トラック協会は事故防止・交通安全、環境対策及び災害防止に取り組んでいます トラック奈良 一般財団法人奈良県ビジターズビューロー 撮影者:西山 元章 吉野山 吉野山 公益社団法人 奈良県トラック協会 http://narata.or.jp 2015 12 (平成27年) No.260 トラック奈良 2015. 12 目 次 第260号 ❶ 奈良県の道路と都市公園整備の充実を求める合同県民大会 ❺ 安全・安心の道づくりを求める全国大会 ❻ エコドライブ研修会 ❼ 過積載防止の啓発活動を実施 ❽ 高齢者交通事故防止事業 ❾ 最新の大型車両・特殊車両通行許可制度及び事故防止講習会 第51回全国陸上貨物運送事業労働災害防止大会 平成27年度 国土交通大臣表彰受賞 平成27年度 優良自動車運送事業者近畿運輸局長表彰受賞 活躍する女性事務員さん「日通奈良運輸 株式会社 髙田 きみよ 氏」 全ト協から 第91回 トラック運送業界の景況感(速報) 軽油価格調査集計表(2015年9月) 奈ト協から 年末・年始の業務及び緊急連絡先について 12月・1月の行事(予定)表 適正化事業・巡回指導報告書 事業用自動車事故事例 №3 奈ト協からのお知らせ(~活躍する女性をご紹介下さい~) KIT事業のご案内 奈良運輸支局から 奈良運輸支局からのお知らせ 奈良労働局から 奈良労働局からのお知らせ 関西交通経済研究センターから 関西交通経済研究センターからのお知らせ 奈良県警察本部から 表 紙 写 真 奈良県警察本部からのお知らせ 「吉野山」 近畿交通共済から 近畿交通共済からのお知らせ 奈ト協から 物流セミナー案内 巻末 地域社会と国民生活を守るため 平成27年度 トラック業界の要望を実現する会 奈良県吉野郡吉野町 写真提供 一般財団法人奈良県ビジターズビューロー 撮影者・西山 元章 金峯山寺蔵王堂の概要(きんぷせんじざおうどう) 吉野水分神社の概要(よしのみくまりじんじゃ) 金峯山寺は吉野山のシンボルであり、修験道の総本山。 蔵王堂は正面5間、側面6間、高さ約34m、檜皮葺き(ひわだ ぶき)の、東大寺大仏殿に次ぐ木造大建築。蔵王権現像(重文) 3体がまつられ、本尊は高さ7mにもおよびます。 水を司る天之水分(あめのみくまり)大神を主神とし、 “みくま りが“御子守” (みこもり)となまって、俗に子守さんと呼ばれ 子宝の神として信仰されています。 社殿は豊富(臣)秀頼が再建したもので、本殿、拝殿、弊殿、 楼門、回廊からなる桃山時代の大変美しい建築です。 (文:吉野観光協会ホームページより) (文:吉野観光協会ホームページより) 奈良県の道路と都市公園整備の充実を求める合同県民大会 日時:平成27年10月29日㈭ 午後2時~ 場所:奈良市ならまちセンター 主 催:奈良県・奈良県道路利用者会議・道路整備促進期成同盟会奈良県協議会・奈良県市町村 道整備促進期成同盟会・京奈和自動車道整備促進期成同盟会・奈良県街路事業促進協議 会・奈良県都市公園事業促進協議会・京奈和自動車道建設促進奈良県民会議 道路、街路および都市公園の整備へ。意見発表、大会決議。 奈良県の道路と都市公園整備の充実を求める合 同県民大会には、荒井知事をはじめ県選出国会議 員、西日本高速道路(株)、奈良県議会議員、県 内市町村長、主催団体会員、県民、その他行政機 関など関係者約200人が参加。意見発表が行われ、 道路、街路および都市公園の整備の必要性を関係 機関に訴え、必要な財源の確保を実現するための 要望について大会決議を行いました。 ※(以下 道路の関係のみ掲載) 主 催 者 あ い さ つ 《荒井正吾奈良県知事が主催者を代表してあいさつ》 奈良県では公共事業量が減少 しており、来年の補正予算は一 つの焦点です。道路につきまし ては、ようやく骨格ができ、企 業の誘致や関連の経済が活性化 する土台ができてきました。し かし幹線道路に付帯する道路その他の公共事業が 必要でして、まちづくりと道路建設をひとつの テーマとして取組んでおります。お金は国から来 るもので、国会議員の皆さまにお願いしたい。ま た土地は市町村長の皆さまにお願いしたい。県は、 その両方のお力を頂いて道路をどんどん作って、 良いまちをつくっていきたいと思う。 《上田清道路整備促進期成同盟会奈良県協議会会長が主催者の道路団体を代表してあいさつ》 この県民大会は、奈良県や関 係団体が主体となり、京奈和自 動車道や紀伊半島アンカールー トなどの幹線道路や奈良県ト レーニングセンターなど、道路、 街路および都市公園整備の必要 性を関係機関に訴え、必要な財源の確保実現のた め、こういう形で開催して今年で6回目になりま す。私はこの会の代表として、11月19日に国土交 通省へ陳情にまいる予定になっており、できるだ け多くの会員の皆さまとともに国土交通省へ足を 運び、要望をお伝えしたいので、ご協力のほどお 願いしたい。 1 来 賓 祝 辞 《田野瀬太道衆議院議員》 私は道路の重要性をずっと訴えている者ですの で、馳せ参じた次第です。国に、国交省、財務省 等々に要望活動を行うということですので、その 意志をもってこれからも頑張っていきたい。京奈 和、アンカールート、168号、169号、大事な道で す。都市公園もそうです。私は、藤原宮跡・飛鳥 を一緒に連動しながら文化庁のお金をもらいなが ら、用地買収をしていますが、ゆくゆくは国交省 に管理して頂いて、都市公園の中でもロ号公園に し、世界遺産にと、そんな構想のもとに行ってい きたいと思っています。 《和田卓国土交通省道路局環境安全課地域道路調整官が森昌文道路局長の代理で祝辞・代読》 道路の整備は豊かな国民生活や活発な経済活動 の実現に大きく貢献します。一例では、県内を縦 貫する京奈和自動車道のアクセスの向上の期待か ら産業団地の立地が進んでおり、京奈和自動車道 の開通により一層の発展が期待されるところで す。また、防災・減災の震災対策やミッシングリ ンクの解消など、リダンダンシーの確保のための 道路ネットワーク強化がますます重要となってい ます。国土交通省といたしましても、今後も幅広 いご意見を伺いながら、必要な道路整備を着実に 推進し、安全で活力ある国づくりに取り組んでま いりたい。 《山本進章奈良県議会副議長が中村昭奈良県議会議長の代理で祝辞・代読》 本県におきましては、南海トラフ地震などの大 規模災害に備えるために、緊急輸送道路としての 役割を担う紀伊半島アンカールートの早期整備も 近々の課題です。また、東京オリンピック・パラ リンピックの開催を見据えて設置を検討してい る奈良県トレーニングセンターの整備促進も含 意 見 め、都市公園の一層の整備充実が必要となってい ます。奈良県議会といたしましても豊かな県民生 活の実現と県土の均衡ある発展を図るため、道路 や都市公園の整備にさらに努力してまいる所存で す。 発 表 《公益社団法人奈良県トラック協会会員 富士運輸株式会社 常務取締役 中西 学様》 「京奈和自動車道・未事業区間の早期開通について」 京奈和自動車道は、事業に着 手してから長い年月を経ており ますが、まだ全線開通に至って おりません。早期開通の必要性 について地元奈良市の運送事業 者としてお話をさせていただ き、皆さまのご理解を賜わることができればと考 えております。まず簡単に弊社の概略を紹介させ て頂きます。弊社は昭和53年から奈良市で運送事 業を開始し、今年で38年目となります。約12年前 に都市と空港の事業強化をはかり、現在はグルー プ会社を含め北は岩手県から南は熊本県まで全国 に39拠点を展開しております。長距離輸送を主軸 とした事業を展開しており、毎日千台余りのト ラックが全国各地で貨物の輸送を行っておりま す。物流は社会の経済活動を支える重要な仕事で す。生産者が作るモノを必要としている人のとこ ろまで安全・確実に届けることが求められます。 2 しかし近年インターネット通販の普及により、運 ぶ貨物が増える一方で、ドライバー不足は業界全 体で深刻な問題となっています。経済活動の要で あるにもかかわらず、運ぶ貨物はたくさんあるの に人手不足で運べないというのが現状です。ドラ イバーが集まりにくい原因の一つとして長時間労 働の問題があります。労働時間が長くなる理由は 長距離であるということ以外に交通渋滞が関係し ています。奈良県内を見ても弊社を含め1日に何 千台という事業用トラックが往来しています。国 道24号は奈良県の南北を通るメーン道路でもある ため、一般車両も多く慢性的な渋滞が発生してい ます。国道24号の中でも大和郡山から奈良市の区 間は京都・大阪に通じる道路であるため、どうし ても交通量が多くなります。弊社のように長距離 輸送する場合、特に他府県を行き来するために、 必ず通過しなければいけない道路でもあります。 京奈和自動車道大和北道路の未事業化区間の道路 整備が進むことで渋滞緩和に大きな弾みとなりま す。渋滞緩和は労働時間の短縮に直結し、ドライ バーの身体的精神的な負担の軽減にもつながりま す。安心・安全な輸送サービスを提供するために はドライバーの負担を少しでも軽減し、労働環境 を整え、ドライバーのなり手を増やすことが不可 欠です。それゆえに京奈和自動車道がつながれば、 インターチェンジから関西はもとより全国へつな がり、高速道路の使用は極めて重要なものと思わ れます。この場をお借りして地元運送事業者とし て京奈和自動車道大和北道路の早期開通を強く要 望いたします。関係各所の皆さまのご理解とご協 力をお願いしたいと思います。 《公益社団法人奈良県バス協会会員 奈良交通株式会社 常務取締役 石川正也様》 「奈良市内国道24号の渋滞におけるバス運行について」 けでなく、県道木津横田線の国道横田からJR奈 国道24号を運行します当社のバス路線は恋の窪 良駅間のラッシュ時の慢性的渋滞が緩和されると 線と申しまして、このうち国道24号の通行区間約 期待します。京都から奈良への修学旅行生の貸切 1.2キロは、朝夕のラッシュ時や行楽シーズンに 観光バスも大和北道路の開通により大幅な時間短 は遅れが常態化し、バスの定時運行に大きな支障 縮になり、飛鳥地区や吉野地区など中南和地区へ を来たしています。国道24号の渋滞対策を早期実 足を延ばす契機にもなり、広域な観光ルートの醸 施して頂きたい。