2012 年 新年号 No.110 平成 24 年 1 月 1 日発行 2012 年・新年号 No.110 ☆すべてのなかにほとけ住みたもう☆ 東京スカイツリーの日の出 見上げる富士と見下ろす富士 新春のこよみ 1 月 1 日 元 旦 2 月 8 日 針 供 養 1 月 9 日 成 人 の 日 2 月 11 日 建 国 記 念 の 日 1 月 21 日 大 寒 2 月 15 日 涅 槃 会 2 月 3 日 節 分 3 月 3 日 ひ な 祭 2 月 4 日 立 3 月 20 日 春 分 の 日 春 -1- 全佛婦 新しい年を迎えて 島 田 喜久子 ㈳全日本仏教婦人連盟副会長 本山 善 光 寺 大 本 願 法 主 大 ㈳全日本仏教婦人連盟 副会長 の反省をお与えくださり、和の大切さ、隣人愛 を強く強く教えられました。 仏教の基本となっている生きとし生けるもの の命の尊さと大切さを念頭に、新役員の方々が 現代社会にふさわしい生きた活動を展開くださ るとともに、先人たちの残してくださった足跡 輪明宏さんのチャリティーコンサート、また公 ります。 生きた仏教運動ができますことを切に願ってお をよく理解し、かみ砕きながら、社会に家庭に 益法人認定に向けての準備作業等々、職員2名 とアルバイト1名という限られた人手のなかで どうぞ、本年もよろしくお願いいたします。 掌 新年、明けましておめでとうございます。 昨年は東日本大震災と原発事故という未曾有 の天災、人災を目の当たりにした年でありまし の対応はさぞ大変なことであったと思います。 合 た。被災地の皆様には心よりお見舞い申し上げ ご苦労さまでした。 信 条 -2- ます。 梅の香の 年の初めに 我れ想う 卆寿をむかえ と根づかせ育てていきたいとの願いの運動であ 一、私たちはみ仏の光の中に生きましょう。 人のきずなを りましたが、思うような活動ができませんでし つどいの力を信じて働きましょう。 一、私たちは 一、私たちは真実をみつめて歩みましょう。 な災害は、私たちにいろいろな意味で人として 卆寿を過ぎました今、人間の弱さをつくづく 感じております。しかし、この度の大きな大き た。 とならないよう、日本人としての心をしっかり 開しながら、将来を担う子どもたちが根無し草 め細やかな問題を中心に温かみのある運動を展 設立当初より人びとの心に平和を、人と人と の絆を大切に、仏教婦人でなければできないき 念じております。 本年はまた心新たに初心に返り、当連盟の活 動に邁進し、所期の目的が達成できますことを 月の大会、 当連盟にとりましても役員改選等があり、め まぐるしい1年となりました。特に東日本大震 災被災者支援のための募金活動、 10 月には1000人を超す来場者を迎えての美 11 2012 年 新年号 No.110 世界が驚いた終戦直後の 手が通れるようにスペースを空ける。これらは ち止まらない。狭い道なら、真ん中を通らず相 たらないように気をつける。混雑した通路に立 そのたびに相手に親切にふるまえとはいいま せん。混んだ車内では隣の人に荷物やひじが当 って食べますが、人間は分かち合って食べられ けれど人間は、思いやりの心を持って、分け 与えることもできます。他の生物は餌を奪い合 り先に優先してしまう。 人間は所詮、動物ですから、誰しもエゴの心 はあります。自分が一番大事で、自分をなによ 日本人の「思いやり」の態度 思いやりとは言いません。どれも相手の存在を ます。これが人間の美しさです。 思いやるべき対象の存在にすら この相手の身になって考える、想像する力の 失われようは、空恐ろしいものがあります。思 認めていれば、自然にできる行動ばかりです。 しの考え方がはびこっていますが、本来、日本 も気がつかないのです。 を傷つけたり、迷惑をかけたりしていることに いうことは、人に親切にできないばかりか、人 そこが問題 (承前) 気がつかない、 いやるべき対象の存在自体に気がつかない、と それができるようになって初めて、思いやり に基づいた行為もできるようになります。とて の国民は分かち合う思いやりの心を持っており 他人の存在を認めること、いい意味で他人の 目を意識すること、つまり自分は人に囲まれて 戦後まもなく、アメリカからたくさんの「ラ ラ物資」をちょうだいいたしました。 現代の日本には、悲しいことに他より自分を 優先して当然という弱肉強食の思想、エゴ丸出 ももどかしいことですが、これだけ想像力が欠 ました。 生きていることを再度、確認する作業から始め ましょう。 昭和天皇の純粋な心に当時の最高司令官であ ったマッカーサー氏も心寄せられて、多くの食 ただきたい」とアメリカ側に訴えられました。 本当に困っている、どうか食料の援助をしてい 終戦にあたり昭和天皇が、「自分の命はどう でもいい、日本の国民たちは今、食べ物がなく トせねばなりません。 如してしまった今は、基本中の基本からスター なんとかして早急に、相手の身になって考え る、思いやりの心をよみがえらせねばなりませ ん。まずはあなた自身から、そしてわが子から 変えていきましょう。 難しいことはなにもありません。ラッシュで 隣に乗り合わせた人、買い物に行った先で見か けた人、道ですれ違った人が、自分と同じ人間 うに感じているのか、今その人はどのような状 料 援 助( ラ ラ 物 資 ) を 日 本 に く だ さ っ た の で 他人の存在を認めなければ、思いやりの心は 生まれてきません。 況にあるのかをちょっと想像するだけでいいの す。 であると意識して、自分の行為を相手がどのよ です。 -3- 全佛婦 くはずです。 族へ、家族からその周囲へと大きく広がってい 始めてください。その心は、あなた自身から家 どうしようと自分の勝手だから」 「他の人を殺すのはもちろん罪だと思うが、自 自殺の是非を生徒にたずねると いうものだったらしいのですが、最初に先生が このララ物資は、多くの日本国民を救うこと となり世界的なニュースとなりました。そのと バブルが弾けてしばらく経ちますが、日本は 経済的に世界一だったころも、世界の中では軽 で、さらに世界における日本の存在感は薄まっ ジアの国々に追いつき追い越されるありさま 方向に持っていこうとしていた先生はあわてた んなで話し合った後に、自殺はよくないという というひとりの生徒の発言があり、クラス全 体がその意見に同意してしまったそうです。み みなの心に広がったとき、日本という国は、再 の勝手』などという生徒の言葉をいさめられな それを見た外国人の学者さんはびっくり。 「なぜ、先生は『自分の命をどうしようと自分 向で授業は終わってしまいました。 論することができず、結局、狙いとは違った方 ようですが、この生徒の発言についてうまく反 ています。 殺は別に悪いことだとは思わない。自分の命を するのはもちろんですが、同時に日本も高く評 んじられておりました。今は経済的にも他のア き、ララ物資を日本に援助したアメリカを賞賛 価されたのです。それはなぜだと思いますか? 日本人は、与えられた物資を北から南の国民 にまで平等に分け、誰も途中でピンハネするこ とがなかったからです。日本国民みんなで分け 戦争に敗れ、明日どころか今食べるものに事 欠いている非常時に、援助物資をエゴ丸出しで び世界から賞賛され、敬意を持って受け入れら 合って、みんなで生き延びたのです。 奪 い 合 っ た り、 誰 か が 独 り 占 め す る の で は な れるのだと思います。 日本が栄えるには、物質的な豊かさだけでは だめなのです。心の豊かさ、思いやりの深さが く、きちんと分け合った。これは過去、他の国 ではなかなかないことでした。 いのか。人間は自分ひとりで勝手に生まれるの ではない。親が命がけの生みの苦しみに耐えた おかげでこの世に生まれてくることができたと 本来、日本人が持っていた思いやりの心を、 今こそ取り戻しましょう。 そのように、私どもは昔から平等にお互いに 分かち合い、与え合うという思いやりの心を持 いうのに、なぜそれを教えないのか」 「自分の命をどうしようと勝手」では っていたはずです。世界にも褒められたこの心 が、昔よりもずっと豊かになった今、滅びよう としているのは悲しいことです。 思いやりの心が育つはずがない ある」などと言っても、子供はそれをすんなり もっともな感想だと思います。 しかし「自己責任」だとか「個人の意思を尊 重する」ということばかりに重きを置いた子育 海外の学者さんが、日本の学校教育の実情を 調べようと、ある中学校の授業を視察されたそ 受け入れることができないようなのです。 日本人の美徳である「思いやりの心」を、な んとしても蘇らせねばなりません。そのための だくのが、私の使命のひとつであると考えてい うです。 この世に生まれてきたことや、命を授かっ てがなされている今「親のおかげで自分の命は ます。 そのときの授業は「自殺」について考えると お手伝いを、微力ながら一生懸命にさせていた まずはあなた自身が思いやりを持つことから -4- 2012 年 新年号 No.110 子どもの教育を考える 小学2年の男の子の孫が学校から帰るなり、 母親の娘に「死ぬほどうれしいことがあったん だ」と息を弾ませた。 孫は父方の祖父母の家のサンショウ の木にアゲハチョウの幼虫を見つけ、 小学校に持って行った。その日、子ど たことに対する親への感謝がない子供には、 親の思いやりの心など伝わるはずもありませ の心遣いに心が熱くなった。朝、庭に飛んでき たアゲハチョウに思わず「元気でいてね」と声 ん。もちろん、他への思いやりの心が育つはず 心もいっそう深まるのではないでしょうか? 当連盟の初代理事長、山本杉姉は常にこの言 葉を目標にしながら活動してまいりました。 〝利己の母性愛より 安田暎胤著『生きる幸せに気づく五つの心』 (主婦と生活社刊)より 命のありがたみ、大切さは、親の生きる姿勢 で教えるべきものです。 かず、思いやりの心も育たないのです。 る姿を見せなければ、子供は命の大切さに気づ る周囲に感謝し、思いやりを持って誠実に生き もって自分の人生に感謝し、それを与えてくれ 不平不満ばかりを嘆くのではなく、今の暮ら し、毎日の食事、自然の恵みに感謝する。身を 大切にする。 に当たる、親の実の親、そして義父母を敬い、 まずは命の尊さ、ありがたさを親自らが生き る姿勢で示すことです。子供にとっては祖父母 口先だけで「思いやりの心を育てなさい」と いってもダメです。 す。 にし、また思いやる気持ちが生まれてくるので 自分は周囲に生かされている、命をいただい ている、と感謝するからこそ、周囲の命を大切 もないのです。 を掛けてしまった。 68 主婦 佐藤 秀子(福島市 ) 朝日新聞 年7月 日朝刊「声」より 26 世の母が我が子を愛するように、他人の子も 愛することができれば、我が子に対する慈悲の 私は考えるのです。 08 慈悲の愛へ〟 -5- もたちの前で羽化したのだ。 娘が宿題のプリントのすみにお礼を 込めて息子の様子を書くと、同じプリ ントに担任の女の先生から子どもたち の様子が赤い字でぎっしりと書き込ま れて戻ってきた。 生まれたてのチョウがヨタヨタと歩 き出し、子どもたちが「ガンバレ!ガ ンバレ! 1、 2、 3」と繰り返す中、 チ ョ ウ が 飛 び 立 ち、 「 サ ヨ ナ ラ、 ガ ン バレ!」と見送ったことなどの一部始 終が書かれてあった。 