PowerPoint プレゼンテーション

製品情報ガイド
EvoLogics S2C R シリーズ 水中音響モデム
Evologics S2CRシリーズ水中音響モデムは、EvoLogicsが特許を保有するS2C(Sweep-Spread Carrier)技術を利用して、
完全二重デジタル通信を提供します。これは、ダイナミックな水中環境の挑戦に対抗して、優れた性能をお届けします。
自己適応アルゴリズムは、現在の環境下において最高のビットレートを維持するために、S2Cパラメータを調整します。
全てのS2CR水中音響モデムは、複数の通信タスクを解決するための信頼できるツールとして設計されました。それは、
先進的なデータ配信アルゴリズムを実装し、アドレス指定およびネットワーキングをサポートします。そして、コマンド
およびソフトウェア構成のセッティングの包括的なセットにより管制するのは容易です。
・
特許のS2C(Sweep Spread Carrier)技術-広範囲な生物学的研究に基づくスペクトラム拡散技術
・
厳しい水中環境下において信頼できる性能を発揮するための自己適応アルゴリズム
・ 最大の全二重チャンネル利用のためのインテリジェント・データ・インターウィービング
・
ユーザーが調整できる優先度によるマルチデータストリーム
・
内蔵の事前エラー訂正およびデータ圧縮
・
いくつかのデータ配信アルゴリズムによる先進的な通信プロトコール:現在の環境下で可能な最高のビットレートで
大容量のデータを送受信:デバイス間の主なデータの流れを邪魔することなくショート・インスタント・メッセージを
送受信
・
アドレス指定およびネットワーキング:ブロードキャスト能力でリレーチェインおよび水中ネットワークを構築
・
低消費電力およびさらなる節電のオプション
モジュールおよびオプション
・ 統合した充電式電池
・ 音響ウェークアップモジュール
・ 利用可能な統合したデータロガー
・ 音響切り離し装置
・ 浅海および深海用アプリケーションのための
短~中距離および長距離用機器
・ 利用可能なOEMバージョン
・ 要求によるさらなるオプション
・ S2C R USBLおよびLBL製品との互換性
アプリケーション
石油およびガス
信頼できる通信システムは、深海における石油およびガス探査を、
センサーデータのリアルタイム送信または遠隔機器へのコマンド送
信により支援します。
ROVおよびAUV
インスタントメッセージの特長による最適化されたコマンド送信-
センサーおよびカメラから、メインデータフロー上にコマンドを送信し
ます。
海 洋
センサー統合
・ ADCP : 音響ドップラー式流向流速計
・ SVP : 音速度計
・ CTD : 電導度、水温、深度、水圧センサー
・ INS : 慣性航法システム
・ 要求によるさらなるオプション
種々のセンサーからの測定データは、リアルタイムまたは周期的
間隔で収集し、ユーザの優先度に応じて蓄積および送信することが
できます。長期間の使用も、低消費電力および節電式のウェーク
アップモジュールにより確実に行われます。
モニタリングステーション
長期間の測定のための完全に自動式の製品用に、通信システム
に電源、マルチセンサー、管制機能を有する切り離し装置を統合し
ます。
地 震
アラーム起動機能のためのインスタント・メッセージによる地震
データの収集
ネットワークおよび中継網
異なるアクセスポイントを使用しての、より長距離の通信または、
より広いエリアをカバーする送信情報
情報および通信センター
先進のデータ管理および拡張可能なモジュラー設計は、あなたの
水中通信の要求にとって中心点になることができます。
ディベロッパー用機器
S2CR ホワイトライン・サイエンスバージョン(WiSE)
シリーズ水中音響モデム
・ 埋め込まれたネットワーク・プロトコール開発プラットフォームは、新しい水中ネット
ワークプロトコールのための優れた試験台を提供します。
・ 実際の環境下における実際のハードウェア上において、カスタム・ネットワーク・ス
クリプト、センサー特有のデータ前処理スクリプトを作動させます。
・ EvoLogics S2CRモデムの全ての利点を使用
仕様
全 般
S2CRシリーズモデムと同じ
16-64MB sandbox
(消耗品、SDメモリーカードで32GBまで)
ファームウェア
インストール済みのNS-2フレームワーク
インストール済みのTcl/EXPECT
S2CR 48/78 WISE
S2CR 18/34 WISE
水中音響モデムのS2CRホワイトライン・サイエンス・エディション(WiSE)シリーズは、ネットワーク・プロトコールの開発者に
オープンな環境を提供します。これは、実際のハードウェアで新しいネットワーク・プロトコールをテストするための柔軟性のあ
る枠組みを提供します。新しいS2CR WiSE音響モデムは、32GBまでの埋め込まれた開発者用サンドボックスを促進します。