また、京奈和自動車道の大和北 成につながると考えます。 道路の完成により、当該バス路線の定時性確保だ 大 会 決 議 中村憲兒奈良県道路利用者会議会長が道路整備に関する要望案を読み上げ、会場からの盛大な拍手で決議 されました。 3 講 演 《斎藤峻彦近畿大学名誉教授》 「道路近代化が奈良県にもたらす効果 -京奈和自動車道全通の早期実現に向けて-」 奈良県の道路整備の遅れが県 の産業基盤の弱さを招いてい る。道路整備の進捗により奈良 県の国際観光・交流拠点の機能 が強化される。東西幹線道路の 整備に比べ、南北道路の遅れが 目立っている。南北幹線道路には関西大環状道 4 路の一翼である京奈和自動車道と命の道である 168・169号が含まれる。京奈和自動車道・大和北 道路は開通見込すら公表されていない。したがっ て、問題の所在と取組まれるべき課題は明らか。 また、交通政策の議論を行う場合にはハード面だ けではなく、ソフト面の議論も含めてアピールし、 問題提起をして頂きたい。 安全・安心の道づくりを求める全国大会 日時:平成27年11月5日㈭ 午後1時~ 場所:東京・日比谷公会堂 日比谷公会堂で安全・安心の道づくりを求める 全国大会が開催され、主催団体として全国道路利 用者会議の古賀誠会長が、「6月の大雨、夏の記 録的猛暑、台風18号、23号の直撃、堤防の決壊等 予測を上回った激甚災害が発生した。一刻も早い 復興をお願いする。我国に課せられた東日本大震 災被災地の復興と豊かで質の高い利便性のある社 会等に欠くことの出来ない道路整備事業の長期計 画と必要な財源の確保のため、一体となり困難を 切り開いていきたい。」と挨拶。 来賓の山本順三国土交通副大臣は「道路整備の 陳情を受ける。防災・減災の観点から取り組むべ き課題が山積している。」、高市早苗総務大臣は 「この全国大会が、盛会に開催されたことは、皆 様の思いが切実なものであるということ。道路は 重要な社会基盤である。命の道という言葉を何度 も繰り返している。国土交通省、経済産業省、内 閣府と連携しながら、何よりも大切な財源を国土 交通省で確保してもらい、地方負担が生じる場合 は総務省の方が地方財政措置をとっていく。皆様 と共に安全な交通環境をつくり、何処もが元気に なり、多くの方が幸せになるため信念をもって取 組む。」と挨拶されました。 式次第 ○開会 ○主催者団体挨拶 ○来賓挨拶 ○意見発表 ○意見交換 ○来賓紹介 ○決議案 朗読・採択 ○閉会 5 エコドライブ研修会 日時:平成27年11月5日㈭ 午後1時30分~午後3時 場所:奈良県トラック会館 エコドライブで経費も節約 いすゞ自動車近畿株式会社 サービス部品事業 室サービス部 品質技術室の田中誉浩氏が「エコ ドライブ及び日常点検について」というテーマで 講議。トラックによる走行実験による燃費効率の 比較をビデオにまとめたものを交えてエコドライ ブ運転テクニックについて説明がありました。最 後に17人の参加者に修了証書を手渡し、研修を終 えました。 【燃費を良くするドライブテクニック、メンテナンス】 6 ▲講師:田中誉浩氏 過積載防止の啓発活動を実施 日時:平成27年11月19日㈭ 午前11時~ 場所:道の駅針テラス、奈良・針トラックステーション 実施機関:奈良県過積載防止対策連絡会議【奈良県・奈良県警察本部・近畿運輸局奈良運輸支局・ 近畿地方整備局奈良国道事務所・西日本道路㈱関西支社阪奈高速道路事務所・ (公社) 奈良県トラック協会】 「しない、させない過積載」を合言葉にキャンペーン 奈良県過積載防止対策連絡会議に所属する関係 団体が、過積載防止を呼びかける啓発活動を実施 しました。トラックの出入りが多い平日のお昼の 時間帯に道の駅針テラスと奈良・針トラックス テーションに分かれて「過積載防止のキャンペー ンです」と声をかけながら、用意した啓発グッズ をドライバーに渡しました。 ▲「しない・させない過積載」 の文字が目立つベスト 7 高齢者交通事故防止事業 日時:平成27年11月19日㈭ 午前9時~ 場所:香芝市総合福祉センター 高齢者の交通事故防止へ、交通安全意識を調査。 ▲中西 県老連会長(中央)、吉田香芝市長(右から2人目) 第5回県老連健康ウォークラリー大会(主催: (一財)奈良県老人クラブ連合会、主管:香芝市 老人クラブ連合会、後援:奈良県など、協賛: (公社) 奈良県トラック協会など)において、参加した高 齢者の方々に交通安全意識についてのアンケート 調査を行い、回答した方々に夜間の交通事故防止 に役立つLED帽子及びカバン・杖(つえ)等に 取付けるフラッシュライトを配布しました。アン ケートは、今後の交通事故防止対策事業に役立て ます。開会式で吉田弘明香芝市長は「香芝市の名 所歩きを楽しみながら、皆さんの絆を深めてくだ さい」などとあいさつをしました。 ▲コースに出る前に準備体操。 ▲4人1チームで55チームが参加。グランドゴルフ競技やク イズをしながらコースを完歩し、元気にゴール。 ▲ゴールしたみなさんは真剣な表情で、交通安全意識につい てのアンケートに記入。 ▲アンケートを提出した方々にLED帽子やフラッシュライ トを手渡していく青年部会のみなさん。 8 最新の大型車両・特殊車両通行許可制度及び事故防止講習会 日時:平成27年11月13日㈮ 午後1時30分~午後4時30分 場所:奈良県トラック会館 大型車の車両制限令の規制緩和と取締りの強化について 大型車の車両制限令や事故防止のための様々な 措置、法令・通達・改正の要点など3つのテーマ を4人の講師の方が詳しく解説しました。 「車両制限令違反車両の取締りへの 協力について」 講師:阪神高速道路株式会社 大阪管理局 総務・管理部交通課主任 山田信二氏 大型車両の違反取締のDVD を鑑賞したあと、阪神高速道路 の特殊車両通行許可限度値を超 える車両は必ず許可申請を行う 必要があることなどを説明。ま た取締りが強化されている旨の 報告もありました。 「トレーラの安全等について」 《トレーラの火災事故防止》 講師:一般社団法人日本自動車車体工業会 トレーラ部会サービス委員会 佐藤孝氏 トレーラ火災のメカニズムと 点検整備についてスライドとテ キストをもとに解説。日常点検 等を継続することが火災事故の 防止にもつながる。 《トレーラの安全装置(ABS・ROC) ・トレーラ法改正概要》 講師:一般社団法人日本自動車車体工業会 トレーラ部会業務委員会 佐藤友保氏 車両の横転事故防止の措置に ついて、ROC(横転抑制装置) の作動した状態と作動していな い状態での急ブレーキやカー ブ 走 行 の 実 験 ビ デ オ を 鑑 賞。 ROCをOFFにすると時速35 ~ 40㎞/ hの進入速度でJターン 路に進入しても横転の可能性が生じるが、ONの 場合は安定して走行。 「大型車両・特殊車両に係わる最近の法令・ 通達改正状況について」 講師:公益社団法人全日本トラック協会 輸送事業部部長 礎司郎氏 大型車両の重量や長さなど規 制緩和された部分がある一方 で、取締りが強化されており、 平成26年5月の改正道路法の施 行を受けて、今年の2月から重 量制限違反者への告発を実施。 11月までに11件の告発がされて いる。 《トレーラ法改正概要》 トレーラ法改正の概要は①過積載の厳罰化②道 路の適正な利用者に対して国内コンテナ等のセ ミトレーラの駆動軸重の制限を国際コンテナと 同様11.5tに引き上げるなど物流の効率化や国 際競争力を確保する内容となっている。 9 第51回全国陸上貨物運送事業労働災害防止大会 日時:平成27年11月5日㈭ 午後1時30分~ 場所:新都市ホール(横浜市) 新都市ホール(横浜市)で開催された全国陸上貨物運送事業労働災害防止大会に森本会長、中副会長、 萩原委員長、中尾委員、中西委員、西川委員が参加しました。 式次第 1大会式典 国歌斉唱 黙 祷 開会の辞 挨 拶 来賓祝辞 表 彰 安全衛生標語入選作品顕彰 大会宣言 2講演 3事例発表 4特別講演 閉会の辞 はじめに大会式典が開かれ、陸災防神奈川県支 部 筒井康之 支部長が開会の辞、陸災防 川合正矩 会長が挨拶し、続いて安全衛生表彰、永年勤続表 彰、優良フォークリフト等運転者の表彰式が行わ れました。 奈良県支部からは、安全衛生表彰 優良賞を郡山運送株式会社(代表受領)、進歩賞を株式会社中西運送、 優良フォークリフト等運転者表彰を三和運輸株式会社(和田幸治 様)、吉岡運送株式会社(山本敏也 様) が受賞されました。 表彰式後、陸災防埼玉県支部 鳥居伸雄 支部長が大会宣言を読み上げ、採択されました。 第2部では、講演、事例発表、特別講演が行われました。 講演 「最近の労働安全衛生の動向」 厚生労働省労働基準局 安全衛生部 安全課長 野澤英児 氏 事例発表 「事故・災害ゼロ。安全で快適な職場を目指して。」 横浜低温流通株式会社 10 特別講演 「今、なぜメンタルヘルスか~ストレス一日決算主義のすすめ~」 独立行政法人労働者健康福祉機構 勤労者メンタルヘルスセンター長 山本晴義 氏 次回第52回大会の開催地である、陸災防福島県支部 渡邉泰夫 支部長の閉会の辞で大会が幕を閉じま した。 2日目は、海上保安資料館横浜館において、研修を行いました。 安全衛生表彰 事業場表彰 優良賞 郡山運送株式会社 代表取締役 中秀夫 様 進歩賞 株式会社中西運送 代表取締役 中西啓二 様 優良フォークリフト等運転者表彰 三和運輸株式会社 和田幸治 様 吉岡運送株式会社 山本敏也 様 11 表彰おめでとうございます 平成27年度 国土交通大臣表彰受賞 日時:平成27年10月29日㈭ 場所:国土交通省(東京都千代田区霞が関) 国土交通省で平成27年度自動車関係功労者国土交通大臣表彰が行なわれ、有限会社ダイワ運送代表取締役社長 森本万司氏が受賞しました。 感謝の気持ちでいっぱいです。今後も業界の発 展と地域社会の発展にできる限りの力を尽くして いきます。 平成27年度 優良自動車運送事業者近畿運輸局長表彰受賞 日時:平成27年10月28日㈬ 午前10時30分 場所:大阪合同庁舎第4号館 平成27年度優良自動車運送事業者近畿運輸局長表彰式が執り行われ、当協会会員の有限会社ヤマサン (久保西義美社長)が天谷直昭 近畿運輸局長から表彰状を授与されました。 ▲前列右 天谷局長 前列左 久保西義美氏 後列 森本奈良運輸支局長 有限会社ヤマサン 久保西義美社長が「優良自 動車運送事業者近畿運輸局長表彰」に係る当協会 祝い金を都祁地区社会福祉協議会へ寄附されまし た。 日時:平成27年11月13日㈮ 場所:奈良市都祁福祉センター 12 資 料 編 活躍する女性事務員さん 厚生労働大臣表彰を受彰 髙田 きみよ 氏 従業員とその家族の生活を守りたい、という一心で尽力。 髙田きみよ氏は平成27年度年金委員功労者厚生 労働大臣表彰を受彰され、11月20日に橿原観光ホ テルで行われた表彰式において、樋渡徹厚生労働 省近畿厚生局総務管理官より表彰状の伝達を受け ました。「20年以上の長きにわたり、年金をはじ めとした社会保険制度について、従業員に対する 相談、啓発、助言を行うかたわら、地域の社会保 険委員会等においても積極的に活動され、年金事 務所とのパイプ役として多大なる貢献をされ、長 年にわたる労苦と功績に敬意と感謝を表します」 と、お祝いのことばが贈られました。髙田氏は、 「平 成3年に初めて委嘱されたのと同じ日に表彰状を 頂くことになり感無量です。講習会や研修会に快 く出席させてくださった会社に感謝しています」 と、喜びを語っています。 奈ト協から 13 奈ト協から 日通奈良運輸 株式会社 資 料 編 第91回 トラック運送業界の景況感(速報) 全ト協から 第91回 ト ラ ッ ク 運 送 業 界 の 景 況 感 ( 速 報 ) 平 成 2 7 年 7 月~ 9 月 期 平成27年7月~9月期は、中国経済の減速などを背景に輸出関連企業を中心に企業業績が悪化 傾向にある中で、訪日外国人による消費効果が寄与し国内消費は堅調に推移した。日銀短観の 9月調査における業況判断DIは、大企業・製造業おいて悪化傾向となったが、一方で大企業・ 非製造業は改善傾向が示された。 このような環境下において、トラック運送業界の7月~9月期は、軽油価格の下落が企業業績 に好影響を与えたことにより、営業利益の改善効果がみられた。このため、景況感の判断指標 は▲19.4となり、前回(▲34.6)から改善した。しかし、ドライバー不足は引き続き深刻な状 況にあるため、軽油価格が下落しても、営業利益の改善効果が得られない事業者も高い比率で 存在する。 来期の景況感の判断指標は、今回より僅かに悪化の▲22.2が見込まれている。 平 成 2 7 年 1 1月 2 4日 公益社団法人 全日本トラック協会 14 全ト協から 資 料 編 1.今回(平成27年7月~9月期)の状況 全ト協から ① 概況 平成27年7月~9月期におけるトラック運送業界の景況感は、「好転」とした事業者は17.4%(前回 15.4%)、「悪化」とした事業者は33.5%(前回43.2%)で、判断指標は▲19.4となり、前回 (▲34.6)から15.2ポイントの改善となった。 ② 一般貨物 一般貨物では、輸送数量は「減少」とする事業者が32.1%、「増加」とする事業者が22.7%で、判 断指標は▲13.6となり、前回(▲23.1)から9.5ポイント改善した。営業収入は「減少」とする事業 者が32.1%、「増加」とする事業者が26.3%で、判断指標は▲11.0となり、前回(▲21.9)から10.9 ポイント改善した。営業利益は「減少」とする事業者が28.0%、「増加」とする事業者が29.9%で、 判断指標は▲1.0となり、前回(▲17.0)から16.0ポイント改善した。 ③ 特別積合せ貨物 宅配貨物では、輸送数量は「減少」とする事業者が24.1%、「増加」とする事業者が24.1%で、判 断指標は▲10.3となり、前回(▲7.7)より2.6ポイント悪化した。営業収入は「減少」とする事業者 が24.1%、「増加」とする事業者が17.2%で、判断指標は▲17.2となり、前回(▲5.1)よりも12.1 ポイント悪化した。営業利益は「減少」とする事業者が24.1%、「増加」とする事業者が17.2%で、 判断指標は▲17.2となり、前回(▲7.7)よりも9.5ポイント悪化した。 宅配以外の特積貨物では、輸送数量は「減少」とする事業者が33.8%、「増加」とする事業者が 14.5%で、判断指標は▲22.6となり、前回(▲30.0)から7.4ポイント改善した。営業収入は「減 少」とする事業者が30.6%、「増加」とする事業者が25.8%で、判断指標は▲8.1となり、前回 (▲11.7)から3.6ポイント改善した。営業利益は「減少」とする事業者が24.2%、「増加」とする 事業者が38.7%で、判断指標は16.1となり、前回(▲10.0)から26.1ポイント改善した。 ④ 運賃・料金水準 運賃・料金水準は、一般貨物は5.0(前回0.3)と4.7ポイント改善、宅配貨物は10.3(前回7.7)と 2.6ポイント改善、宅配以外の特積貨物は27.4(前回20.0)から7.4ポイント改善となっている。 ⑤ 実働率等 実働率は▲14.5(前回▲21.4)と6.9ポイント改善、実車率は▲10.9(前回▲20.5)となり、9.6ポ イント改善となった。 雇用状況(労働力の過不足)は73.4(前回56.3)と17.1ポイント上昇し、不足感が強くなった。採 用状況は▲5.1(前回▲1.0)で指標は4.1ポイント減少し、所定外労働時間は▲10.6(前回▲16.6) と6.0ポイント増加している。貨物の再委託(下請運送会社への委託割合)は▲2.0(前回▲12.7)で 10.7ポイント増加となった。経常損益は5.4(前回▲9.8)となり、指標は15.2ポイント改善となっ た。 -1- 全ト協から 15 資 料 編 全ト協から ⑥ 規模別及び取扱い品目別、地域別 事業者の規模別では、大規模事業者は0.0(前回▲13.5)と13.5ポイント改善、中規模事業者は ▲13.2(前回▲33.7)となり、20.5ポイント改善、小規模事業者は▲35.7(前回▲44.5)と8.8ポイ ント改善となっている。 一般貨物における主な取扱い品目別については、消費関連貨物は▲7.7(前回▲23.2)と15.5ポイ ント改善、建設関連貨物は▲38.3(前回▲37.0)と1.3ポイント悪化、機械関連貨物は2.7(前回 ▲31.1)と33.8ポイント改善しており、その他貨物は▲29.6(前回▲45.2)と15.6ポイント改善して いる。 一般貨物について業界の景況感を地域別にみると、北海道、東北、関東、北陸信越、中部、近畿、 中国、四国、において水準を上げている。 2.今後(平成27年10月~12月期)の見通し ① 概況 平成27年10月~12月期の見通しは、業界の景況感の判断指標は▲22.2で、今回から2.8ポイント下 げる見込み。 ② 一般貨物 一般貨物について、輸送数量、営業収入は横ばい、営業利益はやや悪化の見込みである。 ③ 特別積合せ貨物 宅配貨物について、輸送数量及び営業利益は横ばい、営業収入は僅かに悪化の見込みである。 宅配以外の特積貨物について、輸送数量は横ばい、営業収入及び営業利益は悪化の見込みである。 ④ 運賃・料金水準 一般貨物、宅配貨物はやや低下の見込み、宅配以外の特積貨物は低下の見込みである。 ⑤ 実働率等 実働率及び実車率は僅かに改善の見込みである。雇用状況(労働力の過不足)は指標の水準をやや 上げ、不足感が強まる見込みである。採用状況は、水準を僅かに下げ、減少の見込みである。所定外 労働時間はやや水準を上げる見込みである。貨物の再委託(下請運送会社への委託割合)は水準を僅 かに下げ、経常損益は指標の水準を下げる見込みである。 ⑥ 規模別および取扱い品目別、地域別 事業者の規模別では、大規模事業者においては悪化、中期規模事業者においてはやや悪化、小 規模事業者においては僅かに改善の見込みである。 一般貨物における主な取扱い品目別では、消費関連貨物はやや水準を下げ、機械関連貨物は僅 かに水準を下げる見込みである。建設関連貨物、その他貨物は横ばいの見込みである。一般貨物 における地域別では、中部、九州においては水準を上げ、北海道、東北、北陸信越、中国、四国 においては水準が低下する見込みである。 16 全ト協から -2- 資 料 編 3.一般貨物の概況 ■輸送数量(全体) 20% 21.3 前回 今回 見通 40% 1.4 80% 40.1 21.3 1.0 60% 32.0 45.3 19.7 やや増加 6.4 4.5 (‐11.3) 24.2 横ばい やや減少 (‐23.1) 5.5 (‐13.6) 26.6 50.6 大幅に増加 100% 全ト協から 0% 0.2 大幅に減少 ・前回より9.5ポイント改善した。 ・今後も今回とほぼ同様の水準の見込み。 ■営業収入(売上高) 前回 0% 0.3 20% 40% 23.4 60% 80% 36.5 100% 6.2 (‐21.9) 33.6 1.4 24.9 今回 41.7 25.6 6.5 1.2 19.4 見通 49.9 大幅に増加 やや増加 3.8 (‐11.5) 25.7 横ばい やや減少 (‐11.0) 大幅に減少 ・前回より10.9ポイント改善した。 ・今後も今回とほぼ同様の水準の見込み。 ■営業利益 0% 20% 前回 1.5 40% 24.4 今回 2.6 1.5 見通 60% 80% 36.7 27.3 30.1 42.2 20.2 7.2 22.5 やや増加 5.5 横ばい やや減少 (‐17.0) (‐1.0) 3.4 (‐7.2) 23.7 51.1 大幅に増加 100% 大幅に減少 ・前回より16.0ポイント改善した。 ・今後は水準をやや下げる見込み。 ■運賃・料金の水準 前回 今回 見通 0% 0.0 0.2 20% 40% 14.1 60% 80% 74.0 16.4 10.0 1.9 (0.3) 9.6 1.0 (5.0) 72.8 0.0 10.3 8.8 1.2 (‐0.9) 79.7 大幅に上昇 やや上昇 横ばい 100% やや下落 大幅に下落 ・前回より4.7ポイント改善した。 ・今後は水準をやや下げる見込み。 【調査の概要】 平成5年3月より開始、以降3カ月ごとに実施。第91 回調査は、平成27年10月1日に、モニターに対して 調査開始。平成27年11月2日回収分までを集計。 