感動があり、その様子を書き送ってくれた先生 外野組の祖父母もワクワクして見守 っていただけに、今の小学校にもこんな温かな 宿題のすみに先生の心遣い 全佛婦 回大会開かれる 18 11 第 58 ― すべての人々と共に平和世界建立を ― 調不良のため欠席された大谷貴代子会長に代わ って大賀美都子副会長が主催者を代表して挨 拶。来賓を代表して、㈶全日本仏教会の戸松義 晴事務総長、浄土宗の里見法雄宗務総長、念法 眞教の桶屋良祐教務総長に、それぞれお祝辞を いただいた。 次いで、英良智理事より、無料診療施設・光 明施療院の運営費として、写経運動で集められ で 開 催 さ れ、 仏 教 界 や 関 連 団 体 の ご 来 賓 と 会 員、約150名が全国各地から参集した。 第二部懇親午餐会は、末廣久美新理事長が島 田喜久子前理事長の長年にわたる功績をたたえ た1500巻分150万円の目録を㈶国際仏教 興隆協会の正本乗光事務総長に手渡した。 の物故者並びに東日本大震災犠牲者を追善供養 るとともに、未曾有の災害に遭われた皆さま方 教尼僧法団有志が出仕して法要を営み、当連盟 する読経のなか、参列者一同も献花を行い冥福 に対して「仏教婦人のネットワークがあれば、 より社会に貢献できるのではないか、さらなる 公益性を求めるためにネットワークづくりを進 -6- 第一部法要では、名誉会長の鷹司誓玉浄土宗 大本山善光寺大本願法主を大導師に、全日本仏 国際仏教興隆協会へ写経目録贈呈 を祈った。 鷹司名誉会長の御垂示、続いて篠田節子副理 事長の唱導で仏婦の「信条」を一同で唱和。体 被災地NGO恊働センターへ心の募金寄託 10 第 回大会が 月 日(火)午前 時より、 東京・虎ノ門のホテルオークラ東京「曙の間」 58 2012 年 新年号 No.110 語った。続いて真言宗豊山派大本山護国寺の岡 め、社会のために貢献したい」と新任の抱負を 最後に「仏婦の歌」を静岡仏婦有志の声に合 わせて斉唱し、林恵智子事務局長が関係各位の 線の旋律が会場に響き渡った。 立派なお式が持てましたこと、まことにおめで たく心からお祝い申し上げます。 日本列島、しかも東北地方は昔から地震の巣窟 本永司貫首の発声で乾杯し懇親に移った。 仏 教 の 和 の 精 神、 慈 悲 の 心 を 伝 え る 運 動 だ っ と言われたほど歴史的に見ましてもたびたび大 天災は思いがけないとき、どのような形で私 どもの身に降りかかるかわかりません。ことに この間、会場から寄せられた恒例の「心の募 金」15万8200万円を河原時子常務理事よ た。現在、人々は孤独になり、青少年は悩みを きな震災を被ってまいりました。ことに本年は 年の歩み は、 り、浄土宗傳通院婦人会からの募金10万円を 深めている。寺や仏教を守るだけでなく、人々 3月 協力に感謝し たうえで、「仏婦 同院の小澤徹行執事より、ならびに会員の中村 の悩みに向き合う活動を一層進めていきたい」 司 誓 玉 日に震度6強という激震と4、5階建て つぢ子姉が冬を迎える被災者のために編んだ毛 と力強く語り、午後3時に散会した。 御 垂 示 法 主 鷹 浄土宗大本山善光寺大本願 糸製のソックス200足を花岡真理子理事より 被災地NGO恊働センターの村井雅清代表に寄 託した。 清興は津軽三味線の澤田勝秋師と鳴物の木津 茂理さんによる「つるとかめ」セッションで、 津波で甚大な被害を受けた宮城・石巻の大漁歌 「斎太郎節」などが披露され、力強い津軽三味 もある鉄筋のビルをも呑みつくす大津波が襲い かかり、しかも福島原発の事故も相次いで起こ りました。半年以上も経ちました現在でさえな かなか復興の目途も立っていないとのことで、 被災された方々はどんなにか恐ろしく苦しく悲 しい思いをなされたことかとお察しするに余り あるものがございます。 私も6月の半ばに浄土宗の意向として福島県 相馬市に出向し慰霊法要を行わせていただきま した。3ヵ寺が集まって檀信徒の方々の追善法 要が行われ、亡くなられた方々の俗名年齢など をお一人おひとり読み上げご供養が行われ、あ まりのご人数の多さ、またその年齢の若さ幼さ にただただ胸が詰まりました。通り過ぎる窓外 の景色もまことに悲惨で、農業漁業で栄えてい た町が一瞬の天災でこれほどまでも痛めつけら れる、しかも私には救済する何の力もないと痛 感 し、 胸 つ ぶ れ 足 も す く む 思 い で ご ざ い ま し -7- 11 58 本日は第 回全日本仏教婦人連盟の大会に皆 さま大勢さまご参加くださいましてこのような 58 全佛婦 むなしさなどを思い知らされました。災害で肉 術の無力さ、物質文明のはかなさ、物や金銭の 類が長い歳月をかけて創りあげてきた科学や技 神の大切さを学び、また災害にありましては人 私どもは災害に遭っていろいろなことを学び ました。人と人との絆、相互互助、助け合い精 す。 しても心の傷はおそらく癒えないことと存じま ばかりでございましょう。どれほど時が経ちま 行方不明となられた方々のご遺族の胸中はいか いました。大切なご家族近親者を失いあるいは て、ただただお念仏を申し合掌するのみでござ のますますのご健勝とご活躍を心から祈念いた 席をいただき有難う存じます。皆々さまの今後 本日は第 回大会に皆さまようこそご参集く ださいました。来賓諸先生方にもご多忙中ご出 う。 していただき、共に前進させていただきましょ つでも尽くしたいと存じます。それをみ教えを き抜いてともどもに平和世界を建立し、少しず ての人々と共にの心で、明るく正しく仲良く生 けた私どもはこれを契機として、願わくばすべ 本大震災という思いもよらない大きな試練を受 び750年という記念すべきこの佳き年に東日 合 掌 婦のことをよろしくお願いいたします。 本日は大谷会長が体調を崩されておりまして 欠席させていただきました。これからも全日仏 共にする全日本仏教婦人連盟の明日への目標と 親や大切なひとを失った方々の悲しみ寂しさ、 しましてご挨拶とさせていただきます。 合 掌 松 義 晴 しくご協力のほどお願いいたします。 御来賓祝辞 ㈶全日本仏教会 事務総長 戸 ㈳全日本仏教婦人連盟 副会長挨拶 力があってのことと存じます。これからもよろ いわゆる恩愛の情はなかなかに忘れ得ぬことと 存じますが、何とか気持ちを切り替え前向きに 生きていかれるようにと念願するのみでござい ます。 今から約800年あまり以前、いわゆる中世 に世に出られました浄土宗の宗祖法然上人、な らびにその高弟でありました浄土真宗の祖師親 鸞聖人は、すべての人々が実践しやすく必ず阿 全日本仏教会の加盟団体として全日仏婦の皆 さまには女性のお立場から貴重なご意見をいた 副会長 大 賀 美 都 子 本日は第 回全日本仏教婦人連盟の大会に大 勢お集まりくださいまして有難うございまし だいております。東日本大震災に関しましても 弥陀さまのお救いにあずかれる道を求め研鑽求 た。お念仏という誰でも実践しやすくすべての た。全日仏婦は日ごろさまざまな活動をさせて 3月 道 な さ れ た 結 果、 お 念 仏 の 道 に 到 達 さ れ ま し 人が救われるとの万民救済の理念を確立してく いただいておりますが、これも皆さま方のご協 日に救援基金にご寄託いただき、実際に ださいました二人のお祖師さまの800年およ 30 -8- 58 58 2012 年 新年号 No.110 お支えいただければと思っております。 性の中で具体的にお示しいただいて日本仏教を 日本の仏教を支えておられるのはご婦人の皆 さまでございますので、今後とも是非慈しみの 厚く御礼申し上げます。 皆さまの活動に使わせていただきましたことを 被災地で活動されておられますご寺院仏教者の ランティア活動に先駆者として活動いただいて は献身的に物故者の追悼法要をなされる等、ボ ます。またこの度の東日本大震災におきまして 全日本仏教婦人連盟におかれましては里親運 動、一本のタオル運動等の活動をされておられ と考えております。 す。と同時に、われわれは公益法人でございま を宣布することを大きな役割と考えておりま れの宗祖祖師の方がおられ、それぞれのみ教え は一人もおりせん。 です。この世の中で母親から誕生していない人 迦さまでありましても母親から誕生されたわけ ますと母親の胎内からであります。たとえお釈 しゃられる方々もどこから誕生したのかといい 全日仏婦の皆さまのお力というのは一仏教界 にとどまるものではないと思っております。私 合 掌 屋 良 祐 ただきたいと思う次第であります。 合 掌 性にあるということを、どうぞ声を大にしてい しい人をこれからも輩出していくその責任は女 せることができないというこの事実と、素晴ら たちも母親から生を享けましたし、宗祖とおっ 念 法 眞 教 教務総長 桶 日本仏教がますます人々の役に立って、また 地域の役に立って、この仏教精神を基に安らか おられます。私ども浄土宗におきましても、全 る次第です。 今後も社会貢献に活動していきたいと考えてい すので社会に貢献することも非常に大きなこと な平和的な生活が送れますことを祈念いたしま 日仏婦の皆さま方のご指導をいただきながら、 ですから全日仏婦の皆さま方、女性の素晴ら しさ、女性の誇り、女性でなければ人を誕生さ 見 法 雄 精神を檀信徒の皆さま、地域の皆さまとの関係 してご挨拶とさせていただきます。 合 掌 浄 土 宗 宗務総長 里 全日本仏教会はそれぞれの宗派教団で組織し ておられます。それぞれの宗派教団にはそれぞ -9- 全佛婦 当日ご出席の方々 鷹司 誓玉 浄土宗大本山善光寺大本願法主 大賀美都子 浄土真宗東本願寺派婦人会顧問 浄土宗光源寺 島田喜久子 戸松 義晴 ㈶全日本仏教会事務総長 桶屋 良祐 念法眞教教務総長 一宮 良範 念法眞教総務部長 里見 法雄 浄土宗宗務総長 富川 大亮 日蓮宗宗務院情報課長 山田 一眞 東京都仏教連合会理事長 新倉 典生 東京都仏教連合会事務局長 正本 乗光 ㈶国際仏教興隆協会事務総長 齋藤 昭俊 ㈶全国青少年教化協議会事務総長 小川 亮昌 仏教情報センター副理事長 西澤 弘安 立正佼成会外部グループ 後藤 義弘 ITRI日本センター事務総長 松下 日肆 本門法華宗管長 岡本 永司 真言宗豊山派大本山護国寺貫首 野坂 法行 日蓮宗大本山池上本門寺執事 真言宗智山派 井 出 宏樹 大本山川崎大師平間寺執事 小澤 徹行 傳通院執事 樹谷 淳宣 正満寺住職 浄土真宗東本願寺派 元 佱 裕紹 本山東本願寺内事部 田中 恵厚 寶鏡寺門跡 天野 弘山 林丘寺門跡 村井 雅清 被災地NGO恊働センター代表 柴田龍太郎 深沢綜合法律事務所弁護士 隆 荒川 昌夫 ㈱経営総合研究所代表取締役 ニケ・ドットコム代表 武林 後藤 尚代 ㈶WCRP婦人部会事務総局 みつ 妙智會教団婦人部本部長 佐藤 浅井 正江 神奈川県第一部寺庭婦人会会長 小峰 和子 曼荼羅美術館館長 恵子 土田 良悟 鹿沼念法寺 泉 博美 梅窓院 大塚 綸子 松本 栗田 幸子 毘舎利愛子 鈴木 泰子 山 真言宗智山派 大 隆玄 大本山高尾山薬王院貫首 真言宗智山派 川澄 祐勝 別格本山高幡不動尊金剛寺貫主 ㈳全日本仏教保育協会理事長 映雄 早水 日秀 日蓮宗本山妙本寺貫首 岡野 鄰子 孝道山副統理 上村 徳聖寺住職 啓識 水谷 栄寛 世界連邦仏教徒協議会事務総長 末廣 照純 天王寺住職 小峰 立丸 總持寺住職 中村 上野 法忍 慈眼寺住職 巌谷 勝正 祐天寺住職 田島 章成 正法院住職 星野 英紀 福蔵院住職 野口 義之 養国寺住職 長谷川正浩 長谷川法律事務所弁護士 松井百合子 新井寺 海老塚るり子 竹林寺 田村 貴司 ㈱大陸旅遊取締役営業部主任 近畿日本ツーリスト㈱ 山 崎 修 首都圏西団体旅行支店課長 寺沼 輝幸 TRプランニング代表 小原 義生 棚井 里子 ㈱仏教タイムス社編集委員 真言宗豊山派宗務総長 聖戍 (以上、順不同・敬称略) 村主 康瑞 真言宗中山寺派管長 田 隆 真言宗智山派 藤 乗 大本山川崎大師平間寺貫首 川田 寺田 信秀 真言宗智山派管長 岡部 快圓 真言宗智山派宗務総長 小野塚幾澄 真言宗豊山派管長 祝電を頂いた方々 平 里江 佐藤 孝雄 ㈱中外日報社東京本社編集課長 多田 則明 宗教新聞社編集長 木村 恵子 宗教新聞社 椎名 潤 チベット文化研究所理事 ㈶全日本仏教尼僧法団有志 静岡県仏教婦人会有志 無憂樹の会有志 ご欠席でご芳志を頂いた方々 伊藤 唯眞 浄土宗総本山知恩院門跡門主 小池 弘三 真言宗須磨寺派管長 - 10 - 2012 年 新年号 No.110 平成二十三年度文化講座 月2日㈬の 回講座 の愛染堂は標高500メートルの 国宝に指定されている天台宗三 徳山三佛寺奥の院の投入堂と付属 山陰古寺めぐり研修の旅 第 〝仏 教 精 神 を テ ー マ に〟 月 日㈪~ 第 回講座は初の試みとして 「山陰古寺めぐり研修の旅」を企 画し、 日程で実施した。 