ITパスポート試験対策講座 ①

Webブラウザ
• WebサーバにWebコンテンツを送信するよう要求を送
り、それに応じて送られてきたデータを解釈して表示す
るソフトウェア
• 種類
– Internet Explorer(マイクロソフト)
– Firefox(Mozilla Foundation)
– Safari(アップル)、Opera(オペラソフトウェア)、
Chrome(Google)など
• タブブラウザ(最近のすべてのブラウザ)
– 複数のWebページを表示する場合に、一つのウィンドウでタブ
で切り替えて表示できるブラウザ
• RSS対応が一般的
URL
• インターネット上の住所に相当する
– ×ホームページアドレス
http://www.kadai.jp/NEWS/index.html
• プロトコル名(http)
– http, https, ftp
• ホスト名(www)、ドメイン名(kadai.jp)
– FQDN(ホスト名+ドメイン名)またはIPアドレス
– 大文字小文字の区別なし
• パス名(NEWS/index.html)
– ディレクトリ名+ファイル名(省略も可能→サーバで補う設定)
– 大文字小文字の区別あり
• UNIXの場合。WindowsがOSの場合は区別なし
ポート番号・IPアドレスを指定する場合
• ポート番号付き
– 「:ポート番号」
– http://www.kadai.jp:80/
• IPv4アドレス
– ドメイン名の代わりにIPアドレス
– http://163.209.1.1/
• IPv6アドレス
– IPv6アドレスを[]で囲む
– http://[2001:0380:06b5::1]/
設定:全般
• ホームページ
– Webブラウザを起動したときに最初に表示されるページ
– 何も表示させないときは「空白を使用」
• インターネット一時ファイル
– PCの中に保存される一度見たWebページのデータ
– ページが更新されているかどうかだけを確認し、新しくなければ保存
されているページを表示→高速化
• キャッシュメモリ、仮想メモリと混同しないように注意
– 「ファイルの削除」で削除できる
– Cookieは後で…
• 履歴
– 過去に閲覧したページの情報
• 「ファイルの削除」、「Cookieの削除」、「履歴のクリア」は自
分のPC以外を使ったときには必須
Webページが更新されない
• インターネット一時ファイルの設定
•
•
•
•
表示するたびに確認する
開始するたびに確認する
自動的に確認する(標準)
確認しない
– 保存しているファイルとWebサイトのページの新旧
比較
– 上から順により頻繁に最新の情報が表示される
– 一時ファイル用ハードディスク容量を小さくすれば
更新頻度が高くなる
• 設定した容量を超えると古いものから上書き
• [更新]ボタンをクリックすれば設定にかかわらず
強制的に更新
設定:セキュリティ
• プラグイン/ActiveXコントロール
– 無効にするとFlashなどが見られなくなる
• アクティブスクリプト
– JavaScript/VBScriptの有効無効を制御
– 無効にすると多くのホームページが閲覧不能
• ユーザー認証
– 認証の要求に対する対応
設定:プライバシー
• Cookie
– サーバーの指示によりブラウザがハードディスクに書き込む情
報
– 2回目以降のアクセスでの入力を省略
– 知らない間に自動的に送られてしまう
– ハードディスクに個人情報が残る!
• ポップアップブロック
– 不要な広告などのブロック
– ポップアップを無限に開く攻撃をブロック
– Googleツールバー、Yahoo!ツールバーにもブロック機能があ
る
設定:コンテンツ
• 保護者による制限
– 特定のユーザの不適切なWebページへのアクセスを制限
• コンテンツアドバイザ
– すべてのユーザの不適切なWebページへのアクセスを制限
• 証明書
– SSLによる保護に必要な身元保証情報
• オートコンプリート
– Webアドレス、フォームへの入力をWebブラウザが記憶、自
動的に入力
– ID、パスワードに用いるのは危険
設定:接続
• 複数の設定を選択可能
• LANとダイアルアップ併用の場合は
「ネットワーク接続…」をチェック
記号の呼び方
• 〜(チルダ、チルド)
– ^(ハット)
• _(アンダースコア、アンダーバー)
• -(ハイフン、マイナス)
– *(アスタリスク)
• :(コロン)
• /(スラッシュ)
• .(ピリオド、ドット)
エンコード
• 文字コードともいう
– 日本語の文字コードはWebではUTF-8、メールでは
7ビットJISが一般的
– メールにファイルを添付する時や暗号化する時も
「エンコード」というがWebブラウザでエンコード
と言えば文字コードのこと
• 文字化け(もじばけ)
– JIS、シフトJIS、EUCなどの違いから発生
– 表示メニューのエンコードが自動選択になっていれ
ば普通は問題ないが、文字化けした場合には変更し
てみる
ダウンロード
• 表示できないファイル
• 関連づけされていないファイル
– の場合は、ダウンロードするためのダイアロ
グが表示される
• それ以外も右クリックで保存可能