特積 一般 回答事業者 全体 72 583 613 -3- ※一部回答事業者の重複あり 全ト協から 17 資 料 編 4.特積貨物の概況 ① 宅配貨物 ■輸送数量 全ト協から 0% 20% 前回 0.0 40% 60% 20.5 今回 0.0 100% 53.8 24.1 見通 0.0 80% 51.7 20.7 13.8 55.2 大幅に増加 やや増加 2.6 (‐7.7) 23.1 17.2 横ばい やや減少 (‐10.3) 10.3 (‐10.3) 6.9 大幅に減少 ・前回より2.6ポイント悪化した。 ・今後も今回とほぼ同様の水準の見込み。 ■営業収入(売上高) 0% 前回 0.0 今回 0.0 20% 40% 60% 20.5 80% 100% 56.4 17.2 58.6 見通 0.0 13.8 13.8 58.6 大幅に増加 20.7 やや増加 2.6 (‐5.1) 20.5 横ばい やや減少 (‐17.2) 10.3 6.9 (‐20.7) 大幅に減少 ・前回より12.1ポイント悪化した。 ・今後は水準を僅かに下げる見込み。 ■営業利益 0% 20% 40% 60% 今回 0.0 17.2 見通 0.0 17.2 13.8 58.6 やや増加 5.1 (‐7.7) 10.3 6.9 20.7 55.2 大幅に増加 100% 17.9 56.4 20.5 前回 0.0 80% 横ばい やや減少 (‐17.2) (‐17.2) 大幅に減少 ・前回より9.5ポイント悪化した。 ・今後も今回とほぼ同様の水準の見込み。 ■運賃・料金の水準 0% 前回 0.0 今回 0.0 見通 0.0 20% 40% 15.4 60% 6.9 3.4 (10.3) 65.5 17.2 6.9 3.4 (3.4) 72.4 やや上昇 横ばい 100% 0.0 7.7 (7.7) 76.9 24.1 大幅に上昇 80% やや下落 大幅に下落 ・前回より2.6ポイント改善した。 ・今後は水準をやや下げる見込み。 (注1)各グラフの上段は前回(H27.4月~6月期)の状況、中段は今回(H27.7月~9月期)の状況、下段は今後(H27.10月~ 12月期)の見通しを示す。いずれも前年同期比を集計している。 (注2)各グラフの構成比は四捨五入のため、合計が100にならない場合がある。 (注3)グラフ右のカッコ内は業況判断指標。指標は、各設問の回答に対し、大幅に増加・上昇・好転、労働力不足+2、やや 増加・上昇・好転、労働力不足+1、横ばい0、やや減少・低下・悪化、労働力過剰-1、大幅に減少・低下・悪化、労働力過剰 ~-2の点数を与え、1事業者当たりの平均を100倍することにより算出している。 A(設問Aの回答者数)=a1+a2+a3+a4+a5(設問Aの選択肢1~5の回答数の和) 18 全ト協から -4- 資 料 編 ② 宅配以外の特積貨物 ■輸送数量 0% 20% 60% 80% 43.3 今回 0.0 14.5 48.4 大幅に増加 3.3 (‐30.0) 38.3 51.6 見通 0.0 14.5 100% やや増加 横ばい 全ト協から 前回 0.0 15.0 40% 30.6 3.2 (‐22.6) 35.5 1.6 (‐24.2) やや減少 大幅に減少 ・前回より7.4ポイント改善した。 ・今後も今回とほぼ同様の水準の見込み。 ■営業収入(売上高) 0% 前回 0.0 20% 40% 23.3 今回 0.0 60% 46.7 25.8 見通 0.0 80% 25.0 43.5 17.7 48.4 大幅に増加 やや増加 100% 横ばい 5.0 (‐11.7) 27.4 3.2 (‐8.1) 32.3 1.6 (‐17.7) やや減少 大幅に減少 ・前回より3.6ポイント改善した。 ・今後は水準を下げる見込み。 ■営業利益 0% 20% 前回 1.7 今回 20.0 60% 80% 50.0 4.8 見通 0.0 40% 33.9 23.3 37.1 19.4 54.8 大幅に増加 やや増加 100% 横ばい やや減少 5.0 (‐10.0) 21.0 3.2 (16.1) 24.2 1.6 (‐8.1) 大幅に減少 ・前回より26.1ポイント改善した。 ・今後は水準を下げる見込み。 ■運賃・料金の水準 0% 20% 前回 0.0 40% 60% 26.7 今回 1.6 68.3 59.7 32.3 見通 0.0 14.5 大幅に上昇 80% 横ばい 1.7 3.3 (20.0) 1.6 (27.4) 4.8 9.7 1.6 (1.6) 74.2 やや上昇 100% やや下落 大幅に下落 ・前回より7.4ポイント改善した。 ・今後は水準を下げる見込み。 -5- 全ト協から 19 資 料 編 5.共通の概況 ■実働率 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全ト協から 0.2 17.9 前回 48.2 28.0 5.8 (‐21.4) 0.7 17.3 今回 54.0 5.1 (‐14.5) 23.0 0.3 13.7 見通 63.0 大幅に上昇 やや上昇 20.6 横ばい やや低下 2.4 (‐11.1) 大幅に低下 ・前回より6.9ポイント改善した。 ・今後は水準を僅かに上げる見込み。 ■実車率 0% 20% 40% 60% 80% 100% 0.0 15.9 前回 52.6 26.5 5.0 (‐20.5) 0.8 16.2 今回 58.6 4.2 (‐10.9) 20.2 0.3 13.2 見通 67.2 大幅に上昇 やや上昇 2.6 (‐8.0) 16.6 横ばい やや低下 大幅に低下 ・前回より9.6ポイント改善した。 ・今後は水準を僅かに上げる見込み。 ■雇用状況(労働力の過不足)(注4) 0% 20% 12.7 前回 40% 37.4 19.1 今回 80% 38.8 0.8 5.0 (56.3) 0.3 2.9 (73.4) 38.8 40.9 不足 100% 44.0 22.5 見通 60% やや不足 0.3 2.6 (82.7) 33.6 適当 やや過剰 過剰 ・前回より17.1ポイント上昇した(不足感が強くなった)。 ・今後はやや水準を上げる見込み。 ■採用状況 0% 20% 前回 1.5 15.7 今回 0.7 17.0 見通 0.5 40% 60% 66.4 大幅に増加 15.5 63.9 やや増加 変わらない 100% 3.3 (‐1.0) 13.1 63.0 15.5 80% 15.2 やや減少・下落 3.9 (‐5.1) 4.9 (‐8.5) 大幅に減少 ・前回より4.1ポイント減少した。 ・今後は水準を僅かに下げる見込み。 (注4)雇用状況については、上段は前回(H27.4月~6月期)の状況、中段は今回(H27.7月~9月期)の状況、下段は今後 (H27.10月~12月期)の見通しを示しているが、前回及び今回は前年同期比ではなく「その期の状況」を、見通しは「前年同 期比の見通し」を質問している。 20 全ト協から -6- 資 料 編 ■所定外労働時間 20% 40% 60% 80% 100% 66.4 66.4 やや増加 2.8 (-10.6) 18.3 65.7 大幅に増加 3.0 (-16.6) 20.9 17.5 横ばい やや減少 全ト協から 0% 0.5 前回 9.3 0.7 今回 11.9 1.0 見通 13.7 2.1 (-6.0) 大幅に減少 ・前回より6.0ポイント増加した。 ・今後はやや水準を上げる見込み。 ■貨物の再委託(下請運送会社への委託割合) 0% 20% 40% 前回 0.7 14.6 2.0 今回 16.3 1.8 見通 13.5 60% 80% 60.6 100% 19.7 62.0 65.3 大幅に増加 やや増加 変わらない やや減少 4.5 (‐12.7) 17.3 2.4 (‐2.0) 17.0 2.4 (‐4.7) 大幅に減少 ・前回より10.7ポイント増加した。 ・今後は水準を僅かに下げる見込み。 ■経常損益 0% 20% 前回 1.3 今回 40% 26.8 3.4 1.3 80% 37.1 30.2 48.5 大幅に好転 やや好転 100% 4.5 (‐9.8) 30.3 38.5 21.9 見通 60% 変化なし やや悪化 24.1 3.8 (5.4) 26.1 2.3 (‐6.2) 大幅に悪化 ・前回より15.2ポイント改善した。 ・今後は水準を下げる見込み。 ■業界の景況感 0% 20% 40% 60% 80% 100% 0.0 15.4 前回 41.4 36.4 6.8 0.3 17.1 今回 49.1 29.7 3.8 (‐19.4) 31.8 3.1 (‐22.2) 0.3 見通 15.2 大幅に好転 49.6 やや好転 変化なし やや悪化 (‐34.6) 大幅に悪化 ・前回より15.2ポイント改善した。 ・今後は水準を僅かに下げる見込み。 -7- 全ト協から 21 資 料 編 6.事業者特性別の特徴 ① 規模(注5) 全ト協から ・事業規模別の景況感は前回と比べ、大規模、中規模事業者は改善し、小規模事業者はやや改善している。 ・今後は大規模事業者は悪化、中規模事業者はやや悪化、小規模事業者は僅かに改善の見込みである。 事業規模別 業界の景況感に関する指標の推移(H25.10~12期より) 60 大規模 40 中規模 20 小規模 0.0 0 -13.5 -20 -33.7 -13.2 -11.4 -18.1 -35.7 -32.1 -40 -44.5 -60 -80 H25. 10~12期 H26. 1~3期 4~6期 7~9期 10~12期 H27. 1~3期 4~6期 7~9期 10~12期 (見通し) ② 品目(注6) ・「消費関連貨物」を扱う事業者では、前回と比べ景況感の水準を上げており、今後はやや下がる見込みである。 ・「建設関連貨物」を扱う事業者では、前回と比べ景況感はほぼ横ばいであり、今後もほぼ横ばいの見込みである。 ・「機械関連貨物」を扱う事業者では、前回と比べ景況感の水準を上げており、今後は僅かに下がる見込みである。 ・「その他貨物」を扱う事業者では、前回と比べ景況感の水準を上げており、今後はほぼ横ばいの見込みである。 