第 回講座は 月 日㈬、京繍 伝統工芸士であり刺繍作家として 険しい三徳山の中腹に建立されて いるため県道から遙拝させたいた だき、三佛寺に伺う。三徳山全体 いた。 寺宝、神輿等を拝観させたいただ は重要文化財に指定された仏像や の寺史をご説明いただき、本堂で 良中ご住職に開創以来1300年 資料をもとに説明してくださっ 裳や平安時代の女人の着物など、 とって拝見させていただき、能衣 れた実物を参加者一人ひとり手に などを羅の織り方や京繍で再現さ 翌日参拝する天台宗大山寺にまつ 田ご住職に文化講座をお願いし、 もご参加いただき、宴席の前に米 ある米田ご住職の奥様・陽子様に しさに魅せられてしまった。 示されており、その刺繍の素晴ら の能衣裳や訪問着と帯が併せて展 会場には京都から持参くださっ た京繍を一針一縫いされた数十点 た。 わる由縁などをエピソードを交え 講師の奥様もお出かけくださ り、二人三脚で伝統ある京繍を後 宿 泊 先 の 三 朝 温 泉「 依 山 楼 岩 崎」では、当連盟の維持会員でも ながらお話しいただいた。 れるお姿に感動させられた講座で 世に受け継がれようとされておら 山陰の古寺めぐりをさせていた だき、山岳仏教の厳しさ、寺院の した。 岩脇 孝子 演題 写経 ※七、 八、十二、 三月は休講 会 場 谷中・天王寺 JR日暮里駅南口徒歩一分 時 間 午後二時より 参加費 500円 - 11 - も活躍する長艸敏明師をお招きし 第 61 回文化講座 て、 「刺繍が伝える仏様」の演題 でご講話いただいた。 が三佛寺の寺領だが、現在では塔 護持がいかに大変であるか、その 日) 文化講座開講日程 回(1月 18 第 15 ご苦労は都会の寺院では想像も及 回講座 63 講師 山田俊和師(中尊寺貫首) 演題 世界文化遺産 「平泉の浄土について」 第 回(2月 日) 64 ばないと痛感させられました。2 泊3日の研修は大変有意義な旅と 第 なりました。 古来の仏様の法衣にほどこされ た刺繍について、糸の撚りの違い しいただいた。 今回の講座では女性あこがれの 着物の刺繍のルーツについてお話 刺繍が伝える仏様 62 11 61 頭も少なくなってしまった。米田 第 62 回文化講座 11 16 31 61 10 62 全佛婦 平成二十四年 辰 河 野 太 通 有 田 惠 宗 会 長 理事長 〒 一〇五―〇〇一一東京都港区芝公園四―七―四 ☎〇三―三四三七―九二七五 URL: http://www.jbf.ne.jp E-mail: [email protected] 曹洞宗宗務庁 管 長 江 川 辰 三 宗務総長 佐 々 木 孝 一 人事部長 中 野 重 哉 参 議 羽 仁 素 道 出版部長 石 川 順 之 参 議 岩 田 啓 靖 教化部長 釜 田 隆 文 教学部長 河 村 松 雄 総務部長 坂 野 浩 道 伝道部長 齋 藤 裕 道 財政部長 神 野 哲 州 〒 一〇五―八五四四東京都港区芝二―五―二 ☎〇三―三四五四―五四一一 URL: http://www.sotozen-net.or.jp 真宗大谷派(東本願寺) 安 原 晃 宗務総長 〒六〇〇―八五〇五 京都市下京区烏丸通七条上ル 常葉町七五四番地 ☎〇七五―三七一―九一八一㈹ 総本山知恩院門跡第八十八世 伊 藤 唯 眞 浄土門主 〒六〇五―八六八六 京都市東山区林下町四〇〇 総本山知恩院内 ☎〇七五―五三一―二一一一 浄 土 宗 豊 岡 鐐 尓 宗務総長 真言宗智山派宗務庁 岡 部 快 圓 宗務総長 〒六〇五―〇九五一 京都市東山区東大路通リ七条下ル 東瓦町九六四 ☎〇七五―五四一―五三六一 真言宗豊山派 〒六〇五―〇〇六二 京都市東山区林下町四〇〇―八 ☎〇七五―五二五―二二〇〇㈹ 日蓮宗宗務院 〒一一一―〇〇三五 東京都台東区西浅草一―五―五 ☎〇三―三八四三―九五一一 法 主 大 谷 光 見 浄土真宗東本願寺派 本山 東 本 願 寺 〒二二一―〇〇六四 神奈川県横浜市神奈川区鳥越三八番地 ☎〇四五―四三二―一二〇一㈹ 孝道山 本 仏 殿 〒一一二―〇〇一二 東京都文京区大塚五―四〇―八 ☎〇三―三九四五―〇六三九 川 田 聖 戍 宗務総長 渡 照 敏 宗務総長 〒一四六―八五四四 東京都大田区池上一―三二―一五 ☎ 〇三―三七五一―七一八一 FAX 〇三―三七五一―七一八六 臨済宗妙心寺派 河 野 太 通 管 長 〒六一六―八〇三五 京都市右京区花園妙心寺町六四 ☎〇七五―四六三―三一二一 天 台 宗 天台座主 半 田 孝 淳 阿 純 孝 宗務総長 〒五二〇―〇一一三 滋賀県大津市坂本四―六―二 ☎〇七七―五七九―〇〇二二 - 12 - (宗) (順不同) 2012 年 新年号 No.110 平成二十四年 辰 聖観音宗 浅 草 寺 清水谷 孝 尚 貫 首 〒一一一―〇〇三二 東京都台東区浅草二―三―一 ☎〇三―三八四二―〇一八一㈹ 聖観音宗 浅 草 寺 守 山 雄 順 関 根 眞 教 姉 川 敬 弘 中 村 元 信 総本山根来寺 新義真言宗宗務所 座 主 管 長 宗務総長 寺 務 長 〒 六四九―六二〇二和歌山県岩出市根来二二八六 ☎〇七三六―六二―一一四四 FAX〇七三六―六二―一〇四四 真宗木辺派 本山錦織寺 木 邊 圓 慈 門 主 〒五二〇―二四三一 滋賀県野洲市木部八二六 ☎〇七七―五八九―二六四八 真言宗須磨寺派 管 長 小 池 弘 三 東京都仏教連合会 会 長 丹 羽 慈 祥 山 田 一 眞 新 倉 典 生 理 事 長 事務局長 〒一二三―〇八五一 東京都足立区梅田一―二六―一〇 善立寺内 ☎〇三―三八八六―一三六七 財団法人 埼玉県佛教会 萩 野 映 明 会 長 〒三三〇―〇〇六三 さいたま市浦和区高砂四―一三―一八 ☎〇四八―八六一―二一三八㈹ 京都仏教会 会 長 東伏見 慈 洽 有 馬 頼 底 長 沢 香 静 理 事 長 事務局長 〒六〇二―〇八九八 京都市上京区今出川通烏丸東入 相國寺門前町六八四―一 ☎〇七五―二二三―六九七五㈹ 愛知県仏教会 〒六五四―〇〇七一 兵庫県神戸市須磨区須磨寺町四―六―八 ☎〇七八―七三一―〇四一六 真言宗中山寺派 〒四六八―〇〇五一 愛知県名古屋市天白区植田一―三二 ☎〇五二―八九三―九二九〇 吉 田 教 行 会 長 中 山 寺 事務局 大本山 〒六六五―八五八八 兵庫県宝塚市中山寺二丁目一一―一 ☎〇七九七―八七―〇〇二四 - 13 - 執事長 〒一一一―〇〇三二 東京都台東区浅草二―三―一 ☎〇三―三八四二―〇一八一㈹ 念法眞教教団 総本山 金 剛 寺 〒五三八―〇〇五四 大阪市鶴見区緑三丁目四番二二号 天台真盛宗 西 教 寺 総本山 〒五二〇―〇一一三 滋賀県大津市坂本五丁目一三―一 ☎〇七七―五七八―〇〇一三㈹ (順不同) 全佛婦 平成二十四年 辰 全日本仏教青年会 村 山 博 雅 理事長 正 孝 暎 乗 一 十 郎 淳 胤 光 同 【事務局】〒三五四―〇〇三一 埼玉県富士見市勝瀬四七〇―二 大願寺内 ☎〇九〇―九七一六―七二四八 川 田 田 本 員 財団法人 国際仏教興隆協会 名誉会長 塩 ㈶全国青少年教化協議会 齋 藤 昭 俊 事務総長 〒三二八―〇二〇五 栃木市鍋山町四七 宝蓮寺 ☎〇二八二―三一―〇四五一 日本仏教鑽仰会 中 山 静 麿 理事長 〒一七四―〇〇四一 東京都板橋区舟渡四―一五―一 ☎ 〇三―三九六七―三二八八 社団法人 日本仏教保育協会 上 村 映 雄 理事長 〒一〇五―〇〇一一 東京都港区芝公園四―七―四 ☎〇三―三四三一―七四七五 仏教情報センター 浄土宗 正 覚 院 安孫子 虔 悦 理事長 〒一三五―〇〇二二 東京都江東区三好一―七―七 ☎〇三―三六四一―一四九八 ㈶仏教伝道協会 会 長 沼田 智秀 理 事 桂 紹隆 理事長 福山 諦法 〃 門脇 邦彦 理 事 中西 智海 監 事 中野 東禅 〃 木村 清孝 〃 野村 邦武 〒一〇八―〇〇一四 東京都港区芝四―三―一四 ☎〇三―三四五五―五八五一 東京ブディストクラブ 小 峰 立 丸 会 長 〒一八八―〇〇一一 東京都西東京市田無町三―八―一二 総持寺 ☎〇四二―四六一―〇〇四四 世界連邦日本宗教委員会 田 中 恆 清 会 長 〒六一四―八五八八 京都府八幡市八幡高坊三〇 石清水八幡宮内 ☎〇七五―九八一―三〇〇一 世界連邦日本仏教徒協議会 叡 南 覚 範 可 兒 光 永 会 長 理事長 〒二三五―〇〇一六 ― 一 二 神奈川県横浜市磯子 区 磯 子 八 ― 一 四 真照寺内 ☎ 〇四五―七五〇―五五二六 〇四五―七五〇―五五二七 FAX - 14 - 印度山日本寺竺主 半 理 事 長 安 事務総長 正 役 〒一五三―〇〇六一 東京都目黒区中目黒五―二四―五三 ☎ 〇三―三七一一―七六〇八 FAX 〇 三 ―三七一一―七六七三 E-mail: [email protected] ㈶国際仏教興隆協会 浄土宗 長 専 院 正 本 乗 光 事務総長 〒一三五―〇〇二二 東京都江東区三好一丁目六番三号 ☎〇三―三六四一―五八四八 子ども支援ネットワーク 財団全国青少年教化協議会 法 人 半 田 孝 淳 会 長 〒一〇四―〇〇四五 東京都中央区築地三―七―五 築地AIビル6F ☎〇三―三五四一―六七二五 FAX (順不同) 2012 年 新年号 No.110 平成二十四年 辰 曹洞宗大本山 永 平 寺 福 山 諦 法 貫 首 〒九一〇―一二九四 福井県吉田郡永平寺町志比 ☎〇七七六―六三―三一〇二 曹洞宗大本山 總 持 寺 江 川 辰 三 聖護院門跡 宮 城 泰 年 門 主 〒六〇六―八三二四 京都市左京区聖護院中町一五 ☎〇七五―七七一―一八八〇 京都 音羽山清水寺 森 清 範 貫 主 〒六〇五―〇八六二 京都市東山区清水一丁目二九四 ☎〇七五―五五一―一二三四 一四六―八五七六 東京都大田区池上一―一―一 貫 首 酒 井 日 慈 執事長 野 坂 法 雄 日蓮宗 大本山 池上本門寺 〒 ☎ 〇三―三七五二―二三三一 FAX〇三―三七五二―三三五〇 増 上 寺 大本山 〒一〇五―〇〇一一 東京都港区芝公園四―七―三五 ☎〇三―三四三二―一四三一 日蓮宗 霊跡本山 比企谷 妙本寺 早 水 日 秀 貫 首 〒二四八―〇〇〇七 神奈川県鎌倉市大町一―一五―一 ☎〇四六七―二二―〇七七七 善光寺本坊大勧進 小 松 玄 澄 貫 主 〒三八〇―八五〇一 長野県長野市元善町四九二 ☎〇二六―二三四―〇〇〇一 大本山 護 國 寺 岡 本 永 司 貫 首 〒一一二―〇〇一二 東京都文京区大塚五丁目四〇番一号 大本山 護 國 寺 ☎ 〇三―三九四一― 〇 七 六 四 ㈹ 〇三―三九四一―〇七二一 FAX 大雄山 最 乗 寺 石 附 周 行 山 主 〒二五〇―〇一二七 神奈川県南足柄市大雄町一一五七 ☎ 〇四六五―七四―三一二一 FAX〇四六五―七三―三一四六 - 15 - 貫 首 〒二三〇―〇〇六三 神奈川県横浜市鶴見区鶴見二―一―一 ☎〇四五―五八一―六〇二一 日光山輪王寺門跡 菅 原 栄 光 門 主 〒三二一―一四九四 栃木県日光市山内二三〇〇 ☎〇二八八―五四―〇五三一 妙法院門跡 菅 原 信 海 門 主 〒 六〇五―〇九三二京都市東山区東山七条上ル ☎ 〇七五―五六一―〇四六七 FAX〇七五―五六一―六六九八 (順不同) 全佛婦 平成二十四年 辰 大本山川崎大師平間寺 藤 田 隆 乗 貫 首 〒二一〇―八五二一 神奈川県川崎市川崎区大師町四―四八 ☎〇四四―二六六―三四二〇 真言宗智山派 大本山成田山新勝寺 橋 本 照 稔 貫 首 〒二八六―〇〇二三 千葉県成田市成田一番地 ☎〇四七六―二二―二一一一 大本山髙尾山薬王院 大 山 隆 玄 貫 首 〒一九三―八六八六 東京都八王子市高尾町二一七七 ☎〇四二―六六一―一一一五 真言宗智山派別格本山 高幡不動尊金剛寺 川 澄 祐 勝 貫 主 〒一九一―〇〇三一 東京都日野市高幡七三三 ☎〇四二―五九一―〇〇三二 天台宗 圓 珠 院 杉 谷 義 純 住 職 〒一一〇―〇〇〇二 東京都台東区上野桜木一―五―三 ☎〇三―三八二一―六〇四八 別格本山 金 剛 院 山 田 一 眞 院 主 〒一九二―〇九〇二 東京都八王子市上野町三九―二 ☎〇四二―六二二―九五四〇 神田寺・真理舎 友 松 浩 志 住 職 主 管 〒一〇一―〇〇二一 東京都千代田区外神田三―四―一〇 ☎〇三―三二五一―八六八三 天台宗 深 大 寺 張 堂 完 俊 住 職 〒一八二―〇〇一七 東京都調布市深大寺元町五―一五―一 ☎〇四二―四八六―五五一一 真言宗智山派 田無山 總 持 寺 小 峰 立 丸 住 職 〒一八八―〇〇一一 東京都西東京市田無町三―八―一二 ☎〇四二―四六一―〇〇四四 天台宗 三徳山三佛寺 米 田 良 中 代表役員 〒六八二―〇一三二 鳥取県東伯郡三朝町三徳 ☎〇八五八―四三―二六六六 真言宗智山派 上品蓮台寺 髙 井 隆 成 住 職 〒六〇三―八三〇三 京都市北区紫野十二坊町三三―一 ☎〇七五―四六一―二二三九 真言宗豊山派 徳 聖 寺 中 村 啓 識 住 職 〒九四〇―〇〇七四 新潟県長岡市上田町二番地二五 ☎〇二五八―三三―一五八六 - 16 - (順不同) 2012 年 新年号 No.110 平成二十四年 辰 曹洞宗 髙 岩 寺 施設内禁煙・AED完備 来 馬 明 規 住 職 〒一七〇―〇〇〇二 東京都豊島区巣鴨三―三五―二 天台宗 護国山天王寺 天台宗 慧日山寶泉寺 濱 田 智 純 住 職 〒一五〇―〇〇一一 東京都渋谷区東二―六―十六 ☎〇三―三四〇七―三五九一 浄土宗 清 岸 寺 原 口 正 弘 住 職 長谷川法律事務所 弁護士 長 谷 川 正 浩 弁護士 大 木 卓 弁護士 秋 山 経 生 弁護士 大 島 義 則 〒一六〇―〇〇二二 東京都新宿区新宿一 ―一九―三 エルスタンザ四階 ☎ 〇三―三三五二―四五五四 FAX 〇三―三三五二―八七二五 深沢綜合法律事務所 柴 田 龍太郎 弁護士 〒一七〇―六〇二二 東京都豊島区東池袋三―一―一 サンシャイン 二二階一二号 ☎ 〇三―三九八三―二二二六 ITRI日本センター 浅 川 重 美 会 長 〒一〇五―〇〇〇一 東京都港区虎ノ門五―六―一一 ☎〇三―六四〇二―二五六七 株式会社 中山石渠 松 山 健 二 代表取締役 〒一六四―〇〇一一 東京都中野区中央二―二二―一三 フジビル三階 ☎〇三―三三六四―三五五五 - 17 - 末 廣 照 純 〒一五一―〇〇七二 東京都渋谷区幡ヶ谷二―三六―一 ☎〇三―三三七七―三五〇五 浄土宗 西 念 寺 西 嶋 義 彦 前住職 〒一六〇―〇〇一一 東京都新宿区若葉二―九 ☎〇三―三三五一―〇六六二 浄土宗 梅 窓 院 中 島 真 成 住 職 〒一〇七―〇〇六二 東京都港区南青山二―二六―三八 ☎ 〇三―三四〇四―八四四七 URL: http://www.baisouin.or.jp/ (順不同) 住 職 〒一一〇―〇〇〇一 東京都台東区谷中七―一四―八 ☎〇三―三八二一―四四七四 真言宗豊山派 寿 福 寺 髙 山 久 照 住 職 〒一七九―〇〇七四 東京都練馬区春日町三―二―二二 ☎〇三―三九九八―二一六二 日蓮宗 妙 安 寺 市 川 智 康 住 職 〒一四四―〇〇五二 東京都大田区蒲田四―一八―一五 ☎〇三―三七三八―五二三六 60 全佛婦 平成二十四年 辰 財団 全日本仏教尼僧法団 法人 総 裁 鷹司 誓玉 理事長 川名 観惠 副総裁 六條 照瑞 副理事長 辻田 正純 副総裁 伏見 誓寛 副理事長 沢田 教英 〒一六〇―〇〇一五 東京都新宿区大京町三一―二六 慈母会館 ☎〇三―三三五八―八一六八 法興山 中 宮 寺 日野西 光尊 門 跡 〒六三六―〇一一一 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺北一―一―二 ☎ 〇七四五―七五―二一〇六 FAX〇七四五―四四―九二八五 圓 照 寺 門跡 村 上 亮 順 〒六三〇―八四三四 奈良市山町一三一二 ☎〇七四二―六一―七六〇〇 ㈳全日本仏教婦人連盟 名誉顧問 六 條 照 瑞 〒五八三―〇〇一二 大阪府藤井寺市道明寺町一―一四 ☎〇七二九―五五―〇一三三 天台宗 金 嶺 寺 末 廣 正 栄 住 職 〒一一〇―〇〇〇一 東京都台東区谷中一―六―二七 ☎〇三―三八二一―四五二九 高野山真言宗 真 成 院 織 田 隆 深 住 職 〒一六〇―〇〇一一 東京都新宿区若葉二―七―八 ☎〇三―三三五一―七二八一 真言宗智山派 慈 眼 寺 上 野 法 忍 住 職 〒三二九―〇四一四 栃木県下野市小金井一―二六―二 ☎〇二八五―四四―三二一六 天台宗 地 福 寺 鎌 田 観 良 田 良 昭 住 職 名誉住職 鎌 〒三五一―〇一〇一 埼玉県和光市白子二―一八―一 誕生・苦行・降魔成道・説法の 各釈尊像と四菩薩奉安 釈尊各聖地の遺跡岩奉安 宗教法人 法 田 寺 天 竺 釋 迦 堂 〒二一一―〇〇一三 神奈川県川崎市中原区上平間二四七―一 ☎〇四四―五一一―七六七六 泰 書 會 柳 田 泰 山 会 長 〒一〇三―〇〇二三 東京都中央区日本橋 本町一―四―九 ミヤギ日本橋ビル六階 ☎ 〇三―三二四六―二二一一 株式会社 経営総合研究所 荒 川 昌 夫 代表取締役 〒一四一―〇〇二一 東京都品川区上大崎三―一―五―四〇三 ☎〇三―五四四八―九八八一 株式会社 大陸旅遊 永 田 政 夫 取締役営業部長 〒一六〇―〇〇二三 東京都新宿区西新宿五―五―六 ☎〇三―三三七六―二五一一 - 18 - (順不同) 2012 年 新年号 No.110 平成二十四年 辰 ㈳全日本仏教婦人連盟 鷹 司 誓 玉 名誉会長 〒三八〇―〇八五一 長野市元善町五〇〇 大本山善光寺大本願 ☎〇二六―二三四―〇一八六 ㈳全日本仏教婦人連盟 淨眞寺 清 水 英 碩 住 職 〒一五八―〇〇八三 東京都世田谷区奥沢七―四一―三 ☎〇三―三七〇一―二〇二九 高野山真言宗 金 蔵 院 眞 田 有 範 住 職 〒六五二―〇八〇一 兵庫県神戸市兵庫区中道通二―一―一〇 ☎ 〇七八―五七四―〇七〇一 FAX〇七八―五七四―〇七〇二 村 井 雅 清 CODE海外災害援助市民センター理事・事務局長 被災地NGO恊働センター代表 公社 〒八〇一―〇八七三 福岡県北九州市門司区東門司二―一一―九 ☎〇九三―三三一―二二一七 会 長 外 松 太恵子 福岡県仏教連合婦人会 〒四三一―一四一四 静岡県浜松市北区三ヶ日町三ヶ日四三二 ☎〇五三―五二五―〇二三二 会 長 常任理事 須 賀 淳 子 一 同 静岡県仏教婦人会 〒一六〇―〇〇一五 東京都新宿区大京町三一 慈母会館二・三階 ☎〇三―五三六〇―一二三三 会 長 若 林 恭 英 シャンティ国際ボランティア会 ( ) 大 谷 貴代子 〒二三五―〇〇一六 神奈川県横浜市磯子区磯子四―三―六 ☎ 〇四五―七五二―一七四一 FAX〇四五―七五四―〇一二三 曹洞宗 萬 福 寺 住 職 安 本 利 正 〒一四三―〇〇二五 東京都大田区南馬込一―四九―一 ☎〇三―三七七一―二〇二五 浄土宗 壽 松 院 木 村 滋 惠 代表役員 〒一一一―〇〇五四 東京都台東区鳥越二―一三―二 ☎ 〇三―三八五一―一四七三 FAX〇三―三八六三―七九二八 - 19 - 会 長 〒一一一―〇〇三五 東京都台東区西浅草一―五―五 ☎〇三―三八四三―九五一一 ㈳全日本仏教婦人連盟 副会長 稲 山 霊 芳 〒五三八―〇〇五四 大阪市鶴見区緑三―四―二二 ☎〇六―六九一一―二一〇一 ㈳全日本仏教婦人連盟 大 賀 美都子 副会長 〒三〇〇―一二二一 茨城県牛久市牛久町三三二一―四 ☎〇二九八―七三―三九八七 (順不同) 全佛婦 平成二十四年 辰 ㈳全日本仏教婦人連盟 島 田 喜久子 副会長 〒一一三―〇〇二三 東京都文京区向丘二―三八―二二 ☎〇三―三八二二―九一五三 ㈳全日本仏教婦人連盟 末 廣 久 美 理事長 〒一一〇―〇〇〇一 東京都台東区谷中七―一四―八 ☎〇三―三八二一―四四七四 無憂樹の会 ㈳全日本仏教婦人連盟 篠 田 節 子 副理事長 〒四二一―三三〇五 静岡県富士市岩淵三二八 ☎〇五四五―八一―〇二四六 ㈳全日本仏教婦人連盟 岸 春 江 団体代表 理 事 〒二一一―〇〇一三 神奈川県川崎市中原区上平間二四四 ☎〇四四―五二二―一六一六 ㈳全日本仏教婦人連盟 村 主 みや子 理 事 〒六六五―〇八六一 兵庫県宝塚市中山寺二―十一―一 ☎〇七九七―八一―〇〇六五 ㈳全日本仏教婦人連盟 後 藤 陽 子 理 事 〒三六六―〇八二一 埼玉県深谷市田谷三〇八 ☎〇四八五―七一―〇八四四 ㈳全日本仏教婦人連盟 湯 浅 正 江 理 事 〒二八六―〇二〇二 千葉県富里市日吉倉四八三 ☎〇四七六―九三―三二九一 真言宗智山派 宝 光 院 ㈳全日本仏教婦人連盟 大 橋 百合子 理 事 〒三二九―〇五二四 栃木県河内郡上三川町多功一八八八 ☎〇二八五―五三―八八〇一 ㈳全日本仏教婦人連盟 中 村 つぢ子 維持会員 〒一五八―〇〇九四 東京都世田谷区玉川二―一〇―一〇 ☎〇三―三七〇〇―七六八四 ㈳全日本仏教婦人連盟 小 林 三葉子 維持会員 〒五三四―〇〇一一 大阪市都島区高倉町三―一四―四 ☎〇六―六九二二―〇三八五 ㈳全日本仏教婦人連盟 田 島 久 枝 維持会員 〒二一一―〇〇一三 神奈川県川崎市中原区上平間二七〇 ☎〇四四―五二二―二九〇四 ㈳全日本仏教婦人連盟 ㈲アドバンス高 代表取締役 髙 橋 和 子 