『萩原君を支える会』の問題意識

萩原君 の雇 い止 めについて の準備会 としての問題 意識
2 月 27 日、萩原君 が r四月か ら雇用契約 の更新を じない」 との雇 い止 め通知書 と就業
規則第 10 条 (雇用契約 の更新) を コ ピー した もの を一集課長 か ら渡 されま した。 課長 の
交通事故 の こ とだ。 また事故 を起 こした時、なんで交通事故 を起 こした者
言 う理 由は 「
を雇 い続 けたのか、 と開かれ るか らだ」 との 旨で した。
勤続 5 年 の今 日まで更新 を繰 り返 して きた ので単なる 「
雇止 め、契約切れ 」 ではな く
「
正規社員 と同様 の 解雇 理 由」が必要にな ります。
私 たちは解雇 理 由が正 当か ど うかが今回 の雇 い止めの争点 になると考え、 まず解雇理
義= ‐
由を文書 で求 めま した。 そ して出され た のが別掲 の証明書 です。 矯=
証明書 では解雇 理 由に 4 回 の交通事 故 をあげて います。 また、 これ以上交通事故 を起
こす と営業停止 になるとも述べ ています。
まず 「
営業停 止 」 につい ては国土交通省 に問い合 わせた ところ郵便 バイ クについては
信書 を配達す るもの であ り貨物 自動車運送事 業法 の適用 は受けない との回答 で した。解
雇 理 由にす でに嘘 があ るのです。
また 、事故 の原 因 は萩原君 だけの責任 ではあ りまん し、いずれ も軽微 な ものです。 よ
り重大なの は交通事故 とい う労働災害 を うみ だす構造的な原因であ るにあると考 えます。
岡山支店 では約半年間で 40 件以上 の交通事故 が起きています。その多発す る交通事故、
労働災害 の根本的な原 因究明や改善策 を怠 り萩原君一 人 に責任 を押 しつ ける不 当で理不
尽 な解雇 なの です。
萩原君 は、特異な勤務形態、(午前 8 時 か ら 1 2 時まで の 4 時 間の配達業務 とそ の後 5
時間半 の 中断を置 き、午後 5 時半か ら午後 9 時半まで の 4 時 間の夜勤配産業務 とい う勤
務) に就 い てい ま した。 しか も、年前、年後 をとわず超過勤務 が常態化 し何時事故 が起
きて も不思議 ではない労働環境 をつ くられて いたのです。
この 間、萩原君 は通常 の 8 時間勤務 へ の変更を、 こ とあるご とに求めて い ま した。 も
一
う 人、萩原君 と同 じ勤務形態 の期間雇用社員 の方がい ま したが今年 4 月 か ら通常 の 8
時間勤務 に変更 にな っています。
また、業務 内容につ いては 50 cc のバ イク (社員は 90 ccのバイク) で社員 と同 じ、も
しくはそれ 以上 の配達範 囲 と業務量 を押 しつ け られて い ま した。 これについ て も職場 の
50 ∝のバ イ クでは違 い地域 の配達は無理 があるJ と以前 か ら課長代理等に指摘
同僚 が 「
していたに もかかわ らず改善や見直 しは されませんで した。
この よ うな実態 を放 置 し、 自らの労働安全衛生法 にある安全配慮義務 を怠 り、脱法的
な勤務 に就労 させ 、あろ うこ とが交通 労働 災害 当事者 を解雇す るな ど理不尽 この上ない
違法行為な のです。郵政期間雇用社員 は、新 パ ー ト労働法 が適用 され 、解雇法理 の 4 原
則 が類推適用 されます。 正社員な ら全 く考慮 されない解雇 が期間社員な ら適用 され る こ
とが許 されて いい はず が あ りません。 この雇 い止 め解雇 が萩原君 のみな らず郵便事業会
社 で働 く 15 万人以上 の期間雇用社員す べ て の問題 ととらえ私たちは萩原君 とともに解雇
撤回裁判 を問 うこ とを決意 しま した。 ぜひ皆様 の ご支援 をお願 いいた します。 ‐