品目別 業界の景況感に関する指標(一般貨物) 前回 今回 見通し 20 2.7 0 ‐7.7 -20 ‐1.3 ‐12.5 ‐23.2 -40 ‐31.1 ‐37.0 ‐38.3 ‐37.2 ‐29.6 ‐29.6 ‐45.2 -60 消費関連貨物 建設関連貨物 機械関連貨物 その他貨物 (注5)規模別分類 大規模事業者:101両以上 中規模事業者:21両以上100両以下 小規模事業者:20両以下 (注6)品目別分類 消費関連貨物:農水産品、食料工業品、日用品など 建設関連貨物:林産品、砂利、砂、石材、建設用資材、窯業品(セメント等)など 機械関連貨物:電気機械(家電含む)、輸送機械(自動車等)など その他貨物:石炭、原油、石油、化学、紙・パルプなど 品目別業界の景況感に関する指標は、「一般貨物」の輸送品目について1位の回答を反映している。 22 全ト協から -8- 資 料 編 ③ 地域(注7) 地域別 業界の景況感に関する指標(一般貨物) 前回 20 9.4 今回 見通し 2.9 1.9 0 ‐15.0 -20 -40 -60 ‐38.9 ‐53.1 ‐5.9 ‐23.5 ‐23.0 ‐26.5 ‐30.3 ‐18.2 ‐23.2 ‐34.7 ‐40.7 ‐3.3 ‐13.3 ‐11.8 ‐10.5 ‐15.9 ‐43.5 ‐36.4 ‐32.6 ‐38.7 ‐40.0 ‐52.0 ‐58.3 -80 北海道 東北 関東 北陸信越 中部 近畿 中国 四国 九州 ④ 事業形態別(注8) ・事業形態別の景況感は、「一般貨物」「宅配以外」において水準を上げており、「宅配貨物」においては水準をやや 上げている。また変化が顕著であった項目として、実働率については、「宅配貨物」「宅配以外」で水準を下げてい る。実車率については、「一般貨物」「宅配貨物」では水準を上げている。雇用状況は、「一般貨物」「宅配貨物」 「宅配以外」いずれににおいても不足感が強くなっている。経常損益は、「一般貨物」「宅配貨物」「宅配以外」のい ずれにおいても水準を上げている。 前回 今回 見通し 20 雇用状況 実車率 実働率 20 120 (労働力の不足感) 100 0 0 80 ‐3.4 ‐6.7 ‐5.3 ‐6.9 ‐1.7 ‐7.0 ‐6.9 ‐9.5 ‐10.5 ‐10.3 ‐13.2 ‐12.7 60 ‐14.3 ‐14.3 ‐10.5 ‐13.9 -20 -20 ‐20.3 ‐21.5 40 73.6 56.6 86.2 79.3 5.0 2.6 0 76.7 63.2 ‐1.5 ‐4.3 ‐7.4 -20 ‐13.8 ‐27.6 20 -40 -40 83.2 104.8 93.7 採用状況 20 ‐20.6 ‐23.8 -40 0 -60 -60 20 所定外労働時間 3.2 0 20 0 経常損益 27.6 13.8 20 2.6 0.0 5.5 ‐6.7 ‐7.9 ‐11.1 27.0 0.0 ‐11.0 ‐5.3 業界の景況感 20 0 -20 -40 -60 一般貨物 宅配貨物 宅配以外 一般貨物 宅配貨物 宅配以外 13.2 17.2 11.7 -40 -60 一般貨物 宅配貨物 宅配以外 0 -20 -40 -60 -60 一般貨物 宅配貨物 宅配以外 貨物の再委託 ‐2.2 ‐6.9 ‐5.1 ‐6.3 ‐9.8 ‐10.5 ‐13.3 ‐14.3 -20 -20 ‐16.4 ‐20.7 ‐18.3 -40 -20 一般貨物 宅配貨物 宅配以外 一般貨物 宅配貨物 宅配以外 一般貨物 宅配貨物 宅配以外 ‐10.3 ‐13.8 ‐19.0 ‐18.4 ‐21.1 ‐34.1 ‐17.5 ‐25.4 ‐31.7 -60 一般貨物 宅配貨物 宅配以外 (注7)地域分類は地方運輸局管轄地域区分に基づく。なお、グラフは一般貨物の事業者のみ集計している。 (注8)事業形態の分類は、「一般貨物」及び「宅配貨物」「宅配以外の特積貨物」である。 -9- 全ト協から 23 全ト協から ・一般貨物における地域別の景況感は、九州において水準を下げている。他方、北海道、東北、関東、北陸信越、中部、 近畿、中国、四国においては水準が上昇している。 ・今後は中部、九州においては水準を上げ、北海道、東北、北陸信越、中国、四国においては低下する見込みである。 資 料 編 7.業況判断指標の前回調査(平成27年4月~6月期)からの変化 全ト協から +80 +70 +60 +50 +40 +30 +20 +10 0 -10 一 輸送数量 ○ 般 営業収入 ○ -20 ○ 宅 輸送数量 ○ 配 営業収入 ○ 貨 営業利益 ○ 物 運賃料金の水準 ○ 輸送数量 ○ 営業収入 ○ 営業利益 ○ 運賃料金の水準 ○ 実働率 ○ 実車率 共 雇用状況 ○ (労働力の過不足) 採用状況 ○ 通 所定外労働時間 ○ ○ 貨物の再委託 ○ 経常損益 ○ 業界の景況感 凡 全ト協から -50 ○ 物 運賃料金の水準 24 -40 ○ 貨 営業利益 宅 配 以 外 の 特 積 貨 物 -30 例 矢元: 4-6月期の実績 -10- 矢先: 7-9月期の実績 白丸: 10-12月期の見通 -60 -70 -80 資 料 編 8.業況判断指標の推移 平成20年~平成27年第4四半期見通し 一般貨物・輸送数量 一般貨物・営業収入 100 80 80 60 60 40 40 20 20 0 0 -11.3 -20 全ト協から 100 -11.0 -20 -13.6 -23.1 -40 -40 -60 -60 -80 -80 -100 -100 -11.5 -21.9 -120 -120 H20 21 22 23 24 25 26 H20 27 宅配貨物・輸送数量 100 21 22 80 60 60 40 40 20 20 0 -10.3 25 26 27 -5.1 0 -7.7 -10.3 -20 24 宅配貨物・営業収入 100 80 23 -17.2 -20 -20.7 -40 -40 -60 -60 -80 -80 -100 -100 -120 -120 H20 21 22 23 24 25 26 H20 27 宅配以外の特積貨物・輸送数量 100 21 80 60 60 40 40 20 20 0 0 -22.6 -30.0 -24.2 -20 -40 23 24 25 26 27 宅配以外の特積貨物・営業収入 100 80 22 -8.1 -11.7 -20 -17.7 -40 -60 -60 -80 -80 -100 -100 -120 -120 -140 -140 H20 21 22 23 24 25 26 H20 27 -11- 21 22 23 24 25 26 27 全ト協から 25 資 料 編 平成20年~平成27年第4四半期見通し 一般貨物・運賃料金の水準 一般貨物・営業利益 全ト協から 100 100 80 80 60 60 40 40 20 20 5.0 -1.0 0 -17.0 -20 0 -7.2 0.3 -0.9 -20 -40 -40 -60 -60 -80 -80 -100 -100 -120 -120 H20 21 22 23 24 25 26 H20 27 宅配貨物・営業利益 100 21 22 80 60 60 40 40 20 24 25 26 27 宅配貨物・運賃料金の水準 100 80 23 10.3 7.7 3.4 20 -7.7 0 0 -17.2 -20 -20 -17.2 -40 -40 -60 -60 -80 -80 -100 -100 -120 -120 H20 21 22 23 24 25 26 27 H20 21 宅配以外の特積貨物・営業利益 22 23 24 25 26 27 宅配以外の特積貨物・運賃料金の水準 100 100 80 80 60 60 40 40 16.1 20 27.4 20 20.0 0 0 -10.0 -8.1 -20 -40 -40 -60 -60 -80 -80 -100 -100 -120 -120 H20 26 1.6 -20 21 全ト協から 22 23 24 25 26 H20 27 -12- 21 22 23 24 25 26 27 資 料 編 平成20年~平成27年第4四半期見通し 実働率 100 80 80 60 60 40 40 20 20 0 -11.1 -21.4 -14.5 -20 実車率 0 -8.0 -20 -10.9 -20.5 -40 -40 -60 -60 -80 -80 -100 -100 -120 -120 H20 21 22 23 24 25 26 H20 27 雇用状況 100 21 22 23 24 25 26 27 採用状況 100 82.7 80 80 73.4 60 60 56.3 40 40 20 20 0 0 -20 -20 -40 -40 -60 -60 -80 -80 -100 -100 -120 -1.0 -5.1 -8.5 -120 H20 21 22 23 24 25 26 27 H20 21 22 23 24 25 26 27 所定外労働時間 100 80 60 40 20 -6.0 -10.6 0 -20 -16.6 -40 -60 -80 -100 -120 H20 21 22 23 24 25 26 27 -13- 全ト協から 27 全ト協から 100 資 料 編 平成20年~平成27年第4四半期見通し 経常損益 貨物の再委託 100 100 全ト協から 80 80 60 60 40 40 20 20 -2.0 -12.7 -4.7 0 -20 0 -9.8 -6.2 -20 -40 -40 -60 -60 -80 -80 -100 -100 -120 H20 21 22 23 24 25 26 -120 27 H20 業界の景況感 100 80 60 40 20 0 -19.4 -20 -22.2 -34.6 -40 -60 -80 -100 -120 -140 H20 28 5.4 21 全ト協から 22 23 24 25 26 27 -14- 21 22 23 24 25 26 27 資 料 編 軽油価格調査集計表(2015年9月) 平成27年10月23日現在 (公社)全日本トラック協会 2015 年 9 月 元売名 単純集計表 地区:近畿/県(沖縄除) :全県 スタンド平均 ローリー平均 