維持会員 〒一五六―〇〇四四 東京都世田谷区赤堤四―二九―三 ☎〇三―三三二八―三〇五五 - 20 - (順不同) 2012 年 新年号 No.110 平成二十四年 辰 真言宗智山派 田無山總持寺 ㈳全日本仏教 婦人連盟 小 峰 喜和子 理 事 〒一八八―〇〇一一 東京都西東京市田無町三―八―一二 ☎ 〇四二―四六一―〇〇四四 ㈳全日本仏教婦人連盟 倉 持 松 子 ㈳全日本仏教婦人連盟 英 良 智 理 事 〒三五一―〇〇三三 埼玉県朝霞市浜崎一二三―一 ☎〇四八―四七六―二五五二 ㈳全日本仏教婦人連盟 松 井 百合子 常務理事 〒二七二―〇一四四 千葉県市川市新井一 ― 九 ― 一 ☎ 〇四七―三五七―八三一九 FAX〇四七―三五七―八三九九 ㈳全日本仏教婦人連盟 本 多 端 子 常務理事 〒一一〇―〇〇一五 東京都台東区東上野六―一八―七 ☎〇三―三八四四―四三八九 真言宗豊山派 東 覚 寺 ㈳全日本仏教婦人連盟 岩 脇 孝 子 常務理事 〒一一四―〇〇一四 東京都北区田端二―七―三 ☎〇三―三八二一―一〇三一 ㈳全日本仏教婦人連盟 河 原 時 子 常務理事 〒一四三―〇〇二五 東京都大田区南馬込五―二―一〇 ☎〇三―三七七一―八四九〇 ㈳全日本仏教婦人連盟 鈴 木 トヨ子 監 事 〒一六八―〇〇七四 東京都杉並区上高井戸一―二七―一五 ☎〇三―三三〇二―五八六七 ㈳全日本仏教婦人連盟 佐々木 公 子 監 事 〒一五一―〇〇五一 東京都渋谷区千駄ヶ谷四―五―一〇 ☎〇三―五七七二―〇六七七 ㈳全日本仏教婦人連盟 林 惠智 子 理 事 事務局長 〒三五九―一一一六 埼玉県所沢市東町二四―一 ☎〇四―二九二九―五八七六 - 21 - 理 事 〒三三五―〇〇〇一 埼玉県蕨市北町三―二―四 ☎〇四八―四四三―二一二五 御瀧不動尊 金 蔵 寺 ㈳全日本仏教婦人連盟 梨 本 三千代 理 事 〒二七三―〇八五三 千葉県船橋市金杉六―二五―一 ☎〇四七―四四八―二八三三 学校法人 梅ヶ原幼稚園副園長 ㈳全日本仏教婦人連盟 花 岡 真理子 理 事 〒三二三―〇八〇七 栃木県小山市城東五―一一―二〇 ☎ 〇二八五―二五―三三三三 (順不同) 全佛婦 また写経の経文は般若心経に限らず、例えば十 回、会場を借りて写経会を開催してはどうか、 ・写経(松井理事)運動を広める意味で年に数 ㈳全日本仏教婦人連盟 回理事会開かれる 第 平成 年度㈳全日本仏教婦人連盟第116回 理事会が 月 日㈬、午前 時 分より東京・ 築地の「つきぢ田村」にて開催された。 してはどうかと提言。 スター、チラシ、募金箱を作成し、会員、賛助 句観音経、舎利礼文等の短い経文を写すように 島田副会長はじめ末廣理事長ほか9名の理 事、団体代表理事として㈶全日本尼僧法団の川 2名が出席。 運動、里親運動、ぶどう基金はこれまでどおり 議案第2号 年度収支予算案の承認を求める件 平成 予算案も事務局一任ということで承認され た。 議案第3号 平成 年新年修正会の件 平成 年2月 日㈮、グランドプリンスホテ ル高輪で開催することに決定。 推進する。 第 会大会、美輪明宏チャリティーコンサー ト、山陰古寺めぐり研修の収支決算書を事務局 議案第4号 報 告 事 項 寺めぐり研修などが無事終了できたことに対し 長が資料にもとづき報告、承認された。 種を引き続き配布する。 ・花の種運動(林理事)3万5000袋の花の 長にひと言ご挨拶いただく。 文拝観、法話拝聴等、現地集合解散の企画を取 年度事業計画(案) 旨の提案がなされた。なお、計画案は事務局一 く続けられる事業展開を役員、会員に希望する 議長からはこれまでどおりの継続、事務局長 からは、公益法人認可に向けて来年度は細く長 がまだ揃わないため、早急に進めていきたい。 共生し、人々の尊厳が実現するよう、婦人の立 国家や民族、宗教、言語、文化の違いを超えて 当連盟は、仏教精神によって組織されている 各種の仏教団体と連携しながら、全ての人々が 事業目的 国内外の福祉向上に寄与することを目的とす 場から社会および家庭生活に寛容精神を培い、 平成 以上、すべての議案の審議が終了し午後1時 に閉会、懇親会に移った。 58 任ということで承認された。 ・公益法人申請(本多理事)申請に必要な書類 ・文化講座(岩脇理事)都内寺院を訪問し、重 林事務局長より出席者数の報告があり、定款 に 従 っ て 理 事 会 は 成 立。 議 長 に 末 廣 久 美 理 事 り入れたい。 議案第1号 平成 年度事業計画案の承認を求める件 理事を選出し議案審議に入った。 長、議事録署名人に岩脇孝子、梨本三千代の両 協力を感謝された。続いて尼僧法団の川名理事 会員等の寺院に配布する。なお、一本のタオル はじめに末廣理事長が挨拶され、本年度事業 計画の大会、チャリティーコンサート、山陰古 24 116 ・心の募金(河原理事)初期の趣旨に戻り、ポ 30 名理事長、監事2名、維持会員4名、事務局員 11 議案資料に基づく林事務局長の事業計画案の 説明を受け、六大事業担当委員の代表者がそれ ぞれ詳細を説明。 24 - 22 - 10 14 24 24 23 12 24 2012 年 新年号 No.110 る。 基本事業計画 当連盟は、前項の目的を達成するために次の 主たる事業を行う。 り、プレゼントの交換、現地視察等を通じて心 流を行う。教育資金のみならず、手紙のやりと Ⅴ機関誌「全佛婦」を年4回発行する してもらえるよう参加呼びかけをする。 年度より再開した「文化講座」へ会員はも とより、不特定多数の一般の人々にも多数参加 ともに支援している里親運動の里子たちとの交 の交流を持ちながら支援活動を続ける。 Ⅵその他目的を達成するために必要な事業 今年度は西日本方面に力を入れ、組織拡充を 図る。 せんが、子どもを育てる日々の生活の中で、青 ①母親がやさしい気持ちで子どもに話しかけ る時に教え行う募金です。大きなことはできま Ⅲ青少年の情操教育運動 〈文化事業〉 各種出版物を企画製作し教化活 動に活用する。ホームページを充実させ広報に Ⅰ各種団体との連絡提携及びその強化拡充 例年のごとく、毎月 日の「写経の日」を中 心に運動を展開し、会員が中心となり、広く大 少年の情操教育を考え、感謝の気持ちを〝心の 活用する。 公益法人申請に向けて研修会を開催。 勢の方々に「写経運動」の参加を呼びかけて、 募金〟という形で表し推進する。 平成 ③アフガン復興支援のための〝ぶどう基金〟 運動に参加する。 この運動を大きく推進させる。 ②阪神・淡路大震災の被災地・神戸の被災地 NGO恊働センターと9年度よりはじめた〝一 彼岸会、盂蘭盆会等の仏教行事がある時は、 会員、その他の人々に呼びかけ、教化につなげ 合 年度収支予算(案) 12、250、000円 計 18、950、000円 Ⅱ管 理 費 13、455、000円 Ⅲ特定預金 100、000円 Ⅳ予 備 費 845、000円 歳出の部 Ⅰ事 業 費 Ⅱ事業収入 11、700、000円 Ⅲ補助金等収入 6、300、000円 Ⅳ寄 付 金 3、000、000円 Ⅴ雑 収 入 100、000円 33、350、000円 歳入の部 Ⅰ会費収入 継続事業として左記の運動等を推進する。 〈準会員組織〉 老若問わず多くの婦人に呼び かけ、準会員の組織拡充・活性化を図る。 る。 本のタオル運動〟のまけないぞうが被災者の心 の励みとなるよう幅広い活動をする。 24 合 計 33、350、000円 - 23 - 16 各団体に呼びかけて写経会を開き、輪を広げ る活動を行う。 ③ 年度より始めた〝花の種運動〟の「育て よう花を、心の花を」のキャッチフレーズのも と、青少年の情操教育の一環として運動を展開 会員の強化拡充のため年一回、大会を開く。 また、仏教の四大行事(修正会、涅槃会、花 まつり、成道会)を各団体とともに執り行う。 し、花の種3万5000袋を配布する。 ④若い母親と子どものための施本を作成配布 する。 ⑤その他、涅槃会、花まつり、盂蘭盆会、成 道会等の仏教行事を通じて心の安らぎといたわ 研修会を開催実施する Ⅳ道徳教育を中心とした公開講座、講演会及び りの気持ちを一般の若い人にも届けられるよう 子どもたちと交流する。 年度より㈶全国青少年教化協議会と 活動する。 ①インド・ブッダガヤの印度山日本寺付属光 明施療院や菩提樹学園を訪問し、現地の人々や う Ⅱ国際親善、人道支援のために左記の運動を行 16 25 光明施療院の無料診療活動を維持するために 写経運動を強化するとともに、地域住民と交流 する。 ②平成 13 全佛婦 美輪明宏チャリティーコンサート 月 日、東京・五反田のゆうぽうとホールにおいて美輪明宏チャリティーコンサートが開 催された。当日ははっきりしない空模様でしたが、多くの方々にご来場いただき有難うござい 掲載させていただきました。 圧倒的な歌唱力と表現力で 深い喜びに包まれる ページに 御 礼 「 ゆ た か な 心 の 育 成 」 を 目 的 に、 隔 年 ご とにチャリティーイベントを開催いたして おります。 今回は音楽、演劇、著作活動等、多方面 にわたってご活躍されている美輪明宏さん のご協力をいただき、余韻を残しながらそ の華麗な舞台を無事終了いたしました。こ 美輪明宏さんの素晴らしいコンサートがおこな はないでしょうか。そんな心を癒してくれる、 を思い、涙を流される方もいらっしゃったので 震災、原発問題など多くの不安と自分の無力さ か、テレビのトークショーなどで拝見するよう で、場内はやや緊張した状態だったのを感じて 始 め ら れ ま し た。 美 輪 さ ん の 圧 倒 的 な 存 在 感 りと中央のマイクまで歩み寄られて、ご挨拶を 舞台袖から登場した美輪明宏さんは、きらび やかなドレスに身を包まれ眩しいほど。ゆった おります。 ました皆様のおかげと心から感謝いたして だきました各法人、そしてご来場いただき 本仏教会、東京都仏教連合会、ご協賛いた れはひとえにご後援いただきました㈶全日 われました。 当日お配りいたしました写経用紙は、励 ましのお言葉とともにたくさんの方からご れた方をご招待されていたそうです。 みたくなる親しみやすい曲です。実際、美輪さ 第一部は「朧月 夜」からスタート。「 菜の花 畠に、入日薄れ……」と日本人ならだれもが聞 東日本大震災の被災者の方々が作製されて なくだけた雰囲気でお話され、場内はおおいに 私自身、美輪明宏さんのコンサートを観るの はこれが初体験です。どれほど美しい方なんだ ん も「 一 緒 に 歌 っ て い た だ い て も か ま い ま せ 返 送 い た だ い て お り ま す。 お 写 経 は イ ン ろう、どんな楽しいお話を聞くことができるの ん」とおっしゃっていました。 いることを申し上げましたところ、大勢の ーで販売いたしました「まけないぞう」は 運営費とさせていただきます。また、ロビ は無料で診療をしております光明施療院の ド・ブッダガヤの日本寺へ納経し、奉納金 だろう……。また、幸いにも前方の席をご用意 方々がご協力くださいました。早速、売上 いたことのあるこの曲は、思わず一緒に口ずさ いただけたこともあって、 「こんな近くで美輪 「惜別の歌」「喫茶店の片隅で」「愛しの銀巴 里」「ラ・ボエーム」「哀しみの中から」と続き た。そのうちの250名の方は、福島で被災さ 和んでおりました。 いよいよ美輪明宏さんのご登場となります。 