ORiN 協議会 ORiN 技術委員会・議事録 Page 1 作成日 2008 年 3 月 3 日(月) ORiN 協議会・ORiN 技術委員会 日時 場所 出席者 (敬称略) 議事録 2008 年 3 月 3 日(月) 13:30∼16:30 日本ロボット工業会・会議室 【委員】犬飼利宏(デンソーウェーブ)、木村利明(機械振興協会)、下谷幸久(ア ドー・ジャパン)、藤平雅信(神戸製鋼所)・記 【委員・代理】古野和寿(安川電機) 【オブザーバ】三浦敏道(JARA)、大寺信行(神戸製鋼所) 、田口方昭(ソフィック ス)、林克巳(バフ日立)、小松原宏祐(ケー・ティー・システム)、町田泰孝(高 崎共同計算センター) 1. 企画部会からの報告(大寺殿) JIMTOF2008 は、要望 3 コマに対し返答 1 コマであったが、交渉の結果 2 コマになる見通し である。 MOF2008 は 2008/09/11∼12 で参加予定。新先生より、複数通信規格を用いたデモをしてほ しいとの要望があった。 Web サイトについては、 各自担当部分を確認し、 コンテンツで不足分があるならば取り纏め、 JARA)三浦殿へ返答していただきたい。4 月 1 日公開予定であるため、できるだけ早くお願 いする。 標準技術活用ビジネス小研究会より参加しており ORiN 協議会メンバーではない企業の方に ついては、ORiN 協議会参加を要望したい。 川崎重工殿より、入門講習会の内容に関するコメントがあったので、後ほど検討する。 近藤科学製ホビーロボットは ORiN 協議会で 2 台購入する予定である。 平成 19 年度事業報告について下記内容を確認した。 プロバイダなどの ORiN 関連製品・ビジネスへ活用できるアプリケーションの拡充を図 る必要がある。 展示会にて「内容が概念的でアピールポイントが判らない」とのご指摘があるなどアピ ール方法の改善が必要である。 平成 20 年度事業計画について下記内容を確認した。 アプリケーション部会の活動を積極化し、製品化を加速する。 ORiN 技術講習会の基礎編、入門編を開催する。 ORiN ミーティングを開催する。開催時期は 2008 年 8 月頃の予定。 JIMTOF2008 へ出展する。 ORiN 普及検討 WG を設置し、普及に向けた課題整理を行う。 検討が開始されることを想定し ISO 化対応 WG を設置する。 運営方法としては、広報委員会を新設し、委員会ごとの役割分担を下記の通りとする。 運営委員会は、予算執行状況・事業計画の審議を行う。 運営委員会・企画部会は、協議会運営に関わる検討事項を審議し決定する。 技術委員会は、ORiN 改良・技術講習会に関わる検討事項を審議し決定する。 広報委員会(新設)は、展示会出展・Web サイト運営など広報に関わる検討事項を審議 し、決定する。広報委員会委員長は、デンソーウェーブ)原殿へ打診する。 ORiN 協議会 ORiN 技術委員会・議事録 Page 2 2. アプリ部会からの報告(講習会など)(木村殿) 1/8、展示会アンケートのフォローについて打ち合わせた。 1/18、 「標準技術の工作機械適用実習セミナー」を実施した。参加者内訳は、展示会より参加 が 8 名、メーリングリストより情報を入手し参加した方が 8 名であった。 1/23、近藤科学製ロボットを使用した講習会を実施した。 3. ORiN 入門講習会実施報告 1/23 に実施した ORiN 入門講習会は、ORiN 協議会関係者以外の講習会参加状況としては、 トヨタ自動車殿の計測部隊、村田機械殿、横河電機殿(三鷹)、ガス燃焼器具関係企業、ソフ ト開発関係企業より 5 名が参加した。 川崎重工より技術セミナーに関するコメントがあり、以下の検討を行った。 DCOM/CORBA を基本としており.NET から見るとやや古く感じる。 →.NET 対応については、.NET ラッパーを提供しており、使用する面では不都合はない、 と考える。ORiN 自体の.NET.対応については、NET 自体がバージョンアップを繰り返 しており、安定するまでは対応しづらい。また.NET が他のプラットフォームでも稼動 し始めてメリットがあると考える。 リモート接続の場合、引数が入れ子になり、間違いが発生しやすい。 →RAC を指していると思われる。 統一したインタフェースで操作しようとする努力は理解できるが、多少無理矢理という 感じがする。もう一工夫して欲しかった。 →プロバイダ生成時のオプションは文字列で渡すものの、各社独自の判断とした。通信 時の IP アドレス指定文字列は統一するなど、必要ならば検討していきたい。 「なぜ必要なのか・なぜうれしいのか」が見えにくい。 →ORiN は CAO だけに着目しがちであるが、CaoSQL やテストツールなど SDK に含ま れる CAO 周辺技術も含めたトータルで PR すべきである。 4. 次回講習会予定 現行の内容のまま、2008 年度も実施するかどうかについて議論した。意見としては以下の通 り。 プロバイダ作成実習を組み込むと、細部にいきすぎて全体像が見えにくくなるのではな いか。いろいろなサンプルを説明することで、自分に当てはまるケースを見つけること ができメリットをイメージできるように思う。そのようなことを説明する講習会があっ ても良い(藤平)。 日本では監視系アプリケーションが馴染んでいること、MS-Office 系ソフト・Visio が普 及していることから、Office 系アプリケーションセミナーをしてみるのは一つの手であ る(犬飼)。 実習を伴うセミナーと伴わないセミナーに分けるというのはどうか。実習を伴わないセ ミナーでは営業に徹しメリットを説明する。一方、実習を伴うセミナーは、ロボットの 対象を決めプロバイダの作り方を説明する、という風に分けてはどうか(木村)。 講習内容は広報内容と連動して検討するのが良いと思われる。したがって講習内容について は、広報委員会が設立したときの最初の検討事項とする。 講習会の日程は別途検討する。 ORiN 協議会 ORiN 技術委員会・議事録 Page 3 5. ISO 状況報告(榊原殿) 榊原殿欠席のため中止する。 6. 協議会新 HP 状況報告(三浦殿) 各自、担当部分をご確認の上、内容について返答をいただきたい。 デンソーウェーブ)犬飼殿より提出された内容が反映されていないため、対応する。 →三浦殿 7. 2008 年度の技術委員会活動計画 アプリケーション部会が ORiN と他の世界とが触れる部分であり強化していきたい。 MS-Office(Word, Excel, PowerPoint)や Visio に連携する形で、ORiN「見える化パック」 などを用意し、RAD ツールで貼り付けるだけで ORiN アプリケーションが作成できるような コンポーネントはどうか。 IBM のホームページビルダーについても、ビルトインの形で ORiN 稼動監視アプリケーショ ンができるといった例が考えられる。タイアップしたいので技術提携してもらいたい、と持 ちかけるというのはどうか。ただしその場合は、テンプレートは ORiN 協議会から提供する 必要があるだろう。 実際のユーザーがデンソーしかない点が弱い。最低限、ORiN 協議会メンバーの社内で使用 実績を挙げてもらいたい(下谷)。 技術事例紹介・社内適用事例を作成してもらいたい(大寺)。 →企画部会あるいは広報委員会にて、書式を作成する。 具体的議論は持ち越しとする。 8. その他 ORiN 技術委員会・次回予定 日時を 2008 年 5 月 9 日(金)13:30∼16:30 で仮決めする。場所をデンソー殿施設とす るが、会議室を調査した上で、改めて犬飼殿より候補日を連絡する。 以上
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