平成21年度最終報告

別紙様式1
学校教育目標
平成21年度
学校評価表
確かな学力と豊かな心を身につけた,たくましい子どもの育成
( 中間 ・ 最終 )
経営理念
ミッション・ビジョン
生き生きと輝き,夢を拓く学校~「元気・笑顔・感謝」でふるさとを愛する子ども~
めざす学校像・・・○礼儀正しい学校
○活力ある学校
○地域と歩む学校
めざす子ども像・・・○自らを磨く子(知)
○人とつながる子(徳)
○気力・体力のある子(体)
評価計画
中期経営目標
短期経営目標
目標達成のための方策
自己評価
評価項目・指標
目標値 達成値 達成度
学習規律の達成率
自己の課題を立て,学習規律の定着を図り,効果的な ①学習準備
②伝え合い
学習を推進する。
確
か 基礎学力の定着を
な 図り確かな学力を
学 つける。
力
基礎学力の定着を図る。
ことばの教育を推進する。
特別支援教育の推進を図る。
結果と課題の分析
①A
②B
③A
①学習準備については,声かけにより全学級で70%以上
を示すようになり,高い学年では,95%から100%という数
値を出しており声かけが有効であった。
②聞き方について指導を受け,その点について意識付けを
させていくようにしたり,挙手している児童ばかりに指名する
のではなく,多くの児童に指名をするようにしたりした。その
結果,わずかであるが,数値があがった。
③自主学習は中学年でも取り組むようにした。充実している
児童のノートを紹介したり,毎日の取り組みに評価を入れる
ことによって到達度がアップした。
・家庭学習をやってこない子どもについては,毎日放課後,
1つの教室(集会室)に集めて,できていなかった課題をやり
きらせる取組みをした結果,数値を上げることができた。し
かし,やって来ない児童は,固定化しており,生活リズムや
意欲と関係があると考えられる。
家庭学習の提出率
95%
91%
96%
B
学期末に定着度調査を行う。
学期末テスト80点以上割
合
85%
80%
94%
B
・算数のテストの平均点がよくない。文章題をとくの
が難しい児童が多い。
ドリルタイムを計画的に活用し,漢字・計算の基礎的な 漢字・計算85点以上の割
合
学力の定着度を見る。
85%
76%
89%
B
漢字・計算については,大崎小タイムや家庭学習で繰り返し
練習することで,定着してきた。また,同じテストを繰り返し
し,点数が上がることで自信がつき,次への学習意欲にもつ
ながっている。だが,漢字ドリルやテストに出た漢字や使い
方はわかるが,応用が利かない児童がいる。
日常的な新聞投稿と全員参加の作品応募を 計画的に
全員作品応募年間2回
行う。
2回
3回以上
150%
A
・「ことばの輝き」「鈴木三重吉賞」「万葉の里・安芸津短歌大
会」に全員取り組むことができた。
・新聞投稿については,日常的に投稿し,随時,掲載されて
いる。但し,学年により投稿回数にばらつきがある。
あいさつ自己評価
90%
77%
85%
B
・挨拶ができる児童にバッジをあげるなどの評価をしたり,
挨拶運動をしたりしたが,その場限りで定着しにくい。
読書活動を充実し,各自で目標を設定する。
読書目標達成率
90%
87%
96%
B
児童の観察をもとに情報提供をし合い,自己肯定感を
高め,他者理解を深める。
学校の満足度
90%
84%
93%
B
生活習慣の目標達成率
向上
向上して
いる
100%
A
外遊び達成率
90%
94%
104%
A
県平均以上
80%
67%
83%
B
◎基本的な生活習慣の定着
自らの生活を振り返り,健康的な生活を意識させる。
を図る。
健
や たくましく生きるため
か の体力と健康への
外遊びを奨励する。
な 関心を高める。
基礎的運動能力の向上を図
る。
体
新体力テスト結果を分析,活用する。
信
頼
さ
れ
る
学
校
①85% ①106%
②71% ②88%
③90% ③113%
評価
家庭学習をやりきらせ,習慣化を図る。
誰にでも挨拶が進んでできるように「挨拶運動」を実施
◎望ましい人間関係を育てる。
する。
豊
か 感動体験を通して
豊かな心を育成す 読書教育の充実を図る。
な る。
心
80%
③自主学習
◎学習基盤づくりを進め,学
習の習慣化を図る。
大崎上島町立( 大崎小 )学校
計画的な情報発信や地域か 学校・学級の便り,保健だよりの発行と,ホームページ
の更新を定期的に行う。
地域とのつながりを らの情報収集に努める。
深め,地域に開か
れた学校づくりを進
める。
◎地域の人や自然等を活用 地域の人材を生かした授業を計画し,交流を通し,地
域・自然のよさを感じる学習をする。
した教育活動を推進する。
本年度の重点目標について
は◎印で示す。
学校関係者評価
改善方策
コメント
改善方策
・小学生の間に家庭学習、自
主学習を習慣化することは重
要。家庭へのアプローチにつ
いて中学校と連携してほしい。
・基礎学力の定着で100ます
計算などは有効。親と一緒に
取り組める方法もよいのでは
ないかと思う。
・学力が低位の児童でも興味
を持つような問題も工夫して
ほしい。
・放課後を有効に活用した学
習サポートを継続してほしい。
・新聞投稿の取り組みを楽し
みにしている。
・何事にも考えてから行動でき
る思考力を期待する。
・学習準備について,担任の声かけ,チェックがなされて
いる学級は高い数値を示していることもあり,声かけ,
チェックを続ける。
・伝え合いについては,聞き方の指導,および説明の仕
方・話型提示など今までの指導を積み重ね,発言に際し