会場の灯りが落ち、全日本仏教婦人連盟理事 長の末廣久美さんの開会のご挨拶が終わると、 33 場所は前回と同様、東京・五反田にあるコン サート会場。約1000人の観客が集まりまし 2011年はわれわれ日本人にとって、悲し いできごとの多い一年となりました。東日本大 待が高まっていきます。 んでおります。当日のコンサートの模様を以下に、また、ご招待者からの礼状等を ました。ご招待した被災者の方々に少しでも心の安らぎと希望を与えられたのではないかと喜 29 明宏さんを見られるなんて!」と否応なしに期 - 24 - 11 2012 年 新年号 No.110 詞作曲された代表曲のひとつです。貧しい家庭 1966年にヒットした、美輪さんご自身が作 そ し て 私 が も っ と も 楽 し み に し て い た「 ヨ イ ト マ ケ の 唄 」 が 第 一 部 の 最 後 の 曲 で し た。 こその表現に、深く感心いたしました。 うだけでなく、その曲に対する深い理解あって されてから歌われます。単に歌唱力の高さとい はその時代背景やエピソードをスラスラとお話 ずその曲がどのようにしてできたのか、さらに ように……という、美輪さんのお心遣いです。 語で歌われました。観客に歌詞が深く心に届く なくお話されたのち、日本語に続いてフランス か。エディット・ピアフの生涯についてよどみ にされていた方も多かったのではないでしょう ました。さらにエディット・ピアフの名曲「愛 といった様子で、すっかり心を奪われてしまい ました。舞台のセットも、ヨーロッパそのもの チ」「恋人たちは何処へ」とシャンソンが続き 休憩時間を 挟み、第二部がスタート。「聞か せてよ愛の言葉を」「初日の夜」「マダムカチカ 故郷に帰ることができることを心から祈る がらお帰りになられるお姿に、一刻も早く ただきます。ありがとうございました。 願い申し上げて、御礼のご挨拶とさせてい 最後になりましたが、今後とも私たち連 盟の活動にご理解をいただき、ご協力をお その尊い活動に心から敬意を表します。 きました。厚くお礼申し上げるとともに、 奉仕活動をされている方々にご協力いただ た。「 楽 し か っ た 」 と 口 々 に お っ し ゃ り な ろ、 2 5 0 人 も の 方 が ご 来 場 な さ い ま し のコンサートにお招きいたしましたとこ 少しでも癒やしていただければと、この度 ひとときをお過ごしいただき、辛い日常を 方々がいらっしゃいます。ゆたかな楽しい 東日本大震災から9カ月も経った今、福 島から避難し未だ故郷に戻れない多くの 報告いたします。 金を被災地にお送りいたしましたことをご で育った、幼少時代のご友人のお話とそのお母 そして最後の曲「老女優は去りゆく」の歌とお ばかりでした。 ます。美輪さんは歌を歌われるまえに、かなら さんのお話をされる美輪さんを見ていると、胸 芝居で、盛大に幕を閉じました。 この被災された方々をご招待するにあた り、各地域のNPO法人、ボランティアで の讃歌」。美輪さんがお歌いになるのを楽しみ が熱くなりました。 興奮冷めやらぬ観客席。アンコールの声がか かる間もなく、美輪さんはさっそうとご登場さ れました。お歌いになられたのは、喜納昌吉さ んの「花」。迫力 のある美しい歌声に、いまま で抱えていた嫌なことが美輪さんの歌声によっ て浄化されたようでした。 コンサートが終了し会場を出ると、美輪さん のご著書をお買い求めになる方や、おなじみの 「まけないぞう」をお買い求めになる方でごっ ㈳全日本仏教婦人連盟 たがえしておりました。「まけないぞう」に関 しては、完売していました。そんな会場をあと 愛 理事長 末 廣 久 美 に、美輪さんの素晴らしい公演を心で反芻しな がら駅までの道を歩きました。 穂上 - 25 - 全佛婦 里親 通信 親 運 ─ インドの地に ─ 里 動 を トをしている。 ─ 全 青 協 と 共 に ─ 小説を読むのが好きで、クリケッ 今年度もインド・ベナレス近郊 のサルナートとラダックの里子た 生活環境 学校まで6~7キロ。 村に病院はあるが、飲料水は遠く の成績を喜んでいる。 家庭状況 父親は労働者、母親は 専業主婦。6人家族で、父親は彼 歳男子) 明るい子。たこ揚げや風景を描く 近 況 性格のよい子で、遊び と甘いものが好き。乱暴が嫌いな (SRF―012・ ガウタム・クマル・サロジ SRFの子どもたち 生活環境 学校まで3~4キロ。 村には電気が通じていない。 まで行かないと入手できない。 ヴィシャール・クシュワハ 歳男子) 健 康 面 昨年は発熱その他で欠 席も多かったが、今年は元気で欠 近 況 将 来 の 夢 は エ ン ジ ニ ア。教科は慎重に学ぶ。今年は病 (DCV―027・ 席もない。成績も良く、課外活動 気がちだったが、今は良い成績を ち 名からの手紙と成長記録(年 間報告書)が届きました。 にも積極的に参加している。 あげている。 子どもたちは皆さま方のご支援 のおかげで学校や寮での生活を続 けることができています。一生懸 健 康 面 今年は病気で数日休ん だ が、 回 復 後 は 元 気 で 成 績 も 良 学 習 面 クラスではいつもトッ プ。 今 年 は 試 験 で ・ % と っ た。将来のために努力している。 している。 命に勉強している様子が届いた手 紙の文面からうかがえます。 家庭状況 父親は労働者、母親は 専業主婦。4人兄弟が両親と暮ら とカチャウリ。学級委員に選ばれ 大いに楽しんだ。 ことを楽しむ。好物はジェリビー 学 習 面 学年の試験で ・1 %をとり、クラスではトップ。ど た。聖日に祖父の家を訪ね祭りを 81 い。朝早く起床して宿題に精を出 年度も、どうぞよろしくお願 いいたします。 す大家族である。 16 15 の科目でも成績は良いが、彼が好 10 きなのは英語と数学。 健 康 面 かなり良 好。健康上何の問題も なく、全般的に元気。 学 習 面 9年生に進 級した。勉強には最善 を尽くし、スポーツに も秀でている。学業が 終わったら教師になる ことを希望している。 学校の行事すべてに参 - 26 - 75 紙面の都合で、今号ではサルナ ートの子どもたち6名の成長記録 を掲載させていただきました。 ラダックの子どもたち4名の手 紙等は次号に掲載させていただき ます。 DCVの子どもたち 歳男子) オムパルカシ・パテール (DCV―025・ アを目指して常に努力している。 近 況 大変賢い少年で、すべ ての分野に秀でており、エンジニ 15 15 10 24 2012 年 新年号 No.110 加する努力をしている。 カラン・クマル アジェイ・クマル・ガウタム 歳男子) スシル・クマル・サロジ 歳男子) 彼の教育費や生活必需品にも困っ している。貧困層に属し、両親は 弟と2人の姉妹がいるが全員結婚 て い る。 ス ポ ー ツ に も 秀 で て い 学 習 面 9年生に進級した。試 験でよい成績がとれるよう勉強し 健 康 面 かなり良好。健康上何 の問題もない。 ている。 校の行事すべてに積極的に参加し ポーツ、特にクリケット好き。学 近 況 行儀のよい子。聞き分 けもよく、クラスでは積極的。ス 意。学業終了後は医者になること し て い る。 一 般 知 識 と 社 会 が 得 学 習 面 良い成績で9年生に進 級した。すべての学校行事に参加 健 康 面 かなり良好。健康上何 の問題もない。 を込めている。 決意。クリケットをする時は情熱 することを嫌う。9学年も頑張る 近 況 性格のよい子。クリケ ット好きで、友達や兄弟とけんか ているため、学校ではすべての科 と。兄姉たちに勉強を見てもらっ 学 習 面 9年生に進級。彼の願 いは高学歴を取得して成功するこ 多才で積極的。学校行事にはすべ ルフィとカウチャリ・ジャレビ。 近 況 明るく性格もよい。ク リケットと読書好きで、好物はク (SRF―026・ ている。彼は勉強して将来自立す る。学業が終わったら貧困のため を希望。クラスでも積極的で歌も 目でよい成績をあげている。 (SRF―017・ ることを望んでいる。 に教育を受けられない子どもたち うまい。 歳男子) 飲料水は200メートルの距離に に奉仕する教師になることを希望 家庭状況 両親とも農業に従事。 2人の兄弟と3人の姉妹がおり、 (SRF―014・・ あ る が、 長 い 行 列 が で き て お り している。英語と数学が好きで、 家庭状況 父親は機械工、母親は 専業主婦。3人の兄弟と2人の姉 妹 が 5 年 生 に い る。 貧 困 層 に 属 家庭状況 父親はレンガ工場の労 働者、母親は専業主婦。3人の兄 往々にして待たされることが多 これらの学科では優秀な成績をあ 妹。貧困層に属し、両親は教育費 し、基本的な必需品の購入費にも 健 康 面 かなり良好。健康上何 の問題もない。 従兄弟たちと楽しんだ。 て参加。夏休みには親戚を訪ね、 い。家にトイレはあるが電気は通 げ て い る。 科 学 が 苦 手 の よ う だ などをまかなえない。必需品にも 生活環境 学校まで2キロ。食料 品店が家から5キロの所にあり、 じていない。 が、教師の指導で問題は解決でき ている。 生活環境 学校まで2キロ。食料 品店が家から5キロの所にあり、 トルの距離にある。家にはトイレ の所にあり、飲料水は100メー 生活環境 学校まで100メート ル。食料品店が家から メートル 200メートルの所にあるが、電 飲料水は200メートルの距離に 生活環境 学校まで1キロ。食料 品店が家の近くにあり、飲料水も 気が来ておらず、トイレは500 がなく電気も通じていない。 い。 トイレはあるが電気は通じていな きていて待たざるを得ない。家に あるが、往々にして長い行列がで している。 メートル離れた公共トイレを利用 を望んでいる。 困窮している。 15 困窮している。彼は自立すること 13 50 - 27 - 15 全佛婦 第 回文化講座 山陰古寺めぐり研修の旅 研修の旅に参加して 埼玉工業大学客員教授 寺(浄土宗)に参詣。松江藩との関係を示す墓 石は、大名の菩提寺らしい門の奥にあった。巨 大な亀形の寿蔵碑や力士雷電の碑も印象に残っ 認する。石段を登って参詣処に入り、お茶とダ 建てたという「投入堂」を道路端の望遠鏡で確 佛寺(天台宗)へ到着。役行者の法力で岩屋に 明日も快晴間違いなし。 予定より遅くに瑪瑙や勾玉の出る玉造温泉 着。自己紹介の宴会の後、有志は安来節見学。 かった。再建が望まれる。 た。往古の本堂は、広い敷地を残すのみで淋し ンゴのお接待を受けて本堂参拝。全日本仏教婦 月2日(水) 心。食事をしながら右手を見ると、白兎海岸の 「因幡の食い倒れ」とはよく言ったものだと感 ていた。三佛寺米田ご住職に前夜電話をしてい 偉容の中に残る諸堂には、廃仏の嵐の跡が残っ 月1日(火) 第2日目は別格本山大山寺(天台宗)の参詣 からスタート。日本海に対して屹立する大山の バスは早めに美肌のラジウム三朝温泉に着 き、入浴そして宴会。明日も快晴とのこと。 付けられていて、神仏習合の時代が偲ばれた。 陀の梵字と阿弥陀・観音・勢至の梵字が堂々と を拝聴。本堂内の大きな御神輿二つには、阿弥 昼に出雲の椀子蕎麦に舌鼓を打ち、ただちに 一畑薬師(臨済宗)に向かう。急な石段を登っ できない機会だった。 高さで見学できた。今後 れた。 