知の市場(シラバス) 2013年度後期 共催講座 CT445 科目No. 連携機関名 科目概要(300字) 科目構成 はじめに 資生堂リサーチセンター 科目名 水準 新規 化粧品の科学 基礎 教室定員 副題 30 配信定員 0 化粧品を科学的な側面から学ぶ 講義日時 水曜日 18:30~20:30 拠点 (開講機関) 東京・お茶の水女子大学 (お茶大LWWC増田研) 化粧品(医薬部外品を含む)は薬事法で定義され、医薬品とは目的、効果・効能が、本質的に異なっている。 また、化粧品を支える科学は、薬学、物理化学をはじめ皮膚科学、工学、心理学等、多彩 な領域を含んでいる。 本講では、化粧品の基礎知識から化粧品を支える科学、また、具体的なスキンケア化粧品やメーキャップ化粧品などの成り立ちを実際に手に触れながら学ぶとともに、社会の ニーズである安心・安全に対しての取組みや、グローバル化を含む化粧品業界の状況などを解説する。 講義概要(150字) 講義日 1 化粧品概論 本講義の内容と進め方、化粧品の分類など基本的な知識を紹介するとともに、化粧品業界の概要を解説する。 10月2日 石野章博 資生堂研究管理部 2 化粧品に関わる法規制 化粧品の社会的意義と化粧品に関わる法規制について化粧品と薬用化粧品(医薬部外品)の違いを含めて解 説する。 10月9日 坂本敦夫 資生堂技術アライアンス部参 与 3 安全性 化粧品に関わる安全性について、原料から製品までどのように保証されているかを論じる。 10月16日 猪股慎二 資生堂品質評価センター 4 皮膚科学 化粧品は主に皮膚に塗布するものであることから、皮膚の基本的な構造から最新の知見までを一部紹介しなが ら化粧品と皮膚の関係を解説する。 10月23日 岸本治郎 資生堂新成長領域研究開 発センター 5 毛髪・爪の科学 皮膚以外に毛髪や爪に関する化粧品も多数存在することから、毛髪および爪の構造や生理を解説する。 10月30日 仲西城太郎 資生堂メーキャップ・ヘア 研究開発センター 6 科学 物理学的な観点も化粧品の品質に大きく影響する。化粧品に関連の深いコロイド科学および界面科学の基礎を解説する。 11月6日 渡辺 啓 資生堂スキンケア研究開 発センター 7 化粧品の原料 化粧品の特性に大きく影響する水溶性、油溶性といった観点から化粧品に使用される原料について分類しその特長につい て解説する。 11月13日 小川克基 資生堂ヒューマンマテリア ル研究開発センター № 講義名 開講場所 講師名 所属 安全性と法規制 化粧品を支える科学 化粧品のコロイド科学と界面 化粧品の原料 お茶の水女子 大学 佐藤 潔 共通講義棟 1号館 8 化粧品と薬剤 化粧品や医薬部外品に配合される薬剤について、美白剤など具体的な例を挙げつつ紹介する。 11月20日 9 スキンケア化粧品 スキンケア化粧品について、その機能、分類や特徴などを技術的な点も織り交ぜながら論じる。 11月27日 鹿子木宏之 10 ボディ用化粧品 サンケア製品や制汗・防臭剤などを含め、主にボディに使用される化粧品について論じる。 12月4日 野田 章 11 メーキャップ化粧品 ファンデーションやマスカラ、口紅などメーキャップ化粧品の特徴やその技術について論じる。 12月11日 長谷川修司 12 ヘアケア製品 毛髪に使用するスタイリング剤や染毛剤に加え、シャンプー・リンスといったインバス製品も含めてその機能や特 12月18日 徴を論じる。 佐々木泉 13 美容法 化粧品の機能を発揮させる効果的な使用方法(美容法)について、実技も織り交ぜながら論じる。 1月8日 松本千加子 資生堂スキンケア研究開 発センター 14 香料 香料の基礎的な知識から具体的なフレグランス製品の特徴、そして香りの心理学的な効果(アロマコロジー)を 含め化粧品に配合される香料について論じる。 1月15日 寺嶋有史 資生堂ヒューマンマテリア ル研究開発センター 15 化粧品の今後 これまでの講義を振り返り化粧品に関わる科学や世の中の状況について議論しまとめとする。 1月22日 石野章博 資生堂研究管理部 資生堂メーキャップ・ヘア 研究開発センター 事例研究 まとめ 資生堂スキンケア研究開 発センター
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