの夢は、これから将来を担っていく世代の人材の育成と、今まで培ってきたサービス 品質、技術をさらに高めていくことです。 私たちが行っている計量器の修理、検査、校正などの業務は特殊なもので、一般の方たちに は、分かりづらいかと思います。しかし、「ハカリ」は社会や、企業の中で小さな設備ではあります が、産業の基盤であり商売の基盤で、すべての活動の根源に当たると私は思っています。平和 衡機に就職を考える人には、是非プロとしての意識をもって仕事をしていただきたいです。その 見返りは十分にある職場です。時代が変わっても「計量」するということは絶対に無くならないで すから。 取締役 大八木工場長 柳谷 稔 (入社30年目) 採用に関する問い合わせ窓口 取締役 横田裕正 電話 027-362-3351 FAX 027-361-3412 MAIL [email protected] レポート作成支援者 行政書士 中山一郎 15
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