寺でもある。ご住職の出雲大社との神仏習合と 3)建立。弁慶や浄土宗第三祖良忠上人修行の 第3日目は 時頃に鰐淵寺(天台宗)着。紅 葉 に 少 し 早 い 深 山 の 古 刹 は、 推 古 2 年( 5 9 標識があった。晴れたり曇ったりの天候の中、 ただけたので、阿弥陀堂でもご案内ご説明があ て心身健全を祈願。ご住職はお待ちくださって 人 連 盟 選 り す ぐ り の〝 な で し こ ジ ャ パ ン 〟 の バスは快適に進む。ここは、 「弁当忘れても傘 った。上の地蔵堂では、ご老僧の法話を拝聴で いたようだが、時間がなく拝謁できなかったの 23 平成 年 月 日、末廣理事長以下 名は午 前 時半頃羽田出発。正午頃に遅延もなく鳥取 空港着。 31 一畑電鉄の観光バス乗車後、間もなくお昼の お 弁 当。 有 名 な「 か に 寿 司 」 は 美 味 し く て、 分離の話は、日本史を考え直す機会を与えてく 10 続いて出雲大社に至る。事前の手続きがあっ たので、平成の大遷宮の工事中の大屋根を同じ 年経たなければ再現 60 10 面々を前にしたご住職の一段と熱の入ったお話 忘れるな」といわれる土地柄ではあるが、天候 きた。廃仏の打撃の後、檀家もないこの大寺の は残念。 浄 土 宗 西 福 寺 住 職 文学博士 宮澤 正順 はだんだんと好くなってきた。道路に警官やそ 保存復興に努力されるご苦労に頭が下がった。 日(月) の車輌が目につくのは、天皇皇后両陛下のご来 月 県最終の日に当たっていたからであった。 午後6時頃無事羽田着。関係者すべての方々 のご高配に感謝して擱筆とする。 11 61 次に横山大観の画と庭園美で有名な安来市 の 足 立 美 術 館 へ。 夕 日 の 沈 む 頃 に 松 江 市 月 照 23 31 バスは徐々に山路に入り三徳山(美徳山)三 11 - 28 - 10 10 2012 年 新年号 No.110 三徳山三佛寺 山居 亨子 ることができた。 所々に見受けられ、人々の信仰の厚さを垣間見 る。前日に行われた火渡りの跡や喧噪の名残が 来、 大 日 如 来 の 三 尊 が 祀 ら れ て い る こ と に よ 与えられている。三仏とは釈迦如来、阿弥陀如 ったお堂を岩屋に投げ入れたといわれている。 でいるのです。昔々、役行者が法力で地上にあ 掛けられているがごとく、優美な姿でたたずん た。断崖絶壁の途中に、浮かんでいるがごとく いおもてなしを受けました。たくさんの階段に 3日間、全日仏婦ならではの特別拝観、ご住 職様方による寺歴説明、ご本尊仏の拝観、温か ご住職の眠気を忘れさせられるユーモアを交 えたご法話、ご寺族の手厚いおもてなしに時間 参拝することができました。 苦労いたしましたが、仏さまのお導きで何とか 国宝投入堂で知られる三佛寺 が経つのも忘れるひとときでした。 奥の院の投入堂の不思議な建物には驚きまし 神話のふるさとであり見所いっぱいの山陰の 旅、またいつか訪ねたいと心に決め帰路につき ました。 (静岡県伊東市) 大山寺から月照寺まで 鈴木トヨ子 2日目、天候に恵まれ大山寺に向かう。木々 の紅葉がはじまり、大山もすっきりと美しい姿 を見せて私たちを迎えてくれた。三佛寺の米田 ご住職のお計らいで非公開になっている大山寺 塔頭の阿弥陀堂を拝観することができた。本尊 の丈六木造阿弥陀如来座像は光背も大変珍しく 左右には五体の飛天が配置され、金箔の状態も よく昔の豊かな経済力がうかがわれ、大切に保 存されていることを物語っていました。 - 29 - 初めて全日仏婦の研修旅行に参加し、貴重な 体験と経験を積むことができました。 最初の参拝は天台宗三徳山三佛寺でした。同 寺の開山は849年、慈覚大師円仁より寺号を 大山寺参詣の一行 全佛婦 本堂ではご住職がお待ちになっておられ地蔵 菩薩像をお詣りさせていただいた。仏さまをお 詣りさせていただくたびに研修の旅の有り難さ を痛感させられました。 名残は尽きないが大山寺を後に、漆喰壁に焼 き杉の腰板、小さな石橋が随所に架かる倉吉を 通 っ て、 昼 食 は 米 子 で フ ラ ン ス 料 理 を い た だ き、足立美術館を見学。美しい庭園、横山大観 の画などを拝見し、寿立庵では松江ならではの 足立美術館の日本庭園 お茶をいただき、静かなひとときを楽しみまし た。 次にあじさいの名所であり松平家菩提寺の月 照寺へ。夕方になってしまいましたが、雷電の 碑、松平家代々の墓、松江の人々に豊かな茶の 湯文化を遺された不昧公のお墓等をお詣りし、 美肌の湯で有名な玉造温泉へ向かう。途中、暮 れなずむ宍道湖の夕映えが印象的でした。 (当連盟監事) 紅葉の名所鰐淵寺 南朝ゆかりの地 篠田千津香 大山寺に向かう途中、ガイドさんが後醍醐天 皇の話をたびたびなされ、大山寺、鰐淵寺は南 朝方と縁があり、昔々の時代が今も生きている と思いを深くいたしました。 人は二度死ぬ、一度目は息を引き取った時、 二度目は生きている人から忘れられた時、とい うことを聞いたことがありますが、鳥取、島根 では南朝方の人々にいつまでも思いを置いてお られ、有難いことと感じました。 出雲大社からいただいた由緒略記の中にも後 醍醐天皇との由縁が記されており、あらためて 遠い昔の南朝方に思いを巡らしました。 鰐淵寺の桜の花、青い空に春とは違ったうれ しい眺めで、長い石段を登ったかいがありまし た。 (真言宗豊山派彦峯山迎攝院信徒) 紙面の都合で一部割愛させていただきまし た。ご寄稿いただきました方々にはまことに申 し訳なく、心よりお詫び申し上げます。 (編者) - 30 - 2012 年 新年号 No.110 一 日 一 巻 写 経 を 三村 正明 山辺喜美子 小林喜代子 中村 幸恵 和田美智子 野尻美恵子 栗山 仲子 池田ヨシミ 新井寺扱い 中村 幸子 宮川 寿美 野中 赫子 永田 和子 小梶 洋子 黒田 和子 けさせていただくため、皆さま方 お正月の静かな朝のひととき、 心も新たに写経でお過ごしいただ 公門 照子 中島 和子 ました写経料は光明施療院の運営 き、お送りくださいますようお願 のご協力を必要としています。 資金として使用させていただいて いいたします。 写経 通信 昨年の 月5日~ 日に、末廣 理事長、篠田副理事長、河原理事 います。 ── 清 き 心 の 支 え に ── の3名が、聖地インド・ブッダガ ヤの日本寺境内に建設された光明 天王寺写経会扱い ▼写経運動にご協力の方々 私たち日本の仏教婦人が日印友 好のために昭和 年からインドに 施療院を訪ねました。 年。今 医療施設を贈ろうという運動を始 めさせていただいてから 日高恵美子 永澤 流理 毎年 月8日の成道会に写経を 奉納しておりましたが、今回は新 田中きわ子 堀 裕子 日に奉納することになり ではなくてはならない施設として 年1月 管 いつ 斉藤 慶子 川橋 利枝 峯岸久美子 高田 敬子 小塚 好子 渡部美智子 根本 博子 佐藤 節子 松井 純子 現地の人々に根づいています。 玉上 優子 前田 悦子 松井百合子 ました。会員の皆さま方のご理解 長沼 咸子 高石千どり ご協力をお願いいたします。 施療院の無料診療活動を末永く続 仏教婦人の母性愛からの布施心 を結集して出来上がったこの光明 27 12 写経をご自身の心の支えとして いただき、一緒にお送りいただき 事務局扱い 鈴木 鳥越美奈子 古崎千枝子 喜美 弓子 三宅 東 村上 和之 溝口 満恵 宮永 時枝 横山 俊子 岩瀬 常子 公門 梶川うた子 奥田智恵子 羽生田紀子 倉持 松子 相原 和子 塩川 房子 末廣 久美 岩脇 孝子 山辺喜美子 長沼 咸子 石黒 洋子 中村千代子 田口 貞枝 法師人好子 清美 高橋 節子 中瀬古和子 溝口 順子 小原 義生 花田まさ子 高野 芳子 一杉 玲子 花田 荒一 鈴木トヨ子 西森万季子 永井 廣美 下田トミ子 髙橋ふみ子 小林 慶子 丸川 朋未 渡邊 定子 鶴田くらよ 三村 朋子 鈴置 光深 ―順不同・敬称略― 秋田 石川 晃 奥田アイ子 - 31 - 58 12 12 20 全佛婦 り海外にまで広がりをみせており 心の架け橋となって国内はもとよ 〝一本のタオル運動〟 。今では心と か?」と尋ねると、笑顔で「地震 待っていてくれます。 行くと炊き込み御飯などを作って した。最近では、私たちが回収に その後、お訪ねすると、ぞうさ んが壁のあちこちに飾ってありま いていきました。 陸前高田市 女性 ○ 「まけないぞう」が被災者に寄り まけないぞう。がんばるぞうさ ん、ありがとう」 せてくれた。 ればと少しは役に立つように思わ かき立ててくれ、支援の一助にな とが、自分も生きようという心を 教わった。今はぞうさんを作るこ ないのか? 昔、人形を作ってい たなつかしさで、このぞうさんを 素晴らしい運動だと思います。こ 「 一 本 の タ オ ル 運 動 」 は、 製 作 者、購入者が共に心豊かになれる 協力できると喜んで購入してくれ 幼稚園バザーにて販売させてい ただきました。当日はあいにくの た。 運動」に参加させていただきまし から、微力ながら「一本のタオル 何かのご縁ではないかという思い 阪 神・ 淡 路 大 震 災 の 被 災 者 の 方々と手を取りあいながら始めた 「 最 近、 ぞ う さ ん は ど う で す 西(台東区初音幼稚園保護者) ました。 雨でしたが、たくさんの方が支援 婦人連盟様の運動を知り、これは ます。 の直後は生きるのに精いっぱい 添い、笑顔をもたらしてくれまし のような運動に協力させていただ 〝一 本 の タ オ ル 運 動〟 一本のタオルがつなぐ心の架け 橋は、前号でもご報告いたしまし で、手芸といわれても心動かされ た。 けたことに感謝いたします。あり タオル たように、この度の東日本大震災 なかった。でも、今では心の余裕 がとうございました。 ── 支 え 合 い の 輪 を ── で被害に遭われた多くの人々の心 も出てきて、夢中になって、とて ○ 現地からの声が届きましたの で、その一部を紹介させていただ る暇がないのと、先生に話したの 仮設に入って落ち着いたころ、 ボランティアの方々が県外などか す。 と、 多 く の 人 々 に 配 布 し て い ま しみの心を育てていただきたい 私たちは美しい花々と心を通わ せながら、思いやりの気持ちと慈 育てよう! みんなで花を あなたのそばに が、手芸が得意だったということ らも来てがんばっているのに、自 小さな小さな花の種に語りか け、愛情を注ぎながら育てていく 3月、お彼岸前に発送する予定 でおりますので、皆さま方のご協 力をお願いいたします。 - 32 - 通信 の架け橋となっております。 も楽しいから〝うつ〟になってい きます。 よ」と応えてくれました。 通信 花の種 初音幼稚園前園長の髙橋アイ先 生も参加しておられた全日本仏教 ○ そのSさんからの一言メッセー ジです。 「かわいい子を旅に出します。よ 陸前高田の仮設に住むSさんは 1週間に 頭ほど作ってくれてい ます。 当連盟の六大事業のひとつ〝花 の 種 運 動 〟。 年 度 も 3 万 5 0 0 で、最初のひとつがとても上手に 分は歴史も財産も失ったというむ と、自然は美しい花を咲かせてく ろしくお願いします。 で き ま し た。 「 S さ ん、 ぜ ひ、 も なしさで〝うつ〟になっていた。 れます。 きました。 