地域住民生活等緊急支援のための交付金事業 「笠間市ふるさと名物商品」の 検討 1.目的及び概要 「ふるさと名物商品」とは地域の名物商品・観光資源に対する消費を、購入者への助成に より、喚起・拡大を図るもの。知名度向上、マーケティング戦略強化など、今後の販売戦略及 び観光地域づくりにも貢献するものと考えられる。 笠間市が指定した「ふるさと名物商品」を、消費者が本来の価格から割り引かれた価格で 購入できるようにして、その販売実績に応じて割引分を事業者等に助成する仕組みで検討 する(消費者へは間接補助)。 指定された「ふるさと名物商品」は、サイトを運営する委託会社でのネット販売(カタログ販 売を含む)を行うとともに、そのサイトに加えて別の企画サイトにも出展し、販売促進をする。 2.交付金の充当対象経費 ○交付金の充当対象経費については、以下のような経費を想定。 割引金額(販売実績×割引率 3割) = 割引金額300万円(1,000万円×3割) ※販売額の想定については、生産者・事業者等に対し調査を行い決定する。 ※域内消費の喚起を促すプレミアム商品券の一般的なプレミアム率(2割)を踏まえ、域外から のふるさと名物商品の消費を促すことが目的のため、3割程度を想定 ○サイトの構築・改修費用 サイト構築費 運営管理費 ※販売価格の10%程度をサイト運営費に充てる。 ○ふるさと名物商品カタログの製作費 ○域外消費者への広告費用 ○販売窓口の設置費 ○問合せ等対応員・販売員の人件費 (研修費用等を含む) ○消費喚起効果の測定の実施に係る事務経費など 3.ふるさと名物商品の条件 基本的には 「笠間の粋」認証農産品、「アグリビジネスネットワーク協議会」「ふるさと寄附 金の特典品」など商品とする。 ○笠間市内で製造・加工・提供されている商品 ○地元では特産品として広く認められている商品。(全国的に知名度不足しているもの) ○マーケティング戦略の弱さから市場化できずにいる商品 ※基本的に食品は、賞味期限が2週間程度以上(商品によって相談)。 運搬に耐えうる商品 4.販売方法・使用方法 ○委託先である外部通販サイトでの販売を基本とし、必要に応じてカタログ(行政機関や観 光協会の窓口等に設置)による販売を併用し、さらには企画サイトに商品等を出展する。ま た、窓口販売も検討する。 ※サイトやカタログ販売では、交付金事業であることを明らかにするとともに、本来の価格と割引後 の価格(助成後の価格)を明示し、その差額に対し助成があることを消費者へ認知する。 ○先着順に販売し、完売次第終了(割引販売終了後も、通常価格販売は継続する) ○消費喚起効果の測定のため購入者に対し、アンケート調査を実施する。 5.事業者の募集 ○笠間市農業公社がふるさと名物商品(数の上限設定あり)を公募する。 ○商品が多くなった場合は、1社2商品までとする。 6.事業期間 事業期間は2015年8月〜2016年3月ごろまでとする。 ○ふるさと名物商品の選定、サイトの構築・委託事業者の決定等については、最低3ヶ月程 度が必要 ○事業開始前1ヶ月程度前には、周知活動を行う。 ふるさと名物商品の運用のイメージ(案) ⑥支払(代金) (代金) 販売窓口 農業公社 (商品) ②購入通知 (購入) 消費者 (商品) ①購入 通販サイト 委託 支払 ⑦成果額及び 割引額請求 サイト運営 ③お届け日連絡 事業者 ④発注 ⑥支払(代金) 委託会社 ⑤商品の発送
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