Evologics WiSEツールチェインは、S2Cモデムのための特注のファームウェア・モジュールを構築するのを許可し、新しい実行の
ために無限の機会を開いています。
全てのS2CR WiSEモデムは、プリインストールされたNS-2/NS-Miracle-通信ネットワーク上において、TCPのシミュレーション、
ルーティングやマルチキャストのプロトコルを支援する人気のネットワーク・シミュレータの拡張バージョンです。コードを書き
直すことなく、現存のNS-2ネットワーク・プロトコル・スクリプトは、音響モデムで直接動かすことができます。そして、追加の
コーディングを必要とせず、テストネットワークのそれぞれのノードをNS-2での専用のホストPCへ連接する必要を除く、S2C WiSE
という時間、経費効率の良いハードウェア・ソリューションを作ります。
特許を受けたS2C技術を実装して、EvoLogics WiSEモデムは、主なEvoLogics S2CR モデムの全ての利点を提供します。S2CR
WiSEモデムは、アプリケーション・シナリオの広い範囲に適応するために、種々の構成において利用可能です。
S2CR 水中音響モデムエミュレータ
・ 水中モデムなしに、新しい水中ネットワーク・プロトコールやアプリケーション・ソリューションをテスト可能
・ コードデバッグと改良のためのタイムセーバー
・ いくつかの仮想モデムをすぐにサポート
・ 遠隔アクセス上で作動の自由度を提供
・ エミュレータで設計され試験された解決は、モデムハードウェアに出力するのは簡単
水中ネットワークプロトコール開発者やEvologics水中音響モデムのエンドユーザーのためにさらなる柔軟性を提供する新しいツールであるS2CR
水中音響モデムエミュレータ
S2CRシリーズ水中音響モデムのリアルタイム・エミュレータ、このツールは、初期のテスト・ステージから高価なモデム・ハードウェアを取り出すこ
とによって、水中ネットワーク・プロトコルの発展を最適化することを目的としています。それは、モデムのデータリンク・プロトコル層の全ての特徴を
エミュレートし、物理的プロトコル層のシミュレータを含んでいます。
EvoLogicsのサーバー上に構成され実行される仮想の水中音響モデムのネットワークは、遠隔からのアクセスが可能で、開発およびトレーニング
のためにハードウェアの無い枠組みを提供します。モデムエミュレータ上に書かれ実行されるどのようなコードも、後でいかなる修正もなしに実際の
モデムハードウェア上で実行することが可能です。これは、より上位層のネットワークプロトコールへの開発コストを最小限にする時間節約の解決
策になり、水中基盤への音響モデムの統合を単純化します。
仕 様
S2CR 48/78
S2CR 42/65
デルリン
200m
200m
アルミ合金
1000m
ステンレス
チタン
S2CR 18/34
S2CR 12/24
S2CR 7/17
200m
200m
200m
1000m
1000m
1000m
1000m
2000m
2000m
2000m
2000m
2000m
2000m
2000m
2000m
6000m
6000m
運用範囲
1000m
1000m
3500m
6000m
8000m
周波数帯
48-78kHz
42-65kHz
18-34kHz
13-24kHz
7-17kHz
水平全方向
半球
水平全方向
指向性、70度
半球
最大 31.2kbit/秒
最大 31.2kbit/秒
最大 13.9kbit/秒
最大 9.2kbit/秒
最大 6.9bit/秒
概
要
運用深度
トランスデューサ・ビームパターン
音響接続
10
-10
未満
接
続
ビットエラー率
1MB、構成可能
内部データバッファー
ホストインターフェイス
1)
イーサネット、RS-232(オプションでRS-485
インターフェイス接続
/422)
SubConn Metal Shell 1500シリーズ 2回線まで
待機モード
2.5mW
2.5mW
2.5mW
2.5mW
2.5mW
聴音モード 3)
5-285mW
5-285mW
5-285mW
5-285mW
5-285mW
受信モード 4)
1.1W未満
1.1W未満
1.6W未満
1.1W未満
1.1W未満
5.5W、距離250m
5.5W、距離250m
2.8W、距離1000m
2.5W、距離1500m
3W、距離2000m
8W、距離500m
8W、距離500m
8W、距離500m
5W、距離3000m
10W、距離4000m
消費電力
電
源
2)
送信モード
18W、距離1000m
18W、距離1000m
35W、距離1000m
15W、距離6000m
40W、距離8000m
60W、最大可能距離
60W、最大可能距離
80W、最大可能距離
40W、最大可能距離
80W、最大可能距離
供給電源 5)
6)
寸 法
寸 法
重 量
空中/水中
外部24VDC(オプションで12VDC)または内蔵充電池(オプション)
