科 目 名 称 英文科目名称 科 目 コ ー ド 教 授 授 員 氏 業 概 業 計 名 異文化コミュニケーション論特講Ⅰ Intercultural Communication Special Seminars Ⅰ 590048 授業形態 隈元 正行 講義 単位数 2 年次配当 1年次 前期 国際教養専攻 要 異文化間の問題は、異文化間接触が増加するにしたがい増加する傾向にある。グローバル社会を迎え、異文化間の問題は 大きな課題となっている。文化が異なれば考え方も違い、自分の文化を物差しに判断すると、自分の文化では想像もしな いような誤解や摩擦が生まれることがある。本授業では、異文化間コミュニケーションの背景や領域について学ばせ、さ まざまな物の見方・考え方を身につけさせる。 画 1.イントロダクション:授業概要、授業の進め方、留意点等について説明する。 2.異文化間コミュニケーションの背景(1)∼アメリカ社会の現実、古代欧州の文化交流 3.異文化間コミュニケーションの背景(2)∼アメリカ社会の課題と対応の変遷 4.異文化間コミュニケーションの領域(1)∼異民族間コミュニケーション 5.異文化間コミュニケーションの領域(2)∼異人種間コミュニケーション 6.文化とコミュニケーション(1)∼文化とコミュニケーションの関係 7.文化とコミュニケーション(2)∼高コンテキスト文化と低コンテキスト文化 8.非言語コミュニケーション(1)∼非言語非音声メッセージ(対物、動作、接触) 9.非言語コミュニケーション(2)∼非言語非音声メッセージ(近接、時間) 10.非言語コミュニケーション(3)∼非言語音声メッセージ(音調) 11.言語と文化的認識(1)∼ホンネ/タテマエ、I/わたし、わび/さび、もののあわれ等 12.言語と文化的認識(2)∼翻訳しにくい日本語とは 13.カルチャー・ショック(1)∼カルチャー・ショック発生の理由 14.カルチャー・ショック(2)∼異文化に対する反応の違い 15.より効果的なコミュニケーション 授業時間外の学習 ・授業後にジャーナルをまとめて提出する。 ・課題レポートを提出する。 授業の到達目標 ・異文化間コミュニケーションの基礎・基本について学ぶ。 ・異文化間コミュニケーションについて学び、多元的な物の見方・考え方を身につける。 ・討論を通して、思考力、判断力、表現力等を伸ばす。 評 価 方 法 テ キ ス ト 「異文化間コミュニケーション入門」 (鍋倉健悦、丸善ライブラリー) 書 「異文化理解のストラテジー」 (佐野正之他、大修館) 「比較文化論の試み」 (山本七平、講談社学術文庫) 参 備 考 考 授業後のジャーナル 70%、課題レポート 30% 特になし
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