カード平均 96.72 78.44 89.75 元売別集計表 地区:近畿/県(沖縄除) :全県 スタンド平均 ローリー平均 カード平均 JX日鉱日石 94.23 77.96 91.86 出光 93.00 77.84 92.96 昭和シェル 108.04 83.50 エクソンモービル 90.10 76.57 キグナス 95.50 77.30 コスモ 100.50 77.45 88.65 その他 93.79 79.02 87.02 2015 年 9 月 月間購入量 月間購入量別集計表 86.00 地区:近畿/県(沖縄除) :全県 スタンド平均 ローリー平均 カード平均 30キロリットル未満 96.81 78.64 90.76 30~50キロリットル未満 89.50 77.64 84.14 50~100キロリットル未満 99.60 76.84 82.50 100キロリットル以上 2015 年 9 月 支払期限 支払期限別集計表 地区:近畿/県(沖縄除) :全県 スタンド平均 ローリー平均 カード平均 30日未満 94.96 76.61 89.08 30~60日未満 97.19 78.93 89.71 60日以上 94.00 軽油価格推移表 地区:近畿/県(沖縄除) :全県 スタンド平均 ローリー平均 カード平均 2015年5月 106.54 88.48 96.99 2015年6月 107.26 91.80 98.21 2015年7月 105.77 89.54 99.68 2015年8月 105.24 81.43 91.90 2015年9月 96.72 78.44 89.75 集計結果は各項目「平均」のみの表示です。 全ト協から 29 全ト協から 2015 年 9 月 資 料 編 年末・年始の業務及び緊急連絡先について 奈ト協から 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。 平素は協会業務に何かと御協力を賜りまして、厚く御礼を申し上 げます。 下記について、お知らせ致しますので、あらかじめご了承を賜り ますようお願い申し上げます。 記 《協会事務局》 平成27年12月28日㈪ 12月29日㈫~平成28年1月3日㈰まで 仕事納め 年末・年始休暇 平成28年1月4日㈪ 仕事始め なお、奈良・針TSについては 平成27年12月28日㈪17:00 ~平成28年1月4日㈪9:00まで 管理棟休憩室の利用は休ませて頂きます。 《緊急連絡先》 事務局の年末・年始における訃報等の緊急連絡先をご案内申し上げ ます。 12月29日(火) 090-8758-6975 【協会携帯№4】(岸本) 30日(水) 090-7340-7061 【協会携帯№5】( 森 ) 31日(木) 090-7342-7715 【協会携帯№1】(山村) 1月1日(金) 090-8758-6975 【協会携帯№4】(岸本) 2日(土) 090-1441-3878 【協会携帯№6】(上村) 3日(日) 090-7342-7715 【協会携帯№1】(山村) 30 奈ト協から 30 資 料 編 トラック協会・陸災防奈良県支部 12月の行事(予定)表 曜 時 間 行 事 場 所 1 火 10:00 ~ 平成27年度安全性優良事業所奈良運輸支局長表彰式 奈良運輸支局 1 火 12:00 ~ 第2回適正化実施対策委員会 奈良県トラック会館 2 水 13:30 ~ グリーン経営認証取得講習会 奈良県トラック会館 4 金 10:30 ~ 第3回交通安全・労災防止対策委員会 奈良県トラック会館 4 金 12:00 ~ 第4回総務委員会 奈良県トラック会館 9 水 9:30 ~ 平成27年度「運行管理者等基礎講習」(貨物)(~11日) かしはら万葉ホール 9 水 13:30 ~ トラック運転者の健康管理セミナー 奈良県トラック会館 11 金 13:30 ~ 第251回理事会 奈良県トラック会館 14 月 10:00 ~ 第2回トラック輸送における取引環境・労働時間改善協議会 奈良県トラック会館 16 水 14:00 ~ 整備管理者選任後研修 奈良県自動車整備振興会 1 月の行事(予定)表 日 曜 時 間 16 土 13:50 ~ 行 事 第31回物流セミナー 場 所 かしはら万葉ホール 奈ト協から 31 奈ト協から 日 資 料 編 「適正化事業・巡回指導報告書」 「適正化事業・巡回指導報告書」 「適正化事業・巡回指導報告書」 (平成27年10月実施分) (平成27年10月実施分) (平成27年10月実施分) 奈ト協から 事事 業業 所所 計計画画数数 実実施施数数 (内(内 新規) 新規) 実実施施率率 巡回件数 巡回件数 21件 21件 19件 19件 ( ( 0件) 0件) 90.5% 90.5% パトロール延出動台(日)数 パトロール延出動台(日)数 10台 10台 調査事項 調査事項 Ⅰ.事業計画等 Ⅰ.事業計画等 奈良県貨物自動車運送適正化事業実施機関 奈良県貨物自動車運送適正化事業実施機関 指導件数 指導件数 ○○ 1.主たる事務所及び営業所の名称、位置に変更はないか。 1.主たる事務所及び営業所の名称、位置に変更はないか。 2.営業所に配置する事業用自動車の種別及び数に変更はないか。 2.営業所に配置する事業用自動車の種別及び数に変更はないか。 ○○ 3.自動車車庫の位置及び収容能力に変更はないか。 3.自動車車庫の位置及び収容能力に変更はないか。 4.乗務員の休憩・睡眠施設の位置、収容能力は適正か。 4.乗務員の休憩・睡眠施設の位置、収容能力は適正か。 5.乗務員の休憩・睡眠施設の保守、管理は適正か。 5.乗務員の休憩・睡眠施設の保守、管理は適正か。 6.届出事項に変更はないか。 6.届出事項に変更はないか。 (役員・社員、特定貨物に係る荷主の名称変更等) (役員・社員、特定貨物に係る荷主の名称変更等) ○○ 7.自家用貨物自動車の違法な営業類似行為(白トラの利用等)はないか。 7.自家用貨物自動車の違法な営業類似行為(白トラの利用等)はないか。 ○○ 8.名義貸し、事業の貸渡し等はないか。 8.名義貸し、事業の貸渡し等はないか。 ワースト5 ワースト5 00 00 00 00 00 00 00 00 Ⅱ.帳簿類の整備、報告等 Ⅱ.帳簿類の整備、報告等 00 00 00 00 33 1.事故記録が適正に記録され、保存されているか。 1.事故記録が適正に記録され、保存されているか。 2.自動車事故報告書を提出しているか。 2.自動車事故報告書を提出しているか。 3.運転者台帳及び従業員台帳が適正に記入等され、保存されているか。 3.運転者台帳及び従業員台帳が適正に記入等され、保存されているか。 4.車両台帳が整備され、適正に記入等されているか。 4.車両台帳が整備され、適正に記入等されているか。 5.事業報告書及び事業実績報告書を提出しているか。 5.事業報告書及び事業実績報告書を提出しているか。 (本社巡回に限る) (本社巡回に限る) Ⅲ.運行管理等 Ⅲ.運行管理等 ◎◎ ◎◎ ◎◎ ○○ ○○ ○○ ◎◎ ○○ ○○ 1.運行管理規程が定められているか。 1.運行管理規程が定められているか。 2.運行管理者が選任され、届出されているか。 2.運行管理者が選任され、届出されているか。 3.運行管理者に所定の研修を受けさせているか。 3.運行管理者に所定の研修を受けさせているか。 4.事業計画に従い、必要な員数の運転者を確保しているか。 4.事業計画に従い、必要な員数の運転者を確保しているか。 5.過労防止を配慮し、適正に管理されているか。 5.過労防止を配慮し、適正に管理されているか。 6.過積載による運送を行っていないか。 6.過積載による運送を行っていないか。 7.点呼の実施及びその記録、保存は適正か。 7.点呼の実施及びその記録、保存は適正か。 8.乗務等の記録(運転日報)の作成・保存は適正か。 8.乗務等の記録(運転日報)の作成・保存は適正か。 9.運行記録計による記録及びその保存・活用は適正か。 9.運行記録計による記録及びその保存・活用は適正か。 10.運行指示書の作成、指示、携行、保存は適正か。 10.運行指示書の作成、指示、携行、保存は適正か。 11.乗務員に対する輸送の安全確保に必要な指導監督を行っているか。 11.乗務員に対する輸送の安全確保に必要な指導監督を行っているか。 12.特定の乗務員に対して特別な指導を行っているか。 12.特定の乗務員に対して特別な指導を行っているか。 13.特定の乗務員に対して適性診断を受けさせているか。 13.特定の乗務員に対して適性診断を受けさせているか。 ☆☆ ☆☆ 00 00 11 00 44 00 33 44 00 44 33 11 66 ④④ ④④ ④④ ②② Ⅳ.車両管理等 Ⅳ.車両管理等 00 11 88 22 22 1.整備管理規程の制定及び整備管理業務がなされているか。 1.整備管理規程の制定及び整備管理業務がなされているか。 2.整備管理者が選任され、届出されているか。 2.整備管理者が選任され、届出されているか。 3.整備管理者に所定の研修を受けさせているか。 3.整備管理者に所定の研修を受けさせているか。 4.日常点検基準を作成し、これに基づき点検を適正に行っているか。 4.日常点検基準を作成し、これに基づき点検を適正に行っているか。 ◎◎ 5.定期点検及びその保存がされているか。 5.定期点検及びその保存がされているか。 ①① Ⅴ.労基法等 Ⅴ.労基法等 11 33 11 55 ○○ 1.就業規則が制定され、届出されているか。 1.就業規則が制定され、届出されているか。 2.36協定が締結され、届出されているか。 2.36協定が締結され、届出されているか。 3.労働時間、休日労働について違法性はないか。 3.労働時間、休日労働について違法性はないか。 (運転時間を除く) (運転時間を除く) ○○ 4.所要の健康診断を実施し、その記録・保存が適正にされているか。 4.所要の健康診断を実施し、その記録・保存が適正にされているか。 ③③ Ⅵ.法定福利費 Ⅵ.法定福利費 ○○ 1.労災保険・雇用保険に加入しているか。 1.労災保険・雇用保険に加入しているか。 ○○ 2.健康保険・厚生年金保険に加入しているか。 2.健康保険・厚生年金保険に加入しているか。 