自宅でのおしも、お尻の洗い方 自宅でのおしも、お尻の洗い方

自宅でのおしも、お尻の洗い方
おしもや、オムツで覆われている部分は尿や便、汗などで汚れやすく皮膚がいたみやす
い場所です。できるだけ清潔に保ち、床ずれ、皮膚のただれなどを予防しましょう。
必要物品
弱酸性石鹸
使い捨て手袋
洗浄ボトル
・台所用洗剤空容器
・ふたに数箇所穴を開けた
ペットボトル
方
オムツ、または
尿とりパット
はぎれ、または
お尻拭き
(3~4枚)
ビニール風呂敷
タオル
法
1
2
おしっこ、便をしたいときにはすませておきます。
下半身が出るので、ドアや窓を閉めてすきま風を防いでおきます。
* 必要以上の露出を避けるようにしましょう。
3
洗浄用ボトルに人肌程度のお湯を入れ、用意しておきます。
4
お尻の下にビニール風呂敷、紙オムツ
を敷きます。
5
あおむけで両膝を広げ、おなかに
お湯が流れないようにタオルを置きま
す。
6
はぎれに石鹸をつけお湯で湿らせ、
手で泡を立てます。
7
泡で包みこむように洗い、ボトルの
で石鹸分を十分に流します。
・男性の場合には、汚れが付きやすく、垢もたまりやすいので性器の裏まで洗います。
・女性の場合には前から後ろに向かって洗います。
* 肛門の周りの汚れがおしっこの穴のほうに入ると膀胱炎などを起こす原因に
なるため注意しましょう。
8
体を横にしてお尻もおしもと同じように洗い流し、タオルで拭き取ります。
9
使用したビニール風呂敷、オムツを取り除き、下着(オムツ)を着けます。
注意すること
*洗った後はオムツかぶれや感染症、床ずれの予防のため、よく乾かしましょう。
*おしも、お尻を洗う時には、皮膚がふやけたり、赤くなったりしていないか、
よく見ましょう。
済生会三条訪問看護ステーション