– 「対象をファイルに保存」で保存
フィード
• Webページの更新状況を知らせる
– RSSとAtom
• どちらもXML文書フォーマット
– ブログなどでは新規記事投稿により自動生成
• Webブラウザ/RSSリーダーで閲覧可能
– 複数のWebサイトのRSS/Atomに対応
セーフティ
• InPrivateフィルター
– Web分析ツール・Web測定ツールに情報を
提供しない
• ユーザーに気付かれないよう仕掛けられている
• InPrivateブラウズ
– 履歴・Cookieを保存しない
– プライベートブラウジング(Firefox)
• SmartScreen
– フィッシング詐欺サイト等を判別
その他のIE8用語
• アクセラレータ
– Webページ内の文字を選択したときに表示さ
れる検索機能
• 互換表示
– IE7で見たときと同じように表示
• ブックマークレット
– ブックマークとして保存したJavaScript
• ファビコン(Favicon)
– アドレスバーに表示される小さなアイコン
メール用語
• メールアドレス
– 所属と名前を表すもので、ユーザー名とサーバ名を@でつないだもの
– 一つのサーバ上では一意
• メールアカウント
– メールサーバの利用者を識別するための文字列
– メールアドレスの@の左側と同じ場合が多いが異なる場合もある
• メールパスワード
– メールサーバを利用するときのパスワード
– インターネット接続のパスワードと同じ場合と異なる場合がある
– 定期的に変更することが推奨される
• メールサーバ
– 受信メールサーバ(POPサーバ)と送信メールサーバ(SMTPサーバ)があ
る
– 同じ場合と違う場合がある
Windowsメールの設定
• 名前、メールアドレス、サーバー種類、サー
バー名(2つ)、ユーザー名、パスワードを指
定
• サーバーにメッセージのコピーを置くのが一般
的なIMAP4
– メールは基本的にサーバ上に置いておき、検索など
で必要な部分だけを転送して読む
• POP3でもサーバーに置くことができるがIMAP4の場合は
サーバ上にフォルダを作成してメールの整理が可能
– モバイル環境では有利だが現状ではあまり普及して
いない
• 少しずつ普及してきたかも(Gmailの影響か?)
HTMLメール
• HTMLを使って文字のサイズや色を変更したり、画像
を表示するなどワープロ文書のように表現できるメー
ル
– ○表現力が高い
– ×受け取る側がHTMLメールに対応していないと読みにく
い
– ×二重に届いたように見えるメールソフトもある
– ×HTMLメールを開く・プレビューで感染するウイルスが
存在する
• テキストメール送信の設定
– [受信したメッセージと同じ形式で返信する]のチェックを
外す
– メール送信の形式を[テキスト形式]にする
Cc,Bcc,Reply-To
• To, Cc, Bccはすべて送信先
– Toに指定した送信者にわかるように同時送信するの
がCc、わからないように同時送信するのがBcc
– Ccで受けた人もBccで受けた人もToが誰であったか
はわかる
– To,Cc,Bccとも複数指定可
• Reply-Toは返信先をFrom以外に別途指定する
場合に使う
– iモードメールやS!メールは無視するので注意
添付ファイル
• 電子メールはテキストのみ
• バイナリ形式をメールで送信するためテキストコードに
変換(エンコード)し、受信側でバイナリ形式に戻す
(デコード)
• Base64が標準(他にもあったが現在では使われない)
• 添付する時は相手の環境に注意が必要
–
–
–
–
添付をすべて削除しているかも
送受信できるファイルサイズに制限があるかも
ディスクスペースに制限があるかも
相手の回線が遅いかも
ヘッダ
• Received:(メールがたどってきた経路)
– fromコンピュータ名
– byメールサーバ名
– for宛先
• Content-Type:(メールの形式)
–
–
–
–
text/plain:テキスト形式
text/html:HTML形式
multipart/mixed:添付ファイルあり
multipart/alternative:テキスト&HTML形式
メールの整理
• Windowsメールの「メールルール」で設定
• さまざまな「条件」に対して「アクション」を
設定可能
– 条件:送信者、文字列、サイズなど
– アクション:フォルダへの移動・コピー、削除、転
送など
• 例えば、
– 自宅PCを立ち上げたままにしてメールを自動受信し
て携帯電話に条件付き転送ができる
セキュリティ機能
• オプションのセキュリティタブで以下を
設定可能
– アクティブコンテンツの無効化
• 制限付きサイトゾーン
– メール送信警告
– ウイルスの可能性のある添付ファイルの送信
禁止
– HTMLメール内の画像非表示
– セキュリティ保護
Webメール
• Webブラウザを使用してメールの送受信
を行う仕組み
– Webサーバーがメールの送受信を行う
• 無料のものも多い
• Yahoo!、Google、マイクロソフトなど
が提供するサービスが代表的
– kadai.jpはマイクロソフトのHotmail