指指 導導 件件 数数 合合 計計 (注)○重点項目 (注)○重点項目 ◎最重点項目 ◎最重点項目 ☆霊柩運送は項目から除外 ☆霊柩運送は項目から除外 通常 通常 新規 新規 総合 総合 32 奈ト協から AA 77 件件 件件 77 件件 BB 44 件件 件件 44 件件 CC 5(3)件 5(3)件 件件 5(3)件 5(3)件 DD 2(1)件 2(1)件 件件 2(1)件 2(1)件 33 33 58 58 EE その他 合計 その他 合計 1(1)件 1(1)件 件件 19(5)件 19(5)件 件件 件件 件件 1(1)件 1(1)件 件件 19(5)件 19(5)件 ※( ※( )は会員外の件数です )は会員外の件数です 資 料 編 事業用自動車事故事例 №3 奈ト協から 「資料提供 国土交通省 関東運輸局」 奈ト協から 33 資 料 編 奈ト協からのお知らせ 活躍する女性をご紹介下さい 奈ト協から 職場で活躍する女性を広報誌「トラック奈良」で紹介させて頂きます。 ○ご紹介いただきたい女性 ・ドライバー ・フォークリフト運転業務従事者 ・事務職(経理担当、労務管理担当、一般事務担当など) ○選 考 基 準 ・経験年数は問いません。 ・会員事業者の皆様から、 「我が社には、このような職種で頑張ってくれている女性がいる。」 との連絡をお待ちします。 ○掲 載 方 法 ・ご連絡いただければ、取材させていただき、「トラック奈良」に 掲載します。 最近の掲載例: ①平成27年 1 月号35ページ 【活躍する女性ドライバー】 ②平成27年 5 月号 7 ページ 【活躍する女性事務員】 ③平成27年 8 月号 6 ページ 【活躍する女性事務員】 ④平成27年 12 月号(今月号)13 ページ 【活躍する女性事務員】 ○連絡先:広報誌担当(上村)電話:0743-23-1200 34 奈ト協から 資 料 編 KIT事業のご案内 Kyodo Information of Transport Kyodo Information of Transport Kyodo Information of Transport K I T(協同・情報・輸送) 事 業 の ご案内 K I T(協同・情報・輸送) 事 業 の ご案内 K I T(協同・情報・輸送) 事 業 の ご案内 キット K ・ I ・ T キット K ・ I ・ T キット K ・ I ・ T 奈ト協から 奈良県キット事業協同組合は平成12年6月から事業を開始しております。 奈良県キット事業協同組合は平成12年6月から事業を開始しております。 奈良県キット事業協同組合は平成12年6月から事業を開始しております。 キット事業とは、インターネット上にて、荷物及び車両を検索し、条件が キット事業とは、インターネット上にて、荷物及び車両を検索し、条件が キット事業とは、インターネット上にて、荷物及び車両を検索し、条件が 合えば成約する事業で、空車を無くし、実車率を高める情報サイトです。 合えば成約する事業で、空車を無くし、実車率を高める情報サイトです。 合えば成約する事業で、空車を無くし、実車率を高める情報サイトです。 KITネットワーク KITネットワーク KITネットワーク 全国WebKIT加入協同組合・組合員の 全国WebKIT加入協同組合・組合員の 全国WebKIT加入協同組合・組合員の 間で荷物・車輌の手配が出来ます。 間で荷物・車輌の手配が出来ます。 間で荷物・車輌の手配が出来ます。 ○○キット組合 ○○キット組合 会員A社 会員A社 車輌が足りない!! 荷物がないなぁ〜・・・。 荷物がないなぁ〜・・・。 車輌が足りない!! 荷物がないなぁ〜・・・。 車輌が足りない!! 車輌が空いてる・・・。 誰か運んでくれないかなぁ? 誰か運んでくれないかなぁ? △△キット組合 誰か運んでくれないかなぁ? △△キット組合 車輌が空いてる・・・。 ○○キット組合 車輌が空いてる・・・。 会員A社 会員B社 会員B社 △△キット組 会員B社 *運賃の集金は組合精算ですので安心です。 *運賃の集金は組合精算ですので安心です。 *運賃の集金は組合精算ですので安心です。 WebkIT輸送情報実績 全国の実績 エネクスフリート 軽油価格(税込) WebkIT輸送情報実績 全国の実績 エネクスフリート 軽油価格(税込) WebkIT輸送情報実績 全国の実績 エネクスフリート 軽油価格(税込) 平成27年度 8月 9月平成27年度 10月 平成27年度 8月 前年同月比 9月 10月 前年 平成27年度 8月 9月 10月 8月 9月 10月 平成27年度 8月 9月 10月 平成27年度 8月 9月 10月 前年同月比 + 94円 93円 93円 荷 85,570 荷物登録件数 85,570 101,334 106,192 +9,152件 軽 油 94円 軽 油 93円 93円 荷 荷物登録件数 101,334 106,192 +9,152件 軽 油 94円 93円 93円 荷 荷物登録件数 85,570 101,334 106,192 (単価は日本貨物運送事業協同組合連合会荷物成約件数 12,948 荷物成約件数 15,669 ( (+12.59%) (単価は日本貨物運送事業協同組合連合会 13,917 12,948 15,669 13,917 (単価は日本貨物運送事業協同組合連合会 荷物成約件数 12,948 13,917 15,669 (+12.59%) (日貨協連)の全国統一価格です。) 成 約 率 14.8% (日貨協連)の全国統一価格です。) 物 成 約 率物 15.1% 13.7% 15.1% 14.8% 13.7% (日貨協連)の全国統一価格です。) 物 成 約 率 15.1% 13.7% 14.8% *当組合は燃料(スタンド給油)販売、尿素の販売もしております。 *当組合は燃料(スタンド給油)販売、尿素の販売もしております。 *当組合は燃料(スタンド給油)販売、尿素の販売もしております。 お問い合わせ お問い合わせ お問い合わせ 奈良県キット事業協同組合 奈良県キット事業協同組合 奈良県キット事業協同組合 〒639-1103 〒639-1103 〒639-1103 奈良県大和郡山市美濃庄町170-15 奈良県大和郡山市美濃庄町170-15 奈良県大和郡山市美濃庄町170-15 TEL 0743-58-6080 FAX 0743-58-6081 TEL 0743-58-6080 FAX 0743-58-6081 TEL 0743-58-6080 FAX 0743-58-6081 奈ト協から 35 資 料 編 奈良運輸支局からのお知らせ 奈良運輸支局から 36 奈良運輸支局から 資 料 編 奈良労働局からのお知らせ ― 奈良労働局からのお知らせ ― ―※労働保険料の納付は口座振替で!※ 奈良労働局からのお知らせ ― 労働保険(雇用保険と労災保険の総称)に加入していただいている事業者の方は毎年 6 月 1 ※労働保険料の納付は口座振替で!※ 日~7 月 10 日の間で年度更新手続きを行っていただき、あわせて労働保険料を納付していた 労働保険(雇用保険と労災保険の総称)に加入していただいている事業者の方は毎年 6 月 1 だいておりますが、納付方法は、労働局及び労働基準監督署や金融機関での納付以外に、口座 日~7 月 10 日の間で年度更新手続きを行っていただき、あわせて労働保険料を納付していた 振替が可能になっております。 だいておりますが、納付方法は、労働局及び労働基準監督署や金融機関での納付以外に、口座 口座振替されますと、わざわざ労働局(労働基準監督)や金融機関に出向く手間が省けるほ 振替が可能になっております。 か、納付忘れ・遅れがなくなり非常に便利です。是非口座振替制度をご利用下さい。 口座振替されますと、わざわざ労働局(労働基準監督)や金融機関に出向く手間が省けるほ 奈良労働局から か、納付忘れ・遅れがなくなり非常に便利です。是非口座振替制度をご利用下さい。 【お問合せ先】 労働基準監督署 【お問合せ先】 奈良労働局総務部労働保険徴収室 労働基準監督署 電話:0742-32-0203 奈良労働局総務部労働保険徴収室 電話:0742-32-0203 奈良労働局から 37 資 料 編 関西交通経済研究センターからのお知らせ 運輸安全マネジメント 今般開催する「運輸安全マネジメントシンポジウム 2016」は、トラック業界にスポットをあてて 開催します。本年は、運輸安全マネジメント制度導入から 10 年という節目にあたり、従来の報告型シ ンポジウムから一歩踏み込んだ内容とするため、パネルディスカッションでは事業者が取り組まれた運 輸安全マネジメントの取組み効果と現状や課題を明らかにするとともに、事業者が克服すべき課題等へ の対策やアドバイス等の議論をおこない、本シンポジウムを通じ実効性のある「安全管理体制」の構築 に向けた取組みの深度化を目指すことを目的に開催するものです。是非ご参加ください。 ◆日時:平成28年2月23日(火)13時~16時30分 関西交通経済研究センターから ◆ 会場:クレオ大阪東 ホール(大阪市立男女共同参画センター東部館) 大阪市城東区鴫野西2-1-21 ◆ 参加費無料 主 後 38 TEL 06-6965-1200 定員:200名 催:(公財)関西交通経済研究センター TSD運輸安全マネジメント支援センター 援:国土交通省近畿運輸局 /(一社)近畿トラック協会 /(一財)近畿陸運協会 関西交通経済研究センターから トラックモード (会場見取り図・アクセス) 資 料 編 シンポジウム 2016 ★JR環状線・東西線・学研都市線 「京橋」駅(南)から南へ徒歩約7 分 ★地下鉄長堀鶴見緑地線「大阪ビジ ネスパーク」駅(4番出口)から東 へ徒歩約9分 関西交通経済研究センターから ① 下記の参加申込書に必要事項をご記入のうえ、公益財団法人 関西交通経済研究センターあて FAX又はEメールでお申し込み下さい。 ② 申し込み締め切り日は、平成28年 2月9日(火)です。 (定員に達した場合は締め切らせていただきます。) ③ 当日は、参加申し込み確認のため、受付にて参加申込書または名刺をご提出下さい。 なお、参加申込者に代わる代理の方のご出席は差し支えありません。