ハウジング
全 長
Φ 110mm×170mm
265mm
Φ 110mm×170mm
265mm
Φ 110mm×170mm
265mm
Φ 113mm×220mm
390mm
Φ 113mm×260mm
420mm
デルリン
1390 / 690g
1390 / 690g
2445 / 400g
2990 / 490g
2990 / 490g
アルミ合金
2100 / 1400g
2100 / 1400g
2170 / 1470g
4160 / 1560g
4160 / 1560g
ステンレス
8000 / 5800g
8000 / 5800g
9800 / 5800g
8000 / 5800g
8000 / 5800g
チタン
6500 / 4500g
6500 / 4500g
6500 / 4500g
7780 / 5180g
7780 / 5180g
仕様は予告なく変更される場合があります。
構成オプション
デルリン
プラスティック製、非磁性、防腐食ハウジング、
深度範囲 500m
アルミニウム合金
短期間の使用に適した軽金属性のハウジング
深度範囲 1000m
ステンレス
厳しい環境条件下での長期間の使用に適した
頑丈なハウジング、深度範囲 2000m
チタン
厳しい環境条件下での長期間の使用に適した
耐腐食性、深度範囲 6000m
Rs-232
7)
または
1コネクター
イーサネット
RS-232+RS-232 または
2コネクター
RS-232+イーサネット
ウェークアップ
モジュール 8)
RS-232 インターフェイス
レ
イーサネット インターフェイス
×
RS-232+RS-232 インターフェイス
レ
RS-232+イーサネット インターフェイス
×
ユニークなアプリケーション・シナリオは、さらなるカスタマイズを要求するかもしれません。
EvoLogics社の専門家は、常にどのような特別な要求にも対応できるよう準備ができています。
1) 利用可能な標準的インターフェイスの組合せについては、構成オプションをご参照下さい。
2) RS-485プロトコールは二重通信には対応しておらずカスタマイズが必要です。詳しい情報は、日本
海洋株式会社経由、EvoLogicsにお問い合わせ下さい。
3) ユーザーが設定する聴音モードは、ウェークアップモジュールをインストールした場合のみ利用でき
ます。聴音モードでの電力節減は、聴音モードの設定に依存します。
4) RS-232インターフェイスオプションでの節電です。イーサネットインターフェイスオプションに600mWを
加えて下さい。
5) 電源供給のオプションについては、日本海洋株式会社経由、EvoLogicsにお問い合わせ下さい。
6) S2CR 48/78、18/34は、デルリン製のハウジングの場合であり、他の素材の場合はわずかに大きく
なります。S2CR 12/24、7/17は、チタン製の場合であり、他の材質の場合はわずかに小さくなります。
7) RS-232インターフェイスは、RS-485またはRS-422に置き換えることができます。
特別な要望があるある場合には、他のインターフェイス構成も可能です。 日本海洋株式会社経由、
EvoLogicsにお問い合わせ下さい。
8) ウェークアップモジュールは、もし入力音響信号またはホストインターフェイスでの入力データを探知
した場合には、休止中のデバイスを入りにします。一旦、デバイスが完全にデータを受信または送信し
た場合には、スイッチを断にします。
ご注意:ウェークアップモジュールは、RS-232インターフェイスにのみ互換性があります。イーサネッ
トのRS-485またはRS-422とは互換性はありません。
私たちEvoLogics社について
EvoLogics GmbH社は、自然界で発見される最高の考え方と最先端の技術を融合して、生物学的
概念に基づく水中における情報および通信システムを開発しています。先進の製品の特長は、深海
での探査および生産を可能にする技術です。
EvoLogicsの一連の製品は、マルチ水中通信、測位、航法および監視用アプリケーションのための
高い信頼性、柔軟性および費用対効果の製品を提供します。 私たちは、革新や、優れた性能を提
供し、最も挑戦的な任務を解決するように発展、製造および製品のサポートへ広い経験を投資する
ことに努力しています。
当社は、2000年にドイツ、ベルリンで、国際的な科学者および海洋工学の専門家のグループによ
り設立されました。設立以来当社は、洗練されたロボットシステムの設計や生物学的研究だけでなく、
海洋および沖合い工業への革新的な製品の開発に焦点を当てています。
日本海洋株式会社
計測機器事業部
〒114-0005 東京都北区栄町9-2
TEL 03-3913-2337 / FAX 03-5902-3475
http://www.nipponkaiyo.co.jp/
日本海洋株式会社
20130605NKCM