*ステップ3.具体的にどんな仕事なの? 例

* ステップ 3 .具 体 的 にどん な 仕 事 な の?
お待たせしました!
やっと「美容のしごと」の説明に入ります。
ステップ1や2に納得していても、
具体的にどんな仕事なのか?が分からなければ、
がんばれるかどうかも、分かりませんよね!
ですので、このステップでは、
「美容師ってどんな仕事なの?」という
素朴な疑問にお答えしたいと思います。
できるだけ簡単に説明しますので、
どうぞ気を楽∼にして、読んでみて下さい。
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自分の将来のために、自分を鍛える仕事です!
ものすご∼くカンタンに説明すると、
「人をキレイにしてお金をかせぐ」
というのが美容師の仕事です。
なんか、こう書くとカンタンな仕事のように見えますが、
実は美容師の仕事には、他の仕事と
大きく異なっているポイントがあります!
それは、お客様の望んでいる
「やってほしいコトのちがい」です。
ココ、かなり重要なポイントです!
また、他の仕事と比べてみましょう。
今回は、料理人とのちがいです。
料理は「同じ料理」をたくさん作ることが求められる仕事です。
例
ハンバーグを4人前注文されたとします。
そうしたら同じ味、同じカタチ、同じ大きさのハンバーグを
4つ作る必要があります。
もしレストランで、出されたハンバーグの大きさや形や味が、
一人ひとりバラバラだったら、お客様は困ってしまいます。
「同じものを注文したから、同じものを出して!」
これって、当たり前ですよね!
だから料理人は、毎日一生懸命練習して、
同じ味、同じカタチ、同じ大きさの料理を作れるようにします。
普段、何気なく食べているレストランの料理は、
プロの人たちが磨いてきた技の結晶なのです!
けれど美容師さんの場合、
まったく同じ髪型にして下さい!
という注文は、めったに来ません。
街中、同じ髪型の人だらけだったら、
ちょっと変に思いませんか?
似た髪型だったとしても、
一人ひとりの頭のカタチや大きさ
髪の色や太さなどで「一人ずつ違ってる」のが
ヘアスタイルなのです。
だから、全く同じものを作るのではなく、
「一人ひとりに合った髪型を作る練習」をするのが
美容師さんの仕事なのです。
でもこれは、簡単にはできません。
髪質のちがい、頭の大きさのちがいによって、
同じヘアスタイルでも、全然違います。
お客様の希望だって様々。
「かわいくなりたい」、「カッコよくなりたい」
「おしとやかになりたい」、「大人っぽくなりたい」…
いろんな「夢」を美容師さんに言ってきます。
そんな「一人ひとりの希望」をかなえるため
毎日一生懸命練習して、一人ひとりのための髪型を作れるようにします。
ねっ!
美容師さんと料理人さん。
同じ技術の職業でも、少しちがってますよね!
どちらがエライとか、どちらがスゴイではなく、
どちらの仕事も「やりがい」はあります。
1
頑張って自分の技術を磨き、
2
お客様の希望をかなえられるようになって、
3
お金を頂いく。
これが『キホン』になります。
頑張る
→
できるようになる
というステップだから、
分かっちゃえばカンタンですよね!
→
仕事になる