(名刺等をご用意下さい。) お申し込みFAX番号:06-6543-6295 E-mail : [email protected] 参 加 申 込 書 御 社 名 (団体名) TEL( ) - FAX( ) - E-mail: ご 住 所 お名前 (〒 - ) 所属 所属 所属 所属 [お問い合せ・お申し込み先] (公財)関西交通経済研究センター 運輸安全マネジメント支援センター TEL:06-6543-6291 / FAX:06-6543-6295 [個人情報の取扱について] 参加申込書にご記入頂きました個人情報は厳正に管理し、本シンポジウムに関する確認・連絡の通知 の際に使用させて頂きます。他の目的での利用や第三者へ提供することは一切ございません。 関西交通経済研究センターから 39 資 料 編 奈 良奈良県警察本部からのお知らせ 県 警 察 本 部 か ら 1 平成27年の県内交通事故発生状況 (11月15日現在) 区 分 平成 27 年中 平成 26 年中 㻟㻤㻘㻞㻟㻡 件 㻟㻤㻘㻜㻟㻞 件 総 件 数 人身事故件数 㻠㻘㻠㻡㻢 件 㻡㻘㻜㻤㻝 件 死者数 㻠㻜 人 㻠㻜 人 負傷者数 㻡㻘㻣㻜㻡 人 㻢㻘㻠㻥㻞 人 物損事故件数 㻟㻟㻘㻣㻣㻥 件 㻟㻞㻘㻥㻡㻝 件 増減数 㻗 㻞㻜㻟 件 㻙㻢㻞㻡 件 㻜人 㻙㻣㻤㻣 人 㻗 㻤㻞㻤 件 備 考 1 日 に 約 㻝㻞㻜 件 1 日 に 約 㻝㻠 件 約 㻤 日に 1人 1 日 に 約 㻝㻤 人 1 日 に 約 㻝㻜㻢 件 (平成27年のデータは概数) 2 飲酒運転は、 「しない!」「させない!」「許さない!」 年末、年始にかけて飲酒の機会が増える時期ですが、飲酒運転は、悲惨な事故 を誘発し、刑事処分、行政処分や損害賠償等の重い代償を招くことになります。 ☆ お酒を飲んだら絶対に車を運転しない。 ☆ 車を運転する人にお酒を勧めない。 ☆ お酒を飲んだ人が運転する車に同乗しない。お酒を飲んだ人に車を貸さない。 3 奈良県警察本部から マイナンバー制度に便乗した不正な勧誘や個人情報の取得にご注意を! いわゆる「マイナンバー法」(行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する 法律)の個人番号の指定や通知が10月5日から開始されましたが、この制度に便乗した不審な電話が 相次いでおり、現金を騙し取られる被害に遭った方もいます。 ~ 被害の実例 ~ 公的な相談窓口を名乗る者から電話があり、 偽のマイナンバーを教えられた。その後、公的 機関に寄付をしたいという別の男性から連絡が あり、マイナンバーを貸して欲しいと言われた ので、教えたところ、「マイナンバーを教えた ことは犯罪にあたる」と言われ、金銭を要求さ れたので、現金を渡した。 不審電話の事例 ○ 行政機関を名乗って、「マイナンバー 制度が始まると手続きが面倒になるので、 至急振込先の口座番号を教えてほしい」 との電話 ○ 「マイナンバーが順次届いており、み んな手続きをしているがあなたはしてい るか。 早く手続きしないと刑事問題になる」 との電話 ○マイナンバーの通知や利用の手続きで行政機関が、口座番号、家族構成などの個人情報を 電話で聞くことはありません。ATMの操作をお願いすることもありません。 ○マイナンバーや個人情報などを電話等で聞かれても、絶対に言わないでください。 㻠 40 指名手配被疑者の検挙にご協力を 奈良県警察本部から 資 料 編 近畿交通共済からのお知らせ 平成 27 年度 交協連主催 交通事故防止体験記入選作品から <平成 27 年度 優秀賞> 管理者としての事故防止策について 近 畿 共 済 の自 動 車 共 済 ・自 賠 責 共 済 をご利 用 ください ご契約のお問い合わせ・お申し込みは、奈良事務所 0743―59-1701まで 近畿交通共済から 41 近畿交通共済から 関空運輸(株) 井上 隆志 私は関空運輸㈱に入社して 17 年目になり、6 年間は運転手として、以降は配車業務兼、運行管理者として業務に携 わっています。 運転手の頃は事故が多く、この仕事がむいているのかと悩む程でした。周りからは『注意力散漫』とよく言われま したが、当時を振り返ると確かにそうであったと思います。 今になり当時の事故を振り返ると、安全より生産を重視し、独りよがりな運転を行い、交通ルールもあって無い様 な自分でした。無事故継続という言葉が無縁なものでした。 今、運行管理者として業務にあたっていますが、事故について真剣に考え出したのは、何よりも後でした。配車業 務、トラックの手配、お客様の開拓など、ここでもやはり生産を意識し、効率化を考えていました。時代の流れとと もに、デジタコ・ドライブレコーダーの導入で、社速の設定を、一般道では 55Km、高速道路では 80Km としました。 また急減速、急発進、アイドリング、連続運転などの項目を評価対象にし、日々運転履歴を確認しました。 昔からのドライバーはこういった規則、縛りごとが一番嫌いで中々なれず、文句を言う者も中にはいました。若手 に関してはゲーム感覚なのか、帰社してデーターを吸い上げると、他のメンバーと運転日報を見比べ、徐々に規則も 当たり前になり、自然と速度超過なども無くなりました。また、ドライバーを何チームかに分けて、チームでデジタ コの平均点を競い、優勝チームにはインセンティブの支給を与えるなど、デジタコを活用した安全の取り組みと、ド ライバー自らが安全を意識する一つの材料にもなりました。 デジタコ導入後は、大きな事故に繋がる追突は一切無くなりましたが、構内での接触や小さな事故が減らず、事故 件数については、全く改善されることが有りませんでした。私もその点を非常に悩み、問題意識を持っており、事故 セミナーなどにも参加し、ドライバー会議などで共有、実践しますが、一向に変わる事が有りませんでした。 そんなある日、お客様の物流部門の事故報告書を拝見させて頂く機会があり、衝撃的な報告書でした。それは一つ の事故に対して、九枚もの報告書になり、中でも『なぜ』という項目に目を引かれました。 『なぜ事故をしたのか』 『な ぜその道を通ったのか』 『なぜその判断をしたのか』など、事故が起こった要因分析が事細かに記載されていました。 報告書の流れは、一旦ドライバー目線からの報告になり、その後に管理者と面談、 『なぜ』の追及が行なわれ、ド ライバー、管理者共に事故の要因分析が行われることになります。 さっそくその報告書を自社内にも取り入れ、面談、 『なぜ』の追及を行いました。 今までの社内の事故処理は報告書1枚で完結し、事故の大小関わらず、即日乗務を行うものでした。しかし、ドラ イバーと一緒になり、違う目線から事故の要因分析を行うことで、事故が起きるだろう瞬間や、ドライバーの行動な ども把握、分析が出来るようになりました。 しかし、構内事故、些細な事故は減る事はありません。私も面談などを繰り返し、事故分析をしても、結果には繋 がらないのです。社内で事故について色々と話し合っているうちに、私の感覚に問題がありました。事故の大小を私 の感覚で決め、報告書作成の有無、内容も事故の大小で決めていました。私自身が事故に対しての意識が低かったの です。 それからは、配車メンバーと話し合い、上司、社長にも協力を頂き、大小の事故に関わらず、また遅刻などの生活 態度面も含め、面談を重点に指導を行いました。中には乗務停止の罰則を与えられる者もいました。 ただ罰則と言いますが、ドライバーに負担を与えるだけでなく、一緒になって安全意識を向上する期間であり、社 長を含め交代で面談を行うものです。 会社として、配車、ドライバー、倉庫担当、関係なく、安全が最優先。生産でも効率でもなく、関空運輸は安全が最 優先という意識付けから再スタートしたわけです。 そして私たち管理者がすべき本来の安全は、事故を起こさせない環境創り、教育、指導だと気づきました。 『若いから、新人だから事故をする』という意識でなく、新人ドライバーには配車、先輩ドライバーが半年間、チー ムを組んで教育をしていく体制を整えることで、退職者もなくなり、本来のチームワークが出来あがってきました。 配車、管理者からドライバーへ一方通行で、指示、指導をしていても身にならず、配車とドライバーのチームを作る ことで、コミュニケーションも取れ、会社が求める本来のプロドライバーに近づいていくことが出来ます。 管理者は事故をさせない環境を作り、ドライバーは事故をしない意識を常に持ち続ける、二人三脚で初めて事故が 無くなると考えます。 関空運輸㈱は『安全・安心の追求』を実践するべく、自社ドライバーは勿論、専属ドライバー、協力会社様含め、 無事故で業務に取り組んで参ります。 資 料 編 物流セミナー案内 第31回物流セミナー 参加無料 奈ト協から 42 奈ト協から 地域社会と国民生活を守るため 平成27年度 トラック業界の要望を実現する会 日時:平成27年11月11日㈬ 午後2時 場所:憲政記念館 東京都千代田区の憲政記念館で「平成27年度ト ラック業界の要望を実現する会」が開催され、森 本会長と清水・中・塚本副会長が参加しました。 当日は、全国から各都道府県トラック協会の会 長、副会長約150人が参集し、自由民主党トラッ ク輸送振興議員連盟(細田博之会長)及び公明党 トラック問題議員懇話会(北側一雄会長)の国会 議員(本人116人、代理132人)を迎えて、次の3 項目の最重点要望の実現を訴えました。 1.高速道路料金における大口・多頻度割引最 大50%の継続 2.軽油引取税を含む自動車関係諸税の軽減 3.自動車税における環境性能課税(環境性能 割)の軽減 この日、森本会長らは議員会館の地元選出国会 議員も個別に訪問し、奈良県の運送業界の要望を 伝えました。 ▲要望を実現する会で挨拶する星野全ト協会長 ▲奥野伸亮事務所 ▲田野瀬太道事務所 トラック奈良 2015 年 12月 第 260 号 発行 公益社団法人 奈良県トラック協会 奈良県大和郡山市額田部北町 981 番地の 6 TEL.0743-23-1200 ㈹ FAX.0743-23-1212 32 編集発行人 森本万司 編集委員長 鳥山幸男
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