っとぞうさんを作ってください」 でも、私でも何か役に立つことが 0袋の花の種を用意することがで 24 とお願いして、いくつか材料を置 出会った時は、調子が悪くあま り乗り気ではありませんでした 30 2012 年 新年号 No.110 月 日に開催したチャリティ ーコンサートには、㈶全国青少年 しいひとときをお過ごしいただく が来場されて美輪明宏さんとの楽 することができ、250名の方々 があります。フランス語圏でした 若かりしころ、アフリカのガボ ン共和国に2年ほど在住したこと す。 た。心穏やかに過ごしたいもので 般若心経は毎日唱えておりまし た が、 写 経 は 初 め て の 体 験 で し ざいました。 この度は美輪明宏チャリティー コンサートにご招待ありがとうご なの?」と口々に驚嘆の声を上げ 県外避難者の皆さんは「え~、 ホ ン ト!」「 あ の 有 名 な 美 輪 さ ん ワークを通じてお声がけさせてい ・埼玉の避難者に私どものネット 県外避難者と申しましても、会 場が東京であったことから、東京 とうございます。 にご招待くださいまして、ありが 輪明宏チャリティーコンサート」 教化協議会の神仁さん、被災地N ことができました。 ので覚えている範囲でフランス語 られ快諾してくださり、200余 美輪明宏チャリティーコンサート GO恊働センター代表の村井雅清 を少し話すことができます。何か 名の方々が参加されました。 さん、銀座青木クリニック医師の 被災者の苦しみ、避難者の苦し みに、いくらかでも手を差し伸べ のご縁のように感じました。 ─ 青木正美さん、特定非営利活動法 ることができたのではないかと喜 あの未曾有の大災害から8カ月 が過ぎたにもかかわらず不自由な 震災被災者250名を招待 人NPO埼玉ネットの松尾道夫さ んでおります。ありがとうござい 美輪さんは素晴らしい方です ね。感動でした。生きる強さを感 生活を余儀なくされておられる避 ─ ん、全日本仏教青年会前理事長の ました。 じました。生きなければと思いま 難者が、美輪さんと一体となって 宮寺守正さんなどのご協力をいた す。 29 被災された方々に招待券をお渡し ました。 ただきました。 だき、おかげさまで380名余の 一般ご来場者900余名、ご招 待者250名の方々からは、美輪 〝やすらぎ〟のひと時を過ごされ さんの幻想的なお姿と熱唱に感動 宮城県より都内に避難 髙橋ふみ子 きっと、これからの長い避難生 活に一筋の光を見いだしてくださ ったことと思います。ひと足早い クリスマスプレゼントを頂戴しま ほんとうにありがとうございまし して、心から感謝申し上げます。 平素より貴連盟には多大なるご 支援を賜り、心からお礼申し上げ 代表 村井 雅清 被災地NGO恊働センター た。 また、この度は東日本大震災か らの県外避難者約250名を「美 ます。 やすらぎのひと時に感謝 厚く厚く御礼申し上げます。 されたとのお礼のお電話をいただ きました。 コンサートの折にお願いいたし ました写経も、被災された方はじ め一般の方々からもご協力いただ くことができました。感謝いたし ております。 お礼のお手紙の一部を掲載させ ていただきます。 ○ - 33 - 11 全佛婦 第 回静岡県仏教婦人会吉田大会 大 塚 千 晴 が始まりました。仏婦の信条の唱和、会長の挨 拶、ご来賓の方々にご祝辞をいただき、最後に 全員で仏婦の歌を合唱し、緊張の中にも和やか さを感じる式典でした。 分講演していただきました。会社を 講演には大分県勝光寺ご住職の南慧昭老師を お招きし、「心の健康」~仏心は歌心~の演題 で1時間 定年退職されてから曹洞宗の修行を積まれ、実 家の寺で住職をされるとともに、歌説法という 新感覚の説法に取り組まれ全国で活躍されてい ができました。 回静岡県仏教婦人会吉田大会を開催すること 吉田町仏教婦人会 会長 平成 年 月 日、会場となった牧之原市榛 原文化センターに県下780余名の会員が参集 26 し、全日本仏教婦人連盟の末廣久美理事長、林 ます。 53 臨済宗寺院の和尚様のご導師により厳粛に法 要が執り行われ、実行委員長の大会宣言で式典 今回の講演でも優しく温かな歌声が響き、会 場と一体となって歌う説法に、人として忘れて はならない絆やつながりの大切さがしっかりと 伝わってきました。 清興は尺八奏者の縄巻修巳氏とエレクトーン 奏者の縄巻トモコ女史によるデュオで、しっと りと心地よく聴かせていただきました。特に、 篠 笛 で マ イ ク を 通 さ ず に 演 奏 さ れ た「 青 葉 の 笛」の静かな音色が心にしみいり感動しまし た。 おかげさまで大会も無事終了することができ ま し た。 こ れ も 多 く の 方 々 の ご 理 解 と お 力 添 え、そしてご協力のたまものと深く感謝してお ります。 合 掌 - 34 - 30 53 10 恵智子事務局長にもご臨席いただき、盛大に第 祝辞を述べる末廣理事長 南慧昭老師の歌説法 23 2012 年 新年号 No.110 夜の懇親会で一同親睦を深める。 日 第 回全日本仏教婦人連 盟大会(虎ノ門・ホテル オークラ東京) 日 第 回静岡県仏教婦人会 18 53 58 吉田大会(牧之原) 日~ 月2日 第 回文化講 ▼ 月 1日 ㈶全日本仏教会平成 12 年 させたいただく。途中、相馬市役 馬市へと向かい被災状況の視察を て原発事故の災害に見舞われた相 日は、集合場所の郡山駅前か ら大型バスに乗り、大震災、そし 盟からも2名が出席した。 向けて取り組んでいる定款につい また、全日本仏教会が平成 年 4月1日より公益財団法人移行に れた。 つながりの重要性について述べら 方が地域仏教会の必要性や寺院の づき、2名の福島県仏教会役員の 宮城) 会婦人部会出席(岩手・ 7・8日 ㈶WCRP日本委員 (港区・善光寺) の旅 ▼ 月 座・山陰古寺めぐり研修 6日 東京都仏教連合会「成道 (インド) 寺院とムンバイを巡る旅 ジャンタ・エローラ石窟 6日 第 濃町・明治記念館) 日 第 回文化講座(天王寺) 日 ㈶WCRP日本委員 ンサート(五反田・ゆう 梅窓院) 日 美輪明宏チャリティーコ 回文化講座出席(青山・ 席(福島) 日 ㈶国際仏教興隆協会第7 会人権委員会出席(韓国) 日 全加盟団体代表者会議出 ~ 62 日 ブッダガヤ光明施療 12 日 仕事納め ※仕事始めは1月 日になります 村) 日 「全佛婦」最終校正 華) 日 第 回理事会(つきぢ田 民委員会出席(巣鴨・興 国ホテル) 日 ㈶WCRP日本委員会難 夕べ」出席(日比谷・帝 「 成 道 会 チ ャ リ テ ィ ー の 院・菩提樹学園訪問とア 5~ 会出席(伊豆) 5・6日 ㈶WCRP日本委員 所で民生部長さんが同乗してくだ ての質疑や、各宗各派の出席者に 8日 子供の町のための園遊会 時子 周年記念集 回チャリティー茶会 さり被害状況の説明を受ける。山 よ る 意 見 交 換、 質 問 等 も あ っ た 間部を抜けて海岸線が近づくと窓 河原 チャリティーバザー(信 が、会議は定刻の正午に終了し解 入るばかりでした。 夕闇が迫るなか目的地に到着。 月 日 新宗連結成 116 18 ぽうとホール) 14 16 16 12 13 26 19 25 11 17 24 1日 「全佛婦」秋季号 号発行 日 真言宗智山派晋山式出席 (智積院) 109 会・祝賀会(渋谷公会堂) 10 60 18 29 ▼ 外には今なお災害のつめあとが広 ル) 「全佛婦」編集打合せ ( 芝・ 東 京 グ ラ ン ド ホ テ 度 第 2 回 評 議 員 会 出 席 23 祭壇を前にして亡くなられた方々 年度加 のご冥福を祈り読経、合掌する。 日から 日は午前9時より代表者会議 が開かれ、開会挨拶、三帰依文、 加盟団体代表者会議 日にかけて、福島の郡山市で開 議長挨拶と続き、配付資料にもと ㈶全日本仏教会の平成 盟団体代表者会議が 月 名が出席した。当連 26 会の集い」出席(有楽町 ・よみうりホール) 日 東 京 ブ デ ィ ス ト ク ラ ブ 17 23 散となった。 61 11 がっており、みな言葉を失って見 催され、約 31 11 18 10 11 17 - 35 - 40 18 17 全佛婦 事務局だより 安国寺専門僧堂 ▼心の募金にご協力の方々 篠田 節子 土屋勇美子 石原 和子 森戸 陽子 中村つぢ子 木南 鈴子 ▼タオル運動にご協力の方々 とうございます。それぞれの活動 小林 牧子 柏倉 霜代 常々、全日仏婦六大事業に多く の方々よりご協力いただきありが に運用させていただきます。 中村つぢ子 林 恵智子 総国分尼寺 光明宗法華寺門跡 喪中につき新年の ご挨拶をご遠慮申し上げます 樋 口 教 香 副住職 〒六三〇―八〇〇一 奈良市法華寺町八八二 ☎〇七四二―三三―二二六一 鈴木トヨ子 梨本三千代 岸 春江 篠田 節子 佐々木公子 木南 鈴子 初音幼稚園 ▼ご芳志を頂きました方々 鷹司 誓玉 末廣 久美 新春のお慶びを 申し上げます 昨年の天災人災は私たちに 人間の愚かさと浅はかさを まざまざと見せつけた これほどまでの屈辱を これまでに受けただろうかと あらためて思い返される にもかかわらず 自然は何の変わりもなく やわらかい太陽の光で 朝露をきらきらと照らしながら 行動していきたいと思う 合 掌 ─林記─ 全佛婦 第百十号 発行日 平成二十四年一月一日 編集人 林 恵智子 発行人 末廣 久美 発行所 ㈳全日本仏教婦人連盟 電 話 〇三‐五七七二‐〇六七七 〒 東京都渋谷区千駄ヶ谷四‐五‐十‐二〇五 http://jbwf.jp/ [email protected] ホームページURL メールアドレス - 36 - 小峰喜和子 河原 時子 そして私たちに何の変わりもなく 開 会 午前 11 時 30 分 懇親午餐会 清 興 歌手 藤原 浩 どうぞ今後ともよろしくお願い いたします。 会員の皆々様にはご機嫌よく初春をお迎えの 事と心よりお慶び申し上げます。 さて、平成 24 年新年修正会を下記の通り開 催いたしますので、皆様お誘い合わせのうえ、 多数ご出席下さいますようお待ち申し上げます。 新年を祝ってくれた 東京都仏教連合会 時間を与えてくれた と き 2 月 10 日 (金) 午前 11 時 30 分 (受付午前 11 時) ところ グランドプリンス ホテル高輪 「プリンスルーム」 東京都港区芝高輪3―13―1 電03―3447―1111 ▼助成金にご協力の宗派 おめでとうございます 須賀 淳子 ▼東日本大震災支援金 本多 端子 花岡真理子 ㈶全国青少年教化協議会 今年こそ持てる力を尽くし 記 浄土真宗東本願寺派 ▼賛助金にご協力の団体・寺院 明けまして 岩脇 孝子 倉持 松子 大橋百合子 英 良智 岡野 鄰子 平林 宣子 与えられた時を惜しみながら 寺(飲料) 想像力を駆使し 永崎 亮安 石川 節子 傳通院婦人会 ▼「全佛婦」誌代にご協力の方々 園 中村つぢ子 ▼その他 東 鷹司 誓玉(七味唐辛子) 中村つぢ子(手編みソックス) 松井百合子(革製キーホルダー) 河原 時子(バザー用品) 英 良智(バザー用品) (順不同・敬称略) 151 -0051 ㈶仏教伝道協会 三千院門跡 竹 林 寺 回 向 院 萬 福 寺 新年修正会ご案内
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