て間違いをおそれない,まちがいを大切にしながら学習
をすすめていく風土作りをしていく。
・自主学習については,内容の紹介,子ども達のノート
の見せ合いなどさせて参考にさせる。また,家庭での学
習時間を一定以上(学年×15分)にさせることで自主学
習にも取り組むことを習慣化させていく。
・家庭との連携を密にして,生活リズムをつけ,学習内容
が分かりにくくて意欲を持ちにくい児童には,学力補充を
することによって基礎学力をつけ意欲的に取り組めるよ
うにしていく。
・授業の中で練習問題に多く当たらせるようにしたり,家
庭学習や放課後を利用して,繰り返しの学習をさせたり
していく。
・今後も繰り返し練習をすることで,さらに定着を図る。
数多くの問題にあたらせ,いろいろな漢字の使い方がで
きるようにする。
・新聞に掲載されたり,賞をもらい表彰されたりすること
は,児童の励みや喜びとなっている。投稿については,
投稿する曜日を決めておいたり,係からの声かけなどを
したりする。その他の作品応募については,続けて取り
組んでいく。
・相手の立場に立って考えられる力をつける
つけてほしい。
・中学校の先輩を尊重する気持ちを高めてほ
・各学年により,年目標・学期目標・月目標を設定させて取組んでき しい。
た。「朝の読書」「隙間時間(課題が早く終わった後)(給食を早く食べ ・挨拶の評価はどうしても自己評価になってし
た後)」「家庭学習」などで取り組んできた。また,読んだ書名や読ん まうが,その信頼度には疑問が残る。
だページ数など記録させたり,友達の記録を伝えたりしながら意欲付 ・あいさつは基本だと思うが,一番難しい。学
けをしてきて,数値が伸びた。。しかし,「家庭学習」の課題に出して 校はよく取り組んでいると思う。後は家庭での
生活の中で自然にできてくることである。
いなかった学級もあり,課題が残る。
・あいさつはよくできている。
・相対的にみると,高学年の方が低い。自分の思い ・ほめて育てることは重要。いじめの対策も重
が満たされず,他者を傷つけるような言動をする児 要。
・教師や周りの大人が進んで挨拶するようにす
る。
・気持ちよい挨拶をする児童をみんなの前で評価
する。
・今までの取り組みに加えて,教室での担任によ
る読み聞かせ,保護者へ読み聞かせの効用を啓
発しながら,本の好きな児童を増やしていく。
・友達同士互いに認め合える場を作る。
・教師が機を逃がさず子ども達のよさを賞賛す
る。
童もいる。
便りの月発行回数
ホームページの更新
交流授業の回数
月3回
月2回
2回
月5.5回 180%
月2回 100%
10回
500%
A
A
A
保健委員会でアンケートをとり分析して発表したり,
PTAと連携して,保護者の啓発もしたので,意識が
高まった。遅く寝る児童が固定化している。
・前回に比べて,向上している。体育委員会が,休憩時間の始めに,
外へ出て遊ぶように放送で声かけしたり,クラスで全員遊びをしたりし
ているのがよかったと思われる。だが,校舎内に残っている児童もい
る。
・体育の授業の始めに,基礎感覚作りのためのサーキット運動を取り
入れたので,体力が向上している。
・外部講師を招いて,持久走を中心に指導を受け力がついた児童が
多い。
・よく外遊びができている。用具の
片付けもできている。
・体力テストの目標設定をもう少し
具体的にしたほうがよい。
・基本的生活習慣の評価にももう
少し具体性がほしい。
・家庭でゲームをすることが多く
なっている。学校での外遊びの取
り組みを継続してほしい。
・地域への情報発信はよくなされてい
る。
・中学校の学校通信も小学校に届けて
いるが,小学校からも学校通信を届け
てもらいよい連携になっている。今後も
学習指導の理解,意見交流など連携を
継続したい。
・地元商船高専高等学校の先生や学生による「ロボット製作教室」の ・学級通信は回数も多く学級の取り組
5年生への授業が行われた。
みが良く分かる。
・6年生では,公衆衛生協議会の方々による「たばこの害」「環境への
・フェスタ等を通じて更に学校と地域,
取り組み」のお話を伺うことができた。
・3年生は「社会科」授業でのみかんのお話を伺ったり,昔のくらしに 教員と子どもと地域の交流を高めてほ
しい。
ついて,お年寄りとの「3世代座談会」を開いたりした。
・学級通信は,担任により平均して週1回以上を目安に発行されてい
る。学校通信も定期的に発行した。
・保健だよりも「流行性の疾病」などのお知らせもあり目標を上回って
発行した。
・HPについては,学校だより,月中行事予定なとを定期的にアップし
ていった。
【自己評価 評価】
A:100≦(目標達成)
B:80≦(ほぼ達成)<100
C:60≦(もう少し)<80 D:(できていない)<60
・個別指導の必要がある。PTAの取り組み
を継続する。
・全職員で外に出るよう声かけをする。外で
楽しく遊べる遊びを教える。
・計画的に外部講師を招いて指導を受け
る。
・体育の時間に基礎体力をつけるためのト
レーニングを継続して行う。
・今後共,学級通信・学校通信・保健だよりは,こ
れまで通り発行していく。内容を「保護者が知りた
い子ども達の学校での様子」「保護者の意欲がわ
いてくるお願いの仕方」「健康・基本的生活習慣作
りへの啓発」など学校教育に積極的な協力が得ら
れる内容を充実させていく。
・HPも今まで通り定期的にアップしたり,公開して
いくべき内容のものは早く出していくようにする。
・地域の方々による授業により児童の学習が深
まったり,知識を多く蓄積できたりした。今後も,
交流を続けていく。